話がわかるよ

Last-modified: 2018-11-30 (金) 00:25:49

0383 名無しさん、君に決めた! 2018/10/22 23:24:48

オニシズクモ「……ネクロズマさんも動き始めたのかぁ」
オニシズクモ(もし完全に力が戻ったら……一体どうなってしまうんだろう)


ドタドタドタドタ
キルリア「おいっ!オニシズクモ!ヨノワール!いるか!?」
カプ・テテフ「あっ、キルリアさん」
キルリア「うおわァテテフさん!?あんた方なんでここに……」
ヨノワール「どうしたんです?」


0384 名無しさん、君に決めた! 2018/10/22 23:26:50

キルリア「さ、さっきウルトラホールの観測をしてたんだよ。間近でな」
オニシズクモ「ああ、前からやってたね」
キルリア「そしたら急にウルトラホールの色が白く変わって……ソルガレオさんとルナアーラさんが吸い込まれちまった!」
ヨノワール「!」
カプ・コケコ「!」


0385 名無しさん、君に決めた! 2018/10/23 14:10:50

カプ・コケコ「なんだって!ソルガレオとルナアーラがどっかいっちまったらネクロズマも探しに行けねえしアローラ全体がヤベーことになるだろ!!」
フェローチェ「コケコ!ソルガレオ夫妻の力借りる作戦自分の口で言ってどーすんのよ! そもそもソルガレオたちがいなくなるとなんかまずい事でも起きるの?」
カプ・テテフ「この世が闇に包まれちゃうのですよ!だから一大事ですぅ!」
ナマコブシ「え!  ……でもアローラ以外の地方は別に何ともなってないみたいですよ」
ナマコブシ「この世界の太陽光の届き方のメカニズムってどうなっているのでしょうか?」
キルリア「おい、ふれちゃいけない設定に触れるんじゃない!」
ディアルガ「全くだ」
パルキア「これ結局どうなんだ?アローラにホールがあるから最初はアローラから吸い取られて、だんだん別の地方からも光が消えてくんだっけ?」
ディアルガ「多分そうだぞ」


0386 名無しさん、君に決めた! 2018/10/23 23:05:49

オニシズクモ「落ち着いて。今のところ何か思いついてるの?」
キルリア「ええと……こっちの設備で一回だけ、ウルトラホールを開けられる。マーカー撃ったから場所もわかってる。ソルガレオさんとルナアーラさんを助けにいくことはできるんだ」
キルリア「ただし、動けるのは片道だけだ。向こうで夫婦を助けられなかったら、確実にこっちの世界に戻ってくる方法は……なくなる」
ヨノワール「できる限りの戦力をつぎ込んだ方が良いですね」
キルリア「作戦が成功すればな」
デンジュモク「……ふーん……なるほどなァ」
カプ・コケコ「そういうことだな」
ナマコブシ「お二人ともカンニングが成功した男子中学生みたいな顔してますよ」
フェローチェ(コケコはともかくデンジュモクに顔なんてあるのかしら……)


0387 名無しさん、君に決めた! 2018/10/24 22:52:03

フェローチェ「ねえちょっと」
キルリア「いきなりなんだよ」
フェローチェ「私たちもソルガレオたちが消えたウルトラホールの先へ連れて行って!」
キルリア「ダメだ!それにソルガレオさんたちが消えた場所にお前らの探しているネクロズマがいるとは限らないんだぞ!」
ヨノワール「戦闘できる者達を今すぐ招集して現場に向かわなければ。 お嬢さん、焦る気持ちは分かります、しかし……」
ヨノワール「関係ないポケモンを巻き込むのは三流の仕事、そして……悪く思わないでほしいのですが」


ヨノワール「敵か味方かも分からないポケモンと共に行動するのは今の私たちにとって最も避けたい事……」
フェローチェ「…………」


0388 名無しさん、君に決めた! 2018/10/24 23:08:04

フェローチェ「私たちを、信頼してないって事……… なのね……」
キルリア「悪いが、本来俺たちはお前らのような存在が騒ぎを起こさないかどうか警戒するのが役目だ」
デンジュモク「おいおい俺たちを一まとめに悪いポケモンだって決めつけんなよな!」
キルリア「じゃあもっと言葉遣いを改めなチンピラでくの坊!」
デンジュモク「何がチンピラでくの坊だゴラァ!!」
カプ・コケコ「俺は行ってもいいだろ!それにソルガレオたちは俺たちの上司だぞ!ここで助けに行かなかったらいつ助けに行くんだよ!!」
カプ・テテフ「そーですよそーですよ!ルナアーラ様達が心配ですぅ」
キルリア「お前は自分の島の心配してりゃいいんだよ!下手に島離れた時に事件でも起きたらどうするんだ」


0389 名無しさん、君に決めた! 2018/10/25 22:45:38

ナマコブシ「しょうがないですよ皆さん、一旦帰りましょう?」
フェローチェ「でも……」
ナマコブシ「ね?」
キルリア「そこのナマコは話がわかるみたいだな」
デンジュモク「でもよ……」
ナマコブシ「いいから戻りますよ」
ヨノワール「お帰りですか?では、また」

ナマコブシ「さて、こっそり入り込む方法考えましょう」
フェローチェ「話がわかるわね」