良意味が分かると怖い話1-10

Last-modified: 2024-04-25 (木) 10:42:19

【覗き】

先日、地元の駅のトイレで覗きされてしまいました…orz

きれいなトイレではないので、普段は行きたくないのですが、
その時は我慢出来ずに駆け込みました。

用を足し終えて立ち上がると、不意に背後から視線を感じました。

ふと後ろのドアの方を見ると、トイレの床からドアまでの約5センチの隙間から覗かれてたんです!!

男性の目が、そこに2つ横に並んで私をじっと見てました。

確実に一部始終見られてます・・・最悪・・。もう恐怖と動揺で頭がパニックになり、
震えが止まらず他の誰かがトイレに入ってくるまで外に出られませんでした。

みなさんも気をつけて下さいね。

解説

目の位置が低すぎる





【アロマの良い匂い】

まじで動くのもめんどくさい。最近ずっと横になりっぱ。何してんだろ俺って声がいっつも頭の片隅にある。
まあ部屋がいい匂いするのは癒しだけど。あーいう良い匂いってこれアロマやら香水だったんだな気に入ったわ。今までこういうの知らなかったし良い匂い出せるアイテムの存在って。なんか良い気分にもえっちな気分にもなるし。たまたまだけど知れて良かったな。
てか今日はそろそろ普通に動きたくなってきたな。あ、けど帰ってきた。もう夕方か。ならいつも通りこのまま寝てるか、うん…。この際洗面所行くのとか寝てる時でもいいやむしろそっちの方が興奮するし。

解説

一人暮らしの女の家のベッドの下で暮らしてる語り手。





【監禁】

パチ●コの帰り道、ふと見上げると街路樹に何かが引っ掛かっていた。
少し気になった私は近くに落ちてた枝を使って、それを落とした。
なんてことはない。ただの紙飛行機だ。
しかし広げてみると拙い字でこう書かれていた。
『助けて!』
私はドキッとした。一体誰がどこから飛ばしたのだろう?
ここの近くにはとある大きな団地が位置する。私には心当たりがあった。
怒りを抑えながら足早でその部屋に向かった。

解説

語り手が誰かを監禁している





【幼い二つ子】

マナとカナという名前の双子は虐待環境の中生まれ育ってきた。まともに言葉を教わらず知能も未発達なまま、彼女たちに許された言葉は親に自分の名前(きごう)を伝えることと「はい」の返事のみであった。

ある日双子の存在を知る男が、幼い二つ子で売りつけるために二人を誘拐した。
男はトラックの荷台に双子を乗せて山道を走らせていた。
しかし、道中フロントガラスの目の前に何かがよぎり、驚いた拍子に雨でスリップしトラックが派手に転倒。男が運転席から脱出し、荷台を確認しに行くと、双子のうち片方は頭が割れ、息絶えていた。
もう1人はただ黙って、呆けたように死体を見つめるのみだった。
男は死んだ方を土の中に仕方なく埋めると共に、ふと死んだのがどちらの方か気になったので、土で覆い隠し死体の遺棄を終えたタイミングで生き残った方に尋ねた。


「おい生きてる方。今埋めた方のアイツはマナか?カナか?」

雨がざあざあと降っている。

「ええ?どうなんだ。死んでる方の”名前”は。」

「マナ」

従順に彼女は答えていた。妹を死なせた誘拐犯にさえも。

「じゃあお前はカナの方か。よく聞け、今から素直に俺の指示に従ってればお前を自由にしてやる。だから黙って大人しく言う通りにしろ。(んなわけねーだろ。お前だけでも何とか高く売りつけてやるよガキ。)
いいな、カナちゃんよ?」

「はい」

返事がカナから返ってきた


解説

「マナ」と答えた方は、自分の名前を従順に答えただけの本人である





【可愛らしい妹】

親の都合で住みなれた家から引っ越すことになった
俺は友人と離れるのが嫌で反対したんだけどさ 「2:1で多数決だから」とかいう意味分からん理由で引っ越すことになっちまった。

新しく引っ越してきた家の新しい自室でネット環境を調えてつい昨日2ちゃん使えるようになったんで久しぶりの2ちゃんを楽しんでたんだけど、疲れが溜まってたから深夜に2回目の風呂に入ったのよ
湯船に浸かってのんびりしてたら2階から誰かが降りてくるんだけど
家族起こしちゃったかなと思ってる内に足音が脱衣所に入ってきて声がしたんだ
「お兄ちゃん、お風呂入ってるの?早く上がってよぉ~」
え?と思って黙ってると続けて
「もぉ~、上がらないんだったら一緒に入るよ!」
言うか言わないかするうち戸が開かれる
ビビって戸を渾身の力をかけて
押さえて 「あっち行け!」って叫んだよ。
そうする内に向こうの力が弱く
なって 「もうちょっとだったのに」 って声と共に足音がどんどん離れて行ったんだ

でも俺の声で家族が起きて来て 「夜中に騒ぐな!迷惑だろうが!」
「引っ越してきたばかりなのに御近所に迷惑掛けないでよね」
って叱られちまったが…

俺はそれどころではなかった

解説

3人家族なので妹なんていない





【結婚式前夜の10件の電話】

結婚式の前夜、帰宅すると留守電が10件も入っていた。

「お前を絶対許さない」
「目立つなチビカス」
「デブひろw」
「飛べない豚はただの豚ひろ~」
「浮かれてんじゃねえよハゲ!」
「人並みに痩せろ!」
「ろくでなし」
「式の前に殺してやる」
「くっさー死ね」
「ん~、チビのくせに結婚?」

内容はすべて誹謗中傷で、しかも音声が加工されていたため誰だか分からなかった。
思い当たる節をあれこれ考えていると、突然、電話が鳴った。

A「おーい博志、ビビってるか?」
B「ごめんひろし君。許して~」
C「ヒロくん暗号だよ暗号~。サプライズでご・め・ん・ねっヒロくん⭐︎」
A「台本書いたのはCだからな。恨むならCだぞ(笑)」

ふざけやがって、あいつら…こんなもん、分かりづらいわ!
明日、式場で会ったら全員しっぺだな


解説

最初の文字を並べると「おめでとうヒロシくん」。





















でも原稿を考えてるのはCでCはヒロくん呼びなので縦読みメッセージは「おめでとうヒロくん」になるはず。





【トンネルと手形】

原文

僕たちは大雨で遊園地に行く予定がなしになったので、県内の有名な幽霊の出るトンネルに行こうという話になった。
そのトンネルは県内の端っこにあり車で一時間程度の場所にある。

この話にのってくれたのは、僕とAとBだった。
車でそのトンネルに向かっている途中、友達のCを拾い全員で四人で行った。
その日は寒く、車のエアコンをガンガンに効かせていた。

車はトンネルの前に着きそのトンネルを見るとただならぬ雰囲気を出していた。

「ヤバい雰囲気出してるな」とA。
それに対して
「いや、どうせ幽霊なんて出ないでしょ」とB。
「出たら出たで面白いじゃん」とC。

じゃあ行くよ、と僕はアクセルを踏みトンネルに入って行く。
中盤へ来た時、異変がおきた。

ペタペタ

という音と共に無数の血の手形が窓ガラスについていく。

一同は悲鳴を上げて、近くのコンビニに逃げ込こんだ。

「あれなんだったんだろ?」とA。
「こわっ」とB。
「あのトンネルヤバい奴がいるな」とC。

そして一同は、もっとあのトンネルから離れようという結論になり車に戻ろうとした。

AとCは後部座席にBは助手席に乗った。

「早く乗れよ」とB。

でも、僕はパリパリに乾いた手形を見て車に乗れなかった。

ーーー
ーーー

大雨で遊園地に行く予定がなしになったので、県内の有名な幽霊の出るトンネルに行こうという話になった。
トンネルは県内の端っこで車で一時間程度の場所に位置する。
この話にのってくれたのはAとBで、そのトンネルに向かう途中友達のCも拾い計四人で行った。
その日は夜なのにジメジメと熱く、車のエアコンをガンガンに効かせながらの夜行であった。

車がトンネルの前に着き、見るとそのトンネルからはただならぬ雰囲気が醸し出されていた。

「異様にヤバい雰囲気出てんな」とサイドウィンドウ開け直に語るA。
「いや、どうせ幽霊なんて出ないでしょ」とB。
「出たら出たで面白いじゃん。あとエアコン逃げるから閉めろ」とC。

僕は「じゃあ…行くよ?」と3人に告げ、アクセルを踏みトンネルへと入って行く。
ついてんのかよく分からない照明の元、サイドウィンドウをAが閉めつつ、薄暗いトンネルの中を車は進んでいった。

そうして走ってたところで




















無数の赤い手形がバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ
窓ガラスに張り付く




4人とも声にならない悲鳴をあげ、僕が猛アクセルを踏んだ。








トンネルを出た後、人けあるコンビニに駆け込め、濡れながら車を離れる僕たち。

「こわいこわいこわいなんやこれwwww…」とA。
「なにこれ、いやいや…だ、誰かがいたずら仕掛けたんでは??」とB。
「え、てかあっぶな窓閉めててよかったんじゃね」とC。
た…たしかに開けっ放しで走っててあのバタバタが中まで入ってきてたら…と僕。

コンビニの屋根の下で3分ほど話してた僕たちだが、
もっとあのトンネルから離れようという結論に達し、少し跡が消えつつあるも全身赤い手形だらけの車に震えながらいそいそと戻る。
あのトンネルマジでやばいやついたんだなーと言葉交わしながらAとCは後部座席に、Bは否定しつつ助手席に乗る、

「早く乗れよ」と一同。


でもパリパリに乾いた窓ガラスの手形を見て僕は車に乗れなかった

解説

雨が降ってるのに跡が乾いてるため、車の中からも手形がつけられてる





【実験だ】

俺はとある噂の廃墟に探検に来た。頭のイカれた殺人鬼がおぞましい心理実験をしていたという噂だ。
とある小部屋のゴミの塊の上に、古ぼけた日誌を見つけた。

『今日、活きのいい家族を拉致した。若い夫婦、夫の両親の4人だ』
『小部屋に軟禁したが衣食はずっと与えてやる。こちらが提示する条件は1つ、最後に部屋を出た者を銃殺する。』
『夫婦愛が壊れるか、親子愛が壊れるか。とても興味深い。』
『1月が経った。夫は4人全員で帰ると宣言している。私が彼らの命を自由にできる限り、それは不可能だ。』
『半年が経った。すでに何かを決意した様子だ。』
『1年が経った。彼らの答えを見せてもらった。それは私の予想をはるかに超えるものだった。約束通り、無事に部屋を出て行く4人を見送った。』
『それにしても決意した人間の考える方法は、時に、実におぞましい…』

俺は部屋の中心の小さなゴミの塊を改めて凝視し、真実を忘れるため足早に部屋を出た。

解説

赤ちゃん産んだ後すぐ殺した





【井戸】

ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。

5年後、些細なけんかで友達を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。

10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。

15年後、嫌な上司を殺した。
死体は井戸に捨てた。次の日見に行くと死体は消えていた。

20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺した。
死体は井戸に捨てた。
次の日見に行くと死体は消えずそのままだった。
次の日も、その次の日も、死体はそのままだった。

解説

母親が何十年も死体を処理してくれていた





10.【ファンがDVDでダンス】

アイドルはよくファンからDVDをもらうらしい
あるグラビアアイドルも握手会でファンから1枚のDVDをもらった
握手会後、その子が他のグラビアアイドル仲間数人と控室で集まって話をしているとそのDVDの話になった
「何入ってるんだろ」
「どうせ気持ち悪いやつだよ」
などと話ながらビデオをかけてみることに

写っていたのはビデオを渡した小太りの男が部屋でずっと曲にあわせてダンスを踊っているというものだった

「やっぱり~こんな気持ち悪いやつだよ~」
周りみんなが笑い出しますが
もらった本人は青ざめて泣き出した
「どうしたの?」
と仲間が問うと













「この人が踊ってる部屋・・・・私のリビング・・・・」