Asgard 行動指南書

Last-modified: 2015-12-25 (金) 08:45:34

10vs10 Asgard 行動指南書

この記事は個人ブログからの転載です。転載、加筆に関しては了承済み。

まずはじめに

チームとの連携が完全に取れる上級者には不必要なもの。
コミュニケーションの取れない野良と遊ぶ際に最低限のゲーム性を確保するための行動指南書。
野良にしろフレにしろ初動で必ずCV設置予定地/担当戦線地点にフレアマークを置くこと。
以下の文字をチャットで打ち自ら率先してフレアを撒けば野良でもだいぶ変わる。
大抵の場合野良に足りていないのは戦闘のセンスではなく打合せなどの連携。

  • Mark your distination, no arty-only, no air-only.

意訳

  • 自分の行く場所にマークを置こう、Artyだけとか、Airだけとかはナシね。

Asgardその1.jpg

Asgardには10のラインが存在し、このラインを10人のプレイヤーで防衛する。

ゲーム開始時に自分のCVがあるところを担当戦線とし、できるだけそこから移動しないこと。
(FOBは一箇所に固めすぎると不都合な場合もあるため、好きなところに動かすのもよい)
本来の担当者がチームの了承を得ずに戦線を移動すれば、そこは防衛の穴となり味方に多大な迷惑がかかる。
野良でチームの了承を得ることは非常に難しい。基本的に移動しない方が良いのは言うまでもないだろう。
 
また味方が移動して穴があいてしまった場合はチャットで助けを求めること。(Need one more at left等)
適当な英語でも伝わるので上級者がカバーしてくれるかもしれない。
Conquestではないが他人の戦線に迷惑をかけないために一応の最低防衛ラインを設ける。

Asgardその2.jpg

各ラインの説明

Asgardはほとんど上下対称のため、細かい違いについては割愛する。 

各戦線とも防衛に徹すれば、崩壊しかかっている味方戦線の援護に行けるというメリットが有る。
ただし、防衛に徹している間は、その担当戦線の相手側の人間もフリーであることを忘れてはならない。

①ライン

Asgardその3.jpg

自分側の戦線に見える左下の拠点が自拠点からの距離がかなりあり、地上ユニットに至っては相手側の増援のほうが早い。
大抵の場合相手の担当人数も多くかなり難易度は高め。対空ヘリ、ヘリCVが必須で、それらがなければ苦戦は必至。
やっとの思いでエリアを確保したと思ったら、次はAsgard1、2を争う大規模な地上戦が待ち受けている。
部屋に5番目に入った人の担当戦線がここ。

こちらは有志製作の通称左戦線の解説動画。

②ライン

Asgardその4.jpg

基本的に相手は最低防衛ラインを超えてこちら側に攻めてこない。
北側の森に視界の通るReconユニットと射程の長いユニット、必要なら左右の戦線をカバーできる超射程AAを置いておこう。
防衛ライン手前にある崖下の森林地帯に歩兵等の防衛ユニットを配置しておくと、相手は更に攻めづらくなる。
隣の①ラインが崩れれば②ラインも危うくなるため、自分の戦線を守るために初動から①ラインの援護に行くべき。
部屋に9番目に入った人の担当戦線がここ。

③ライン

Asgardその5.jpg

自拠点に最も近い復活拠点がある戦線。
大抵の場合敵は最低防衛ラインを超えてこないか、超えてきても対処が簡単な場合が多い。
③ラインも自拠点での大きな戦闘が起きないため、ここの担当者がMainBaseとすぐ近くのセクターの2つにCVを送ろう。
ちなみにサーバーに一番最初に入った人が担当するラインがここ。

④ライン

Asgardその6.jpg

中央市街地手前の拠点を制圧し、なおかつ北側の市街地にちょっかいを出し続ける戦線。
ここの戦線担当者の働きで中央線線担当者はかなり楽になる。
アホAIのせいで左側SpawnPointからの距離が近いのにもかかわらず増援到着に時間がかかる。
ヘリコプターで歩兵を送るか、地上ユニットであれば思い切って市街地右側から復活させたほうが良い場合もある。
敵中央市街地の復活拠点から近いため、敵が本格的な攻勢に出てくるととたんに難しくなる戦線。
6番目に部屋に入った人がここ。

⑤&⑥ライン

Asgardその7.jpg
Asgardその8.jpg

言わずと知れたAsgard1,2位を争うクソ禿げ上がり戦線。
全世界のArtyユニットをその決してとても広大とはいえない市街地でピンポイントに受け続け特殊部隊4スタックが1発の砲弾で消し飛び司令官の毛根が全滅する。
決して止まってはいけない。強力な歩兵ユニットで押し切るか、そうでなければいっそ撤退してもいい。
担当者二人は中央の森を挟んで南北に戦線を分担すると楽。
⑤ライン担当者はMainBaseにCVを残し、その他のユニットで市街地に速攻をかけ
⑥ライン担当者は必ずAAユニットと足の早い地上Reconユニットを随伴させたヘリ歩兵CVで市街地右SpawnPointを確保しに行くこと。
2、10番めに部屋に入った人。

こちらは有志製作の通称中央市街地戦線の解説動画。

⑦ライン

Asgardその9.jpg

クソ暇戦線、通称NEET戦線。
部屋に3番目に入ってきた人の戦線。

防衛ラインにある山脈のせいで本格的な侵攻が難しく、せいぜいこの戦線から出来る攻勢は偵察からの砲撃だけだろう。
とは言え、敵の山越えを許すとGolf→⑧ラインの増援通路である峡谷を脅かされ、右隣の戦線担当者が辛くなる。
最低限の防御と監視の目は必要である。

⑧ライン

Asgardその10.jpg
増援ユニットの復活拠点とその移動経路に癖があり、苦戦することの多い戦線。
左側の安全が確保できていない場合、新たなユニットを出すときは一旦手前に出してから前線に送ろう。
市街地があるからといって歩兵を主戦力にするのではなく、あくまで歩兵はサポートに止め、戦車をメインに使うべき
敵ユニット復活ポイントの山手前を制圧すると楽になる。
7番目に部屋に入った人がここ。

こちらは有志製作の通称糞ヒマ右戦線の解説動画。

⑨ライン

Asgardその11.jpg

最低防衛ラインの左側に最低限のユニットを配置し、その他のユニットで相手の右奥拠点攻勢の手助けをしよう。
あっさり確保できることの多い敵右奥セクターだが、一度敵に制圧されると大量の増援が湧いてくる。
自分のセクターを楽にするためにも、初動から右隣の戦線担当者と一緒に右奥セクターへ攻撃しよう。
自軍⑨&⑩の連合 VS 敵軍①&②の連合との戦いとなる戦線。
4番目に部屋に入った人の戦線がここ。

こちらは有志製作の通称右から二番目戦線の解説動画。

⑩ライン

Asgardその12.jpg

初動のヘリラッシュや、地上戦を楽しめたりと色々楽しい戦線。
自分の戦線を放り出してまでここの戦線に行きたがる外人が多数。
ヘリラッシュをしないのであれば、本格的な地上戦に備え強力な戦車が必要となる。
8番目に部屋に入った人の戦線がここ。
 
⑦ラインは基本戦闘が発生しないが、このラインを数に入れて10戦線となる。
どの戦線も大切で、「10人いるんだし俺一人がArtyOnlyでもいいか」と言っている余裕など到底ないことがわかる。
 
"Arty専門やAir専門のプレイヤーがいてもいい"?
では誰がそのArty専門/Air専門のプレイヤーが見るはずだった戦線を防衛するのだろうか?
そもそも一体誰がArty専門/Air専門としてプレイするのか?
そういった取り決めを試合前に行えるのならいいだろう。だが十中八九野良の即席チームでそんな打ち合わせは無理だ。
よってこのようなプレイングは、自重すべき自己中心的なプレイングと言える。
 
10vs10は、決して自己中心的なプレイングができるゲームルールではない。
9人の味方は、お互いにカバーし合う仲間ではあっても、自分の代わりに戦線を張ってくれる壁役ではないのだ。