イギリス RankII 爆撃機 Halifax B Mk.IIIa
概要
1.59アップデートで追加されたイギリスの重爆撃機。
改修を進めていくことで、ランクIIのBR4.0ながら5トンを超える爆装が可能となる。
機体情報(v1.61)
必要経費
必要研究値(RP) | 26000 |
---|---|
機体購入費(SL) | 100000 |
乗員訓練費(SL) | 29000 |
エキスパート化(SL) | 100000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 10 |
護符(GE) | 1100 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.0 / 4.0 / 4.3 |
RP倍率 | 1.42 |
SL倍率 | 1.5 / 3.2 / 3.9 |
最大修理費(SL) | 840⇒1079 / 1020⇒1272 / 1350⇒1684 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 429⇒480 / 420⇒454 / 420⇒454 |
(高度4115m時) | |
最高高度(m) | 7620 |
旋回時間(sec) | 35.3⇒32.8 / 35.7⇒34.0 / 35.7⇒34.0 |
上昇速度(m/s) | 2.4⇒12.5 / 3.8⇒6.5 / 3.8⇒6.5 |
離陸滑走距離(m) | 750 |
最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
毎秒射撃量(kg/s) | *** |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
銃手(人) | 3 |
限界速度(IAS) | *** km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/s, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/s |
主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機銃 (単装) | 7.7mm ヴィッカース K | 1 | 1000 | 機首 |
機銃 (4連装) | 7.7mm ブローニング .303 | 2 | 9200 | 尾部/上部 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 費用(SL) |
---|---|---|---|
7.7mm ヴィッカース K | 既定 | T/AP/Ball/Ball/I | 0 |
徹甲弾 | IT/AP/AP/AP | 50 | |
汎用 | IT/AP-I/AP-I/AP-I | 50 | |
7.7mm ブローニング .303 | 既定 | T/AP/Ball/Ball/I | 0 |
徹甲弾 | IT/AP/AP/AP | 50 | |
汎用 | IT/AP-I/AP-I/AP-I | 50 |
追加武装
分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
B | 250lbs (113kg) | 15 | -0.7/-**/-** | -1.7/-**/-** | +1.2/+**/+** | (0SL) 基本装備 | △ | 合計搭載量 1564.5kg (爆薬量460.5kg) |
B | 500lbs (227kg) | 15 | -2.2/-**/-** | -3.2/-**/-** | +2.5/+**/+** | 1100 | △ | 合計搭載量 3196.5kg (爆薬量982.5kg) |
B & B | 500lbs (227kg) | 6 | -2.9/-**/-** | -4.9/-**/-** | +4.4/+**/+** | 2100 | △ | 合計搭載量 5445.6kg (爆薬量3004.62kg) |
1000lbs (454kg) | 9 |
機体改良
Tier | 名称 |
---|---|
I (必要RP:1800) | 胴体修理 |
ラジエーター | |
SUBC mk.I | |
II (必要RP:2000) | コンプレッサー |
機体 | |
7.7mm 銃座用 弾薬ベルト | |
III (必要RP:2200) | 主翼修理 |
エンジン交換 | |
MBC mk.III | |
IV (必要RP:2900) | インジェクション交換 |
カバー交換 | |
新しい7.7mm機関銃 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
本機の最大の特徴は、ランクIIの機体でありながら最大12000lb(約5.5t!)にも及ぶ爆装が可能な点である。悪くない上昇力も合わさり、単純な基地爆撃能力であれば同格の他の爆撃機の追随を許さない。
銃座は英国爆撃機の例に漏れず、真下は死角となる。その上、やはりというか、7.7mm機銃のみなので一撃の威力に乏しい。
ただし後方上空への防御砲火は凶悪である。この方向から襲来する敵機は4連装7.7mmの尾部・上部銃座双方の射界に入るため、霞のように吐き出される謎火力7.7mm弾の洗礼を受けることになる。瞬く間に炎上させられ、エンジンを破壊され羽根をへし折られるだろう。機銃手が紅茶片手に仕事をしていなければ、だが・・・
主役たる大量の爆装の内、最大爆装である6*500lbs+9*1000lbsは6発の500lbs爆弾を投下し終えると同時に爆撃照準が極めて大きく後方へとズレ、再度照準が目標へ向かうには数秒が必要になる。AB等においてバーチャル爆撃照準(茶色の円と十字)を用いた緩降下爆撃を行う場合はそれほど問題にはなりえないが、 水平爆撃時に爆弾一斉投下ボタンを使用した際や、勢い余って7回目の爆弾投下キーを連打した場合に貴重な1000lbs爆弾が無駄になる可能性があるため注意が必要である。
立ち回り
【アーケードバトル】
基本的な使い方は前機体であるウェリントンと変わらない。敵迎撃機の標的に選ばれないことを祈りつつなるべく高度をとるようにしよう。一度基地上空まで到達できれば、同BR帯で群を抜く爆撃能力を遺憾なく発揮してくれるだろう。
なお、ウェリントンからランカスターに至るまでの英爆撃機は機体性能やBRの割に爆弾搭載量の多いため真っ先に狙われる確率が非常に高い。自分が狙われていると思ったら、早めに急降下してKAMIKAZE爆撃体勢に入ってしまっても良いだろう。もし敵機が追撃を諦めたら、反転上昇することで失った高度をそこそこ取り戻すこともできる。後方、上方に向けて8門もの7.7mm機銃が弾幕を張るため急降下時に射界を意識し継続的にヒットさせることが出来れば返り討ちも夢ではないであろう。注意点としては最大爆装である5.5トンもの爆弾は威力相応の補給費用が必要とされることである。といっても機体性能を存分に活かせば収支が赤字になる事はまず無いといってもいいであろう。本機は大ペイロードの爆撃機としては旋回時の良好な安定性と上昇力を備え、急降下速度や急降下時の爆撃照準点の微調整のし易さにも比較的ではあるが優れている。正に逸品と言っても差し支えないであろう。
【リアリスティックバトル】
改修によって装備できる500lb(227kg)×6発と1000lb(454kg)×9発は、全ての小基地を1飛行で破壊することができ(500lb×6発+1000lb2発・1000lb×3発・1000lb×3発)、飛行場のゲージを半分ほど削ることもできる。対日本戦MAPでは、搭載量を活かした絨毯爆撃で空母の弱点である格納エレベーターを突きやすく、一機で3隻を撃沈することも十分可能、戦闘機の目を盗み迂回して攻撃へ向かうこと。爆弾は500lbから先に落下し、500lb爆弾と1000lb爆弾は着弾照準にズレが起こる(1000lbが少し手前に合わさる)ので、絨毯爆撃を行う際には気をつけるように。
【シミュレーターバトル】
本機は4発機であるためエンジンパワーに余裕があり、乗り出しでも上昇力に困ることは無いだろう。基地を飛び立ったら290km/h前後を維持して、マップの端に沿って上昇しよう。目安は対空砲の攻撃を受けにくく、万が一敵機に発見されても直ちに迎撃される心配の少ない高度4000m、より安心を求めるのであれば5000m以上である。
SBでは低空戦闘が主体であるため、迎撃機が高度4000m付近まで上がってきていることは少ない。そしてマップ端を飛行していれば、さらに被発見率は下がる。なお、雲が出ている場合には、雲の中に隠れながら飛行することで、安全に敵飛行場に接近することができる。この場合は雲底+400mぐらいの高度を維持すればよい。ただ、敵にレーダーを装備した夜間戦闘機がいるとこの手は使えない。
高度を確保したら、敵小基地を連続で通過するようなルートを通って15発の爆弾を届けてやろう。
当然そんなことをすれば相手の警戒は高まり、普段は現れない高度まで迎撃機がやってくるようになるため、自軍飛行場付近での旋回上昇、あるいは高度を稼いでからの緩降下高速爆撃など、策略を駆使して特別お届け品を配達しよう。
史実
ハリファックス(Halifax)は、ハンドレー・ページ・エアクラフト・カンパニー(Handley Page Aircraft Company)によって開発されたイギリス軍の四発爆撃機。アブロ・ランカスターと同世代の機体である。
生産数は6176機。うち、「B Mk.III」は2091機。
1935年、英国の空軍省が、当時の英空軍主力爆撃機であったヴィッカース・ウェリントンの後継機を求めた要求仕様書「B.1/35」を発行した。これに応える形で、ハンドレー・ページ社は「H.P.55」と呼ばれる機体の設計案を提出。しかしこれは不採用に終わった。
翌年、高速戦術爆撃機を求める要求仕様書「P.13/36」が出されたとき、ハンドレー・ページ社は先述の"H.P.55"を変更し、要求仕様書に定められた通りロールス・ロイス社製「ヴァルチャー」エンジン(失敗作エンジン)の双発仕様の機体を設計。「H.P.56」と名付けられたこの機体は2機の契約を得ることに成功した。
しかしハンドレー・ページ社は「ヴァルチャー」エンジンに対して早期の段階から信頼性に疑問を呈しており、空軍省を説得してこの機体をさらに改修。ロールス・ロイス社製「マーリン X」エンジン(出力1280馬力)の四発仕様とし、これを「H.P.57」と呼んだ。
1938年末にはこの「H.P.57」は100機の発注を受け、その際に空軍省から「ハリファックス(Halifax)」という制式名称を与えられた。ところが開発に深刻な遅れを生じており、初飛行が行われたのは1939年9月24日。1940年10月になってから、ハリファックスの最初の量産型である「B Mk.I」の部隊配備が始まった。
その後、「マーリン X」エンジンを「マーリン XX」エンジン(出力1390馬力)に換装するなどの改修が施された「B Mk.II」を経て、エンジンを更にブリストル社製「ハーキュリーズ VI」エンジン(出力1680馬力)に換装され、「B Mk.III」となった。
爆撃機型ハリファックスはこの後「B Mk.VII」まで派生型が作られたが、いずれも量産されることはなく、この"B Mk.III"が最後の量産型となった。
とても有名になりドイツ軍から警戒されてしまったアブロ・ランカスターと違って、当時は名を売ることができなかったものの、それ故にたくさんの戦場で活躍することとなった。爆撃機として以外にも、対潜哨戒機として、輸送機として、空挺用機として、グライダー曳航機として、など非常にたくさんの任務をこなしている。
イギリス空軍以外でも、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、ポーランドをはじめ多くの国の空軍でも使用された。
ハリファックスが参加した任務の数は82773回、爆弾の総投下量は224207トンにのぼる。
イギリス軍とフランス軍では1952年頃までに退役。しかしパキスタン空軍では1961年まで使用されていた。
また、戦後一部のハリファックスは「ハルトン(Halton)」と名付けられ、民間輸送機やVIP輸送機として活躍することとなった。
小ネタ
初期の機体は機動性をあげるために翼端の前にスラットがつけられていた。しかしのちに対空阻害気球のワイヤーの驚異に対抗すべく、対阻害気球用のカッターがつけられるとスラットは廃止され初期の機体も同様の改修を受けた。
外部リンク
コメント
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- 今まで7.7mmなんて重量増えるだけだし外したいとすら思ってたけど結構燃やせるね(燃やす以外では落とせないけど) -- 2017-01-28 (土) 07:15:42
- エンジンが止まって飛行場に着陸したところを叩くのだ! -- 2017-02-06 (月) 21:23:35
- 迂回上昇してるとき戦闘機と鉢合わせするとあ…(察し)になる。 -- 2017-02-04 (土) 22:27:14
- 4.3デッキで運用してると全然敵燃やせないんだけどベルト徹甲弾にしてエンジンとかパイロット狙ったほうが良さげ?7.7mmなら効果薄い? -- 2017-02-05 (日) 07:21:19
- 汎用弾でも良いと思うぞけどな...徹甲焼夷弾マシマシだからエンジン・コクピット貫徹も火災も狙えるし。あまり勧めるのは気が引けるけどECで運用するのが一番。日本機は勿論、装甲が多い独機もライターみたいに燃やせる(上手い人とか大口径持ちのAIがいたらアキラメロン) -- 2017-02-05 (日) 07:40:31
- 前下方視界が微妙だな -- 2017-02-10 (金) 12:47:35
- まぁ爆撃機ですしお寿司 -- 2017-02-10 (金) 12:56:04
- ECモードにおける -- SB? 2017-02-10 (金) 17:37:18
- 出稼ぎボマー御用達&ゲームバランスの破壊者。 -- 2017-02-10 (金) 17:38:30
- ECならどれだけ大量に爆撃機出てようが影響ないでしょ。 -- 2017-02-18 (土) 20:45:56
- ほならね、自分で戦闘機乗って爆撃機迎撃してみろって話でしょ?アホみたいな超精度でエンジンぶち抜いてくるし、離着陸時関係なく爆弾滑走路に落としてくるんだぞ?ほぼバルチ状態じゃん。まぁ出稼ぎ位でしかSBとの接点がないプレイヤーとは価値観が違うから分からないのかもしれないけど -- 2017-02-18 (土) 20:59:58
- やけに達観したような口ぶりだが、要するに戦闘機使える自分SUGEEEって言いたいだけやん -- 2017-03-13 (月) 00:50:15
- 出稼ぎボマー御用達&ゲームバランスの破壊者。 -- 2017-02-10 (金) 17:38:30
- アプデで1000ポンド爆弾1つか -- 2017-02-11 (土) 18:26:08
- 2つくらい基地の耐久が残るようになった -- 2017-02-11 (土) 18:26:57
- 高ランク帯の基地耐久、15% -- 2017-02-11 (土) 21:15:02
- ほど上がったからね -- 2017-02-11 (土) 21:15:25
- これ結構げんなりしたけど、こいつの機体性能ならそれでも普通に活躍できるからまあいいや -- 2017-02-13 (月) 19:27:36
- よかった…耐久値が残るのは、自分の腕が悪い訳じゃなかったのか。 -- 2017-02-18 (土) 11:29:54
- 2つくらい基地の耐久が残るようになった -- 2017-02-11 (土) 18:26:57
- 小基地2.7個と飛行場に1セット、トーチカ3つと中戦車2両、敵機2機でたった3万ってこんなに少なかったっけSL...負け戦だからか...? -- 2017-02-21 (火) 01:42:26
- 基本負け戦は安い。現環境だと小基地破壊したらさっさと降下して地上攻撃しないと稼ぎにくい。 -- 2017-02-21 (火) 05:52:47
- こいつを使う気なくした 理由 基地耐久が上がったせいだよ 稼ぎ頭だったのに 余計なことを… -- 2017-02-22 (水) 19:34:42
- 飛行場破壊しなくても小基地と地上攻撃で結構儲かるよ。スポーン地点が相対的に1000m低くなって迎撃率高まったのがでかいんでない? -- 2017-02-22 (水) 21:04:42
- 余計でも何でも無い妥当な処置です(逆ギレ) -- 2017-02-22 (水) 21:44:08
- じゃあランカスター使いましょうねー(いや、稼げるやろ…稼げるよね? -- 2017-02-23 (木) 12:01:38
- 英爆で稼げる稼げないって話が出てくることに感動してる無限豚地獄時代の人間がここにいまして。 -- 2017-02-23 (木) 17:02:23
- こいつ使って -- 2017-02-23 (木) 12:30:30
- (ここで通信は途絶えている…) -- 2017-02-23 (木) 16:33:55
- すまんミスった なんかこいつ使って基地爆撃してRP10000くらい稼いでも機体の開発のRPがその半分も貰えないんだけどどういうことだ?ちなみに護符持ち -- 2017-02-23 (木) 23:42:45
- 無事生還して嬉しいぞ 君はランク5とか4の機体を開発していないかい?例えばランク2でランク5の機体を開発しようとしたらペナルティで半分くらいしかRPはいらんのよ。 逆も然りよ -- 2017-02-23 (木) 23:48:53
- へえ、そんな仕様があったんすねえ、しらなかった。 教えてくれてありがとう -- 2017-02-23 (木) 23:54:50
- (ここで通信は途絶えている…) -- 2017-02-23 (木) 16:33:55
- 一撃で基地破壊できなくなった分、KAMIKAZEでの稼ぎが悪くなったな。強引にでも上に登るしかないね -- 2017-02-27 (月) 22:37:45