JDS Yūgure (DD-184)

Last-modified: 2021-10-16 (土) 16:23:11

日本 Rank II 駆逐艦 Fletcher class, JDS Yūgure (DD-184) | ありあけ型護衛艦ゆうぐれ(DD-184)

JDS Yūgure_DD_184.jpg

概要

2021年4月に行われたイベントFuture Technologyで実装された供与護衛艦。もともとはアメリカのフレッチャー級 駆逐艦で、ゲーム内に実装されているのは供与されて横須賀で改修された直後の姿のものである。
--加筆求む--

艦艇情報(v2.5)

必要経費

必要研究値(RP)N.A
乗員訓練費(SL)4700
エキスパート化(SL)32000
エース化(GE)180
エース化無料(RP)380,000
バックアップ(GE)100
デカール枠解放(RP)80,000

BR・報酬・修理

項目【AB/RB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング4.0 / 4.0
RP倍率1.18 (+100%)
SL倍率0.9 / 1.18
最大修理費(SL)4100 / 6130

艦艇性能

項目数値
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後)
主砲塔装甲
(前/側/後)(mm)
3 / 3 / 3
船体鋼, 16mm
上部構造物鋼, 4 mm
排水量(t)2900
最高速度(km/h)86 / 70
乗員数(人)273

レーダー

なし
艦艇用レーダー解説ページを開く

武装

種類名称砲塔搭載基数弾薬数購入費用(SL)
主砲5 inch/38
Mk.12 cannon,
mount Mk.30
単装414001
副砲40 mm
Bofors L/60 Mark 1
連装52000080

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

艦砲

武装名砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
信管
遅延
(m)
貫徹力(mm)
1000 m2500 m5000 m7500 m10000 m15000 m
5 inch*2/38 Mk.125 inch AAC Mk.34HE2532207920.436
5 inch Common Mk.32Common24.491150792612110283716355
5 inch SP Common Mk.46SP Common25.02906.57926148125101877768
5 inch AAVT Mk.34HE-VT2532207920.000136
 

機銃

武装名ベルト名ベルト内容貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
40 mm
Bofors L/60
汎用AP-T/HEFI-T807066575045
AP clipsAP-T/AP-T/
AP-T/HEFI-T
807066575045
HE clipsHEFI-T/HEFI-T/
HEFI-T/AP-T
807066575045
 

追加武装*3

分類名称搭載数費用
(SL)
搭載条件
爆雷投射機Mk.6680爆雷投射機

爆雷

名称重量
(kg)
爆薬量
(kg)
Mk.6190136

カモフラージュ

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条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前艦艇
派生艦艇
オリジナル車両Fletcher (DD-445)
次艦艇
 
 

解説

特徴

 

【火力】
主砲は最大毎分22発という高レートを誇る米5インチMk.12砲を4門搭載している。この砲は射撃速度が高いことに加え、砲塔旋回速度も5インチ砲としては最速であり急転舵してもそのまま砲戦を続けられるほどの性能がある。
この対艦火力はBR4.0としては最強クラスで、格上の4.3-4.7駆逐艦とも戦うことが十分に可能だろう。また、砲弾の種類も以下のようにとても豊富で、スタイルに合わせて柔軟に変更できる。筆者の個人的な意見としてはSP CommonとHE-VTを1:1~1:2程度混載することがオススメ。

  • AAC Mk.34 (HE): 普通の榴弾。
  • Common Mk.32: 半徹甲榴弾に近い性格の砲弾。
  • SP Common Mk.46: 上の砲弾よりも貫通力が向上した砲弾で、5インチ級としてはかなり貫通力がある。炸薬量はやや減少しているがそれほど気になるものではない。
  • AAVT Mk.34 (HE-VT): 対空用近接信管を搭載した榴弾。ゲーム内では通常の榴弾と威力が同じで、また海面に反応して起爆することもないので対艦対空両用の便利な砲弾として使える。

機関砲はおなじみのボフォース40mm連装機関砲を5基10門搭載している。日本海軍の25mmと比べると射程も長く、弾幕も張りやすいため対空・対ボート共にとても優秀。ただし、20mm機関砲がすべて撤去されているため近距離での弾幕はCowellなどに比べるとやや薄くなる。

追加武装のうち魚雷はすべて撤去されており、爆雷のみを搭載可能。とはいえ爆雷は誘爆の危険がある上射程も極めて短いので搭載する意味はほぼないだろう。

 

【防御】
駆逐艦ながら、舷側中央部の構造材としてRHAに匹敵する性能を持つSTS鋼を使用している。駆逐艦の主砲クラスや徹甲弾相手には無力だが、3インチ程度の小口径榴弾ならほぼ防ぐことが可能。
また、武装が減ったにもかかわらず乗員はFletcherとおなじ273で、BR4.0艦としては比較的耐久力も優秀。

 

【機動性】

速力は日本駆逐艦の中では島風・睦月(皐月)に続き3番目に高速である。また、転舵性能も駆逐艦としては十分なレベルで、上記のきわめて高速な砲塔旋回速度との相性が非常に良い。

 

史実

--加筆求む--
yuugure.jpg
ありあけ型護衛艦ゆうぐれは海上自衛隊初期の艦艇で、運用直後は護衛艦ではなく保安庁(現在の海保などに当たる庁の前身)から分離した直後の名残で警備艦と呼ばれていた。同型艦はフラッグシップのありあけ
日米艦艇貸与協定によって1959年に日本国に貸与され、貸与される前は合衆国海軍駆逐艦「リチャード・P・リアリー」としてモスボール状態で保管されていた。「リチャード・P・リアリー」時代は1943年に進水して以来、スリガオ海峡海戦で山城と戦ったり、ペリリュー島・硫黄島・沖縄の支援作戦を行ながら終戦まで生き残り、終戦後に不活性化が命じられ、1946年12月10日に退役、太平洋予備役艦隊入りした。

海上自衛隊には貸与協定後、カリフォルニア州のロングビーチで引き渡し、曳航にて横須賀入りとなり、IHI東京第二工場で3番砲塔と20㎜対空砲と魚雷発射管を撤去し、ゲームに登場する姿に復帰改修作業が行われた。
自衛隊入りしたありあけ型の役割は練習艦という扱いでとどまっている。というのも、この時期日本国は「警察予備隊(海は海上保安庁)→保安隊(海上警備隊)→自衛隊」の移行期間と共に規模の拡張の過程で、1954年に締結された貸与協定による貸与と自国での建造を並行して行っており、それに伴って乗員の育成が急務だったのである。ありあけ型は比較的旧式な上に貸与協定の貸与期間ぎりぎりの1959年に貸与されたため、練習艦として「おあつらえ向き」だったのである。
そのためありあけ型は現在の護衛艦の形になっていくに従って数度にわたって装備の更新や大規模な改装が行われている。
1970年の退役間近には実験艦としてバウソナーの実験のために艦首を切り取ってバウソナーを装着するなどの改修も行われこの結果が反映されて、しらね型護衛艦の搭載になったりとしている。
「ゆうぐれ」は1970年3月2日に第2掃海隊群、1972年3月10日に第1潜水隊群に移り、いずれも旗艦として支援任務に従事した。両艦とも老朽化に伴い1974年3月9日に除籍、横須賀においてアメリカ海軍に返還された。1976年に売却後、解体されている。

小ネタ

--加筆求む--
因みに護衛艦ではあるが元駆逐艦のためスペースの問題上CICは無い。CICが搭載されるのはありあけ型の後に建造される、戦後初の国産護衛艦である「はるかぜ型」からである。ありあけ・はるかぜの同期は本ゲームにも実装されているいかづち・あけぼのである。ありあけ・はるかぜは遠洋担当のいわゆる汎用護衛艦の「DD」と呼ばれるものであけぼの・いかづちは沿岸警備用の「DE」に区分される。(ちなみにイージスはDDG・いずも等はDDHに区分)
現在はDDは二代目あさひ型護衛艦、DEはあぶくま型・もがみ型(もがみ型は現在FFMという新区分に分類)が担当している。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算
*2 127 mm
*3 爆薬量はTNT換算