イギリス RankII 駆逐艦 Tribal Class,HMS Eskimo(F75)
概要
ver1.83にて実装されたイギリス海ランク3の駆逐艦。
雷撃力より砲撃力!を目指して造られた艦だけあって120mm砲6門と他国の駆逐艦と比べてもなかなかの砲撃戦能力を有する。
艦艇情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 9,200 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 22,000 |
乗員訓練費(SL) | 6,300 |
エキスパート化(SL) | 230000 |
エース化(GE) | 820 |
エース化無料(RP) | 440000 |
バックアップ(GE) | 40 |
護符(GE) | 1400 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.3 / 4.3 / *** |
RP倍率 | 1.18 |
SL倍率 | 1.1 / 1.4 / *** |
最大修理費(SL) | 910⇒1183 / 1300⇒1691 / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 3 / 3 / 3 |
船体 | 鋼, 25 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 2519 |
最高速度(km/h) | 60⇒82 / 57⇒67 |
乗員数(人) | 260 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 4.7 inch/45 Mk.XII cannon, CPXIX mounting | 連装 | 3 | 1200 | 1 |
副砲 | 4 inch/45 Mark XVI | 連装 | 1 | 400 | 1 |
対空砲 | 40 mm 2pdr QF Mk.IIc | 四連装 | 1 | 8960 | - |
20 mm Oerlikon Mk.II | 単装 | 2 | 3600 | ||
12.7 mm Vickers Mk.V | 四連装 | 2 | 16000 |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
4.7 inch *2/45 Mk.XII | 4.7 inch HE Mk.VIIA | HE | 22.68 | 3000 | 808 | 0.3 | 35 | |||||
4.7 inch SAP Mk.VA | SAP | 22.68 | 900 | 808 | 6 | 119 | 100 | 81 | 70 | 62 | 54 | |
4.7 inch HE-DF Mk.VIIA | HE-DF | 22.68 | 3000 | 808 | - | 35 | ||||||
4.7 inch HE-VT Mk.VIIA | HE-VT | 22.68 | 3000 | 808 | - | 35 |
武装名 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
4 inch*3/45 Mark XVI | 4 inch HE | HE | 15.88 | 1550 | 811 | 1 | 20 | |||||
4 inch SAP | SAP | 15.2 | 502 | 805 | 6 | 101 | 86 | 70 | 60 | 54 | 47 | |
4 inch HE-DF | HE-DF | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 | ||||||
4 inch HE-VT | HE-VT | 15.88 | 1550 | 811 | - | 20 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
40 mm 2ポンド砲 | 規定 | HEF | 3 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
20 mm Oerlikon SS | 規定 | HEF-T/AP-T | 39 | 36 | 29 | 23 | 20 | 17 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm Vickers Mk.V | 規定 | AP/I/T | 27 | 26 | 23 | 20 | 18 | 16 |
追加武装*4
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 533 mm Mk.IX** | 4 | 140 | - |
爆雷投射機 | Mk.VII | 2 | 20 | Bomb Mortar |
魚雷 & 爆雷投射機 | 533 mm Mk.IX** | 4 | 160 | Bomb Mortar |
Mk.VII | 2 |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
533 mm Mk.IX** | 1693 | 367 | 76⇒65 | 10.00⇒13.70 |
爆雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) |
---|---|---|
Mk.VII | 196 | 130 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | G-class (H89) |
---|---|
派生艦艇 | - |
次艦艇(右) | N class (G25) |
次艦艇(下) | - |
解説
特徴
なんといってもこの砲戦火力であろう。120mm連装3基6門と現在(ver1.83)駆逐艦の中では砲門数1位タイである。他に6門持っているのは次級のN級とアメリカのサムナーだけである。
現在はUSSサマーズ|の5インチ8門が1位である。
【火力】
120mm砲6門と駆逐艦トップの砲門数を誇る。特に前方に4門指向できるのは大きな特徴とも言える。他国の駆逐艦が精々2門しか指向できない事を考えれば大きなアドバンテージだろう。この為、敵艦に対して艦首を向け被弾面積を抑えつつ砲撃を加えるといった戦い方で優位に立てる。ただしこの戦い方は艦橋への被弾のリスクが高く、艦橋が大破して行動不能に陥る可能性があるのは覚えておいて貰いたい。
砲戦火力全振りの為、魚雷は4連装1基だけだが特に困ることはないだろう。対空能力は高いとは言いづらい。40mmポンポン砲や20mmエリコン、12.7mm機銃など各種対空兵装を備えているがどれも1~2基しかなく全体的な数で言えば少ない。他に艦の後方に102mm高射砲があり、この砲には困った事に対空砲弾がない。時限信管砲弾すらないのでこの砲に対空能力を望むは酷であろう。VT信管を使う事ができるようになった。かと言って対空・対艦に使おうにも1基しかない上に手動で狙おうとすると砲が後方にあるせいで非常に狙いずらい。実に困った砲である。しかし高射砲だけあって射程が長く遠距離から敵機を察知して攻撃を開始してくれるので、敵機の早期警戒報知器くらいに思っておこう。
また、魚雷は未改修状態でも9.6kmと抜群の射程距離を誇る。4連装1基だけと数に不安は残るが、遠距離から雷撃戦を仕掛けることができる。
【防御】
【機動性】
史実
トライバル級駆逐艦はイギリス海軍及びカナダ・オーストラリア海軍が運用した駆逐艦である。
当時のイギリス統治下にあった世界各地の部族の名前を艦名にしたためトライバル(部族)級と総称される。
日本海軍の特型(吹雪型)やフランス海軍のシャカル級といった大型・強火力の駆逐艦の登場に対抗して建造された。
V型嚮導艦と仮称されたこの艦は1935年度計画で7隻、36年度で9隻の16隻が建造された。
それとは別にカナダ向けに8隻、オーストラリア向けに3隻が建造され、同型艦は全27隻となる。
それまでのイギリスの駆逐艦は12cm単装砲4門が標準武装だったが、船体を大型化し一気に倍の4基8門を搭載した。その代わりに魚雷の搭載数が削減されている。
完成後、艦種名をどうするかでひと悶着があったものの、艦名を部族名で統一してトライバル級駆逐艦と通称する事で、
他の駆逐艦とは一線を画す*5駆逐艦であることをアピールする事でまとまった。
やがて第二次大戦を迎えると自慢の砲火力には問題なかったのだが対空火力の不足が表面化した。
対策として第3砲塔を下ろして跡地に対空砲を搭載する改修が加えられた。ゲームに実装されたのはこの改修後の姿で、主砲が3基6門となっている。
この戦時改修ではほかにレーダーの搭載、爆雷搭載数の増加なども行われた。
戦前は大型化したため建造コストが増加し批判も受けたが、実戦では完成度が高かったトライバル級は各戦線に引っ張りまわされて戦い抜き、特にイギリス本国海軍の16隻中12隻が戦没している。
ハルナンバーF75の<エスキモー>は戦火を潜り抜けた幸運な4隻のうちの1隻である。
第二次ナルヴィク海戦でドイツ駆逐艦<Z2>の雷撃を受け艦首を切断・大破する損害を受けたが修理を経て戦線に復帰し、大戦末期にはアジア戦線に投入されてスマトラ島沖で日本の第五十七号駆潜艇を撃沈した。
戦後は標的艦などを務めた後、1949年に解体された。現在も<エスキモー>の船鐘がグリニッジの国立海洋博物館に保存されている。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。