《キャラクター》/【エニル・アイデム】

Last-modified: 2024-03-17 (日) 23:28:02

4th

4thの敵NPCの一人。議会騎士団特務局ブリューナクのコマンダーの一人。
生真面目で折り目正しい性格だが、幼少時の体験から心に傷を負っており、暗く屈折した一面も持っている。

パーソナリティ

性別:女性
年齢:31歳
身長:167cm
クラス:ダークウィスパー(闇に囁く声)
好きな紅茶:フラワリーオレンジペコ
CV:高森奈緒


議会騎士団のアカデミー戦技研出身のエリートで、軍部には戦中から所属していた。
幼少時代に経験した悲惨な事件(詳細は不明)がきっかけで異能に覚醒するが、その代償として物事のネガティヴな面ばかりが目につく神経質で暗い性格になってしまった。

彼女の異能、通称「闇に囁く声(ダークウィスパー)」はそんなエニルの過去と心の翳に強く根差した能力であり、他者の心の裡に潜む不安要素や負の部分を質量を伴った影として実体化させるというもの。実体化された影は元となった人物と精神的にリンクしているためか、目前で影を倒されるとその痛みは本体にも返ってくるという特性を持つ。
また、他者の不安要素をコピーしてエニル自身の外見を幻覚によって偽装することもできる。複数人の不安要素を同時に取り込むことで、各々に別個の姿として見せることも可能である。

本編中での扱い

枢密院の指令によってユウリィを奪取すべく、彼女の兄クルースニクの姿に偽装して彼女らの前に現れ、遙かに掲げし決意の塔(エ・テメン・アン・キ)に来るように誘う。
誘いに乗ってやってきたユウリィらを塔最上部で待ち構えており、兄妹の絆に訴えて一緒に来るように誘うも、ジュードがその態度に疑問を差し挟んだこと、またユウリィが兄と共有していたものの一つであった?を知らなかったこともあって偽装を暴かれてしまい、戦うことになる。
異能「闇に囁く声」を用いて一行の影を作りだし襲わせるも力及ばず敗れ、不安や恐怖から逃げるだけではなく、乗り越えることの大切さを知ったユウリィの気丈さに憧憬を抱きながら最期を迎える。

エネミーとしてのエニル

上述の通り、遙かに掲げし決意の塔のFLOOR18で対戦する。
彼女自身は攻撃する術を全く持たないが、バトルスタート時からこちら四人の影(ジュードならガジェッティア、ユウリィならパラディエンヌというように名前は各々のクラスがそのまま用いられている)を引き連れている。
影はいずれもHP1でアタック以外攻撃手段は持たないが、対応しているキャラ以外で倒した場合、その超過分はコピー元のキャラに跳ね返ってしまうので、ラクウェルなどで攻撃すると(マイトフェンサー以外は)一撃で昏倒することになりかねない。
また影は倒されてもエニル自身が「○○の不安を実体化したッ!」で復活させてくるため、可能な限りコピー元のキャラ自身で倒すのが望ましいだろう。やむを得ず他のキャラで攻撃する場合は威力を抑えて元となっているキャラが倒れてしまわないように注意しよう。

  • プラタパナ回廊で手に入るデッドリースティングは与ダメージが1固定なので影を掃討するにはうってつけ。予めアルノーに装備させておけば彼を影を潰すことに専念させることで他のキャラで安全にエニル本体を攻撃できる。
  • 彼女自身は攻撃の手段を持たない事と、戦闘不能になっているキャラクターの不安も実体化する事を利用し、多少の犠牲もいとわず誰の影であろうと強引にたたっ切って倒してしまうのもアリといえばアリ。まあ一番は↑の戦法だけど。

その他

名前の由来は金子彰史氏が地下鉄の広告で目にしたとある企業名の逆読みであることが、SNSでの雑談の中で明らかになった。他にもキャラクターは様々なところから着想を得て命名しているそうなので、由来に想いを馳せるのも一興かもしれない。

  • 姓のほうも求職情報関係なんでしょうかね?