XF
ラブライナの専用クラス。
元々のラブライナのパラメータで高い傾向であるMP・SOR・MGRがさらに伸びる補正を受ける上、専用スキルである「魔術効果+25%」の存在と併せて、魔力攻撃にかけてはこのクラスの右に出るユニットは存在しない。
オリジナル「遺失言語」はいずれも強力なものばかりで、特にダミードールは敵を釣り出したり身代わりになったりといろいろ応用が利く便利魔法。
それ以外のアビリティもゴーレムユニットに有効なライトニング、消費MPが少なく移動用に気軽に使えるジョウント、唯一の蘇生魔法リヴァイブと、あれば心強いものが揃っている。
スキルは何はなくとも「魔術効果+25%」が強力で、魔力アビリティの大多数とシナジーを形成可能。
エミュレーターの「弱点属性補正プラス」と組み合わせれば高レベルユニットすらも一撃で屠り去る。
そうした上記の特長の裏返しがそのままこのクラスの欠点で、魔力関連以外の能力に関してはからっきし。
MOV・CLMも全クラス最低レベルであり、RESの低さゆえにジョウントを使ってもなお他ユニットから置いてけぼりを喰らうことが少なくない。
なまじ行動番があまり回ってこないため、多少重い装備をしてもVPが減りにくい点やバフ効果が長持ちしやすい点は長所と言えなくもないのだが。
- VPが減ると素早くなるという救済措置があるプリンセスフェンサーに対し、レアルストレーガはそういうフォローがないので長期戦になるとますます鈍さが顕著になる。
ターンシフトで他ユニットから行動番を回してもらうなり、潤沢なMPにものを言わせてイントルード連打でゴリ押しするなり、ここぞという局面で動ける機会を巧く作る工夫が必要。
専用武具は鉄扇とリボン。
鉄扇は魔道書に次ぐSORへの補正の高さと白兵攻撃に対し自動防御機能を持つため、白兵戦に不安のあるレアルストレーガにはもってこいの武器。
魔術戦主体なのでスペルキャスター装備も勿論好相性だが、スキルスロットを節約したい場合は鉄扇で妥協するのも手である。
real はスペイン語で「王の・王室の」(英語の“royal”に相当)、strega はイタリア語で「魔女」の意味。
エレシウス王室に仕える女魔術師という意味合いを込めたクラス名である。
- 海外版では“Arcanist”という名称に変わっている。
遺失魔法という秘儀(arcana)の専門家という意味でArcana+istという名称を当てられたのだろう。
オリジナル 【遺失言語】 | 消費MP | スキル | |
---|---|---|---|
ライトニング | 8 | 遺失言語 | |
リヴァイブ | 48 | レアルストレーガ装備 | |
ジョウント | 8 | アタック時AIMダウン | |
ダミードール | 32 | クリティカル時再行動 | |
ディストーション | |||
魔術効果+25% | |||
SPスキル | |||
スキルスロット+3 |