概要
ランダムエンカウントにおける特殊な戦闘開始パターンの一つで、有り体に言えば「バック(後衛)のポジションにいるキャラクターに対する不意打ち」。
通常エンカウントとは異なるキャラクターが無理やり戦闘に参加させられる上、(5th以外は)最初のターンはエネミーの攻撃を一方的に耐え凌がなければならないという、ある意味普通の不意打ち以上に危険な開幕パターンである。
とりわけ問題になるのが、フォワードよりバックの人数が少なくなりがちなパーティメンバーが4~5人の時。
特に4人パーティでフォワード3人の時にバックアタックされると、擬似的なピンチとなってしまい、非常に危険。
攻略するダンジョンやシナリオの進行状況によっては、単独でも打たれ強いメンバーをバックに据えるなり、フォワード・バック2人ずつにするなりといった工夫が必要となる。
2nd
後発作品と異なり、ギア「風見鶏」で確実に回避することができる。
ストーリー上4~5人パーティの期間が割と長いため、不安なら風見鶏の携帯を忘れないようにしよう。
怪獣アルバムのコンプリートを目指す場合、風見鶏を着けたままでいるとミミックやアガチオンにエンカウントできなくなる点だけは留意しておこう。
5th
予防する手段は無いものの、発生頻度はそれほど高くなく、また過去作の不意打ちのようにエネミーのターンが連続するということも(よほど格上のエネミーが相手でない限り)無いので、脅威度はかなり下がっている。
F
不意打ちやピンチと違いサプライズガードでも抑止できないので、手持ちスキルが充実してくる後半~終盤でも油断しているとパーティ壊滅の憂き目に遭う。
Fではエンカウントキャンセルを多用するほど不意打ち・ピンチ・バックアタックの発生頻度が高まるため、サプライズガードをメンバー全員に行き渡らせているとイヤでもバックアタックが目につきやすくなるのも拍車をかけている。
ABYSSやマルドゥークといった終盤のダンジョンでは、昏倒を含めえげつないマイナスステータス化攻撃を仕掛けてくる敵も多いので、バックのメンバーにはそういった攻撃を防ぐためのスキルを多めにセットしておけば、事故の確率が減らせるだろう。