【関連項目】
→《防具》/【ちいさな花】
→《ギア・バッジ》/【小さな花】
→《音楽》/【Zephyrs's】?(歌詞に登場)
WAシリーズにおける幸運の象徴たるアイテム。1st、2ndでは「ちいさなはな」、3rd、Fでは「ちいさな花」と表記される。
その名の通り(?)名も無き小さな花ながら、しばしば関連グッズ(攻略本の表紙やサウンドトラック、ボーカルコレクションのジャケット)にもモチーフとして使われているくらい、印象深い存在である。
アイテムとしての効果は、一つ消費することで味方一人の運勢(LUCK)を一段階上昇させるというもの。
どこにでも咲いていそうなものながら、実際には非売品であり、作品によっては入手が非常に難しいものも。
- 運勢というパラメータは登場する作品全てにおいて地味ながらかなり重要。ダメージ乱数・クリティカルヒットや先制攻撃、ピンチや不意打ち、スキルの発動確率など様々な場面において影響を及ぼす。
運勢を一時的にコントロールする手段は一部のオリジナルやギアでも行えるが、恒常的に段階を上げられるのは実質このアイテムのみと言っても過言ではないだろう。戦闘中に使えないのもミソ。
1st
アイテムとしての効果は上記通り。
入手経路は、古代文明博覧会で花売りの女の子から一輪2ギャラで購入するか、タウン・ロゼッタ?でマリエルからもらうかの二択。
前者は期間限定で有料だが、99個買っても合計はたった198ギャラなのでランダムエンカウントを3~4回やれば十分お釣りが来る。まとめ買いはできないので99回同じやり取りを余儀なくされるが。
後者は無料で手に入るが、複数欲しい場合は一輪もらうたびにいちいち街を出入りしないといけないのでちょっと面倒。懐中時計を使えばすぐに街の入口まで戻れるので帰りはこれで。
ところで、マリエルが苦労して一輪ずつ育ててるあの花を無限販売している花売りの娘は何者なのか。
2nd
アイテムとしての効果は前作同様。
入手経路は、一部のエネミーから盗むかドロップさせるかだが、ドロップするエネミーはほとんどいない(百眼の柩?で対戦するトカとゲーくらい)ので、ほぼ盗むことで入手することになる。
カノンのシルエットアームの上位技解禁の確率(運勢BESTだと2倍になる)やマリアベルのレッドパワーのアビリティドレイン成功率(運勢BESTなら100%成功)にも関わってくるので、なるべく多く入手しておくに越したことは無い。
- お勧めはテレパスタワーに出現するラットモンキーか、ノーブルレッド城?に出現するボディスナッチャー?。
前者は比較的早期から戦うことができ、後者は同じノーブルレッド城に出現するカリュプデスからラッキーカードも調達できるというメリットがある。
3rd
アイテムとしては過去作同様、使用したキャラクターの運勢を一段階向上させるというもの。本作とFではガーデニングによって量産することが可能。
育成周期はガーデニングで収穫できるアイテムの中では速い部類に入るが、いかんせん初期収穫成功率が5%という絶望的な数字であるため、安定供給のためには品種改良が必須。
盗む場合は、ラクシスランド周辺に出没するエルバッキー?をターゲットにすると良いだろう。やるせない付与攻撃を仕掛けてくるので対策を忘れずに。
また、ポーションベリーを99個所持した状態であれば、バラックライズ周辺に出現するボンバーディアーから(成功すれば)確実に盗める。一度の出現数が多いため、MTC稼ぎも平行して行うと効率が良いだろう。なお、バラックライズ周辺は、馬に乗った状態ではボンバーディアーしか出現しない。
他には、ブーツヒルにあるエカテリーナ?の墓から定期的に入手することができる。だが、ウェルナーがわざわざ供えにきた花を、よりによってその娘(そして墓の主の娘)達が奪っていくというのも心が痛む。ヴァージニアの気持ちを慮り拝むにとどめるのか、実利を優先しヴァージニアに苦痛を強いるのか、プレイヤーにとっては悩みどころ。
奪っても咎められることは無いし、暫くすれば何度でも供えられているのが余計に後ろめたい。あくまで心情的な問題であるが。
F
効果とガーデニングでの扱いについてはほぼ3rdに準ずる。
3rd同様初期収穫成功率が5%と低く、宝箱やエネミーからの入手も少ないので終盤までは安定供給は望めない。
封印図書館に出現するブルーブックからかなりの確率で盗めるので、ジェーン正式加入以後はここで数を集めて一気に品種改良で収穫成功率を上げると良いだろう。