1st
コートセイム?の南西にひっそりと建っている、寂れた一軒家。
外海からこの一軒家の北にある海峡を西へ進んだ先の浜から上陸することで辿り着ける。
- ノーヒントと思いきや情報自体は外海に出た時点でコートセイムのニコラから聞く事ができる。
名前の通り、もはや住む者のいない廃屋だが、大変、重要な場所。
まず、ここにあるきょじんのオカリナだが、これは使用することでアースガルズをどこからでも呼び寄せることができる。
堕ちたサンクチュアリへ向かうにはワンダリングアイルを越える必要があるのだが、抜けた先の湖を渡るためにはこのオカリナを持っていないとダメ。
ということで、ワンダリングアイルに向かう前に、必ずここへ立ち寄っておくこと。
- 近くの浅瀬を越えた場所にあるキャラバンには、この時点では最高となる武器と頭部防具が売られている。
特に重要なのがザック用のジェノサイドエッジ。これ以上の剣を入手可能になるのはだいぶ先の話となってしまう。
廃屋各所を調べオカリナを入手してもう終了、とテレポートで立ち去ったりしないように。
そしてもう一つのキーポイントは、本棚にある日記を読むことで、かつてここの家主がとある遺産?を発見したこと、そしてその遺産をいつしか自分の本当の家族のように扱うようになった経緯が綴られている。
……そう。明言されてはいないが、ここにはかつてこの人が住んでいたのだ。
彼の孫の出生についての重要な伏線の一つがここで明らかにされるわけである。
- 実は先のニコラから情報を聞く際にあの人の研究室跡だと明言されていたりする
バックに流れる「世界にひとりぼっち?」がちょっとホロリとさせる場所。
まあ、1stでは同じ曲がココでも流れると考えると、何とも言えない気分にさせられるのだが……。
F
He left the hermitage to tell a truth to his grandson.
(真実を孫に伝えるため、彼はその一軒家を後にした。)
Fでは1st同様に巨人のオカリナを入手するために訪れるほか、ゼペットがクラン修道院から借りていったままのデ・レ・メタリカの原本を読み解くために再度訪れる機会がある。
なお、デ・レ・メタリカが保管されている地下室に入るにはトリッシュから渡されるIDカードが必要なので、先にクラン修道院へ立ち寄るのを忘れずに。
サーフ村のBGMが「素朴な暮らし」に差し替わったので、デフォルトで「世界にひとりぼっち」が流れるのはここだけとなった。