正式名称 | プラガヴィア貿易会社 |
略称 | A.P.T.C. |
公用語 | アトリオン語 |
国歌(社歌?) | |
本社所在地 | ポート・エンジェ |
社長 | ヘンリー・コーンウォリス |
政体 | 企業国家 |
歴史
前史・本国設定は立憲王政アーカルソン=リペルニアへ
アン5世の下では覇権国家の地位にあった(やど箱3)合同立憲王政は、アン5世没後は大陸の所領が王位継承法の問題で分離していったために長い停滞期に入り(やど箱1)、その後世界がイデオロギーによって分断されるようになる(やど箱2)とついに衰退は目に見えて明らかになった。
このような状況にあって、アトリオンの民はアン5世時代の形見として未だに世界有数の強力な海軍を背景に、経済的な利益のみに繁栄と存立の基盤を求めるようになっていった。
政治
アトリオン資本の貿易会社であるAPTCが政治的な中心になっているが、APTCは専ら関税や貿易収入を収入源とし、行政的な役割としてはインフラ整備と軍備などその役割は限定的である。
実際の政治としては、ポート・エンジェ市内はAPTCに行政を委任されている自治評議会による自治体制、都市周辺のヤーディシア現地民はAPTCと部族長の協定による間接統治体制が敷かれる。
自治評議会は通常の都市国家と同じように直接税を取り教育・福祉・警察などの事業を行う。
政策スライダー
民主的 | ―◆――――― | 独裁的 | 民主的というより、レッセ・フェールというほうが近いが |
左派 | ―――◆――― | 右派 | 市場経済こそ至上であり、それ以外のイデオロギーなど必要ない |
開放社会 | ◆―――――― | 閉鎖社会 | ヒトやモノが動く、そこから税がとれる。それが我々のシステムだ |
自由経済 | ◆―――――― | 中央計画経済 | 自由経済の下でこそ、企業は繁栄する |
常備軍 | ―――◆――― | 徴兵軍 | 植民地人の諸君、我らのために血を流すならば、相応の対価をあげよう |
タカ派 | ――――◆―― | ハト派 | この都市の繁栄を妬む者の脅威を防ぐ必要はあるだろうが…。 |
介入主義 | ――◆―――― | 孤立主義 | 介入は機を見て敏に。深追いはコストがかかりすぎる |
民族
アルフス
アルフ人やブバスティ人と同系の民族だとされる現地人(というよりアトリオン語ではアルフ人と区別されず、必要があれば地理的な形容詞で区別する)。しかしそれらに比べて黒髪が少なく、代わりに銀髪の割合が圧倒的である。そのため彼らの言葉では透明感のある銀髪と光沢のある銀髪とどちらでもない白髪を区別する。
アトリオンの民にポート・エンジェの地を譲り渡した代わりに庇護と自治権の保障を受けており、アトリオンの民はもはや他民族統治に関心を持っていないことから、APTC本部も特に深入りしないままの状態にある。
アトリオンの民
ヤーディシア大陸南西部に存在する島であるアトリオン島の民族。商工業が発達しており、とりわけ海運業を得意とする。
その植民地帝国は面としての支配に関しては既に多くが失われているものの、点としての支配は世界各地に残っている。
領域
ポート・エンジェ(29) Port Ange
APTCのプラガヴィア本社所在地(全体の本社はスタックバラにある)。アトリオン人の入植で建設された都市であり、現在は法的にはポート・エンジェ自治領としてアトリオンの一自治領となっているが、事実上はAPTCの直轄地に近い。