国名 | ルーンラント公国 |
国旗 | |
国歌 | ノルンは運命を紡ぐ |
首都 | レクスヴェコニア |
元首 | スリーズル・シュペルシュロイデリン・ハールヴダン |
政体 | 立憲君主制 |
概要
リーゼンバウム防衛戦争(帝国内戦)によって、チーシャ帝国領邦から完全に独立国家となったルーンラント公国は、その戦争中、公女シグリーズル・シュライエリン・ハールヴダンによって領土を拡大した。リーゼンバウム防衛戦争後、ルーンラント公国は民主化したが、公国の民主主義は根幹となる国民の教育水準が低い事から瞬く間に腐敗し、国内では不満が広がっていった。国内では軍事クーデターが計画されていたが、プラガヴィア大陸では植民地が周辺諸国との戦争に入り、クーデター計画は遅れてしまう。一方かねてから関係の悪化していた隣国のリーゼンバウム侯国は之を侵略の口実とし、ルーンラント公国に宣戦を布告。両国は全面核戦争に突入した。
20年前、大陸共同体により強制的な停戦が実施され、この戦争は勝者のないまま終了した。だがルーンラント国内ではリーゼンバウムに対する憎悪が煮えたぎっており、絶滅戦争への渇望がルーンラント公国を支配しようとしていた…。
時系列
ルーンラント公国 | 民族主義者の闘い |
ルーンラント公国プラガヴィア大陸植民地領 | 褐色大陸における白人のデモクラシー |
政治
核戦争により公国議会は崩壊したため、親政が敷かれている。識字率と国民の基礎学力の向上とともに、民主主義の再開を検討してもいる。一方でイスティング系住民の多い地域では、直接民主制が導入され、地方自治が行われている。公共語としてイスティング語が加えられ、公式書類や標識は通常フォロノワ語、イスティング語が併記される。
外交
国名 | 関係 | 評価 | 備考 |
リーゼンバウム侯国 | 断絶 | 70年間交戦した敵対国。南ヤードの仲介により講和 | |
南ヤード人共和国 | 平常 | 戦争和平仲介 | |
立憲王政アーカルソン・リペルニア | 良好 | 制海権協定締結 | |
シェメシュ探査開発院 | 友好 | 武器輸出、共戦国 | |
アントーノフ大公国 | 友好 | 共戦国 | |
労働者評議会連合 | 断絶 | 突然適当な因縁をつけて公国を侵略。戦争により絶滅させる。 | 絶滅 |
・締結条約
民族
イスティング
かつては少数派民族であったイースラント系住民。核戦争によるフォロノワ人の激減により、事実上人口は拮抗している。彼らは戦士として、農家としてルーンラント公国を支えている。言語はルーンラント訛りのあるイスティング語で、フォロノワよりもむしろイーゼンステインに近い文化を持つ。
イスティングには苗字は無い。例えばイーゼンステインの女王ブリュンヒルデ・シグルドリファ=ブドリング・ヴォルズンガ・アイゼンシュタインの場合ブリュンヒルデ(名前)シグルドリファ(戦乙女としての名)=ブドリング(父王名)ヴォルズンガ(オーディンの子孫を意味)・アイゼンシュタイン(始祖の名前)となる。通常は名前+父名or始祖の名前(高家の場合)となっている。
フォロノワ人
ルーンラント公国の中核民族だったが、核戦争によりその人口は激減している。大陸共同体による強制的な停戦下でスリーズル女公の下で教育改革がすすめられた結果、戦前とは比べ物にならない程識字率、教育水準が向上している。戦前の貴族、議員、資産家の破滅により階級対立が減り、軍と公爵家が無産市民に対する絶大な支援を行ったことで軍や公爵家への支持が醸成されている。その一方で厭戦機運が高まり、イスティングとの意見の隔たりが大きくなっている。言語はフォロノワ語
都市
ユズリア (6)
北ヤード海沿岸都市、公国における海運の中心地であり、フォロノワ帝国時代からの海軍拠点都市でもある。核戦争での被害が少なく、イーゼンステイン王国の経済支援で復興が進んでおり、現在首都以上に繁栄している。イスティングの人口比率が高く、都市民会があり、直接民主制地方自治が実現している。
アルクトテカ(5)
公国西部の都市。ルーンラント・リーゼンバウム戦争の最前線だった都市で、核兵器と生物化学兵器により壊滅状態に陥っていた。戦争終結により、戦争で壊滅した主産業の農業の再建が進められている。
レクスヴェコニア(7)
公国首都。核兵器により壊滅しているが、首都であるとともに交通の要衝でもある事から、復興は進んでいる。
ピラカンサ(8)
公国南部の都市。核兵器、生物化学兵器により主要産業であった農業は壊滅し、土壌は深刻な汚染を受けている。リーゼンバウム侯国との戦争の最前線であり、広大な防御陣地と地下施設が建設されている。軍政のおかれる軍事都市。
軍事
ルーンラント公国軍
・公国軍戦力
名称 | 説明 | 備考 |
公国陸軍 | 16個師団。第1軍(ピラカンサ防衛)、第2軍(ブランデー方面軍)、第3軍(予備軍)、第4軍(オーレア半島方面軍) | |
公国海軍 | 第1艦隊、輸送船4 | 領海警備を主任務 |
公国空軍 | 2個航空軍。全機グリペン戦闘機 |
・装備品一覧(http://wikiwiki.jp/hakokoku/?%A5%EB%A1%BC%A5%F3%A5%E9%A5%F3%A5%C8%B8%F8%B9%F1)
ルーンラント・リーゼンバウム戦争
プラガヴィア大陸でのルーンラント公国大陸植民地領と植民地領を敵視するサフラ―ヴィ朝で勃発した東プラガヴィア戦争を発端とし、この戦争を口実にリーゼンバウムがルーンラント公国に対する核攻撃を以て開始された戦争。戦争は50年間継続し、20年間の休戦期間を経て再開される。ターン48、南ヤードの仲介により講和が成立。リーゼンバウム侯国とは永遠に断絶する事となる。
ターン数 | 出来事 | 備考 |
ターン175 | 開戦 | やど箱4褐色大陸における白人のデモクラシー |
ターン177 | 植民地領での強制停戦発動 | やど箱4褐色大陸における白人のデモクラシー |
ターン1 | 戦争再開 | |
ターン23 | 南ヤード人共和国が和平仲介交渉を開始 | |
ターン25 | リーゼンバウム侯国が都市4を割譲し強制停戦を発動 | |
ターン48 | 講和条約成立。戦争終結 | 公国は勝利を主張。 |
ルーンラント・労働者評議会連合戦争
労働者評議会連合がルーンラント公国に適当な因縁をつけて勃発した戦争。アントーノフ大公国、シェメシュ探査開発院の軍事支援を受けたルーンラント公国軍が労働者評議会連合を絶滅し、終戦する。先のリーゼンバウムとの戦争とこの戦争を経て、ルーンラント公国は小ルーンラント主義をとって復興に集中する事になる。
・参戦陣営
共戦国 | 社会主義武装勢力 |
ルーンラント公国 | 労働者評議会連合 |
アントーノフ大公国 | |
シェメシュ探査開発院 |
・経過
ターン数 | 出来事 | 備考 |
ターン121 | 開戦 | |
ターン121 | ルーンラント、シェメシュ間でラジティヴ協定締結 | 事実上の経済支援を受ける。 |
ターン122 | 核攻撃開始 | 公国軍の攻撃が大成功を収める。 |
ターン124 | 公国軍、通常戦闘に突入 | |
ターン126 | アントーノフ大公国が労働者評議会連合に宣戦布告 | ルーンラントが都市54をアントーノフに譲渡して参戦を誘致 |
ターン127 | シェメシュ探査開発院が労働者評議会連合に宣戦布告 | |
ターン133 | ルーンラント公国、戦後処理会議を開催。掃討戦に移行 | |
ターン144 | 労働者評議会絶滅 | 公国は勝利を宣言 |
人物
スリーズル・シュペルシュロイデリン・ハールヴダン | 女公 | ルーンラントの老女君主。ワルキューレ。50年間リーゼンバウム侯国と戦い続け、20年間の休戦期間でできる限り国家の復興に力を注いできた女傑。腐敗の取り除かれた民主主義国家を夢見てきたが、それを目にすることなく寿命を迎えるだろう |
ジーク・ヴォルズンガ・ハールヴダン | 公子 | スリーズルの息子。リーゼンバウム侯国との長い核戦争中に生まれ、師団長として侯国軍と戦った。現在は宰相。高齢で設けたジークムント、ジークリンデという双子の子供がいる。 |
ライナー・フォン・ハドゥブラント | 軍人 | ルーンラント公国軍大将。フォロノワ系 |