概要
イグニッションや十二使徒 白羊宮マルキダエルの能力によって、スクエアを自分のエンジェルで埋めて制圧するデッキ。
早期に魂を結ぶ天使リアンを登場させることができれば非常に有利な展開になるだろう。
また、相手のゼクスを除外やデッキの一番下に置くなど強力な除去手段も多い。
魂を結ぶ天使リアン ゼクス 6/白/エンジェル/8500 [常]あなたのチャージにコスト5以上の[エンジェル]がある場合、このカードはイグニッションアイコンを得る。
十二使徒 白羊宮マルキダエル ゼクス 5/白/エンジェル/7500 [起]<白1>あなたのデッキの1番上のカードを公開する。公開したカードがイグニッションアイコンを持つゼクスの場合、 リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。公開したカードがスクエアに登場しなかったならば、 そのカードをトラッシュに置く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。
主要なカード
- 魂を結ぶ天使リアン
チャージに5コスト以上のエンジェルを残しておくだけでイグニッションアイコンを持った状態になる。
ノーコストで8500が登場するのは非常に強く、また単純にイグニッション率も上がるため、より制圧力が増す。
しかし、条件のためにイグニッションを毎ターン1回我慢しなければならない点や、手札でのパフォーマンスの悪さなどには注意したい。
- 十二使徒 白羊宮マルキダエル
魂を結ぶ天使リアンの条件を満たすと同時に、このカード能力で魂を結ぶ天使リアンを登場させることもできる。
エヴォルシードも発動するため、同時に採用してもよいだろう。
候補となるカード
コスト2
- 夢香のパルファン
ヴォイドブリンガー
運命のデスティネと違い起動能力で1枚しかパワーをマイナスできないが、起動能力のためにこのカードが先に倒されても効果が続き、相手のプレイヤースクエアも狙うことができる。
- 2月のフェブリエー
このカードがスクエアにある場合は相手のトラッシュ、チャージ、リソース利用のメタとなり、チャージにある場合は魂を結ぶ天使リアンを筆頭とするチャージにコスト5以上のエンジェルがいる場合に能力を発揮するカードのサポートとなる。
ただし、相手も魂を結ぶ天使リアンを使用している場合は、このカードがスクエアにあると相手のサポートとなってしまうこともあるので注意が必要である。
コスト3
- 特務天使アドミラシオン
スタートカード
白1の支払でパワーをマイナス5000でき、コスト3以下の大抵のゼクスは即破壊に追い込める。
エンジェルの投入比率を抑えるのであれば使い切りだが迎え撃つレンコントフィーという選択肢もある。
コスト4
- 望遠のテレスコラ
序盤にはコスト4のカードとして十分なパワーを持ち、中盤以降はイベントのように扱うことができる。
コスト5
- 高秋のロトンヌ
ゼロオプティマ4
魂を結ぶ天使リアンのためにチャージにコスト5のエンジェルを残していることが多いため、このカードの対象がないことは少ないだろう。
また、このカード自身もコスト5のエンジェルであり、魂を結ぶ天使リアンの条件の対象となる。
- 8月のアウート
相手のトラッシュ利用のメタとなり、【アセディアソリトゥス】や【精神の魔人アニムス】、【ノスフェラトゥ】に強くなる。
また、能力を使えばノーマルスクエアの大体のコスト7以下のゼクスを倒すことができる。
- 名案のイデジニアール
条件を魂を結ぶ天使リアンと共有でき、ノーマルスクエアであればほとんどのゼクスを倒すことができるだろう。
- 荘厳のマジェストゥ
リソースにロウブリンガー ヒルゼンを必要とするが、デッキの一番下に相手のゼクスを置くことができる。
- 十二使徒 宝瓶宮ガムビエル
相手のチャージの上限を減らせるため、イグニッションを多用するデッキや、【ディアボロス】や【暗黒騎士アルパマーヨ】などに強くなる。
このカードを2枚並べると相手は一切イグニッションが行えなくなるため、通常のデッキでも非常に有利になる。
他のコスト5のカードと比べてパワーが低めであるため、このカードとは別にパワーが高いコスト5のカードも用意したい。
- 暗黒騎士マシャール
魂を結ぶ天使リアンの条件をなるべく早く満たすために、コスト5のエンジェルが多めに入っていることが多く、チャージに残すことも多い。
イグニッション回数は減ってしまうが、十二使徒 白羊宮マルキダエルを再利用すれば気にならないだろう。
コスト6
- 十二使徒 巨蟹宮ムリエル
トラッシュにイベントが必要であるがパワーが高く、ハピネスブルームの対象となることが何よりの利点だろう。
採用する場合は、ハピネスブルームともども可能な限り投入したい。
また、トラッシュに必要なイベントは白以外のイベントでもよいため、他の色とも組み合わせやすい。
- 名誉のオヌール
条件を魂を結ぶ天使リアンと共有でき、相手のプレイヤースクエアを含めてパワーを-2000できる。
絶界相手にも効き、追加コストも不要なため、このカードでほとんどのゼクスを倒すことができるだろう。
- 真誠な祈りフィエリテ
アルターフォース(フィエリテ)
追加コストは必要ではあるが相手全体にパワー-5000出来るのは強力。
フォースはこのカード自身でもよいため、このカードを4枚投入するだけでもよいが、他にもフィエリテを採用するとより安定する。
⇒【フィエリテ】
コスト7
- 十二使徒 金牛宮アスモデル
パワーも高く、相手ターンにも使用できる除去能力を持つため、プレイヤースクエアの守りが硬くなる。
- 灰蝕の堕天使ガムビエル
チャージにコスト7以上のエンジェルを必要とするが、毎ターンノーマルスクエアのゼクスを破壊できる。
相手のゼクスがいない場合、自分のゼクスを破壊しなければならない点には注意が必要である。
自分自身もコストとなり、コスト7のエンジェルには強力なものも多いため、コストには困らない。
積極的に狙いたい場合は絶望への囁きなどを採用してもよいだろう。
- 覚醒天使ピュアフロン
フロンのパートナーゼクス
魂を結ぶ天使リアンはチャージに1枚でもコスト5以上のエンジェルがあればよいので他の種族のカードも採用しやすい。
相手のコントロールゼクスの処理に役立つだろう。
コスト8
- 十二使徒 磨羯宮ハナエル
ゼロオプティマ4
このカード以外にもゼクスが必要となるが、相手のプレイヤースクエアのゼクスもデッキの一番下に置くことができる。
このカード自身がコスト8と重いため、イグニッションで登場したゼクスなどをコストに利用したい。
- 勇者巨神ダームスタチウム
十二使徒 白羊宮マルキダエルの能力によってスクエアにゼクスを登場させやすいため、このカードも扱いやすい。
候補となるイベントカード
- ディバインブリーズ
イグニッションアイコンを持つので、デッキを圧迫しにくいため、採用しやすい。
- ハピネスブルーム
十二使徒 巨蟹宮ムリエルと合わせて採用すれば、手札の減らないイベントとして活用できる。
候補となるリソースリンク
- そよ風のゼフィール/夢幻蝶スワロウテイル
魂を結ぶ天使リアンをデッキに戻してイグニッションの確率を上げたり、ハピネスブルームや十二使徒 巨蟹宮ムリエルを回収することでハピネスブルームの回収能力が不発になりにくい。
夢幻蝶スワロウテイルの能力ではそよ風のゼフィールを出してターン終了時にそよ風のゼフィールの能力を誘発させたり、文字のエクリの能力でアドバンテージを得てもよいだろう。
また、一時的に十二使徒 宝瓶宮ガムビエルを2枚並べる手段ともなる。
弱点
チャージにコスト5以上のエンジェルを必要とすることが多いのでバウンスやリソース送りには注意が必要である。
場合によっては黒のカードを採用して、手札やトラッシュからコスト5以上のエンジェルをチャージに置いてもよいだろう。