激憤の堕天使サタン

Last-modified: 2019-03-31 (日) 15:44:19

読み:げきふんのだてんしさたん

製品版

ゼクス エクストラ
13/黒/ディアボロス/13000
降臨条件:[ディアボロス]1枚と[ディンギル]1枚
[常]【有効】スクエア
  【効果】デッキとライフとリソースにあるすべての相手のカードはイグニッションアイコンを失い得ることはできない。
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードがデュナミスから登場する。
  【効果】あなたのプレイヤーが「天王寺大和」の場合、ノーマルスクエアにあるすべての相手のゼクスをトラッシュに置き、
      相手は自分の手札にあるすべてのカードをトラッシュに置く。
イラスト:桐島サトシ
フレーバーテキスト:
俺は総てを憎む。総てが煩わしい。だから総てを滅ぼすことにした。ゼクスも神も、弟さえもだ。 ~天王寺大和~ (B18-104)
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罪深き死神から無慈悲な堕天使……か。笑えない冗談だな。 ~天王寺大和~ (P18-004)

覚醒する希望で登場したゼクス エクストラ
コスト降臨条件能力の全てが規格外と言えるデザインになっている。

まず、このカードをプレイするには合計コストが13以上になるようディアボロスディンギル破壊する必要がある。
ディアボロスはともかくディンギルが厄介で、ゼクス エクストラプレイは1ターンに1枚という制限があるため、事前にプレイしたディンギルを次の自分のターンまで守る必要がある。
当然リソースが13枚ないとプレイできないため、リソースを増やす手段も必要になる。

1つ目の能力は相手のカードが持つイグニッションアイコンを失わせる効果
相手のイグニッションを封じ、ゼロオプティマも条件を満たせなくなるなど、相手の反撃手段を削ぐことができる。
また、ライフからヴォイドブリンガーライフリカバリーが公開されても無意味になるため、安心してプレイヤー攻撃できるようになる。

2つ目の能力プレイヤー天王寺大和だと、ノーマルスクエアにある相手のゼクスと相手の手札をすべてトラッシュに置く効果
このカードをプレイすること自体の難易度が高いとはいえ、プレイヤーカード天王寺大和であれば那由多の災厄サタンと同じ効果を解決できるのは強烈。
とはいえ、チャージリソースは残ってしまうため、チャージリソースから機能するカードには対処できない点に注意。
加えて相手のターンを迎えてしまうと、ドローしたカードやウェイカーによって盤面をひっくり返される危険もあり、決して過信はできない。
このカードをプレイしたターンに相手のライフを削りきってしまうのが理想的と言える。

総じて、効果によって得られるアドバンテージこそ大きいものの、プレイするにはそれなりの損失や失敗を覚悟する必要がある、ハイリスク・ハイリターンなカードと言える。

ただし、2つ目の能力を諦めて、プレイヤーを指定していない1つ目の能力だけを目的とする場合は事情が変わってくる。
プレイヤー弓弦羽ミサキにした場合、【運命刃神】創界母キシフトすればディンギル効果登場させることができ、1ターンでこのカードのプレイまで繋げることが可能になるため。
コスト6のディアボロス救済の騎士サー・ガルマータを用いるか、秩序の頂点サー・ガルマータから聖獣オーラアンテロープに繋げればチャージから登場させられる。
当然ながらリソースを13枚用意する必要はあるので、ディアボロスに関しては直接プレイすることも視野に入るだろう。
難点は、【運命刃神】創界母キシフトする過程で降臨条件を利用できない点と、ディアボロスに加えてリソースブースト手段の採用も考えなければならない点。

  • Z/XR版のレリーフ加工には、小さく「chère petite frère(親愛なる弟)」とフランス語で記載されている。

収録

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