睥睨せし『氾慄』エンリル

Last-modified: 2020-05-22 (金) 09:36:32

読み:へいげいせし『はんりつ』えんりる

製品版

シフト
赤 青 白 黒 緑/オーバーシフト エンリル
剣臨条件:ゼクス オーバーブーストLv1
剣臨器:カード名に≪祈装≫を含む[オーバーブースト]
[常]【有効】すべて
  【効果】デュナミスを構築する際、「討ち祓う『黎明』エンキ」か「睥睨せし『氾慄』エンリル」をデッキに1枚まで入れることができる。
[常]【有効】スクエア
  【効果】相手は[ディンギル]と[ウェイカー]をプレイできない。
[自]【有効】スクエア【誘発】このカードにシフトする。
  【効果】ノーマルスクエアにあるすべての相手のゼクスを手札に戻す。
イラスト:にもし
フレーバーテキスト:
わたしに刃向かう愚かさを思い知るのです。 (B27-082)
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エンキは創界母の慈愛を遍く受け継いだのですね。 (G04-028)
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小癪なク・リトめ。ディンギル総攻撃開始! (P32-004)

未来の叙事詩で登場した多色シフト

各色の巫女オーバーブーストからシフトできる。

1つ目の能力は、デュナミスにはこのカードと討ち祓う『黎明』エンキのどちらかを1枚しか投入できない構築制限。

2つ目の能力は、相手のディンギルウェイカープレイを禁止する効果
基本的にはデッキのカードかオーバーブーストイデアライズでの対処を強要することになる。

もしIGOBチャージを必要とするオーバーブーストを相手が採用している場合、ターンを渡す前に相手のチャージ除去しておきたい。
相手がチャージを簡単に用意できるでなければ、降臨条件チャージを増やせない相手はIGOBしづらくなる。
ただし一部のゼクス エクストラ降臨条件もしくは覚醒条件を持ちながらも種族ディンギルウェイカーではなく、それらは影響を受けずプレイされてしまう。
特に汎用性の高い降臨条件能力を持ち、様々なデッキに採用されるランクEの指導係イラには注意が必要。

3つ目の能力は、シフトした時にノーマルスクエアにある相手のゼクスを全て手札に戻す効果
絶界を無視できるうえ相手にチャージを与えない全体除去は非常に強力で、こちらの能力だけを目当てにシフトする場面も多いだろう。

総じて討ち祓う『黎明』エンキと比べると派手さは欠けるものの、高い防御性能を持つカードと言える。
あちらが攻めるためのカードとすれば、こちらは劣勢をひっくり返すためのカードになるだろう。

  • 単体で全てのを持つことから、壮麗な苦無 牡丹との相性がよい。
    剣臨条件の制約からゲーム後半でなければ出せないが、コスト3で5色を揃えられるのは魅力的。

収録

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