【マスプロトロン】

概要

暴虐紫怨剣マスプロトロンの効果でリソースと手札を確保し、展開することを主軸とするデッキ。

• 2016年4月8日より暴虐紫怨剣マスプロトロンが封神指定となり、Z/X公認イベントでの使用が不可能になった。
  2017年4月27日に封神指定解除されたが同時に行われたエラッタにより、同コンセプトのデッキ構築は大半が不可能となっている。

暴虐紫怨剣マスプロトロン
ゼクス（2016年4月8日より封神指定）
4/青/キラーマシーン/6000
[常]あなたのプレイヤーが「獅子島七尾」の場合、以下の能力を得る。
"[自]このカードが攻撃した時、あなたの手札にあるカード2枚につき、リソースにあるカードを1枚選び、
リブートする。その後、あなたの手札にカードが3枚以下しかないならば、カードを1枚引いてよい。"

主要なカード

• 暴虐紫怨剣マスプロトロン
  獅子島七尾のパートナーゼクス
  ドローとリソースのリブートができるため、その後に低コストのゼクスで追撃できる。

候補となるカード

コスト2

• 封印解放シノブ
  暴虐紫怨剣マスプロトロンにより手札を安定して確保できるため相性が良い。
  後攻で手札4枚の状態から暴虐紫怨剣マスプロトロンでリソースを2枚リブートさせると、パワー5000になるのも見逃せない。

• 魔王の一人娘ロザリー
  自分のプレイヤースクエア周りにある相手のコスト3以下のゼクスをバウンスしながら攻めることができる。

• 語尾が「ですぅ」のロリータコ
  自分のゼクスと入れ替えて連続攻撃ができる。
  パワーは低いため、主にライフを削る要員となる。

• 奈落の魔人アビッソ
  ヴォイドブリンガー
  おおよそのコスト4以下のゼクスを破壊できる。
  詰めの段階での連続攻撃のためにスクエアを開けることもでき、速攻を仕掛ける場合にも低コストのゼクスの除去に役立つ。

• 奏流フロート
  ヴォイドブリンガー
  自分のゼクスを入れ替えて連続攻撃ができる。
  基本的には語尾が「ですぅ」のロリータコと似た運用になる。

コスト3

• レーザーサイス アヴィオール
  主にコスト3以下のゼクスをバウンスできる。
  速攻同士の戦いでは有利に運びやすい。

• 復讐を誓うキリア
  レーザーサイス アヴィオールと違い、パワーが高く、主なコスト4以下のゼクスをバウンスできる。
  相手のプレイヤースクエアのゼクスを対象にできない点には注意。

• 嘆きの魔人マエロル
  暴虐紫怨剣マスプロトロンなどで増やした手札をチャージへと変える。
  エヴォルシードを多く採用する場合、有用となる。

• 伝説の魔神 百騎兵
  単体で機能しやすい上に、このカードが2枚登場すればパワー8000までのゼクスに対処した上でライフを狙うとこもできる。

• 金色車前グラディアトール
  ライフリカバリー
  自分のゼクスを移動することができるため、低コストが主体でもライフを狙いやすい。

• 手甲職人ガントレット
  ライフリカバリー
  相手の高コストのゼクスを破壊するサポートになる。

コスト4

• 海の家の覇者グラ
  ゼロオプティマ2
  自分のゼクスを破壊することでコスト7以下のゼクスを回収できる。
  暴虐紫怨剣マスプロトロンの再利用に限らず、連続攻撃の際に自分のゼクスを破壊する手段にもなる。

• 孤影の幽囚ソリトゥス
  手札から展開することが多いためイグニッションへの依存度がさほど高くなく、また展開のための暴虐紫怨剣マスプロトロンを再利用できるため相性が良い。

• 混沌の魔法少女マギア
  ゼロオプティマ2
  手札をトラッシュに置くことでノーマルスクエアのゼクスを破壊できるため、優秀な除去になる。

• 途惑いの少女アリス
  エヴォルシード
  速攻を仕掛ける場合にはコスト3以下のゼクスも重要であり、単純に暴虐紫怨剣マスプロトロンからの後続も確保しやすい。

• 不思議の国の帽子屋マッドハッター
  エヴォルシード
  手札を増やすことはできないが、暴虐紫怨剣マスプロトロンなど任意のゼクスを回収できる。

コスト5

• XIフラッグス ルートヴィヒ
  攻撃対象のいない暴虐紫怨剣マスプロトロンを移動させつつドローできる。

• オリジナルXIII Type.VII“Ju17Ca”
  低コストに偏りやすいこのデッキでも、高パワーのゼクスを1枚で対処できる。
  ただし、手札に戻る?だけなので使ったターンに一気に攻めたい。

• 終末の呟きエンデ
  ノーマルスクエアの除去ができる。
  速攻を仕掛ける場合、ライフへのダメージもチャージが増える、相手のライフリカバリーやヴォイドブリンガーを不発にする、などのメリットになり得る。

• 貫通機械ペネトレイト
  ノーマルスクエアの除去ができる。
  終末の呟きエンデと違いライフにダメージはないが、リソースに黒2枚が必要な上に手札を消費する。

• 十文字槍職人クロススピア
  ゼロオプティマ3
  相手がコスト6以上であれば効果と合わせてパワー11500まで対処できる。
  敵軍エリア左右に引き篭もったゼクスへの対処もしやすい。

• 黄金騎士マリー・アントワネット
  状況に応じてトラッシュの除外、手札交換、ゼクスにダメージを与える、を選択して使用でき汎用性が高い。
  コストに必要なスリープさせるゼクスもこのデッキであれば用意しやすい。

• 鮮麗なる美技カレント
  エヴォルシード
  一時的ではあるが、黒1でパワー6500が登場するため、ライフを狙いやすくなる。
  攻撃した後には奈落の魔人アビッソで破壊するとより無駄がない。

• 整備職人ヒンデンブルク
  エヴォルシード
  エヴォルシードであるため狙っての運用は難しいが、攻撃対象がいないゼクスを活用できる。

コスト6

• 箱入りお嬢様ロザリー
  相手のゼクスをバトルで破壊できればコストなしに自分のゼクスと入れ替えできる。

• 黄金色の幸せマレイン
  伝説の魔神 百騎兵など低コストに緑のカードを多く採用する場合は優秀なリソースとなる。

• 廃墟の魔人ルイーナ
  エヴォルシード
  スクエアは指定されるが、ノーコストでゼクスを破壊できる。

コスト7

• 憤怒の使者アルクス
  暴虐紫怨剣マスプロトロンを含め、コスト5以下のゼクスを一時的に再利用できる。
  自身のパワーも高いため、ライフを狙いやすい。

• 斬魔真紅剣シンクロトロン
  獅子島七尾のパートナーゼクス
  手札を増やしながらパワー11000のゼクスとして攻めたり、プレイヤースクエアの守りを任せるなど攻守に活躍できる。
  ただし、手札をある程度維持する構築・プレイングでなければ活躍は難しい。

• XIフラッグス タルティニ
  自分のプレイヤースクエアのゼクスとも位置の入れ替えができるため、攻めている状況であればライフを狙いやすい。

候補となるイベントカード

• 九十九苦無
  暴虐紫怨剣マスプロトロンによってリソースに余裕が生まれやすく、また手札も一定数を確保しやすいため安定した運用が可能。
  このカードで暴虐紫怨剣マスプロトロンを守ることができれば、再度暴虐紫怨剣マスプロトロンで
  アドバンテージをとることができる。

• セージさんのお料理
  基本的な運用は九十九苦無と同様だが、こちらはイグニッションアイコンを持たないカードの枠を圧迫せずに投入できる。
  ただし、イグニッションでゼクスが登場する可能性が低くなる点には注意。

弱点

速攻寄りの常として、XIフラッグス ルートヴィヒや八大龍王 阿那婆達多によりこちらのゼクスを除去され、さらにそういったゼクスがプレイヤースクエアに登場すると突破が難しくなる。
それまでにイグニッションを行わずとも攻めれるようにするか、除去能力持ちのゼクスが出てきても対処できるようにするかで構築が分かれるだろう。

既存デッキレシピ

• デッキ名：日本選手権：プレ《九州地区予選》１位
• 時期：2015年11月1日（14弾断罪の白焔弓発売後）
• デッキ作者：ふかみ
• デッキレシピリンク（公式）：https://www.zxtcg.com/deck/deck_public_view.php?/201511%2F2f092f1d41efd9db03dcff1f11bc5d7409102c59

解説

• 夢見る乙女?フーカや獣人ウェアルリビタキなど低いコストでパワーを変化させることができるカードが多い事が特徴。
• 驕傲の使者ヴァーヌスやAウィルスハザードのアクターレなど、同時期のデッキに対して大きなアドバンテージを得られるカードが投入されている。

関連ページ

• デッキ集
  • 【シンクロトロン】

• 暴虐紫怨剣マスプロトロン

• 獅子島七尾