シナリオ考察

Last-modified: 2022-11-01 (火) 10:24:34

方針
・なるべく独自解釈/独自研究を廃する
・ゲーム中もしくは公式メディアでハッキリと明言された情報を中心に整理する
・細かいことには目を瞑る

セイレーンの目的

これについては闇に堕ちた青き翼#06「幕間Ⅱ」でおおむね解説された通り
以下抜粋

「セイレーンの力を以ってしても、こいつらには到底勝てない」
「ならば、生存のための適応変異・自然選択を促進させるよう、より厳しい環境を人工的に作り出し」
「こいつらに対抗しうる力を持つサンプルが出来上がるまで、絶え間ない選択と淘汰で未来永劫進化させ続ける」
「その過程では無数の命が失われるのだろうが…」
「それが我々人類の弱さがもたらした【代償】だ」
「愛しき「零」よ…」
「ここにいますわ」
「計画を実行せよ」
「未来…いや…人類の『過去』は…お前たちに頼んだぞ」
「かしこまりました───【審判者】さま」
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なにか強大な敵と戦い破れつつある未来人類はオブザーバー・零を過去に送り込み進化を促進させようと実験を行っている
その実験というのがアプリ本編やアニメやCWで展開されてきた数々のセイレーンにまつわる騒動ということ
この筋書き自体は今のところ否定する要素はあんまりない

大型イベントシナリオの時系列

胡蝶#10~#14で言及されたように大型イベントシナリオにもいくつかの枝が存在する
従ってアプリ本編で展開されてきた大型イベントシナリオが必ずしも同一世界のものとは限らないことに注意


「暁射す氷華の嵐」#29 アンジュ博士が「覚醒」の手がかりを研究中 この時点ではまだKANSENは感情を持たない存在であることが伺える

「鳴動せし星霜の淵」リシャールがMETA化 それに伴ってか饅頭博士が権限を奪われる(砂箱#27冒頭に繋がる?) ヨースター博士が零ちゃんを開発済みでアンチエックスに言及しているため既にエックスがいると思われる

「吟ずる瑠璃の楽章」#32 コンパちゃんが零ちゃんを参考にして作られたものだと語られる ついでにヨースター博士の性癖がバラされる 具体的な時期は不明なので前後する可能性あり

「刹那觀る胡蝶の夢」#15~#20 アンチエックスとKANSENによるXへの特攻作戦

「暁射す氷華の嵐」#15,18 饅頭博士はYostar博士に生き残りのKANSEN達(コードG含む)を預けた後それぞれ時間稼ぎへ

「闇靄払う銀翼」#8,12,18,23 全陣営壊滅 余燼艦隊のメンバー結成 量子時空跳躍装置が登場

「誠閃の剣 搖光の城」#25,26 レナウンがMETA化しレパルスもMETA化しつつある

「闇に堕ちた青き翼」#9 X襲来により人類の危機 オブザーバー零が過去へ跳躍

「縹映る深緋の残響」#1~21 セイレーンの襲来によりアズールレーン結成済 レッドアクシズ離反前

「アイリスの天使」 アイリスヴィシア分裂前レッドアクシズ結成前なので光と影のアイリスより前なのは確定

「光と影のアイリス」 黒鉄時点でヴィシアが鉄血側になっているので暫定的にここに配置

「結像点作戦」 黒鉄開始直前から黒鉄終了直後までの出来事と思われる この時点で闇ママやペーターヴェーザーなどもいる

「チュートリアル」 沈黙を守っていた鉄血が突如優雅卿をワンパンして宣戦布告 重桜がユニオンへ宣戦布告

「黒鉄の楽章、誓いの海」 チュートリアルのフッドおばさんを負傷させた直後から始まる 556ちゃんが約束を果たす

「縹映る深緋の残響」#22 この時点でもう赤城と加賀の姉妹ごっこが完成している

「紅染の来訪者」 五航戦が一航戦の企みに気付き重桜から出奔

「軍神の帰還」 大先輩復活 五航戦と合流し新生連合艦隊を名乗る

「闇に堕ちた青き翼」 ワシントンが劇中「例の重桜の『新生連合艦隊』とやらの仕業か?」と発言する

「凛冽なりし冬の王冠」 ピュリっちが花見に行くと発言 ヴィクトリアスとコードGが初の会合を果たす

「墨染まりし鋼の桜」 花見に来たピュリっちが爆死 長門と江風が三笠率いる新生連合艦隊に合流

「開かれし紺碧の砂箱」 凛冽での経緯よりヴィクトリアスがコードGとの接触経験者として紹介されるシーンがある イベ時空指揮官初登場

「翳りし満ちる影の華」 新生連合艦隊が重桜へ帰還 たぬきがワタツミを密かにすり替えて鉄血と共同研究開始

「駆けよ碧海の吹き風」 #35にて影華終了直後のオイゲンに土佐が接触 オイゲンは重桜の誰かと引き合わされることに なお影華から碧海本編までは数ヶ月間の出来事となっている

「セイレーン作戦」#C5-19 NA海域中心の特異点が安定するまで時間稼ぎをするようダクロと飛龍くんにコードGが要請 飛龍くんがアビータの追跡を心配しているのでこの辺りか

「刹那觀る胡蝶の夢」 影華#28にて信濃が目覚めた直後のシーンから話が始まる 信濃が重桜本国へ合流 #42でアビータ×3が派遣されてきたのを三バカが察知

「鳴動せし星霜の淵」 クロン達が海底の隕石の調査に向かうも消息不明になる 具体的な時系列はわからないが最低でも北海より前なのは確定しているので暫定的にここに配置

「凍絶の北海」 #02にてバミューダ・NYシティでの会戦(砂箱)後であることがモノローグで説明される 指揮官北連へ

「闇靄払う銀翼」 #03にて指揮官と120円ちゃんらが北連へ行っている最中だと説明される

「極夜照らす幻光」 #01にて氷山要塞の攻略後かつ指揮官がまだ北連に居ることが説明される 鉄血がフリードリヒを実戦投入(ワタツミ共同研究の成果?)

「暁射す氷華の嵐」 #20にて計画艦やカンレキの有無についての補足とセイレーンとは何ぞやという話題が出る #28にて迎えの船団が北連に到着 主要陣営の連名で指揮官のユニオン派遣が要請される

「セイレーン作戦」 指揮官はユニオンで作戦指揮 Chapter1-11でエンプラさん達がHIRYUくん(余燼)と遭遇 他にもアビータやらダクロやらMETA現象やらの新規情報 前哨基地は建設中

「讃える復興の迷路」 #01にて指揮官がセ作指揮中であることが説明される サディア珍道中にてここでもセイレーンとは何ぞやという話題に フリードリヒ初登場

「駆けよ碧海の吹き風」 #5にて信濃が鏡海#24のシーンを見ていることや#17で指揮官はPH基地にいると説明があるため鏡海直前の出来事と思われる 指揮官がキューブ適正を持つたった一人の存在だと三笠おばあちゃんから説明される おでんと白龍が登場

「照らす螺旋の鏡海」 #04,29にて余燼の飛龍くんと遭遇した後の出来事であることが説明されている 指揮官とユニオン艦隊がAF鏡面海域で「再現」に巻き込まれる #15にて指揮官と信濃が初接触 #29でMETAヘレナによるMETAと余燼の簡単な説明

「セイレーン作戦」 #C5-01の時点で前哨基地が使用されていることと#C5-05にてTBちゃんが飛龍METAと呼称していたので5章の時系列はここと推定 #C5-21or22は選択肢分岐で#C5-21(BAD)は余燼特攻エンド、#C5-22(TRUE)はアビータが一時撤退 指揮官は飛龍くんからプレゼントを貰う #C5-10直前である誠閃#18にてロイヤル計画艦がすでに誕生している

「絶海前夜」虹彩#36にてソユーズが鉄血に戦争を仕掛けようとしているのでその少し前と思われる ババア達が消息不明だったミコヤンを発見 クロン達の生存を確信したソユーズが救助作戦を決行する

「遡望せし虹彩の塔」 セ作#C5-22よりも後、かつ理性なきMETA(=暴走蒼龍)の記録資料があるので螺旋よりも後 東煌が本筋に初めて登場 鉄血がMETAと初接触 闇ママが北連ロイヤルと内通している

「鳴動せし星霜の淵」#1と#30以降 鉄血に戦争を仕掛けるフリをして秘密裏にクロン達を救助することに成功する 北連を警戒した120円ちゃんが「星の海」からアラスカを呼び出す 陛下の王宮の地下に謎の施設が建造されロイヤルには計画艦技術がないはずだったがネプが誕生していた

「吟ずる瑠璃の楽章」 鉄血ロイヤル北連ユニオン重桜メルンの協力でコンパちゃんの本体の破壊に成功 鉄血がアズレンに復帰しセイレーンに宣戦布告する 闇ママはメルンスカパフロー組と共に余燼の本拠地へ向かう アイリスがヴィシアとの統合を目指して冠の取得を狙うがまる子も同じく冠を狙ってサディアのニューリーダーになろうとしている
なおCN版/EN版では「星の海」はこのイベント直前に行ったとされている

「慶弔と帰路」 チュートリアルでのダメージが悪化しているフッドおばさんを治療する手がかりを探しに( ´∀`)クがキャメロットに行く

「誠閃の剣 搖光の城」 メタウンメタルスと遭遇 エックスとの決戦や余燼対セイレーンの顛末が少しわかる リシャールがいろいろおかしいことも判明 まる子がいい加減動けとカブールに怒られる

「開け!世界博覧会」 サディアが全陣営を呼んでの博覧会を開催しようして全陣営が指揮官に招待状を送り指揮官が気まずくなる それとは別に指揮官がエルドリッジと何かテストをしている #6で武蔵が鉄血から帰還中の信濃にサディア行きを指示

「静海遠雷」 武蔵がたぬき長門三笠を闇のゲームに誘うが武蔵の狙いがわからない三人はそれぞれ武蔵の行動を怪しむ 瑞鶴長門は重桜の伝承やワタツミが誰かに作られたものではないかと疑い始める

「赫の涙月 菫の暁風」 #38から鋼鷲の冒険譚と同時期と思われる 武蔵が闇のゲームでたぬき長門三笠それぞれの考えややり方を互いに確認させるもそれぞれに問題点があると指摘する 武蔵META神通のおかげでたぬきが黒キューブパワーをある程度使えるようになる 瑞鶴が鉄血へ 「星の海」基地にいる指揮官が謎アビータとメレナの夢を見るも基地に襲撃があって起こされる 「星の海に」はTBの主機もある

「鋼鷲の冒険譚」 博覧会の裏で謎空間でローマが謎演説をし続けていた



エウロラ大陸組のイベントについてはどこに挟まっても問題ない感じなので全然分からん…
迷路#01の時点で既にセ作が動き出しており、カラビニエーレが鉄血を視察した後だったことから「虚畳なりし限象」はそれよりも前であることは確定(限象#10で鏡面海域に巻き込まれた五航戦はセ作#C4-11でわざわざ南方航路に行かされたと語っており、限象での出来事はセ作開始に前後するあたりと考えられる)
あとセ作#C5-17でダクロのいた枝がセイレーンによって滅亡した描写があるが、銀翼あたりの描写とはまた違う感じで重ならないのでここは情報待ち
過去軸のどこかしらに挟まってるのは間違いないはず

アンチエックス?セイレーン?

アンチエックスという呼び名はアプリ本編「開かれし紺碧の砂箱」イベントより各媒体でセイレーンの別称として使われ始める
Anti XなのでそのまんまXに対抗するための存在なんだろうというのが大方の見方だったが「刹那觀る胡蝶の夢」でようやくXが実際に存在する敵だということが判明
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※ただし信濃の夢による再現であり正しい外見でない可能性が高い


劇中でエンプラさんが「アンチエックスの艦隊がまだ集結していない」と報告するシーンがあり(#16)やはりアンチエックスはKANSENと共に未知の敵Xと戦う存在であったらしいということが分かる
CWでのピュリっちの発言(「私たちアンチエックスの攻撃性を~」「こんな弱い連中を鍛えても決戦の場には連れていけない」)を踏まえても今のところアンチエックス=セイレーンを否定する材料は見当たらない

セイレーンのプロトタイプがコードG?

現状一番あやふやなところ
セイレーン=アンチエックスはKANSENの代わりに戦うための存在であると銀翼#18で説明されている
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一方でセイレーンの下層端末たちはコードG(余燼艦隊)のことを「プロトタイプ」と呼び、コードGの因子から自分たちが作られたと言っている
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先の項でも紹介したように胡蝶SP3=Xへの特攻作戦決行時にはすでにアンチエックスは実戦投入されているのだが、余燼艦隊が結成されるのは各陣営が組織的な行動も出来ないほどに叩き潰された後である
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ついでにタコレディはこの時点でもう生き残りKANSEN達のことを「コードG」と呼んでいる
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よくわからない


仮説1:「あなたの因子から私たちが作られた」発言はJP版特有の誤訳。EN版では「私たちは結局のところ、あなたを反映するように形作られたのよ。"欠点"のないあなたを、多かれ少なかれ、ね。ふふふ…」(After all, we have been molded to your reflect you, "Flawless"... more or less... hehehe.)という発言となっており、必ずしもコードGそのものからセイレーンが生まれたわけではないように取れる。セイレーンのオリジンはあくまでKANSENであり、そのオリジナルKANSENの数少ない生き残りである余燼艦隊と、現在居るキューブ産コピーKANSENとを区別するため、余燼艦隊のことをプロトタイプと呼んでいる。[独自研究?]


仮説2:アンチエックスはコードGから生まれた。この場合余燼艦隊の結成とアンチエックス艦隊の実戦投入時期に矛盾が生じるが、そもそもコードGはセイレーンのように時間を移動できる存在なので、Xへの特攻作戦の前にすでにコードGが干渉していたのかもしれない。[独自研究?]


仮説3:青翼はめっちゃ初期のイベなんで饅頭があんま深く考えてなかった(※ただし因子云々の発言は復刻時に追加されたシナリオなのでけっこう新しめ)

アビータとエンフォーサー

アビータ(Arbiter)、アンチエックスの中層端末(仲裁機構)シリーズ
アービタじゃないのかという細かいことは置いといて砂箱#33で零がEmpressⅢを起動させ、その後は結構長いこと音沙汰無しだったがセ作や氷華でチラチラと動きを見せ始める
現在判明しているアビータは5体で、EmpressⅢとLoversⅥ以外の3体は胡蝶#42で今の時空に飛来しコードGと余燼の行方を追跡している
この件については余燼側も何かしら思惑があるらしく、現在飛龍くんがNA海域へ押し掛けに行っている最中である
→NA海域に特異点を作ったのはセイレーンではなく余燼であり、大雑把に言えば飛龍くんは指揮官らを対アビータ戦力として味方に引き込むため途中からわざと姿を見せるなどしていた

またLoversⅥは虹彩にて登場、NA海域とは別の特異点でシャルンホルストを襲撃しており彼女が鉄血と行動する理由を意図せず作り出している

幻像の塔発見編ではEXステージ本当の守護者とは?の説明文がASCIIコードでThe Tower XVIと書かれていてアビータを示唆するものになっている
なお幻像の塔は母港時空イベントなので母港時空にもアビータが関わってきたことになる

アビータにはタロットカードの大アルカナと同じ名称・ナンバーが割り振られており、それぞれEmpressⅢ(女帝/3)、LoversⅥ(恋人/6)、StrengthⅧ(力/8)、HermitⅨ(隠者/9)、TemperanceⅩⅣ(節制/14)となる
外見も大アルカナに表された役柄のそれっぽくなっている

アビータの使役する端末がエンフォーサー(仲裁支援機構)で、こちらもセ作から登場した存在
セ作の赤座標に陣取っているのがこいつらであり、今のところ氷華と虹彩でのみ登場した個体(Ⅲ Harvest、Ⅵ Combination、Ⅵ Attraction)も合わせて全部で8種類確認されているところでリジェネと20秒シールド組み合わせるのだけは勘弁してくだち
こちらはタロットカードの小アルカナに倣った名称が割り振られておりナンバリングは使役元のアビータと同じものになるのだが、どうやらアビータごとに複数使役できるらしくⅥ、ⅨとⅩⅣにはナンバー被りの別個体が存在する
こっちもこっちで使役元のアビータとなんとなく似たような雰囲気を持つ

アビータ3体が飛来した際にピュリっち含む下層端末たちが妙に焦っていた形跡があり、アンチエックス内部の関係性は一枚岩ではない様子
氷華#31ではEmpressⅢが零に北連秘密海域および指揮官の観測結果を報告しており、この時に零が「枝切り」という興味深いワードを口にしている
このキーワードについては黒エンプラさんがダクロを拾いに行った際にも口にしていた

プレイヤー視点ではかねてより疑いの目を持たれているTBちゃんについては、ユニオン上層部により開発されたAIとある
が、飛龍くんが上層部の不透明さに突っ込んだ発言をしたことでTB=零なのではないかという疑惑が深まっている
4周年記念映像の時点で既にきな臭いって?それはそう
またMETA化寸前のクロンが垣間見たイースターエッグではヨースター博士と会話しているのでやっぱりそういうことなのだろうか…

ソウゾウシュ様とシンパンシャ様

長いこと不明だったが氷華#18の回想でオースタ博士が「審判者」と呼ばれているシーンがあり、螺旋#29でも言及されたことから確定
「私のアンチエックス」という言葉から、このYostar博士こそがアンチエックスを生み出した人物であると読める(このときコードGをアンチエックス達に同行させてほしいと発言している)

またアンジュ博士は会話内容からしてKAN-SENを開発した人物であるらしく、この通りなら創造主=饅頭博士ということになる
これも螺旋#29で確定的となった


氷華はかつてないレベルで開示情報が多いシナリオだったため考察材料としては必須に近い
また螺旋では後述するMETA関連での情報が本格的に出され始めたので、今後この2人や指揮官の存在がより深く関わってきそうである

なおどういうわけか、この二人が存在する枝には時空跳躍能力のある「余燼」幹部でも飛べないらしい これは一体…

余燼とMETA現象

METAという単語の初出は、セ作開始と同時に登場したダーク飛龍くんの名前の最後につけられていた称号である
METAはリュウコツがMETA現象を発現したことにより変貌したKANSENの総称で、上述したように恐らくはエックスとの戦闘で生き残ってしまったKANSENの成れの果て
なぜ彼女らが総じてMETA化しているのかは今のところ不明だが、META化=単なる悪堕ちとは言い難い

この単語が使われ始める前から登場していたダーク高雄を中心に、このような存在を「余燼」と呼称していたため当初「META=余燼」と思われていたのだが、螺旋#28にてMETAヘレナの口から直接「META≠余燼」であることが開示された
要するにどういうことなんだよというと、META化したKANSENの中から何名かが「余燼」という組織を結成して参加している、ということになる
つまり余燼はMETAであるが、逆も然りとはならない
余燼とそれ以外で完全に反目し合っている訳ではなさそうだが、こっちもこっちで一枚岩でない様子

シナリオ登場済みのMETAは現在以下の通り
ご覧の通り、META戦のボスを担当した子はだいたい何処かしらのシナリオで顔を見せている
また会話すら出来なくなっていた蒼龍と話を聞こうとしない高雄以外はだいたいこちらと話が通じており、敵意もそこまで強くは感じられない個体となっている

  • 「余燼」所属のMETA艦船
     →エンタープライズ(コードG)、高雄、アーク・ロイヤル、飛龍、シャルンホルスト レナウン レパルス メンフィス 扶桑
    • 指揮官や他の艦船に対する反応は概ね中立寄りであり勧誘されても断るが、いざとなれば協力も惜しまず柔軟に対応
    • 高雄はちょっとよくわからない
    • レナウンレパルスはアクロの加入を知らなかったためメンバーは随時募集中のよう
  • 「余燼」ではないと言及済みのMETA艦船
     →ヘレナ(元は余燼?)、ヨークタウン、グナイゼナウ
    • ヘレナは指揮官に対して友好的だったが仲間に加わることはなく、グナイゼナウは鉄血に連れられて特異点を脱出
  • 詳細不明のMETA艦船
     →蒼龍、リシャール 山城 飛鷹 隼鷹
    • 蒼龍は既に暴走していたため、リシャールは大事故起こしてああなったらしい
    • リシャールはどの「枝」でも再現できない(最初の時空以外でリシャール自体作られていない)ことが誠閃#32で判明 おそらく最初のMETAなせいか存在自体が特殊な模様
    • いずれにせよエンプラさん達との繋がりはまだ不明

META現象についての詳細はまだ分からないが、情報断片#DMRECX074:METAの内容は氷華#22から北連付近の海底に沈んでいる施設で行われた会議の時のものであることが分かる
また螺旋#29でMETA蒼龍が完全に暴走し自我を喪失した状態で現れたことから、META化が明らかに良くない結果を引き起こす呪いのようなものであることも判明した
これ以前にも楽章#16,17でアネキが、聖歌#27,28ではアルジェリーが出処不明の黒キューブに触れて暴走を起こしかけたことがあったが、META蒼龍の件はこれに関連していると思われる

ちなみにユニオンは指揮官を伴っての行動が多いためかMETAと絡む機会も多く、このうち指揮官が直接目撃したのは順にエンタープライズ、高雄、飛龍、ヘレナ、蒼龍、アーク・ロイヤル
ヨークタウンは艦載機支援のみのため誰とも出会っていない



母港にいる飛龍くんの話によれば余燼世界では十分な物資の確保もままならないような状態らしい
詳細不明ではあるが、彼女のバレンタインメッセージは見ているこっちが辛くなるような内容だったことから飛龍くんが擦れるだけの絶望的な何かがあったことは確かだと思われる
アクロはアクロで駆逐艦にはつじょ…しなくなっているのでかなりまともになっているが、これについては以下で後述する
ダークと言いつつ性格が極端に変わるような様子は見受けられないが、上記の通り「META=ただの闇堕ち形態ではない」という点は考慮しておきたい


「余燼」メンバーの顔触れについては共通項をイマイチ見出しにくいというのが正直なところ

  • 戦後に名を引き継いだ艦船がいる→飛龍くんがたいへん微妙なことになるのと高雄がそもそも該当しない
  • 大戦終結まで生き残った→アクロと飛龍くんが中途で戦没しているためこれも一致しない
    • 姉妹艦で唯一生き残ったカンレキ持ち→飛龍くんは厳密には同型艦ではないが姉がおり、一応ミッドウェーで自分だけ無事だったことがある ただしアクロがどうにも微妙

そもそも法則性があるかどうかも不明だが、単純にヨースターか饅頭が曇らせたい子を選んだという可能性もあり得るかもしれない
ヘレナ曰く「余燼」は過去の懺悔をし続けている存在であるそうなので、それを踏まえると飛龍くんやアクロにとっては大事な姉や駆逐艦たちを守れなかった=懺悔、ということだろうか

META全体で見ると生存艦よりも戦没艦の方が多くなる
ゲーム的な観点では元のレアリティから必ず一つ上昇しており、分かっている範囲だけでも主力艦(特に空母系)の比率がやたらと高いという特徴がある
あと弾幕バカスカ撃ちまくる たのしい



セ作5章にて「余燼」はコードGとは別時空の出身のメンバーがいることがわかった
少なくともダクロは別時空出身で、ダクロはセイレーンによって滅ぼされた時空のアクロがMETA化した存在と描かれている
つまり、銀翼でのコードGの追体験で出たアクロ飛龍高雄がそのまま余燼になったわけではないということにもなる
METAが全員コードGと同じ時空出身とは限らなくなったのは頭に入れておくべきだろう
上述したダクロの性格もそりゃそうなるだろうな…という有様である
またお互いに過去を詮索しないという密約があることが判明したほか、コードGが「エンタープライズ(META)」名義で表記され出したのもここからになる

これまで出たMETAの出身

  • 最初の時空出身
    • コードG リシャール レナウン レパルス
  • 最初の時空以外の出身
    • アクロ グナイ
  • 出身不明のMETA
    • 高雄 飛龍 蒼龍 ヘレナ シャルン 扶桑 山城 飛鷹 隼鷹 ヨークタウン メンフィス  



最後に少し関連性があるかもしれない脱線情報
母港時空のMETA、つまりプレイアブルとしての彼女達は好感度の表記が通常と一部異なっていて、認識→理解→同調→愛の順に変化する
セ作#C1-11においてMETA飛龍くんが「まだ認識できてない」と指揮官に向かって発言するシーンがあるが、彼女の言う「認識」が何を指すのかは現状不明
この「認識」が、いずれはMETAにとって何か重要な変化をもたらす行為であるという可能性は考えられる

メッセージウインドウ

会話パートで表示されるメッセージウインドウだが、これに関して名前の所が色分けされていることがある
この部分には大まかに緑・赤・黄・オレンジの4色が使われており、色分けの傾向としてはざっくりこんな感じ

緑→味方
赤→敵対者(主にセイレーン)
黄→敵対者か、もしくは敵か味方か分からん人達
オレンジ→余燼、META(敵か味方か分からん勢力その2)

基本的に母港時空だと誰でも緑になるし、情報断片だと黒箱で塗りつぶされているのが確認できる
ただこれに当てはまらない部分も結構あったり楽章#17のアネキみたいに途中で急に変わったりする場合もあるのでシナリオ読むときはなんとなく参考にする程度で捉えた方が良さそう

各勢力の動向(最新時系列時点)

基本的にセ作開始以降のみ

  • ユニオン
    • セ作#C1-22にて本隊が、#C3-13にて別働隊が前哨基地建設ポイントへ到達
    • 指揮官が螺旋#15にて信濃、#20にてMETAヘレナと接触、#29,30,31にてMETA蒼龍と交戦
    • 螺旋#33の時点で指揮官が「余燼」について調べ始めている
    • セ作#C5-21/22でアビータ3体と交戦
  • ロイヤル
    • セ作#C2-14にてメイド隊とウォースパイトが前哨基地建設ポイントへ到達
    • セ作#C5-21/22でダクロと陛下が顔合わせ、アビータ3体と交戦
  • 鉄血
    • 迷路#34にてフリードリヒがサディアの支援へ
  • 重桜
    • セ作#C4-10にて本隊と五航戦が合流
      一度ダカールへと引き返すことに
    • 碧海#1にてダカールに滞在中のたぬき達が鉄血から招待されたので信濃を派遣、碧海終了時には白龍が重桜に迎え入れられることになった
  • アイリス
    • セ作#C2-03にてテメレールとルピニャートが援軍としてロイヤルと合流
    • 迷路#35にて鉄血の動向を警戒する枢機卿からの手紙がロイヤルへ届いている
  • サディア
    • 迷路#34にて帝都がセイレーンの襲撃を受けたためポーラとチェザーレがフリードリヒと共に帝都防衛に向かう
  • 北連
    • 迷路#30,33にてストレミテルヌイが秘密任務を遂行中
      • 雪玉ちゃんがソユーズの付き人であることがこのとき説明される
  • META(余燼)
    • セ作#C1-11にてMETA飛龍がエンプラさんや指揮官に接触
    • セ作#C2-09にてダクロがアトランタに目撃される
    • セ作#C5-21/22で指揮官と共闘しアビータ3体と交戦→#C5-22のみ飛龍くんが指揮官に連絡手段を手渡す
  • META(余燼以外)
    • 螺旋#20~31にてMETAヘレナがAF鏡面海域に巻き込まれた指揮官とユニオン艦隊を支援
    • 螺旋#29,30,31にて暴走したMETA蒼龍とユニオン艦隊が交戦
  • アビータ
    • セ作#C2-13にてStrengthⅧをロイヤル艦隊が目撃
    • セ作#C3-12にてTemperanceⅩⅣがエセックス隊にちょっかいをかける
      HermitⅨがコードGの手がかりを見つけたと発言
    • セ作#C4-10,11にてHermitⅨが一航戦に幻影を見せる
    • セ作#C5-21/22で余燼ならびにアズールレーンと交戦→#C5-22では撤退を選択

今まで出てきた「枝」(並行世界)

まずそもそもの話、「枝」ってなんだよってところから説明したい

上でも触れられているように、セイレーンはどんな手段を使ってでも過去を変えて謎の敵に勝とうとしている
そのため、過去のある地点を起点として、様々な状況を作り出すことで無数の枝分かれした時間軸を産み出し、可能性を探っている
この産み出された無数の時間軸が「枝」とセイレーンが呼んでいるもの

ここで気をつけたいのは、同じ時間軸をループしているのではなく別の時空を産み出しているということ
DBで本編の未来が未来トランクスの世界にならないようなもので、早い話がシュタゲの世界線に近い考え方と思えばいい

そして作中の時間軸は大きく分けて、イベント時空と母港時空と、コードGやセイレーンが誕生したアズレン世界の最初の時空の三つの流れの時空がある(アプリ版に関しては)

なので、全体の状況としてはこのような形になる

  • 最初の時空(饅頭博士やコードGやセイレーンたちが元々いた時空)
    • イベント時空(最初の時空から分岐した時空1)
    • 母港時空(最初の時空から分岐した時空2)

だが、ややこしいのはイベント時空内でさらに分岐した時空がいくつも出てきているため、実際の状況はこのようになる

  • 最初の時空(饅頭博士やコードGやセイレーンたちが元々いた時空)
    • イベント時空(最初の時空から分岐した時空1)
      • イベ時空内で分岐した時空A
      • イベ時空内で分岐した時空B
      • etc
    • 母港時空(最初の時空から分岐した時空2)

さらにどのイベントがどう他のイベントに繋がってるかわからない
120円ちゃんでシコる日もあればジャベシコする日もあるように、前回は時空Aだったが今回は時空Bということもある
なので、見出しの今まで出てきた「枝」ってどれがどれやら正直わからない

何故そうなるのか、刹那觀る胡蝶の夢のストーリーを中心に考察をしていきたい

胡蝶イベの内容を簡単に説明すると、眠ると今いる時空を含めたあらゆる時空の未来を体験する能力を持っている信濃が、5つの別時空を体験し、自分が何をするべきなのかを理解するという内容になっている

胡蝶で提示された時空は6つ

  • 1. 眠っていない信濃のいる時空
  • 2. 1.で選択を誤った時空
  • 3. 全く別の展開をしている翳りし満ちる影の華の時空
  • 4. KANSENとセイレーンが協力してエックスと戦っている時空
  • 5. カンレキの時空
  • 6. 母港の時空

1.は胡蝶イベで主観となっていた時空で、この時空の信濃視点でストーリーが進行した

2.は1.の起こりうる可能性の未来で、千歳たちと合流しなかったせいでバッドエンドになった、エロゲでありがちな選択肢ミスで即死したルート

3.はif展開の影華と思わしき出来事が起きている
ただ、少なくとも2.4.5.の時空はおそらく未来の出来事なので、3.の時空も未来だと仮定すると、発生したタイミングがズレていることになる
また、たぬきが黒キューブを持っているというのも大きな違いで、1.と2.に近いが、2.と違いもっと前からルート分岐した時空だと考えられる

4.はセイレーンや余燼が元々いた時空で、詳細は上で書かれてることと被るのでそっち見てくだち

5.はカンレキ=史実に近い出来事が起きている時空と思われる
ここもいろいろ気になるところで、何故この時空の出来事を別時空のKANSENが当たり前のように知っているのかという謎がある
でも多分もっと核心に迫る展開じゃないと解消されないと思うから一旦置いておこう

そして6.は母港がある時空
母港時空は指揮官の元、全陣営が一つの母港で仲良く暮らし、いるはずのない存在がいる時空であり、他の時空とは全く別の時空

つまり、イベント時空と母港時空は基本的に交わることがない
ただし、胡蝶での信濃や、別時空の信濃と見抜いた天城やキャラストのたぬきにくすべが一方的に認識しているなど、いくつのか例外はある

こう考えると、メインストーリーや史実再現系のミニイベはイベント時空かそれに近い時空で、キャラストや母港の出るイベントは母港時空といった見方ができる
一部イベント間での矛盾した繋がりも、2.や3.のように似たようなことがあった別時空ということで解決できるようにもなった
ついでにアイマスコラボは「μ兵装の存在する世界」と紹介されており、過去に2回行ったライブイベント(ポラリス、ユニバース)が大盛況だったということも付け加えておく

まとめ
イベント時空と母港時空は別の時空
最初の時空はエックスと戦った時空で、セイレーンが過去の時間軸に干渉したことで無数の時間軸が発生
結果、イベント時空、母港時空、などが誕生
イベント時空は細かく分岐していて、イベント毎に繋がっていない可能性がある
なので、これ前の展開とちげーじゃねーか!ってなっても、ああ今回はそういう微妙に違うルートねと考えればいい

記録情報の内容について

無駄に面倒な条件で集めさせるが実はかなり重要なことが書かれている
内容はコードGが誕生した時空の歴史、つまりは饅頭博士のいる最初の時空の歴史の一部となっている
ここでは、その内容を簡単に説明したい

・時代

具体的な時系列はわからないが、一番古いと思われる出来事がツングースカ大爆発で、新しい出来事として原子力空母エンタープライズが就役していて整備を受ける予定という記述から、少なくとも史実における1908年~1950年代前後に相当すると思われる
キューブが存在するせいで若干世界情勢は異なるが、WW2は起きたようで、その後の歴史もユニオンが所属する「連邦」と北連が所属する「戦線」で冷戦状態が続いている
なお、エックスもセイレーンもまだ現れていない

・キューブが発見される

北連でツングースカ大爆発が起きる
それがきっかけでエネルギーキューブという謎の物質が発見される
調査してみると万能のエネルギー資源だと判明し、あらゆる方面でキューブが活用されるようになる
この結果、キューブを信仰するカルトが発生したり、中東がただの観光地になったり、原子力も立場が危うくなっている

・KANSENの誕生

日常レベルでキューブが使われる中、軍事利用での研究も進められ、キューブ研究者のアンジュ博士が、キューブが人間に反応するという謎の現象を発見する
アンジュ博士がこの現象を利用して、艦船エンタープライズを元にしたKANSENコードGを開発する
コードG誕生をきっかけに、世界各国でKANSENの製造が始まる

・コードGについて

エンタープライズを元にしたKANSENであることは語られているが、コードGを開発したときは原子力空母エンタープライズが就役している時代であり、原子力空母の方もCV-6の方も意味深な記述があるため、コードGがどのエンタープライズを元にしたのかはわからない

大体こんな感じ
なんでセントーやチャパエフみたいな戦後の艦がいるのという疑問が、そもそも最初のKANSENが戦後生まれだからという解答にもなっている
コードGについては下で詳しくまとめたのでそちらを参照

コードGの正体

記録情報にはコードG誕生の経緯の一部が載っているが、実はコードGについてわかっていることは少ない
確定しているのは、饅頭博士に作られたこと、WW2時代のエンタープライズ(CV-6)が博物館で展示され、原子力空母のエンタープライズが現役の時代に誕生したことぐらいしかない

現在のエンプラはCV-6の方であるが、コードGはどちらなのかは明確になっていない
というのも、記述が曖昧で、どちらのエンプラをどうやってKANSEN化したのかはっきりとは書かれていない
ただ、内容からは原子力空母もCV-6も関係していると思わせる記述がある
ここでは、記録情報の一部を抜粋して説明したい

特殊情報⑥ ミリタリーII I
大型空母のエンジン交換

……数千人の搭乗員とともに、原子力空母エンタープライズは本日、SD海軍基地への到着をもって、海上での任務が一時的に終了となった。エンタープライズは、同基地で36ヶ月間にわたる大規模なオーバーホールを受ける予定で、通常のメンテナンスとは異なり、動力源となる原子炉が取り外され、新たな機関部が導入されるという。

エンタープライズのために特別に設計されたエナジーキューブ出力変換ユニットは、エナジーキューブからのエネルギーをそのままエンジンの動力への転換を可能にし、エネルギー損失率を大幅に改善するとともに、機関部のサイズを大幅に小型化することに成功した。
(中略)
すべての改造が完了すると、エンタープライズは世界初のエナジーキューブのみを動力とする大型空母となる見通しだ。
(以下略)

まず背景として、この時点でキューブのエネルギーが原子力すら過去のものにしかねないものだと認識されていた
そのため、原子力空母エンプラにこのような改造を行おうとしていた
しかし、この前後に饅頭博士がキューブの隠された性質に気づいてしまったためか、次のようなことが起きている

特殊情報⑦ 「微光」計画 III
運搬物資一覧

────機密保持レベル:I────
プロジェクト名称:
「微光」計画
貨物リスト:
1.機密軍用物資TYPE:F、NP港海軍ドックから
2.機密軍用物資TYPE:A、SD海軍基地から
3.特殊鋼材コンテナ、飛行機製造グループから
4.海洋探索用キューブコンテナ一式、サマーズ海洋魚研究所から
5.歴史展示品一箱、D.C.ネイビーミュージアムより
アクセス:
要請貨物リストについて上層部寄り許可済
ステータス:
輸送中
備考:
展示品は全部三か月以内に、そのまま返却すること。
骨董品の取り扱いにご注意。
……

特殊情報⑦ 「微光」計画 IV
特別展示終了のお知らせ

……
特別展示休止のお知らせ
保守を行うため、かの大戦で活躍した「武勲艦エンタープライズ(CV-6)」について、アンカーを含めた展示品は本日より一時中止することになりました。展示の再開は三ヶ月後を予定しております。※前後する場合がございます。
*展示中止*
6月20日~未定

楽しみにしてくださっていた方にはご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

6月1日
D.C.ネイビーミュージアム管理委員会
……

特殊情報⑦ 「微光」計画 V
新型空母スタッフ 行方不明に?

……スクープ速報です!かの北方連合の艦隊と対峙し、エンタープライズに乗艦していた元将官がなんと行方不明になりました。
ことは数日前に遡ります。SD海軍基地で36ヶ月間にわたる大規模メンテナンスを受けている空母エンタープライズですが、その入港直後から、乗艦していた将官がSD海軍基地を離れ上層部との打ち合わせに参加する予定になっていました。
(中略)
将官が数日前に国防総省に入ったあと、その建物内かで跡形もなく「蒸発」したようで、彼がそこから離れた痕跡は一切ありませんでした。諦めきれない我々は大佐夫人にコンタクトを取り、残念ながらインタビューは断られたものの、交わした短い会話から大佐夫人に取り乱した様子はなかったことから、恐らく大佐は無事で、軍の機密任務のために自ら姿を消したのでしょう……

機密物資やD.C.ネイビーミュージアムの展示品を取り寄せ、同時にCV-6の展示が休止、さらにエンプラ艦長が謎の失踪という出来事が起きている
これらの出来事が全てコードG製造のためであるならば、原子力空母とCV-6の両方が何らかの形で関わっていることになる

そもそも、コードGという名前も気になるところで、仮に原子力空母を元にしているなら、何故先代エンプラの異名であるグレイゴーストを思わせるコードGという名前になったのか
また、たこがコードGとエンプラをリンクさせる理由は何なのか、原子力空母なら実質別人同士なのに、そんなことできるのかと疑問が残る

結局のところ現状では原子力空母もCV-6も怪しいけど、詳しいことは全然何もわからない
なお余談だが、JP版のテキストは一部固有名詞が削除されていたり、細かい違いはあるが大体CN版と同じ

各言語版のテキストの違い

実はテキストはCN版を日本語や英語にそのまま翻訳しているわけではなく、CN、JP、ENでどれも微妙にテキストが異なっていることがある
どの言語も大筋は同じだが、一部テキストは完全に別物になっていることも少なくない
特に明確なのはストーリーのテキスト
具体例として螺旋の鏡海 #32 書類調査をJP、EN、CNで見比べてみる
なおDeepL翻訳だから誤訳があったらごめんね

JP版

数日後・ユニオン某所

サラトガ
「META」と余燼の関係性について…うーん、今調べられるのはこれぐらいね…
航行記録はまあ、だいたい話聞いたし、目ぼしい情報はないね
AF作戦と「再現」の関係性について…鏡面海域での「再現」はもう分かったからなんとも
「蒼龍」と思しき艦船との交戦レポート…これはいいわね!ほかの子とも確認したほうがいいかも

ニュージャージー
そこはあたしに直接聞けば良くない?

サラトガ
後で聞くよ。でもみんなのレポートを整理したいからね
あの謎の「META」?の人たちだけでも色々事情がありそうだし
指揮官のことを狙ったりする子もいるし、あまり関心がない子もいる
(…というかそれを考えると指揮官ってみんなから奪い合いになってない!?)
(北方連合滞在中はお宝探しとか誘われてたし、みんなで心配していたね…)
(でも同じことをユニオンもしているのよね…最前線に何度も行ってもらったり、今回は思いっきり鏡面海域に拉致されたし)
……やっぱり指揮官のことを、私達がもっと大切にしないと
メンタルキューブの適性云々とか関係なく、あの人がいっちばん、私達の世界を守っているわ
(指揮官がいなかったら、アズールレーン…ううん、レッドアクシズを含む「アズールレーン」はどうなっちゃうんだろ)
……………
サラトガちゃん、もっと頑張らないとね!

ニュージャージー
あたしも、指揮官のために頑張るわよ!

サラトガ
そこは相槌打たなくていいから!
ええと、次の指揮官が指示した調査内容は……

EN版

Days Later - Unknown Eagle Union Facility

Saratoga
The relationship between Ashes and the META phenomenon, huh? ...Yeah, I can start looking into that.
I already combed through the navigational records and came up empty.
As for the relationship between Operation AF and the Reenactment, I already knew there was a Mirror Sea there.
Oh, here's a report about the battle with a ship that looked just like Souryuu. That's exactly what I'm looking for...

New Jersey
Why don't you just ask me for more information?

Saratoga
We'll have plenty of time to talk about it later. For the time being, I want to put together everyone's reports.
As for the Ashes, it seems like their internal affairs are not as monolithic as we originally assumed.
Some of them are keenly interested in the commander, while others seem pretty indifferent.
For now, it is too risky to continue interacting with them.

(Commander, you seem to be at the heart of so many different plans and conspiracies... The Northern Parliament seemed fine putting you in grave danger to further their goals...)
(But are we really much better? We sent you to the front lines during this operation... and look what happened as a result...)
(Regardless of what they say about your "compatibility" with Wisdom Cubes, what I know is... nobody is better at protecting this world than you are.)
(We, no, this entire world, would be lost without you... That's why...)
(We have to do a better job at keeping you safe.)

Whatever they're planning, Sister Sara has to get stronger to rise to the occasion!

New Jersey
Yeah. I'll protect you too, Commander. No matter what!

Saratoga
Hey, this isn't some kind of competition! Your rigging's too big for you to be at Commander's side anyway!

Anyway, let's take a look at the next investigation... "Operation Dawn?"


数日後・ユニオン某所

サラトガ
「META」と余燼の関係性について…うーん、今調べられるのはこれぐらいね…
航行記録はまあ、だいたい話聞いたし、目ぼしい情報はないね
AF作戦と「再現」の関係性について…鏡面海域での「再現」はもう分かったからなんとも
「蒼龍」と思しき艦船との交戦レポート…これはいいわね!ほかの子とも確認したほうがいいかも

ニュージャージー
そこはあたしに直接聞けば良くない?

サラトガ
後で聞くよ。でもみんなのレポートを整理したいからね
あの余燼の人たちだけでも色々事情がありそうだし
指揮官のことを狙ったりする子もいるし、あまり関心がない子もいる
今のところあの子達と交流を続けるのはリスクが大きすぎる

(指揮官、いろんな計画や陰謀の中心にいるようね…北連も目的のためなら危険に晒してもいいと思ってるみたい…)
(でも、本当にこれでいいのかな?この作戦で前線に送り出した結果どうなったか…)
(メンタルキューブとの"相性"って言われても、私がわかっているのはこの世界を守れるのはあなたしかいないこと)
(私たち、ううん、この世界全体があなたがいないと消えてしまう…だからこそ…)
(あなたを守るために私たちがもっと頑張らなければ)

あの子たちが何を企んでいるかにせよ、シスター・サラはその時のためにもっと強くならないと!

ニュージャージー
ああ、あたしも指揮官を守るよ何があっても!

サラトガ
もう、競わないでよ!それにあなたの艤装は大きすぎて指揮官の傍にいられないでしょ!
ええと、次の調査内容は……"オペレーションドーン"?

CN版

数日后 白鹰某设施内

萨拉托加
果然,没有猜错……除了余烬之外真的还有隶属于其他阵营的META的存在!
多谢你带来详细报告了

余烬,至少META不是同伴……关于这一点的最初判断是正确的。
蛟·META,或者更多的其他什么人可能早就在战斗中与我们交过手了……

花园
你认为列克星敦身上的伤也与这些事情有关么……?

萨拉托加
…………
继续接触META是有风险的。
META与我们相似,却又不完全相同。
META彼此之间也差异巨大……作为一个阵营,余烬内部居然对于指挥官的态度都没能达成统一……
北方联合也是,为了探寻自己无法破解的秘密,居然不惜让指挥官暴露在极度危险之中。
如果不是我们及时将指挥官接了回来,天知道北方联合还会继续做什么疯狂的事……
真是的,所有人都在试图从指挥官身上的得到什么,但不是所有人都真正在乎指挥官这个人……
不论异常心智魔方适应性的来源如何,效果如何。
仅凭指挥官亲身战斗在最前线保护着世界的安全这一点,就值得所有人发自内心的尊重了吧?
……不但是为了我自己,还是为了你,为了姐姐,为了指挥官,为了无数在这场战争中受到伤害的人……
我们都必须要尽早查明塞壬所引发的一系列事件背后的真正原因才行。

花园
我明白。而且……我已经得到大姐的支持了,接下来的调查会更加顺利的哦

萨拉托加
真的么?!太好了!
哼哼~既然如此……微光计划和审判者计划是么。听起来像是两个不错的调查切入点啊

数日後・ユニオン某所

サラトガ
やっぱり……本当に余燼以外の陣営に所属するMETAがいるみたいね!
詳細な報告ありがとう~
余燼、少なくともMETAは仲間じゃない……この点についての初期判断は正しいみたい
蒼龍META、私たちの前に他の誰かと戦っていないかな…

ニュージャージー
レキシントンの負傷も関係があるのかな……?

サラトガ
…………
METAと交流を続けるのはリスクが大きすぎるね
METAは私たちに似ているけど、少し違う
それにMETA同士でも違っているところがある……陣営として、指揮官の態度について余燼内で統一されていないのは驚きね……
北連も、自分たちが解けない秘密を探るために、指揮官をとても危険な目に合わせたし
もし、私たちが指揮官の回収が間に合わなかったら、北連が他にどんなおかしなことを続けていたかな……
本当に、みんな指揮官から何かを得ようとしているけど、指揮官のことを人として大切に思っている人はいないね……
異常なメンタルキューブ適正の原因や効果はともかくとして
指揮官自身が世界の安全を守るために最前線で戦っているという事実だけで、全ての人から心から尊敬されてもいいんじゃないかな?
……私のためだけでなく、あなたも、お姉ちゃんも、指揮官も、そしてこの戦争で傷ついた数え切れないほどの人々のためにも……
みんなでセイレーンが起こした一連の事件の本当の理由を一刻も早く突き止めないとね

ニュージャージー
そうね。それと……すでに姉のサポートを受けているから、次の調査はスムーズにできるよ

サラトガ
本当に?!すごい!
ふむふむ、それなら……微光計画と審判者計画がそれだね。調査の入り口としてはちょうど良さそうね~

見ての通り、どれも違うテキストになっている
比較的JPとENは近いが、CNとは大きく異なっている
なので、JP版だけではわからない部分も他言語だと書かれている可能性があったりするので他言語版も読む必要があるのかもしれない

「」ャベリンがいこくごきらい
ぷぇ
これ以外のCN版限定テキストは資料室でまとめてあるのでそっちも見てね

*おまけ
飛龍くんがヒロインポイントを爆上げしたであろう5章ラストの会話を翻訳で読んでみたらなかなか面白かったので置いとくね…
口調とかそれっぽく校正はしたけど意味が通じるよう適当に整えた程度なので間違ってたらごめんね
一応DeepL翻訳でふつうに中→日で読んだあと、中→英に翻訳してから英→日に再翻訳かけてみたらだいたい同じ感じになった
しきかんおんなのこになっちゃうなった

CN版

○原文(大陸wiki)
选择项1:你不走么?

龙·META:我现在可是伤员,伤员行动迟缓懂么。还是说什么……打完仗了就要赶我走了?

倒是没有这个意思……

龙·META:哈哈,我也是随口一说。虽然时间地点身份都对不上,不过你真的给人一种熟悉的感觉……太奇妙了。
希望下次再见的时候,我们不会站在敌对的立场上,再见咯

选择项1:等等,你之前说好的事————

龙·META:额……你这人记性真好,是指回答你一个问题的事么……
…………好吧,说话算话,我会信守承诺的。
就是……现在实在不是能够坐下来安心谈话的状态啊……

余烬龙一边神情自若的说这话,一边一副没站稳的样子突然贴了上来。

萨拉托加:喂!!你这个人突然在做什么啊!!!!!

感觉外套的口袋中被她塞进了什么东西。

龙·META:啊,抱歉抱歉,刚刚受的伤突然疼起来了,一下子没站稳。

孟菲斯:毫无疑问是故意的…………请你好好解释一下刚刚行动中所包含的意义。

龙·META:啊,恐怖恐怖。感觉气温都变低了

(那么就这样,回头再联系吧。)
(这件事是我们两个人之间的秘密,我知道你的通讯密码,也知道你港区的位置,还请绝对严格保密哦。)
愉快愉快~这次合作非常愉快,我走了,诸位自便吧

萨拉托加:啊,自说自话的就走了!
喂————————!

○日本語訳
指揮官(選択肢):あなたは行かないのか?
 JP:飛龍の行く宛について聞いてみる

飛龍(META):ぼくは今、怪我をしていますし、怪我をした人は動きが鈍いですからね。 それとも……戦闘は終わりましたし、ぼくを追い出すつもりだったりしますか?
 JP:連行するつもりならよせ。これでもあの大技を放たなかったんだ、力づくでやるなら今度こそその威力を直に見せてあげますよ

指揮官:そんなつもりはないが。
 JP:……

飛龍(META):あはは。ぼくもさりげなくそう言ってみただけです。 時と場所の同一性は正しくはないですけれど、あなたからは本当に親しみやすさを感じる……それはあまりにも素晴らしいことですね。
あなたと次に出会う際には敵対する立場ではないことを願っていますよ。それではまた…
 JP:懐かしい感触…ですね。いずれ再び会うこともありましょう
 その時はまだぼくなのか、まだ「敵」として立ちはだかっているのかわかりませんけどね

指揮官(選択肢):待って、あなたが以前言っていたことは──
 JP:特異点に入る前に「何かを見せてくれる」と……

飛龍(META):ええと……指揮官は記憶力が良いのですね。あなたの質問の1つに対する答えということですか……
……まあ、口は災いの元ということか。ぼくは約束は守りますよ。
ただ……今は本当にゆっくり座って話せる状態ではありませんね……
 JP:ええ、心配しなくても大丈夫ですよ。ちゃんと覚えています
 ぼくの攻撃を凌いだあなたたちに一つ教えてあげましょう
 …いや、それよりは直接渡したほうがいいですかね…

残された飛龍は落ち着かない様子でそう言うと、いきなりくっついてきた。
 JP:飛龍はそう言いながら、よろけたようにこちらに身を寄せてきた。

サラトガ:ちょっと!急に何してるの?!!!!!
 JP:……ん?

上着のポケットに何かが詰め込まれているような感覚があった。
 JP:上着のポケットに何か入れられた。

飛龍(META):ああ、すみません。さっきの怪我が急に痛くなってしまって、一時も立っていられなかったもので
 JP:(すみません、皆の前ではやっぱり言えません。これで手を打ってもらえると助かります)

メンフィス:それ、絶対にわざとでしょう……今の行動がどういうことなのか、きちんと説明して頂戴?
 JP:……………………飛龍……

飛龍(META):ははは、怖い怖い……この場の気温が下がったような気がしますね。
(それではまた、後日連絡します)
(この件は二人だけの秘密ということで。 指揮官の通信コードも、母港の位置も把握していますので、秘密厳守でお願いします)
ぼくはそろそろ帰りますから、みなさんはどうぞごゆっくり
 JP:ぼくからはここまでです。指揮官
 (また連絡します)
 (指揮官の通信コードと母港の場所、もう把握しましたので)
 ……では、またどこかで

サラトガ:あっ、独り言を言いながら帰ろうとしてる!?
ちょっとーーーー!
 JP:アーク・ロイヤルと同じくステルス機能を持ってるの!?
 ちょ、ちょっとーー!