グランブルーファンタジー/Include

Last-modified: 2024-05-24 (金) 11:01:06
以下メインシナリオ第1部後半以降のキャラ

ガンダルヴァ
CV:宮内敦士
エルステ帝国中将。
力こそ全て、を地で行く男で、傲岸不遜にして大胆不敵な性格のドラフ。
強者との戦いを望んでいるが享楽的な一面もあり、策を講じたり相手を推し量るような一面もある。
元々は「秩序の騎空団」に所属していたが、その思想を七曜の騎士が一人「碧の騎士ヴァルフリート」に否定され、敗北の後放逐された過去がある。
その為かその娘のリーシャに執着している。
その戦闘力は高く、ストーリー上では主人公達一部を除いたの全員を一瞬で気絶させると言った化け物めいた事をする事もあるが、いざ実際の戦闘になると弱い
大体が固定メンバーでのバトルなのでよっぽどの事がない限り負けない。
編成メンバーとのバトル機会もあるのだが、同時期に戦闘するポンメルン?やフュリアスに比べ余り強くない
最終的にはリーシャ、カタリナの2人に圧倒され戦場で気絶し、以降は行方不明となっていた。
忘れた頃にロキのパーティの一員として再登場。
一度負けたのがよほど応えたのか、それとも周りが強い奴ばかりで本人も自重しているのか、若干物騒ながらも落ち着いた言動となっている。

アダム
CV:新垣樽助
いきなり現れていきなり死にかける出落ち要員。かと思いきやなかなかの
ガンダルヴァも認めるほどの実力者だが、他の幹部と違い直接出向く事はなく、主に国防を担当している。
その正体はなんとメフォラシュの作ったゴーレム
エルステが王政だった頃から生きているが、変わりゆくエルステ「帝国」に我慢ならず、主人公たちに引導を渡すよう頼み込む。
そして敵の攻撃から殿を務めるという死亡フラグを立てそのまま死亡…するかと思ったが、修理して貰ったらしく生き帰った。
以降はエルステの新しい王女に仕えている。

ロキ
CV:白石涼子?
エルステ帝国の皇帝の座を乗っ取り空を混乱に貶めた後その帝位を捨ててしまうという強烈なデビューを果たす。
主人公、ルリア、ビィを手に入れようと画策しているらしいが、目的や考えなどは一切不明。
確かな事は、主人公の事を恨んでおり、彼に苦難を与える事を喜びとしている事と、
目的の為なら従えている星晶獣「フェンリル」を、戦闘力のない一般市民に向けるといった冷酷な性格という事か。
他、兄に対して何らかのコンプレックスがあるらしく、力を渇望している。
主人公達との邂逅により「仲間」というものが力をつける事を知った彼は、自分なりにメンバーを集めて行動している。
ファッションセンスがよろしく無く、再登場した時の変な服装は語りぐさとなった。
ちなみにCVの白石涼子はソシエと兼役。

アニシダ
声:藤田咲?
七曜の騎士の1人、黄金の騎士に使えるドラフの女軍人。
でかい砲台を振り回し戦う。その戦闘力はかなり高い。
性格の方は熾烈で、「任務中の事故」と称して邪魔な人間を消し飛ばそうとするなど残虐。
その上頭も切れ、ドランクと知恵比べをして彼に勝利する等恐ろしい悪女である。
基本的には戦闘狂かつ、主人公の村を襲い、更にそこの住民を殺害しようとするなど悪辣な一面が目立つ。
しかし再登場の際とある自らを無能と語る王に対し「無能と自覚できるのは無能ではない」と励ます一面も見せた。

ハイラック
声:立花慎之介
七曜の騎士の1人、黄金の騎士に使えるエルーンの男軍人。
と言いたいがどちらかというとアニシダに仕えているように見える。
精神的に脆く、敵の戯れ言にすぐ踊らされたり、アニシダがピンチになると明らかに狼狽する。
その分2人のコンビネーションは抜群で、ストーリー屈指の強敵。
どちらかというと彼らはスツルム&ドランクのライバルキャラだが、
上記のアニシダが頭脳も武力もそれなりに優れているため現状こいつの立つ瀬は無い状態。
こんな体たらくではあるが単体でもそれなりに強く、アニシダからも信頼されているから、優秀な男なのは間違いないが…。

カイン
CV:寺島拓篤?
主人公達がナル・グランデで出会った男。
ナル・グランデ一のうさんくさい男ランキングベスト1位
一見軽薄でお調子者、少し踏み込んでも頭は切れるが冷静かつ冷酷な男と思われがちだが、実は他人思いの熱血漢。
正体はイデルバ王国に仕える軍人。
過去に仲間を多数失う経験をしたためか、仲間、それどころか敵すらも救おうとする気概の持ち主。
しかし当初はよそ者の主人公達を信頼しきれずに、一人ですべてを解決しようとしたり
主人公たちから距離を取ったりと、どうにも胡散臭かった。
しかし物語の最後の方で、主人公達の事を本当の意味で信頼し、互いに利用し合うのではなく「仲間」として接する事を決意した。
ストーリーをかなり進めると自動加入するキャラクター。
レジェンドフェスにSSR版が追加され、分かりやすいアビリティと得意武器の関係で非常に強い。
しかし同時に召喚石ゴリラが実装されたため話題を掻っ攫われてしまった。

レオナ
CV:山村響
カインと同じイデルバ王国に使える女性で、彼の義理の姉。
ナル・グランデの地理や状況を説明してくれる頼りになるお姉さん。
だがカインに若干依存気味で、彼を救うためならば、正々堂々と戦っている相手の闇討ちすら辞さない。
そして最終的に彼女は、人間をやめるという選択を取る事に…。
過去にアベルという恋人がいたが死に別れてしまい、彼の影響でカインを守る事を決意している。
フェリ等と同じく、ストーリー自動加入では無くガチャで排出される形で仲間になる。

フォリア
CV:内田真礼?
イデルバ王国の建国王。
見た目は若いが実際は長い年月を生きている。
過去にナル・グランデを支配していた「トリッド統一王国」の要人を暗殺するなど暗躍し、国を乱れさせた。
しかしそれは本人の無知が故で、現在はその事を悔いて、イデルバ王国を良い国にしようと努力していた。*1
どんな苦境に陥っても皮肉を言える鋼のメンタルの持ち主だが、唯一の妹の事になると取り乱す一面も。
その妹も出てくるのだが、事情によりフォリアより見た目はかなり年上なのに「ちゃん」付けで呼ばれるという状態に。

プレイアブルでも登場。
フェイトエピソードでは「主人公の騎空団に行く事も悪くない」という事で締められているが、ストーリー上では本当に乗っているらしく、年越しイベントなどでは普通にグラサイのメンバーとして登場する。
性能としては敵に恐怖の上位互換のバステを与える、単体強化、そしてバリアを貼っている間自分に大きなバフが掛かるという性能であり、ハクタクと共に戦ってくれる。
ちなみに上記のリミテッドカインと彼女のエピソードが「暁の空」のエピローグとなっており、引かないと顛末がしばらく後に端折って説明されるのみとなる。

また上記の通り現在は騎空団預かりの為、ストーリーモードにおける編成制限の影響を受けない。
…のだがそのせいで、イスタバイオン国で妹の前で大暴れするというシュールな光景を拝む事が可能。勿論特に反応を示したりはしないが。

ラインハルザ
CV:松田健一郎
メルクマール島を支配していた盗賊団の首領。
一見住民から税を徴収し、その島を「国」にしようと「王」を気取っていたチンピラ。
しかしその本性は理想のためには清濁併せ呑むだった。
頭も切れ、意外にも冷静である為、まだ若く熱くなりやすいカインやレオナ、主人公たちのストッパー役になる事も多い。
支配していた島も、危険生物を排除したり、治安維持に勤めていたりとそれなりに管理はしていた。
(事実彼らがいなくなってその危険生物が増えて一時期危ない事になる村も出てきていた)
彼本人も部下思いであり、事実部下達が犠牲になりそうな時は狼狽したりもした。
やり方は褒められたものではないが、自分たちの国を作りたいという気持ちは本当である。
現在は色々あってイデルバ王国客将として主人公達に協力。
年長者としてアドバイスを送ったり、レオナの暴走を防いだりと活躍した。
冷静沈着な人格者ではあるが、ポーズが時代遅れ。

キャラクターとしてはまずはSRが101章で正式加入。
自らの体力を減らしながら攻撃力を大幅に上げるわかりやすいアタッカーで、なおかつ自動加入キャラ初のドラフとなった。*2
SR相当とはいえなかなかの強さを誇るので、炎アタッカーが埋まっていない人には重宝する。
ここまで行く事自体かなりの時間とお金がいるので十中八九揃っていると思われるが
意外な事に料理と甘いものが好きであり、るっ!やコラボカフェではエプロンを着用している姿も見られる。
リミテッドキャラとしては、登場は遅れに遅れ、いざ実装された時はコロナ禍によりボイス無しと割を食いまくっている。
しかしリミキャラだけあり性能はかなり強い。
敵への強烈なデバフに加え3ターンの戦闘不能にならない耐久アビを持っており、編成は難しいが爆発力の高いデザインとなっている。

ゼエン
CV:菅生隆之
クルーガー島に住む「賢者」
星晶獣の力を借り受ける奥義で星晶獣アンティキティラの力を借り、演算能力で未来視に近い芸当を可能にしている。
多数の部下や、事情があって保護していたイオに慕われる人格者…のはずだが、
「イオは返さない」とわがままを言ったり(実際は自分たちの事を知りすぎた為なのだがやっぱりロリコンにしか見えない)
急にカインに戦いを挑んだり(そのせいで上記のレオナに闇討ちされかけた)
実際戦うと運ゲー仕掛けてくる(解除不可な確率回避バフ、運が悪ければ奥義やCBも回避する)等、とても困るおじいちゃんだった
とはいえ最終的にはイオも返してくれ主人公に道を示してくれるのだが…。
その後も要所要所で主人公たちを助けてくれる。

ギルベルト
CV:岡本信彦?
レム王国の青年将軍。
一見すると忠義溢れるが、少しの事で狼狽する豆腐メンタルな青年。
その正体は野心家で密かにイスタバイオン軍と通じており、上記の性格は全て演技であった。
2人の七曜の騎士を従えレム王国を支配、イデルバ王国の人の心の隙を突く策略に、星晶獣を吸い込み暴走させるという能力を駆使し
イデルバ王国とレム王国を戦争状態にするなど暗躍を続けている。
しかし豆腐メンタルなのは演技でもなんでもないであり、フォリアに「三下」と煽られた時は激昂していた。
そして、2018年4月25日に完結を迎えた暁の空編最終盤において、完全に自業自得かつ因果応報とはいえ
これまで明確に脱落した事が描写されたキャラクター陣の中でトップレベルに哀れな末路を辿る事に……。

ドルザ・レム
CV:後藤哲夫
レム王国の王。
しかし彼は「自分ではなく兄が王になるべきだった」という言葉を繰り返すほど自己評価が低く、そのせいか国民からは呆れられている。
またそんな性格ゆえか「仲間」というものを信じていなかったが…。
一見暗愚に見えるが、それでも責任感はあるらしく、国と民の事は彼なりに大切にしている。
また、人望がないとはいえ皆無ではないらしく、彼のために戦う国民も多少はいる。
アニシダからは「自分を無能と自覚できている」と一定の評価をされたり、主人公たちが自分たちの国を救おうとしている姿を見て、眠りし王がとった行動は…。
その兄と思しき人物はイベント「自由をその手に」で登場している。
無法者の長とはいえ、まるで王族のようなカリスマの持ち主で、ナル・グランデ空域に近いノース・ヴァストに本拠を構えていた事、一国の軍隊顔負けな軍事力を持ち彼の死後も残党がイベント「ポーチャーズ・デイ」で決起していた事など、今振り返ってもその血縁が納得できる。

バラゴナ
CV:置鮎龍太郎?
圧倒的な力を誇る七曜の騎士の一人。
上記の黒騎士の同僚だが、戦闘能力に置いては非常に差があるらしく、最強の剣士と呼ばれている。
しかしその言動は非常に礼儀正しく紳士的で、非常に真面目な男。
ファーダ・グランデにおいては顔合わせ程度だったが、ナル・グランデにおいては色んな意味で大暴れ。
ある意味ナル・グランデにおける全ての元凶とも言えるだろう。
だが彼が元凶となってしまったのには、責任感と苦悩と、そしてギリギリの所で世界を救うために必要な事であった…。

シトリ
CV:安済知佳
とある空域でグラン達と出会った少女。
若干ぶっきらぼうながらも穏やかで心静かな性格だが、妹分のロリッ娘「ミカ」の事となると狼狽する。
その正体は…、1つだけ言うと、彼女のやらかした事は多分シャア?がすごくあこがれそう。
ストーリー登場キャラにしては珍しい、ガチャで恒常的に出るSSRキャラ。

その他ガチャキャラ

カリオストロ
CV:丹下桜?
身長130cmのロリ美少女だが、その正体は天才錬金術師。
防御デバフに仲間のバフ、そして回復という使いやすいアビリティを3つ持っており、
更に闇属性版2バージョン、イベント配布の計4体も出ている超絶かわいい美少女キャラ。スキンもやたらと多い。
更に性格も、自分を可愛いというナルシストな所もあるが、尽くす系の皆のアイドルである。
その正体は、錬金術師の開祖()が、病弱な体から魂を移したホムンクルス。
ゲームシステム上は女性のヒューマン扱いで、バレンタインやホワイトデーのイベントでも女性扱いされている。
…システム上は女性扱いされているがその本性はロリコン天才と自称し、自分以外の全てを馬鹿だと思っている、口の悪い男性錬金術師である。
そのお陰でカリおっさんなどと呼ばれてはいるが、実年齢は1000年位でおっさんどころではない。
ちなみに弟子には「おじいちゃん」呼ばわりされている。
とはいえ美少女になった時の年齢もかなり若かった為、男だった頃より美少女の方が長いので性転換した元男性というのが正しいか。
性格は前述のとおりナルシストで周りを馬鹿だと思ってはいるが、逆に言えば自分以外の全てを平等に見ているという事で、また興味を持った人間には親身になってくれる。
天才を自称しているだけあり頭も切れ、ぶりっ子ぶりながらも事件の本質に迫る活躍を見せる事も。
最近では意外にも家族や仲間想いな一面も出てきた。
特に錬金術に関しては無学であるが助手であり誰よりも大切に思っていた妹の事は、彼女の墓が「ヘルメス錬金学会」によって墓が立っていた小さな島ごと暴かれた挙げ句、
錬金術の殿堂が建築されていた上に妹の過去や遺品がまるで錬金術の母であるかのように改竄されでっち上げられるという最悪の辱めを受けた事に激怒。
島を文字通り更地にした後、質素な彼女好みの墓を作り直す程である。
またそんな妹の子孫であるクラリスの事も気を遣っている。

クラリス
CV:佐倉綾音
上記のカリオストロは天敵として「自分に匹敵する才能を持つ、分解・破壊に特化した醜く歪な錬金術師」を挙げたが、そんな奴は実在しないと締めくくって。しかし実在していた。
話好きだが多少度が過ぎておりうるさい。一族全員うるさいらしい。
しかしイベントで出てきた彼女の両親は、当主という立場もあって冷静な性格であった。
まぁクラリス当人にしては「口うるさい」存在ではあるが。
しかし容姿はともかく錬金術に対しては思う所があるらしく、実家の両親とも仲が悪い。
そもそも彼女が旅に出たのは「復活した開祖カリオストロの始末」の為であるが、本人は単なる口実程度にしか思っていなかった。
だが、しびれを切らした錬金術集団「ヘルメス錬金学会」が両親を拉致する事件が起ったが、その解決の際に両親やカリオストロと和解。
以降はカリオストロを「おじいちゃん」「師匠」と呼び、彼(彼女?)の下で錬金術を習っている。
クリスマスやバレンタインでは主人公にストレートに恋愛感情をぶつけてくる。…が根がヘタレなのですぐにごまかしたり逃げたりする。しかし2019年2月のバレンタインでは…?
某怪盗アニメで名前が有名だが、元々の由来は師匠共々『カリオストロ伯爵夫人』である。

クロエ
CV:富田美憂?
ギャル語で話すエルーン。褐色系女子だがこれは日焼けしているだけで、実の肌は白い。
彼女のテキストは基本的に普通に顔文字とか出てくる。…が4コマやハロウィンイベントでは省略される事も多い。
同じサイゲの藤本里奈?の時と比べライターのギャル語理解度が増えたのか、マジのギャルっぽぃ喋りになってる。
一見すると色物キャラだがローアイン達と同じく、見た目はチャラいが中身は良い子の典型的な例。
母親思いで、不義を見逃せない一面もある。(調子に乗りすぎる事もあるが)
本質的には余り自分に自身が無いようで、メイクが消えると恥ずかしがって隠れてしまう。
戦闘力が無さそうに見えるが、通常攻撃は蹴りで行う。奥義はいろんなメイクをして、ダメージはないもののランダムで味方をバフするという彼女らしいもの。
しかし彼女の一番の武器はなんと言ってもそのコミュ力。
ゾーイやサラ、十天衆等のある意味では人間離れした人達ともすぐに打ち解ける能力は彼女の一番の魅力であろう。
その後SRに昇格し水着Verで登場。その際のフェイトエピソードはどちらかというと十天衆の話だったりする。
とある水着キャラのフェイトで、胸のビギニが取れてそれを手で防いでいるというラッキースケベシーンも披露してしまった。
ちなみにそのSRのリミットボーナスの説明文「テンァゲしたクロエは鬼っょなんですケド」は意味不明過ぎて実際の効果判明まで非常に時間がかかった。*3

ルナール
CV:大久保瑠美?
眼帯をつけたインドア系ハーヴィン。
別に失明している訳ではなくドライアイらしい。
迫力のある絵が得意であり、魔物専門の絵師をしているが、本当に書きたいイラストは男性同士の恋愛という腐女子?
(魔物絵自体は嫌いではないが好きでもない)
ハーヴィンなのでわかりにくいがこう見えて成人している。
…が中二病患者でもあり、特に4コマではゼヘクと共に暴れている。「行け…!」
ゼヘクのほうはシリアスな背景を持っているが、こっちはそんな事もない素である。
なお人間の絵に関してはうまく書けないらしく葛藤しているが、
上述の魔物の絵は好評で、絵そのもののクオリティも美術品に対する目が相当肥えているであろうパーシヴァルからも絶賛されている。
絵自体は決して苦手ではなく、戦闘ではその能力を使い、味方のアビリティをコピーして使う
あまりに特殊すぎる物はコピーできず、コピー可能アビリティでも失敗する事があるが、
やろうと思えば全空屈指の力を持つ七曜の騎士や十天衆、星晶獣の物まで操れる。

その後人間の絵に関しても、努力の甲斐あり改善された。
そして2018年5月末イベント「ハンサム・ゴリラ」ではメインキャラを務め、イベントや戦闘では彼女の書いた漫画の一部を見る事も可能。
ちなみに絵に関しては、絵柄は少しくどいもののとても上手。
それに伴い、イベントをクリアするとジャージスキン「館詰ウェア」&SSR召還石が入手可能。そしてガチャでSSRキャラに昇格された。

ドロッセル
CV:遠藤璃菜
お嬢様ハーヴィン。
喋りがどうにもたどたどしいが、それもそのはず、担当声優は就任当時リアル女子小学生
1年毎にバレンタイン、ホワイトデー、誕生日、クリスマス、正月等のボイスを収録する都合上、小学生~中学生へ成長していく声が聞けるという存在。
ボイスは当初はたどたどしかったが、中の人の成長もあり最近では違和感が無くなっている。役者って凄い。

態度はでかいがその実臆病な女の子で…なんと敵に全くダメージを与えられない。
ルリアや桜など通常攻撃をしないキャラはいるが、アビリティや奥義ですらダメージが発生しないのは彼女だけ。
一応、カウンターなどで無理やり攻撃させる事は可能だが、想定されていないのかボイスなどはない。アドベンチャーパートでは容赦なく帝国兵倒してるけど…。
そして奥義は1ルピ~1万ルピをランダムに消費して何か買ってきて味方にバフをするというもの。
バフ自体は強力だが、攻撃を全く行わない上ランダムというのがきつい。特に初心者にとって1万ルピの大博打は痛手。
グラブルにおける物価とルピの関係を知りたい人と、リアル女子小学生の声を聞きたい人にはオススメ。

とまぁ正直戦力しては心許なく、なんとなくグランサイファーに乗っているだけだった彼女にも、2023年5月末のイベント「世界で一番、特別なあなたへ」にてなんと主人公に抜擢され大活躍。
更にSSRとしても実装された。
流石にそちらでは普通に攻撃を行い、奥義もダメージが有り、そして何よりルピを大量に使ったりはしない。(けどその前にルピを使いまくるサンドリオンが実装されていたりする)

スフラマール
CV:田中真奈美
自称さすらいの家庭教師。
ハーヴィンなのでわかりにくいがこう見えて大人の女性である。
魔法の教え方は上手だが、ビィは魔法を会得できず、「ビィ君が魔法を覚えるまで付き添い指導する」と言い同行する事になる。*4
とはいえビィもその指導には不機嫌になる事は多かったが、彼女本人の人柄は気に入っており「センセェ」と慕っている。
イベント「蒼空の向こう側」では、新規立ち絵とセットでマナリア魔法学院に短期入学するビィを励まして送り出すなど、お互いに信頼関係も強い事がうかがえる。
…が、何故か4コマではラカム以上の死亡オチが多い。ひどい時は1コマ目で死んで5コマ目でも死ぬ。
しかも死に方が、氷漬けになるとか、氷柱が突き刺さるとか、生徒たちごと爆発に巻き込まれるとか
基本爆発だけの向こうと違ってエグい
しかも逆輸入されて、水着Verでは戦闘不能になるごとに彼女の笑顔が空に浮かび上がる

バロワ
CV:武内駿輔
元軍人の、現探偵。
しかし彼の推理は、アリバイやトリックといった探偵が言いそうな事を並べるハッタリばかり。
そしてすぐに推理放棄をするという、要するに毛利小五郎?も真っ青のへっぽこ探偵。
しかしドラフで軍人上がりの為、腕力と運動神経は非常に高レベル。
推理力に関しては1人では最悪だが、助手サーヤやパーシヴァル?等の助けがあれば真実に辿り着ける所から、頭の方も悪くはない。
実際の所、彼は物事を複雑に考えた挙句ヤケになって推理をやめるというパターンが多いので、情報の取り捨てと面倒を放棄しない根気があれば名探偵になれる…
と思われていたが、最終的に考えるのをやめて事件を解決するスタイルになってしまった。
悪人のペースに嵌らず計画を台無しにする、と言えば格好いいかもしれないがもう探偵とは言えない気が…
大怪盗シャノワールをまぐれで追い詰めてから探偵を初めたが、やはりというかなんというか鳴かず飛ばずらしい。
声は 実装当初はデビューしたての武内駿輔だったため話題になった。実際にイメージ通りの声だが、この時の彼は高校生である。
そのため、公式生放送に出演した場合、夜遅くまで続いてしまう事が多い為「早く帰りなさい」と他の出演者から促されて退場する事もあった。同生放送では「食べ盛りなんだから」と食事券をクリスマスプレゼントされていたりする。

名探偵コナンコラボでも推理以外の所で大活躍。
「鍵があるのならなくしてしまえばいい」からぶっ壊すという、頭がいいのか悪いのかわからない行動をしコナン?を呆れさせていた。
プロローグでは助手のサーヤ共々、青山剛昌風かつヒューマンになった彼の姿が見れた。

ネモネ
CV:高垣彩陽
見た目はエルーンの美少女。
中身は高田純次? もしくは宮本フレデリカ?
戦闘中も普段も言っている事はテキトーで、いつの間にか彼女のペースに持ってかれる。
しかしテキトーな事を言いつつも頭は良く、空気を読めないんじゃなくて読まない?
その実態はかなりのお人好しなのだが、何故かそれを隠したがる。
妹のメルゥとネモネ、そして彼女らの姉であるフェルルカに焦点を当てたイベント「パリウリ・パラライハ」では、実は三姉妹の中でも相当苦労している事が判明した。そりゃ適当な言動で息抜きもしたいわな…
戦闘では土属性には珍しいアタッカー+回避の鬼。
昔はアビリティ以外の一切の行動ができない代わりに力を貯め、それを解き放って攻撃する一発屋だったが、
調整され、攻撃するたびに「ネモネ(正式名称パゥワー)」が溜まっていく。
パゥワーは貯まるたびに戦闘画面のネモネ上にも表示されるのだが、2つ貯まると「ネモネモネ」
10個貯まると画面に収まらないネとモの文字が表示される
一応戦闘画面下の顔アイコンで現在のパゥワーが確認できるので、奥義を撃つ時は3アビで力を解き放ち大打撃を食らわせよう。
ちなみに戦闘アビリティの説明文も彼女の口調だが、
「敵に土属性ダメージ/防御DOWN(累積)するヤツ!」「たまに敵の攻撃を回避するヤツ!」とローアイン?とかクロエとかよりかはわかりやすい文章となっている。
戦闘時にはメルゥと掛け合いするのだが、向こうからの反応はテキトーだったりする。

ウェルダー
CV:山口勝平?
勇猛なる森の戦士()にして基本的にフォレストレンジャー。
チュートリアルガチャから必ず通常R版が出現するため、メインストーリーには一切関わらないのに全ての騎空団にいるという微妙に独特な存在。
他キャラがパートボイスのイベントでも彼だけフルボイスな事も。
熱血漢で、故郷の森、休暇で訪れたビーチ、クリスマスに湧く街…
どこであろうと平和を守ろうとする心意気は本物なのだが、形から入るタイプなので空回りしがち。
長らくまごう事なき3枚目だったのだが、2017年6月末のイベント「俺達のレンジャーサイン!」で主役を張ってからは大分株が上がった漢。
2018年3月現在、水着版、クリスマス版、イベントSR版と計4バージョンいるが、いずれも回避と暗闇で避けながら殴るのが基本の土属性。
ガチャキャラであるジャスミンとは同郷の幼馴染だったりする。

コルワ
CV:藤村歩?伊藤静?
若くしてドレスデザイナーとして高い評価を得ているエルーンの女性。
デザイン自体も優秀ながら、彼女は糸に特殊な魔法を掛けており、それを使って作られた服を着た人間の気分を操れる…が、あくまで「気分」なので、強力な精神操作等ではないらしい。
そんな自分の作った服を着た人間が幸せになる事が何よりの好み。
逆に誰かが不幸になったり、バッドエンドを迎える事に関してはかなり嫌悪しており、バッドエンドを防ぐためなら、親が決めた婚約者同士の結婚を潰そうと目論むほど。…まぁこの時は婚約者同士が誠実な人柄だったため未遂で済んだが。
ちなみに幸せそうな花嫁から現在のハッピーエンド中毒っぷりが始まった為、恋愛関係にお節介を焼きまくる少し困った一面も。
異性関係にとてもうるさいものの、本人曰く「性別にこだわるなんてナンセンス」らしく、そっちのケも多少あるようだ。

戦力的には強力な支援性能が目を引く。
フィルという独自ゲージを持っており、ターン終了時、もしくは敵ダメージ時に+2され、最大10まで貯まる。
そのフィルを使い、全員の攻撃力アップ、連続攻撃確率アップ。
単体の防御アップ+リジェネを使える。
それらは普通のバフとは重複しない独自の強化である上、本人も通常攻撃できるため火力は大幅にアップする。
それだけでも強力なのだが、更に奥義「ブランシェ・フィル」でその性能を更に強める事が可能。
ブランシェ・フィルでの強化は奥義発動時のフィルによって左右するが、フィル3位でも目に見えるほどの効果を発揮する。
もちろん若干難易度は高いがフィル10で打つ事ができれば途轍もない強化が期待できる。
弱点は、フィルが無いと単なる通常攻撃マシンでしかない所と、奥義のダメージがない所だろうか。

担当声優は藤村歩氏だったが2019年より無期限休業中の為、以降は伊藤静氏が代役?を務めている。

ミリン
CV:高木美佑?
SRでは風属性Verと光属性Ver、SSRではクリスマス限定の水属性Verが実装されている。
見た目は金髪碧眼だが、その本質は「ござるっ!」「拙者」といった独特の口調の侍娘。
と言ってもまだ憧れているレベルであり、侍としてのかっこよさと、
本人のおちゃめさが同居した、味の深いキャラとなっている。
奥義の後に決めポーズしたり、「峰スラッシュです!」といった謎の単語を生み出したりとマイペースを貫いている。
…というか峰でもスラッシュしたら致命傷じゃないですか…。
ちなみに「ござるっ!」は口癖や掛け声であり、語尾ではない
彼女の喋り方自体は基本的に敬語なので、二次創作の時は注意しよう。

侍に憧れている…とは言ったが、ゲーム性能的には侍系の特徴である奥義ゲージ200%は一応持っている。
だが通常のゲージ200%で撃つ奥義は奥義を2回撃つ形となる。
対して彼女の場合は「2倍ダメージ+風属性追撃10回」と言う性能に変わってしまう。
そして、フェイトエピソードで奥義ゲージを+100%するアビリティを覚える、要するに奥義全振りキャラなのだ。
ゲージを最大まで上げなくても奥義倍率はそこそこある上1アビでも奥義ゲージを盛る事ができる、更に最終上限も解放されている為、SSRキャラを押しのけてパーティ選択肢に上がる事も多い。

その後ミリン(クリスマス)SSRとしても登場。
背格好はホッカムリを被り囲炉裏で寛いでいるという余りクリスマスっぽくないが。
攻撃、防御共に優れた性能をしており、勿論奥義も強力で使いやすいキャラとなっている。

ウーフとレニー
CV:前野智昭?と藤田茜
狼男?赤ずきん?の少女のコンビ。
基本、複数人で1キャラ扱いされる場合「ランスロット&ヴェイン」というふうに「&」で表されるか、もしくは「サーヴァンツ」「ひよこ班」と言ったチーム名で表記されるが、彼女たちだけは「ウーフレニー」と表記される。
それもそのはず、彼らは互いに互いに依存をし、それが良くないとわかっていてもその心地よさから逃げ出せずにいるのである。
レニーは見た目は可憐な美少女だが打算的かつ人間嫌いな所があり、ウーフ以外の人間に懐こうとはせず、クリスマスやお正月のイベントでも部屋に閉じこもって出てこない。*5
他人の目を恐れ愛想笑いをし適当に合わせる事はしていたが、そんな生活に嫌気を感じていた。
だが、見た目は怖いが優しいウーフとの出会いで始めて自分をさらけ出す事ができたのだ。
だが行き過ぎてしまい今度はわがままとなり、人々に誘われてもすぐに帰る、そもそも部屋から出てこない等、自分勝手な行動を続けている。
主人公はおろか、フォリアやヴァジラ、ヴェインと言った気さくな人物でも彼女の心の壁は破れなかった位に頑強。
船に乗った理由も、「ウーフは外にいると周りの人達から攻撃されるため、そこから身を隠せる為」という理由が大きく、他のキャラのように好意的な理由ではない。
対してウーフの方は見た目は凶暴な狼男で口調もどこか尊大だが、常識的、良識的な思考の持ち主でレニーに比べれば他のメンバーとも積極的に関わろうとする。
しかし自らの姿が人間にとって恐怖の対象だと自覚しており、精神も自分を慕うレニーが第一のため、他の人間とはどこか距離のある状態である。
基本的にどんな悪者や人間離れした者たちでも、船に乗れば大小あるものの主人公もしくはルリアを慕うキャラが多い中、最初から関わろうとしないこの2人(特にレニー)の存在は逆に異質である。
彼女たちはこの先、グランサイファーの片隅で閉じこもったままなのか、もしくは何かのきっかけで互いの依存から離れられるのかは不明。
一応、2019年12月のウーフのクリスマスコメントによると「レニーも少しは心を開いた」とのコメントがある。そうは見えないのはともかく

シヴァ
CV:速水奨?
星晶獣の1人であり、天司バシリカおばさんミカエルに仕える使徒。
元々は召喚石しかなかったが、2018年の年末にプレイアブルキャラクターとなった。
他の使徒、特にグリームニルに比べると非常に真面目でシリアスな方。
その思考は人間思いながらも炎のように苛烈。
戦闘中に発する「困難は魂の修行と心得よ」という言葉が、その性格を表している。
…が、コミカルな一面が全く無い訳ではなく、いつも連れている蛇「ナーガラージャ」と戯れるのが好きだったり、そのせいか蛇全体が好きだったりする。
また戦闘中でもダメージを受けると「やばい…!」というキャラ完全崩壊な台詞を速水奨?イケボで喋ったりする事も。
一応理由はあるのだが、それはぜひとも仲間にした時に確かめてほしい。

召喚石としても「火属性キャラクターの攻撃力が120%上昇」「1戦闘に1度な上使えるタイミングになるまでとても長いが、
使う事ができれば味方全体に強力な攻撃バフを与える」という破格の性能だったが、キャラになってもその強さは健在。
通常攻撃の与ダメージが高いというサポートアビリティがあるだけでなく、それらを2つのバフアビリティで更に強化できる。
奥義ゲージが溜まりにくいという欠点があるが、火属性には奥義ゲージを漏れるキャラが多数いるし、
そもそも自前でトリプルアタック確定アビを持っている為、余り気にはならない。
挙げ句自分だけでなく仲間もバフれる。2アビなんかダメージカットまでついているので、防御面でも役立つ。
更に奥義を使う事によりその火力は更に増える。
オマケに彼が手に入るガチャ武器「悪滅の雷」も貴重なスキル「必殺」*6持ちと至れり尽くせり。

他の使徒と違い、宗教的な関係で季節限定版を出しにくかったが、2021年8月16日に遂に水着で登場。
どちらとも攻撃一辺倒の苛烈な攻めが特徴と言える。

デリフォード
CV:三宅健太
エルステ帝国の兵士。槍の名手であり真面目な人格者であるが、当時の上司と折り合いがつかずなんと解雇されてしまう
その後主人公たちが「星の島"イスタルシア"」を目指す姿を見て、若い頃に持っていた冒険心を思い出しグランサイファーに乗り込むこととなる。
だがいくら気が若くても37歳であり、その年齢と家族持ちのために苦労人になりがちである。
…とまぁ最初期に登場したキャラクターでありながらぶっちゃけちょっと声が良いモブ程度の扱いだったが、2021年に開催された「元帝国軍人のおじさん(37歳)がサウナに目覚めたら人生もととのった話」で突如主人公に抜擢。
イングウェイに「サウナ」について教えられながらも、人生を見つめ直すこととなる。
真面目過ぎる性格故に素っ頓狂になりがちな彼が最後にたどり着くものとは…。
そして2年後に「元帝国軍人のおじさん(37歳)がサウナを通してととのいの世界をめぐる話」も開催された。が相変わらずSSRは実装されない…。

以下個人項目が出来ている人達
ヨダルラーハ?
シルヴァ?
ジークフリート?
ヴェイン?
シロウ?
ローアイン?
ロザミア?
フォルテ?
パーシヴァル?
組織?
マギサ?
ゾーイ?
ユエル?
ソシエ?
九王家?
ルシオ?
ゴッドガード・ブローディア?

十天衆

グラブルに登場する十種の武器の全空一の使い手が集まった伝説の騎空団。
と言えば強力でとっつきにくい集団に聞こえるかもしれないが、実際強力ではあるが気さくな人達が揃っている。
…しかし騎空団なのに一緒に食事とかしないらしい。
まぁ普段はメンバーそれぞれがフリーダムに行動しているらしいし、1人だけでも十分な戦力を持つため集まる必要性が無いだけだが。
ちなみに全員が全員とても性能がいいのだが、最近はガチャキャラもインフレが進んでおり、
全空一の使い手なのに入る枠がないという意味不明な状況になっているキャラもいた…が
彼らが真価を発揮するのは上限解放後レベルを100にしてからであり、そこまで育てれば他の誰も寄せ付けない程の強さとなる。
無論そこまで行くのにはかなりの手間がかかるが…。

彼らを仲間にするのはいわゆるエンドコンテンツであり、1人仲間にするだけでもかなりの時間と労力が必要。
…たまにしかエンカウントしない敵がたまにしか落とさない武器を集めたり、天星器を6段階まで強化しないといけなかったり*7
ただ根気よくプレイすればいつかは取れるので、時間と根気があれば意外とすぐ行けたりする。
ちなみに公式曰く彼らを1人でも仲間にしてようやく中級者レベルらしい。
とはいえ最近では古戦場の商品に素材セットがあったり、イベント「こくう、しんしん」では1人プレゼントされたりと手に入りやすくはなっている

2021年には最終上限解放の更に上の段階として「限界超越」が実装。
レベルは最大150にまで上昇、アビリティや奥義も強化されるが、解放難易度の非常に高い上級者向けコンテンツである。

とまぁ現在では「気難しいながらも全員が正義のために動いているために危険は少ない」という扱いであるが、2023年に開催されたイベント「...and_you」ではパラレルワールドの十天衆にならなかった彼らが登場する。
そしてその尽くが危険人物であり、パラレルワールドの主人公の歩みはたいてい彼らの誰かに止められる事となる衝撃の事実が判明する。

ウーノ
CV:中尾隆聖
髭を生やした仙人のような風貌のハーヴィン男性。シエテと共に力を抑止するための力を求めて十天衆を立ち上げた張本人でもある。
商家の生まれで交渉術に於いてはシェロカルテと同等レベルだが、過去に生家は襲撃されて壊滅している。
誰よりも十天衆の事を誇りに思っており、全容が不明なのをいい事にその名を騙って悪行を働いた悪党を、主人公の制止が無ければ容赦なく抹殺しに掛かるなど暴走してしまう事も。
フェイトエピソードではその一件以降、自身の力の行く末を憂いて迷う事になるがほぼ自力でその答えに至る。

性能はホーリーセイバー系のジョブを更に昇華させたガチガチの防御タイプであり、最終上限解放後の性能を含めるとウーノを最強の壁役とする声も多い程。
その所以は3アビ「城郭の構え」。所謂ファランクス系アビリティだがリキャスト6の100%ダメージカットという誰が見てもわかりやすく唯一無二の壁性能を誇る。無属性はファランクス系を貫通する特性があるため対応は出来ないが、主人公を含めたプレイアブルキャラ中最高性能のファランクスである。
最終上限解放後は火力まで爆発的に上がり、奥義に支援能力まで付随するようになるため取得後はほぼスタメン候補となる。幸い、ウーノが属する水属性には同種族のハーヴィンが多く、種族統一パーティーの構築もしやすい。最終上限解放後に限られるもののカトルとのシナジーも抜群というおまけまでついてくる。
実装当初は3アビのリキャストが長すぎる等欠点が多く、ポメラニアン呼ばわりされていたシスと並ぶ酷評振りだったが、テコ入れで評価が文字通り反転。
2018年3月の4周年記念公式生放送で発表された公式の統計では、ウーノ取得者の大半がウーノの最終上限解放を完了しているという事実が明らかになった。

ソーン
CV:皆口裕子
「魔眼の狩人」の異名の持ち主。茶髪のロングヘアが特徴のヒューマン女性。相手が目視できないほど離れた彼方から百発百中の精度で弓を連射できる弓の達人。
自身を「化物」と称し天星器・二王弓の覚醒を進める主人公らを同類と見て接触してくるが、その実態はコミュ症を拗らせた残念なお姉さん。
田舎から出て来て都会デビューを果たそうとした所、街のド真ん中で故郷の習慣そのままに仕留めた魔物の血抜きを始めるなど、常識が色々と足りてない。
「化物」を自称するのもそうした世間ズレからの逃避・依存という面が強く、十天衆加入の大きな理由も「友達作りの一環」であったりする。
このあたりは騎空団加入後に落ち着いてくるが、天星器覚醒に伴って使用者を求めた二王弓の扇動で一気に精神の均衡を欠き、「全てを敵に回して正真正銘の化物になる」という最悪の形で暴走を始めてしまう。
彼女の物語に関しては自身及び同郷の親友シルヴァ?の最終フェイトエピソードで決着を見る事になる。

大量の弱体効果を持つ「ディプラヴィティ」で行動を封じた後、弱体数によって攻撃力が上がる「クリンチャー」でとどめを刺す攻撃的な性能。
特に凶悪なのが奥義後の「クリンチャー」に付随する60秒の麻痺効果で、少なくないマルチバトルにおいて敵に一切行動を許さず完封し得る恐るべきポテンシャルを持つ。
さらに最終上限開放後は弱体効果時間を90秒延長する「二王の諍い」を習得。麻痺を2分30秒持続させ、高難易度の敵であっても何もさせずに削り殺す随一のハメ性能を獲得している。
最近は弱体強制消去や麻痺中でも特殊行動で反撃してくる敵が増えているため以前ほど無双はしにくいが、麻痺に限らず単純に使い勝手がいいため大きな問題とはなっていない。

サラーサ
CV:高山みなみ?
はねた前髪が特徴のドラフの少女。強大な魔物が跋扈する森で生まれ育った斧剣使いの野生児。
弱肉強食を絵に描いたような環境で生きてきたため、その価値観は力の強弱に重きを置いたドライなもの。街中で一般人が魔物に襲われていても「なんで弱い奴を助けなきゃいけないんだ?」と素で返してくるほど。
反面それは自身を打ち倒す程の実力者に異を唱える事もなく、素直に従う潔さでもある。
こうした出自から「最強」である事には並々ならぬ拘りと矜持、そして自身が弱肉強食の摂理に屈する「弱者」となってしまう事への恐れを有しており、天星器・三寅斧の覚醒を完遂した主人公へ最強の証明を示すために襲いかかってくる。
難しい事を考えない脳筋だが直感は優れており、第一頭目のウーノから「なんか怪しいと感じたらとりあえず薙ぎ払っとけ(要約)」と言い含められているので、口先で騙されたりする事はほぼない。
騎空団加入後も修行のために突如姿を消したりフリーダムに過ごしていたが、自身の価値観の要となっていた故郷の魔物の森が、弱者であるはずの一般人たちによって開拓され、消滅していた事実を突き付けられ愕然とする。
この一件で「真の強さとは何なのか?」と思い悩むようになり、覚醒を果たした三寅斧の「守るものを持った強者たちと戦ってみろ」というアドバイスを受けて、答えを得るべく十天衆たちへ勝負を挑み始める。
余談だが使用者の暴走を扇動する他の天星器と違い本当に単なるアドバイスの為、三寅斧は天星器一の人格者ではないか?とか言われている。

奥義の発動で2つのモードを切り替えて戦う、変則的なスタイルのアタッカー。
とりわけ代名詞となっているのがHPを99%消費して、その100倍のダメージを与える「グラウンドゼロ」。およそ82万の無属性ダメージをイージーに与えられるため、日々のクエスト周回に重宝される。
例を上げるとHPを8000近くまで上げた場合「アーカルムの転生」の雑魚敵はほぼ確殺できたりする。

カトル
CV:福山潤
エルーンの少年で、同じ十天衆のエッセルとは双子で弟にあたり、かなり横幅のある特徴的な短剣を駆使する。
平時は礼儀正しくエッセルと共に面倒を見ている星屑の街の子供達を気に掛ける良き兄。強さを貪欲に求める理由も、家族である星屑の街の子どもたちを守りたいという想いから来ている。
……が、実際の所は沸点が低く一度キレると普段とは真逆な獰猛かつ荒々しい乱暴な口調となる問題児。
最終上限解放エピソードでは強さを求め続ける部分を四天刃に利用され、十天衆に牙を剥き暴走を開始してしまう。
戦闘ボイスも普段は丁寧語だが、最終上限解放後は常に戦闘ボイスが荒々しい口調になるためギャップは特大級。
因みに孤児という出自からか、自分の誕生日がわからず年齢は自称。誕生日ボイスでは主人公と同じ日に誕生日祝いを催す一面も。

性能はダークフェンサーに近く、奥義に寄るスロウやグラビティとランダム効果のデバフ付与を活かして立ち回る必要がある。特に奥義時のスロウは特殊技に合わせて発動したダメージカットなどがズレてしまう恐れもあるため、必要に応じて奥義使用をオフにする工夫も必要。
最大の特徴は2点あり、「一定確率でアビリティ使用直後にリキャストを無視して再使用可能になる」点と「3アビによるフロントメンバーのバフ効果時間延長」という点。
前者はカトルをアビリティアタッカーへと押し上げている所以であり、16/11/24のバランス調整でアビリティのダメージ量が底上げされた事から低確率ながら高打点のダメアビを連発出来るため、瞬間火力の恒常にも貢献している。
後者は3アビが効果時間が2ターン以上のバフの効果時間を1ターン引き伸ばす効果であり、他キャラから受けた強力なバフの猶予時間を伸ばすという事は継戦能力の引き上げに直結している。ウーノの4アビ「一伐の祈り」も延長可能。
最終上限解放後解禁の4アビはダメアビのみ連続4回使用可能になるという効果で、運が良ければ上述のリキャスト無視のアビリティ再使用効果を引き当てて5回連続使用で破茶滅茶なDPSを叩き出す事も可能。
更に1アビで付与出来るデバフに下限を突破して攻撃力と防御力を下げる「喪失」と弱体耐性が低下しスリップダメージを与える「侵蝕」による唯一無二の支援能力まで得る。

フュンフ
CV:水田わさび
天真爛漫なハーヴィンの少女。
回復に特化した性能を持ち、3アビの「リーインカ―ネイション」は「味方に対して戦闘不能時に自動蘇生」する凄まじい効果をもつ。

シス
CV:檜山修之?
かつて空の世界随一の格闘術を誇った暗殺者「カルム一族」の最後の生き残り。
その才能がゆえに幼い頃から一族から忌み嫌われていたが、とある騎空士の優しさに触れ安らぎを得る。
そして、その騎空士と同じく空の果てを目指す主人公に興味を抱き、恩人である彼を探すために主人公と親交を深めるようになる。
なお、常に仮面を着けているが実際はかなりのコミュ障。仮面がないとまともに喋れない様で、その素顔を見ようと主人公やビィによくいじられている。不審者対策という名目でシェロカルテに剥ぎ取られる事も。
2018年3月末の格闘キャラ中心イベント「サウザント・バウンド」では「漆黒の断罪者」というこじらせたリングネームで参戦。アイルを打ち破るものの主催者のアルハリードに敗れてしまった。
2019年6月イベント「ノーレイン、ノーレインボー!」ではファスティバ姐さんに振り回されながらも、滋養強壮のハーブを探すためにヴェトル&モルフェ姉弟、そしてファスティバ姐さんがグランサイファー内で開いた憩いの場「ラードゥガ」でバーテンダーになったジャミルと同行している。
そして6周年イベント「こくう、しんしん」にて主役に抜擢、闇SSRキャラとしても配布された。
そこで彼の過去も掘り下げられたが「ノーレイン、ノーレインボー!」で団員一丸となって主人公を励まそうとしていた彼が、知らぬ間に誰よりも主人公を傷付けていたというとんでもない事が判明する。

シエテ?

CV:[[諏訪部順一]]

十天衆の頭目。
十天衆が同じマントを羽織っているのは彼の提案である。
飄々として掴みどころのない性格ではあるが、実際は思慮深くモラリスト。ただ普段の態度が災いしてか仲間達からの扱いはかなり雑。
また生粋の武器マニアな一面もある。
性能は味方の奥義ゲージを増やすとい強力かつクセが少なくエフェクトが長い事を除けば使いやすいもの。
2015年調べの古いデータではあるが、十天衆獲得者数ランキングとファーダ・グランデ胡散臭い男ランキングで1位を誇っている。
一応頭目としての自覚はあるらしく、とあるキャラのフェイトでは「十天衆で飲み会や旅行したい、それが叶わずとも一回どこかで全員集まりたい」と願っている。

オクトー
CV:銀河万丈
古風な口調と歌舞伎を思わせる隈取が特徴のドラフの老人。フュンフの保護者であり、「じっちゃ」と慕う彼女に見合う可愛らしい小物などを買いに行く一面もある。
ちゃんと本名があるが、鍛錬に打ち込む内にその名前さえ忘れてしまった。その為、オクトーという名前は本名ではない。
オクトー自身の奥義ゲージ回収量は他キャラの2倍で、侍系キャラの特徴である奥義ゲージ上限200%という強みもあり他キャラクターの奥義ゲージ加速要員として優秀。土属性統一でドラフ・刀が得意武器と様々なキャラと組み合わせやすいのもメリット。
…が、有利属性である水属性相手の場合はクリティカル率上昇バフも相俟って大暴れしやすいものの逆に言えばそれ以外の属性相手では活躍しにくい。
十天衆の最終上限解放において最高難易度と言われており、突破率は30%を切るとも言われる。

ニオ?
CV:ゆかな
見た目通りダウナーで大人しい性格だが、その裏には時折剣呑な気性も垣間見える。ハーヴィンの為幼く見えるが20歳。
「人の感情を旋律として聞き取れる」という特殊能力を持っているが、負の感情まで読み取ってしまう。
その為人との関わりをるっでは引きこもりと言われるほど避けてはいるが、決して人と触れ合えない訳ではない。
彼女が仲間になる経緯は「主人公たちの旋律」に興味を持った為。
性能としては強力なバッファーだが、他の十天衆の様な独自要素は少ない。
また彼女は風属性だが、風属性のバッファーとしてはリーシャやコルワと言った強力なガチャキャラに、同じく十天衆のシエテ、下記の十二神将アンチラまでいる為、
キャラが揃ってくると上限解放まではレギュラー落ちの可能性も高い。
しかし彼女には、敵を行動不能にするだけでなく大幅に防御力を下げる「昏睡」というバッドステータスを持つという強みがある。
十天衆を名乗るだけあって彼女も非常に強い上ライバル達との相性はとても良い。そして可愛さでは他の十天衆には決して負けないであろう。
イベント「プレガント・コーラス」では、災害に遭った人々の心を救う事ができず苦悩するエルタとセレフィラを自分の演奏で救うという実力も見せる。

エッセル
CV:佐藤利奈?
エルーンでカトルの双子の姉。濃いメイクをしているが、これは大人であろうとしている彼女の心理の表れでもある。
物静かで、自身が面倒を見ているストリートチルドレンの集まる「星屑の街」を守るために手を汚した事を示唆する言葉を口にしており、銃を取るならばそれなりの覚悟を決めなければならないとも発言している。
最終上限開放エピソードでは、十狼雷の扇動に追い詰められるようにして精神の均衡を欠いてしまい、カトルや子供のフュンフにまで銃口を向ける事態に発展する。

性能としては、アイテムドロップ率を上げるトレハン効果を確定でLv3付与するアビリティと、高い連続攻撃確率が特色。
更にサポートアビリティでもアイテムドロップ率が上昇するため、それらを目当てに彼女を取得する騎空士も少なくない。
最終上限開放で得られる4アビによる爆発力は凄まじいが、良くも悪くもトレハンレベルと相手のブレイク状態に依存してしまう性能で、敵のブレイク状態強制解除が頻発するようになってくると影が薄くなりがちだった。
しかしほぼ全面的な性能の調整が入った事でトレハンに依存する部分がほぼ撤廃され、2アビに「相手にブレイク状態依存のアビリティが有効になる」固有デバフ「強襲」が追加された事で状況を選ばない攻撃力を得た。
4アビ「十狼の雄叫び」も2アビにがっちり噛み合っているため、2アビとタイミングを合わせるとフロント4人が一斉にブレアサの効いた確定TA+30%追撃を叩き込むという地獄絵図になる。
グラブルの仕様上、持続時間1ターンであってもターンが経過しなければバフが継続するため、ブレアサの効果は切れるが召喚石「サン」で追加行動したりレスラーのツープラトンと組み合わせると更に凶悪になる。
後者に関しては後から召喚石「シヴァ」の固有バフをおかわりする事も可能。

アーカルムの賢者

5周年記念アップデートの一環として実装された十天衆に相当するコンテンツ。モチーフはタロットの大アルカナだが、【THE WORLD/WHEEL OF FORTUNE】に割り当てられた賢者のみ登場していない。
アーカルムシリーズと呼称される本コンテンツの召喚石と対応した賢者はセットになっているが、2015年開催のイベント「ヴィラ・デ・シェロカルテ」の報酬でしか現状入手手段がない召喚石「THE WORLD」を入手していない場合は【THE WORLD/WHEEL OF FORTUNE】は揃って欠如する形となっている。

元々は2015年に開催された旧『アーカルムの転世』イベントに登場するNPCでしかなく、その時点で4人が登場していた。
しかし当時のアーカルムシリーズが性能詳細が発表されていない状態で「デメリットあり」との発表があった上に、要求される強化素材はテスト段階のものをそのまま引っ張って来たのではないかという説が持ち上がるレベルに暴力的で意欲を削ぎ落とすには十分すぎた。
ユーザーを3つの勢力に分けた陣取り合戦であった旧『アーカルムの転世』自体も欠陥まみれのイベントで、陣営ごと復帰不能に陥る等の致命的バグを抱えていた事もあってか開催期間終了を待たず強制終了。
そのまま超長期の熟成期間を経て2017年12月にソロコンテンツへ転生を果たした新『アーカルムの転世』及びアーカルムシリーズ召喚石が、2019年3月10日にプレイアブルキャラクターとして契約者達が実装された。

取得方法は十天衆に輪を掛けて特殊かつ運と時間を要するものであり、有志によれば全員を加入させるには単純計算で2年は要するとの計算が出ている。
2019年8月の公式発表段階で1人でも取得出来ている騎空士はアクティブユーザーの割合を考慮しても一握り。2人以上となると尚更であり、キャラクター性能の検証も未だ進んでいない部分もある。
また、フェイトエピソードや十天衆を「少年誌的な王道展開」とすれば、アーカルムの十賢者は「青年誌的なダークな展開」が連続するのも特徴。
賢者それぞれの過去が凄まじく凄惨かつ陰惨であったり、ベリアルが可愛く見えるレベルにいろいろぶっ飛んでいたり、性能そのものも癖が強いものが多いが絶大なオンリーワン性能を誇る。
なお、十天衆と違い極一部を除いて彼らに横の繋がりも縦の繋がりもない。
アーカルムシリーズ自体もそれぞれの召喚効果そのものが異質であり、サブに置いておくだけで加護効果を齎してくれる。

JUSTICE/THE EMPRESS
【義憤の女帝】マリア・テレサ
CV:高橋美佳子
嘗て諸王国を統治するロマ王国の女帝を務めていたドラフ族の少女。かなり大人びているがまだ17歳で、フルネームはマリア・テレサ・フォン・エスタライヒ。
男性が皇位を引き継ぐ世襲制だったが、マリアの父親である先代皇帝が世継ぎに恵まれず3年前に崩御。14歳という若さで皇位を引き継ぎ、周囲の不安をいい意味で裏切る形でその地位を不動のものとした。
しかし側近の裏切りに遭い、自分によく似た女に皇位を、名誉も、幸せも全て奪われ地下牢へ幽閉され、さらに親しい者の死を受けて脱走。
以降は身を隠し、帝王学の一環として叩き込まれた確かな芸術知識と持ち前の鑑識眼を活かして骨董市の鑑定士として暮らしていた。
知識が無いため付け焼き刃の薀蓄と舌先三寸で騙され、超レア物の骨董品を二束三文で売りそうになっていた主人公達と出会い、彼らを助けると同時に邂逅する。
弱きを助け強きを挫く強い正義感と芯の強さ、同時に年頃の女の子のような一面を持ち合わせる。
また他の賢者が概ね主人公を騙す形で協力を求めるのに対し、後述のエスタリオラと彼女のみ「アーカルムの星晶獣」の危険性を隠さずに説明している。
戦闘では希少な水属性ドラフで、ディスペルが付属するダメアビの他に「フロント1人を指定し、指定したキャラの現在HP/奥義ゲージをフロント全員に適用」「フロント全員が瀕死時のみHP状態異常全快+ステータス大幅ブースト」というトリッキーなアビリティを持つ。

JUDGEMENT/THE EMPEROR
【断罪の皇帝】カッツェリーラ
CV:高橋広樹
ガルゲニア皇国第5皇子であり王位継承権第5位を持つハーヴィンの青年。ハーゼリーラの実兄で通称カッツェ。
現在はとある島の貧民街にハーゼリーラと共に亡命しており、住人たちから「王様」と慕われている。
祖国ではマエストロとして平民で構成された楽団を率いてタクトを振るい、政には無関心で皇族らしからぬ振る舞いで対等に接していた為に慕われていた。
自身の継承順位の低さから「天地がひっくり返りでもしないかぎり、自分に皇位継承の話は巡ってこないだろう」と考え、音楽で国に尽くすつもりでいたが……
タクト捌きだけでなく人物に対する観察眼にも優れており、その日暮らしで明日の日銭の有無も怪しい生活を続けていた貧民街の住人に適職を与え、生活環境を改善させた事で「王」と呼ばれるに足る信頼を得た。
しかしそんな彼でも身内にはその観察眼は鈍るらしく、愛する妹の本性には気づいていない。
なおその妹からは割りとぞんざいに扱われており、とある年のバレンタインでは「妹からもチョコレートがもらえるだろう」と宣ったが結局貰えなかったという悲しいエピソードが語られた。

性能は奥義ゲージをコストにした防御性能の大幅上昇、指定した味方の能動的なタンク化が可能な風属性で希少な防御役。
更に奥義性能上昇/与ダメ上限上昇系と重複可能な奥義性能上昇効果のある奥義ゲージ加速が可能な2アビ、
サブメンバーから引き摺り出された時に発動する正位置効果による回復性能上昇、サブメンバー時はバフデバフの有無で発動する逆位置効果の別枠バフ等、多方面でサポートが可能。
奥義ゲージをコストとして支払う必要がある1アビが一見ネックに見えるが、2ターンで切り替え可能なトグルタイプで奥義ゲージ残量が0でも効果は持続するため、ここぞという時だけ発動して切り替えるという運用も可能。

THE DEVIL/STRENGTH
【鮮烈なる力】フラウ
CV:朝倉杏美
一際輝く力と美貌を持つ、明るく破天荒なエルーンの女性。
強すぎる力を持つために周囲から疎まれてきたが、本人は皆が好きだからと手を差し伸べ、醜い悪意に耐えていた。
そんな彼女を1人の女性が支え続けてきてくれたのだが、ある日その女性は連絡もなく行方をくらましてしまう。
唯一の心の支えを失った彼女は、星晶獣デビルの「悪魔の囁き」を受けて、その人生を反転させる。自身を害そうとするものを、その力をもって排除するために。
悪意を向ける世界を滅ぼし、自身を害する者のない新しい世界を作る。悪魔の囁きに身を委ね、彼女は主人公たちに接触を図る。

性能はアビリティアタッカーで、3つ全てがダメージアビリティ。固有の特徴として「ターン制の弱体効果を延長」する能力を持つ。
弱体延長の1アビ、ディスペル付きの2アビ、2000回復・クリア・自己強化の3アビとそれなりだが、正位置効果が発揮されると使い勝手が大幅に向上する。
全てのアビリティが2回発動になり、単純に火力が強化。また1アビは延長が2ターンに。2アビはデバフ「悪夢への誘い」が追加されディスペルも2回。
3アビも2回発動になり4000回復と2回クリア、自己強化も攻防20%と味方の生存に大きく貢献できる。
とは言え3アビ以外の使用間隔は微妙なのがネック。特に延長1アビが6ターンなのに対し、デバフの2アビが8ターンなので性能を発揮しきれず、フルオートでも噛み合わないので不完全燃焼感は否めない。
経過ターンでダメアビが自動強化されるので、長期戦向けの性能と言える。同じ火属性で短期戦向けのアラナンとは対照的。

THE STAR/THE CHARIOT
【怒涛の戦車】ガイゼンボーガ
CV:てらそままさき
幾多の戦場を渡り歩いた流浪の傭兵であるドラフの男性。その戦いぶりから『戦車(チャリオット)』の名で恐れられた。
しかし単独行動による暴走が目立ち、敵はおろか味方までも危機に晒すその戦い方から、いつしか「戦闘狂」と呼ばれ、周囲から疎まれるようになってしまう。
その結果、とある戦場で単独行動中に味方から見捨てられ、砂漠の真ん中で孤立。食料もなく怪我で動けず、見上げた夜空に光る星を見て彼は思わず祈りを捧げ、凱旋を夢見ながら眠りにつく。
そして三日後、彼は王都にたどり着いていた。但しその身体は皮膚が焼けただれ、内臓が壊死し、全身を複雑骨折した状態で。
彼は汗をかかず、痛みも感じず、疲れも眠気も飢餓も何も感じない状態となっていた。星晶獣『スター』の支配を受け、生物が本来要するはずの機能を全て失っていたのだ。
薬を使って無理やり生活する屈辱に耐えながらも、戦士の尊厳である「痛み=生の実感」を取り戻すため、彼は主人公との接触を図る。

とまぁ仲間になるフェイトイベントに関しては自らの欲求に周りを巻き込みながらひた走る非常に厄介な暴走機関車
…であるが、仲間になった後の季節ごとのイベントだとやたら主人公に勝負を仕掛け、その勝負がしょぼいゲームでも律儀に応じたり、自分で仕掛けた罠に引っかかったりと急におもしろおじさん化した。
その律儀さは最早病的とも言えるが、そのお陰で仲間に対してもある程度気遣いを見せる一面も持っている。
2022年ホワイトデーとイベント「元帝国軍人のおじさん(37歳)がサウナを通してととのいの世界をめぐる話」での彼の活躍は必見である。
ただしそうした恥や大騒ぎした経験も後に笑って語ったりするなど潔い一面も持ち合わせている。

性能はタンク兼アタッカー。最大の特徴は無属性を含むあらゆるダメージをHP1で耐える特殊な不死身を付与する3アビ。
低HPほど火力が上昇する背水効果、弱体無効も付与されるため、非常に強力な盾として攻守両面で機能してくれる。但し効果維持には味方からの強化&回復アビが必須なので、運用には少々癖が必要。
さらに2アビの全体かばう効果で味方の被害を減らし、クアドラブルアタック(4回攻撃)でダメージを稼ぐ。
背水型だが、1人で勝手にダメージを受けてHP1になってくれる上に火力も出せるので、光属性の主流である渾身や回復多めの編成でも問題なく運用できるのがメリット。
またサブに編成していると闇属性の攻撃に限り、ダメージ最大値を10000に固定する。つまり大いなる破局などの999999ダメージを防ぐ事が可能。
但し多段攻撃や闇以外の属性ダメージには無力なので過信は禁物。

TEMPERANCE/THE HERMIT
【止水の隠者】エスタリオラ
CV:チョー
齢200歳を刻む老ハーヴィン。とある国では大魔術師として知られていたが、王城内での争い事に巻き込まれて妻を失った。
本人曰く「常時睡眠体質」で、その言葉に違わず戦闘中だろうが構わず眠り続けている。戦闘中は数ターンに1度しか起きない上に攻撃モーションすら鼻提灯で勝利SDでは布団を呼び出してスヤァ…する徹底ぶり。
プレイアブルキャラクターのマルキアレスとは友人であり、マルキアレスのフェイトエピソードでエスタリオラの名前が出ている。
プレイアブルキャラクターとしては初となる、起きている時以外は完全制御不能で、寝ている間は条件を満たしたターンの終わり際にアビリティを自動でぶっ放しまくる。
「アビリティを撃っている」という判定上、いわゆるリロ殴りに対して最高適正を持つが、制御不能という点と彼の加入条件であるアーカルムシリーズの召喚効果が扱いづらいせいか、取得者数は2019年8月発表時点で400人を切っている。
風属性有利古戦場開催後の統計では取得者が大幅に伸びていたが、その後に実装されたバトルシステムV2との相性が絵に描いたように最悪である事で有名に。
V2対応バトルである六竜ガレオン、黒衣の男戦ではエスタリオラがいると文字通りの全滅まっしぐらであり、V2システムを既存バトルへ適応させるという当初の方針が急遽変更となった原因とすら言われる。

THE SUN/THE HIEROPHANT
【破天荒なる教皇】アラナン
CV:大友龍三郎?
善人による善人のための楽園の創造を悲願とする「レナトゥス教」という宗教団体にて司祭をしているエルーンの男性。
初老であり口調も荒々しいが、レナトゥス教の信念にもある通り「善き行いをし、間違いを正す」事を人生の喜びとしている。
しかし彼が作り上げた教団員には「善意を盾…いや言い訳に悪行を働く」という者もおり、彼はその事に苦悩する事となる。

性能は公式曰く「超短期決戦型」。
触れ込み通り、デメリット付きながら短期間に大火力を出す事を得意とする。
召喚石である「サン」も強力な為「賢者は最初にアラナンを取れ」と言われる程となった。
そしてダメージボイスの「まだまだぁ!!」が癖になる騎空士が続出した。

なおそのサンとの関係はまさしく「親子」のそれに近く、アラナンの季節コメント等では彼女も登場する事が多い。
もともと人々を救うために行動していたこともあり少々荒っぽいながらも良識、常識は兼ね揃えた大人の男性であり、そういう意味では初心者向けと言えるだろうか。

THE MOON/THE PRIESTESS
【欺瞞の女教皇】ハーゼリーラ
CV:藤井ゆきよ
カッツェリーラの実妹でガルゲニア皇国第六位王位継承権を持つ第六皇女。現在は兄と共に亡命し、経営していた孤児院の子供たちと大事な人を殺した国に復讐を誓っている。
普段は上品な貴婦人を演じているものの、その本質は冷酷無慈悲。
最終開放する事で口調がきつくなる。と言っても乱暴になる訳ではなく、当たりが強くなる程度などで安心して欲しい。
但し奥底にある、子供や弱者への思いやりは変わらない。弱者を救うために自ら危ない橋を渡る事を躊躇わない胆力を持ち合わせている。
プレイアブルキャラとしては、非常に強力なバフ及びデバフを付与するサポートタイプ。
何も考えずにパーティに入れてもそれなりに活躍できるという、本人、そして十賢者の性格から考えると割と珍しい性能をしている。

ちなみにこの手の王女キャラにしては珍しく、「統治者としての才能は皆無」と断言されている。
上記の通り冷酷無慈悲な性格と強すぎる正義感から、自分に仇なす者全てを粛清する暴君となってしまうとの事。
それは本人も自覚している為、兄であるカッツェリーラを表向き「王」にし、自らはそれを傀儡に暗躍しようと目論んでいる。
ちなみに趣味にしている絵も下手。
後者は可愛らしい一面であるが、よく考えると自らが求める物に必要なものに限り手に入らない事を意味している。
しかもその事を担当星晶獣「ムーン」にいじられる始末。
なお料理は得意な為、何もできない訳ではない。やりたい事ができないのである

THE HANGEDMAN/THE FOOL
【忘却の愚者】カイム
CV:國立幸

THE TOWER/THE MAGICIAN
【禍殃なる魔術師】ロベリア
CV:野島健児
音魔術を使いこなす、天才魔術師を自称する青年。幼い頃に両親を亡くし、以来天涯孤独の身。
亡き両親から「誰にだって幸せに生きる権利がある」と言い聞かされて育っていた事もあって、その言葉を人生の指標としている節がある。
情報公開時、対となる星晶獣「タワー」がタロットカードで唯一正位置/逆位置ともに不吉な意味合いを持ち、更に名前のロベリアの元ネタであろう花も花言葉に「悪意」が含まれているため、嫌な予感を覚えた騎空士も少なくなく………。
一見すると好青年だが、恐らく騎空団一の大問題児。生粋のサイコキラーであり、作中屈指の大量殺人犯。正確に言えば人や物が壊れた時の「破壊の音」に幸せを感じてしまった人であり、それと両親の教えが合わさった結果、生き物の破壊を何より好む歪んだ快楽殺人者となってしまった。
他の賢者が暗い背景やアーカルムの星晶獣により歪められた者が多い中、特に理由もなく「最初から歪んでいた」という人物。タワーとの邂逅によりその歪みが常軌を逸した領域に到達し、躊躇など一切なく破壊と殺人を繰り返していた。
実は幼い頃に亡くした両親こそが彼の最初の被害者であり、その破壊音と悲鳴を自作の魔法装置で録音し、なんと主人公たちの前で披露しながらパスタを食べるというぶっちぎりの異常者ぶりを見せつけ、プレイヤーをドン引きさせた。
シエテと似ている部分が多数あるものの、その本質は正反対であり、ロベリア取得者が凡そ口を揃えて「万一シリアスな場面でシエテとロベリアが出会った場合、2人で殺し合いが始まる」と語る程に相容れないだろうと予測されている。

性能としてはアビリティアタッカーだが、真骨頂はスタックタイプの固有バフを一定量消費して起動する2アビの「アビリティ使用間隔3ターン短縮」及び3アビの「フロントメンバーの全アビリティに追加ダメージ発生」という2つのアビリティ。
特に後者が凶悪で、使用間隔1ターン以上であれば本来ダメージアビリティでないアビリティを使用した場合でも敵に追加ダメージを与えるという理不尽振りであり、1アビも「確定TA+50%追加ダメージ」という清々しいまでにアビダメ特化型。
固有バフのスタック数を上げるために毎ターン1アビを押す必要があるためDPS自体だけを見れば他のキャラに劣るが、黒麒麟や2アビを併用した3アビによる追加ダメージラッシュによるDPTは全キャラ屈指。
特にターン制限称号があるブレイブグラウンド、如何にDPTを稼ぎ出すかが重要な六竜討伐に於いて適正が高く、使用間隔短縮という点ではファランクスの回転率を無理やり早めるためハイエンドコンテンツで輝く逸材。

DEATH/THE LOVERS
【嘆きの恋人】ニーア
CV:下屋則子
立ち絵でも目立つ目の下の隈など、どこか陰のあるエルーンの少女。
魔法の名門に生まれたのだが、才能に恵まれず中々魔法を習得出来なかった。
それでも幼い頃は両親も期待していたのだが、妹が高い資質を見せるようになってからは虐待レベルの冷遇を受けるようになる。
真っ当に努力しても状況は変わらない中、家に死蔵されていた禁書と、そこに挟まれていた1枚のカードと出会った事により、
「愛されたい」というごく当たり前の承認欲求を暴走させていく事になる。
その果てにデスと契約し、自分達を認めない者を血祭りにあげた後は自分達が愛される世界を求めて主人公と接触する。

「ターン経過とアビ使用で固有バフを消費しきると自滅。これ以外で戦闘不能になると敵味方にHP回復不可を含むデバフをばらまく」というサポートの性質により、基本的に短期決戦向けのバッファー兼奥義アタッカー。
一方でサブにいると主人公の生存率を上げるため、場合によっては耐久面でも貢献できる。
ただ、目下一番の活躍の場は上記サポートの回復妨害を逆に利用した、「デスの召喚効果で生贄にし、水着ゾーイの吸収を防いでわざとHPを1に保つ」という背水戦術である。

十二神将

空の十二の方角には干支の名を冠した十二の神社が建っており、それぞれ現実世界と同じ干支が司られている。
その年の恵方に対応する方角の神宮にはその年において星の民の動向を監視する「歳神」が任命される、それが十二神将である。
ちなみに現在の所、凄腕の美少女のみで構成されている。イングヴェイ曰く先代十二神将も美女揃いだったらしいが、少なくとも初代西北西は男性だったので設定上は偶々な模様。
なお、イングヴェイは嘗て先代十二神将に手を出そうとしたが「殺されかけた」との事。
入手方法はガチャ、それもその干支の年のうちにしか入手できない。その年に入手できなければ次の機会は12年後という凄まじい設定だった。
…がPが代わり復刻禁止期間は1年に短縮された。それでも長いが
登場した年の夏頃に別衣装のスキンが実装され、年末にはイベントでSR版が配布されるのが2017年末(SRクビラ)までは通例だった。
その後ヴァジラ/クビラを境目に諸々の実装は年々変わっている。

このようにどこか俗世離れした神秘的な印象…だったのは昔の話。ここ数年の十二神将は妙に俗世に染まりきっている気がする。
また全員が年頃の少女であるため、一見は神秘的、メンタルが強いと思われる彼女達もリゾートやキャンプに夢中になり会議が進まないというカオスな状況になりがちである。

アニラ
CV:悠木碧?
2015年に登場した南南西の守護神。干支は未。
のじゃロリ…に聞こえるが実際はしっかり者の姉さんタイプ。
ドラフの中でも珍しい羊風の角を持つ。
未なのに奥義は餓えた狼?そっくり。
2020年に風属性の水着バージョンが追加された。

アンチラ
CV:内田彩?
2016年に登場した西南西の守護神。干支は申。
10歳という年齢の割にしっかり者のボクっ娘だが、油断すると年齢相応の地が出る。あとよく寝る。
他のエルーンには見られない猿耳と尻尾の持ち主。
ご先祖様は「サンゾー」と一緒に「テンジク」に旅したらしい。
なので棒術や分身を使う。某格闘家と同じ風属性だが気功術は使わない。そして奥義は骨法っぽい飛び蹴り?
しかし最終上限で遂にエネルギー波っぽい奥義を使うようになった。
最終上限解放後の性能は個別バフ/デバフによるサポートをこなしつつ、いざという時は奥義との併用で回避可能なかばうも使えるマルチサポーター。アンチラの長所である1アビのHP完全回復も強力だが、アンデッド状態で不用意に使うと文字通りフロント全員が昇天する。
アンチラが実装される少し前にDMMでのサービスが開始し、そこから始めたプレイヤーにとっては(2017年年末と違い無料10連なども気前良くなかったため、ガチャ運が悪いと戦力が期待できなかった)、覇王丸(サムスピコラボで仲間に)・ミュオン(イベント「プラチナ・スカイ」で仲間に)・アンチラ(「年年歳歳2016」で仲間に)の3人でお手軽に風属性パーティーを組む助けになっていたとか。

マキラ
CV:門脇舞以?
2017年に登場した西の十二神将。司る干支は酉。
外見は普通のハーヴィンだが、物を浮かせる「飛力(とびりょく)」という力を持つ。
但し自分は浮かせられない。鳥神宮の主である事もあってこの点がコンプレックス。
鳥といっても鶏なんだから飛べなくて当然なのだが
それを克服するために日々飛行機械の開発に励むリケジョでもある。でも意外と夜に弱い。
ルナール達「おこたみ」メンバーの1人だが、そんな彼女たちが主役の「ハンサム・ゴリラ」では事情により台詞の大部分が「うほ」のみという門脇舞以?の豪勢な無駄遣いだった。
2020年正月イベント「除夜の終わりに響く鐘」、7周年イベント「STAY MOON」ではメカマンとしての技能も発揮。
前者では小型ジョヤともいうべきロボ・ジョイ(CV:加瀬康之)を生み出し、後者では機神の研究・分析にも貢献した。

戦闘では鼓を使う土属性のバッファー。奥義は竜巻を飛ばすアッパー?。…鳳凰脚?ハーヴィンに無茶言わないでください。
若干クセは強いが消去不可のバフをばら撒けるという事でそこそこ重宝されていたが、2020年の最終上限解放でバフ・デバフ・アビダメ・条件次第でオールポーション補充と全方面において大幅に強化された。奥義も真昇竜(というか超あっぱー?)に変化。
当初は先んじて最終上限が実装されエンドコンテンツ必須レベルとまで言われたアニラとアンチラみたいな派手さは無かったため「リミカインでよくね?」と評されていたが、
一人で何でも支援できるマルチぶりとフルオート適性の高さによって土有利古戦場ではマキラの有無が討伐速度に直結してプレイヤーたちは掌を返したという。

ヴァジラ
CV:芹澤優
2018年に登場した西北西の十二神将。司る干支は戌。
この頃より年末年始はガチャピン襲来無料10連以上、運が良ければ100連が引けるキャンペーンと重なっていたため、今までの十二神将より手に入れやすくなった。
普段一緒にガルジャナという戌と共に行動しており、戦闘中は彼と強力して戦う。
なおこのガルジャナ。喋る。それも美声で。(CV:多分小西克幸)。
だが現状ではカミ下ろしでヴァジラが気絶した時のみしか喋っておらず、また最近のヴァジラは神降ろししないので出てきてもほとんど喋ってくれない。とはいえ一緒にオシャレしたりと割とノリのいい性格ではあるらしいが。
他にも3人の子犬も連れており、普段は彼らとじゃれあったりしている。
自然に宿る様々な精霊と意志…「カミ」と通ずる力を持ち、彼らを自らの身に憑依させる事も可能。
憑依させた場合、厳かで低いトーンの口調になる。上限解放をすると戦闘ボイスをその口調にできるが、
言動が普段と全く変わらない元気な姿なので違和感バリバリであったが、最近になってカミオロシ状態用モーションが追加された。
が今度は解放後のイラストが違和感バリバリになってしまったがスキン設定で元に戻せるので好きな方を使おう。
カミを下ろした場合非常に疲れるらしく、実際フェイトストーリーではそのまま気絶する様に眠りに入った。
このカミというのは、かつての十二神将「バサラ」(CV:間島淳司)。
非常に強い力を持ち男性であるが、中身はヴァジラそのままの性格であり余り深い事を気にしない点は同じ。
結果的にヴァジラとも和解したものの、バサラ本人も戦いたいという事でたまに体を貸す事で落ち着いた。…が14歳の少女の体に入り込むあたり変態と言われてしまったのは秘密。
年齢の割に大人びいており自らの使命にも真摯に向き合う強いメンタルの持主だが、色恋沙汰に関してのみ14歳の少女としての側面を見せる。

性能は水属性全体攻撃で弱体化耐性ダウンの「大口真神」レアかつ強力な状態異常「恐怖」を与える「犬牙相制」
そして奥義ゲージを30%使う代わりに攻撃行動を2回行う「飛鷹走狗」と強力な物が多い。
元々使いづらいながらもそれなりに強かったが、そこから一度最近テコ入れがなされ、強みであり同時に悩みどころであった「飛鷹走狗」のリキャストと消費ゲージが大幅に改善され、強キャラの一人となった。
その後は最終上限解放によって適当に使ってても奥義を連発するアタッカーとして大活躍中。

奥義はVの字切り。大本は超電磁マシーン?だが、直接の引用元はおそらく傭兵少女?
ちなみにこの奥義よく見るとガルジャナと子犬達だけが頑張っており、本人はどや顔と決めポーズしているだけ?だったりする。

バリエーション違いとしては闇属性の水着がある他にスキンがたくさん存在しているが低レア配布版が実装される事無く翌年を迎えてしまった。

クビラ
CV:堀江由衣
2019年に登場した北北西の十二神将。司る干支は猪。
今まで個性豊かながらも職務や服装は真面目だった十二神将に突如現れたギャル風のドラフ。
エルーンである筈のアンチラ、ヴァジラ以上に激しい露出と、日焼けした肌が蠱惑的な少女となっている。
だが、その正体は非常に真面目かつ努力家の少女であった。
また10人の弟妹がいる為面倒見がよく、十二神将内でもアンチラやヴァジラに「姉」として慕われている。
そして何より彼女の特徴として努力家な一面が挙げられ、期待を寄せる皆に応えたいと幼少の頃より里から一歩も出ずに修行に明け暮れていた程のストイックな性格。
しかし、歴代の亥神の中で唯一「神授の剛力」を持たない為自分に自信が持てず、少しの事で落ち込んでしまう繊細な一面もある。
とはいえ努力の甲斐あり普通の人間の数倍は力持ち。
少なくとも彼女の槍(というより太い竹槍)はその辺のならず者が持ち上げられない程重いにもかかわらず、彼女は苦もなく振り回している。
しかしそれでも先代亥神の「力」には及ばないらしいが、村の皆は彼女の努力を皆が知っているため、誰もその事を責めようとはせず、むしろ心配している。
普段は口数が少ない物の、好きな温泉に関しては一家言あるらしく、一方的にまくしたてる位語ってしまう。

2019年年末に実施の「ブレイブグラウンド」イベントでは、SRクビラが実装(マイページに行く事で自動的にイベント開始、パーティー加入という形)。
ダッフルコートにマフラー、口元にたい焼きとマブい姿で……あれ?昔の鍵ゲー?にこんな子がいたような……うぐぅ?
ちなみにこのイベントにて、彼女のギャル風の格好は「先代亥神の衣装を受け継いだ」ものと判明。
なお、本人は貰い物や他人から貰った服しか着た事がなく、服選びのセンスも最悪だったが、クロエがツッコミ役矯正する事でなんとか上記の衣装にこぎつけた。

性能は常にアビリティを連発するアビリティアタッカーであるが、光属性は同じ様な事ができるキャラが割と多く若干出番は少ないなど、最終上限解放実装前の評価はかなり微妙だった。
しかし、最終上限解放実装後はアビリティアタッカーという原型を留めつつまさかのタンク性能を獲得。消去不可の不死身と全体かばうの合わせ技で確実に特殊技を捌く耐久力を得た。
また、4アビ「亥気衝天」は24回ヒットかつ総ダメージも凄まじく、10ターン後に使用可能かつCT10と出足に難があると思いきや、誘発手段の多い2アビの発動によりCTは短縮されるため、継続火力は光属性キャラの中でも上位に食い込む。
奥義ゲージ上昇量がサポアビのデメリットで常時低下しているのは相変わらずだが、マスターレベル30の剣豪を始めとした補助手段を用意すれば十分リカバリーは可能となっている。

ビカラ?
CV:種崎敦美
2020年に登場の北の十二神将。司る干支は鼠。
十二神将初のヒューマンで、鼠の耳は付け耳である。
ハイテンションなボクッ娘で、弱気になりがちなクビラを励ましたり元気で明るい性格。
また奥底では比較的冷静な一面もあり、アクシデントで仲間達からはぐれた時も余り慌てずに行動する。
とまぁ一見して完璧超人に見えるが……詳細は項目参照
ちなみに十二神将はそれぞれパートナーとなる生物を連れているのだが、彼女の場合はネズミたちに加えてトラバサミのドーマウスを連れている。
このドーマウスこそが鼠神宮の神主の証らしい。

シャトラ
CV:日高里菜?
2021年に登場の北北東の十二神将。司る干支は丑。
大方の予想通りドラフの少女。実家の牧場がそのまま丑神宮。母親が先代でもあり、十二神将の血縁が明言されたのは彼女が初。
母親の趣味である少女絵物語の影響を多分に受けており、運命の王子様との出会いに憧れていた所、主人公(男女問わず)を王子様認定して求婚してくる団長ラブ勢。
おっとりのんびりした性格で運動も苦手だが魔力には秀でており、戦闘は牛の式神「モーちゃん」と意思を持ったケッタギア*8の「みるくちゃん」が行う。
サポアビからして主人公をサポートする能力に長けており、3回目の使用以降は24ヒットする2アビの瞬間火力も魅力。全体的にCTが長い事がネックだが奥義発動時にCTが短縮されるため、如何に奥義を高速回転させるかが運用の肝となる。
また、他の十二神将が有するパーティー全体への別枠バフを持っていないため、主人公と自分のサポートは出来るが他4人へのサポート能力は殆どないのも痛い所。
短期~長期戦までマルチに活躍は出来るが、同じ十二神将のアンチラや超強化を貰って大化けしたペトラ等でバフの穴埋めをしておきたい。
魔力を込めたホイールぶつけたり、大量のミサイルを飛ばしたり、乗ったまま体当たりしたりと攻撃方法は結構物騒。
みるくちゃんをかっ飛ばすその姿からは無敵の龍?を想起せざるを得ない。

シンダラ
CV:加隈亜衣
2022年に登場の東北東の十二神将。司る干支は寅。
フアン(黄)とパイ(白)の双子のエルーンの少女。
2代目以降の「シンダラ」は初代が仙力を込めた桃の木に実る特別な桃から生まれる「桃人間」であり、初代が事後を託した寅の式神「ラオラオ」に育てられる、
というサイクルを繰り返してきたのだが、6代目では2つの実から少女が生まれるという事態に至る。
本来ならば出自ゆえに初代と似た性格になるはずが、性格・嗜好がほぼ真逆。初登場時からしてきのこたけのこ戦争で別々の陣営に参加している。
ラオラオが後継者を絞り切れなかった事もあり、どちらが真の寅神宮かを巡って島が小さくなるほどの喧嘩を繰り広げる様になってしまったため、
危機感を覚えた人々とラオラオに修行に出される事になった。
フアンは勝ち気な性格だが純情な所もあり、メンタルは強いが恥ずかしがり屋との事。
パイは見文学系の大人しい性格だが破廉恥な目にあう事を期待している耳年増。
全く正反対の2人だが主人公に惚れている事、妄想癖が激しい事、なんだかんだで強気な事は共通している。
なお基本的に二人一緒に行動し、戦闘自体は息の合ったコンビネーションを見せ、戦闘勝利時にはじゃれあうモーションもある為、本気で仲が悪い訳ではないようだ。
戦闘では、2つに分けられた戦槌と風水を活かして戦う。奥義ではごっつい虎の気を放つ?
こちらも低レア配布版が無く2022年が終わってしまった。それとスキンが基本的にイロモノ系。

マコラ
CV:Lynn
2023年に登場の東の十二神将。司る干支は兎。
兎…というかバニーガール?の意匠が強いエルーンの女性。
年齢は20歳と現在判明している十二神将ではもっとも大人であり、身長も168cmと高い。
その性格はステレオタイプのちゃきっちゃきの江戸っ子気質で賭け事が大好き。
人助けが趣味であり、その大きな耳で騒ぎを聞きつけてすぐに解決に向かう。
と同時に可愛い物が大好きであり、4匹の兎(CV:井澤詩織)を連れているだけでなくラオラオに対しても興味津々である。
また劇団の座長も務めており、そのせいか芝居かかったような喋り方をする。

一見さっぱりした姉御肌の性格であるが、実は彼女が代々引き継いでいる刀は模造刀
本当の刀の正体は不明だが、「借金の関係で仕事道具を売った」ダメ人間に対して「人のことは言えない」と返しているから…恐らくそういう事だろう。

イベント登場キャラ

サンダルフォン?
CV:鈴村健一?
3周年イベント『どうして空は蒼いのか』(2018年3月10日にてサイドストーリー入り)にて、ボスキャラとして初登場。
かつては天司長たるルシフェルを慕い彼の補佐を務める純粋な青年だったが、他の四天司と異なり何の役割もない飼い殺しに近い状態に疑問を抱いていた。
やがて、彼と天司の生みの親的存在である星の民・ルシファーとの会話を聞いてしまい「自身がルシフェルのスペア的存在でしかない」事を知り絶望。星の民に反逆するが敗北して「パンデモニウム」に封印される。
後に「パンデモニウム」の封印が解けた事で脱出、四天司の力を奪い「天罰」と称し空の世界を滅ぼさんと目論むが
「特異点」こと主人公らの活躍で阻止され、最終的にルシフェルに吸収される形で再び封印された。
4周年イベント『「失楽園」どうして空は蒼いのか Part.II』(2019年3月10日にサイドストーリー入り)にて再登場、高性能の光SSRキャラに昇格。
「繭」と呼ばれる外界からの時間が遮断された世界で余生を過ごしていたが、ルリアの説得でルシフェルへの想いが爆発し三度空の世界へ。
そこで彼はルシフェルの亡骸を目の当たりにし、彼の遺言と白い羽根を受け継ぎ天司長となり、「ルシファーの遺産」とそれを呼び覚ましたベリアルと相まみえ、
多くの罪を背負いながらもルシフェルの遺志を継ぎ、贖罪のために主人公らと共に戦うダークヒーロー的キャラとなった。
趣味は「珈琲(コーヒー)の研究」で、フェイトエピソードにおけるコーヒー絡みのエピソードは彼のルシフェルに対する想いが綴られている。
5周年イベント『「000(トリプルゼロ)」どうして空は蒼いのか Part.III』(2021年4月19日にサイドストーリー入り)で最終上限解放が可能となる。
…とシリアス一辺倒だったが、その直後の時期に当たる真夏のサメイベント『THE MAYDAYS』では…。

ベリアル?
CV:細谷佳正?
『「失楽園」』にて初登場の堕天司。
戦闘時は三対の蝙蝠の翼を生やし、赤く巨大な光の剣を操る。空の世界の知性を進化させるために創造され、「狡知」を司る。
戦闘力は凄まじく、ハールート&マールート(CV:加藤英美里(二役))のコンビを無傷で叩きのめし、天司長の力を継承した「サンディ」ことサンダルフォンと互角に戦い、何度倒しても軽口を叩く余裕があるほど。
ここまでならまだまともに見えるが、言動は歩く18禁そのもので激昂するサンダルフォンに対し「あぁ、そうだ。参考までに聞きたいんだがキミって、ヴァージン?」と聞いたり、公衆の面前で「達する達する!!」と顔芸しながら狂喜乱舞したりとやりたい放題。
あまりの変態ぶりにビィが「変態堕天司」とドストレートな渾名をつけ、ルリアノートには「最低最悪の不埒者」と記述される始末の公式変態。
その様相はSNSで瞬く間に拡散され、グラブルに興味がなかった人々をも空の世界に引きずり込み、あまりの人気ぶりからグラブルでは異例のイベント開催期間延長措置が取られ歴代イベント史上最長期間の約1ヶ月開催となる異常事態になった。
初心者にとって育てにくい光属性を強化出来るうってつけのイベントで、無料10連ガチャ等が同時開催されていた事も相俟って、ベリアルをきっかけにグラブルを始めた初心者プレイヤーを約1ヶ月かけて育てる様子からベリアル幼稚園と呼ばれた。
その後、『「000」』にも引き続き登場。
勿論最低の不埒者としては相変わらずだが、気まぐれで一夜を共にしたエルーンの女性を殺害したり、*9
旧知の仲であり自らの身を挺して守ろうとする「サリィ」こと堕天司サリエル(CV:石田彰)から翼を奪いパワーアップしたり、ルシフェルの胴体を得て復活した「ファーさん」ことルシファーにアへ顔で「ヤバい、最高に達する!!」と今にも絶頂しそうな顔で喜んだりと、外道度&変態度が大幅にアップしていた。
ちなみにSSR召喚石としてまさかの登場。メインにおけば最大被ダメージ量を抑制しつつ最大HPを20000に固定。サブに置けば解放段階依存で与ダメージ値を固定値で上昇*10、召喚すると。味方にランダムで強化弱体化を、サンダルフォンにだけ隠し効果でいやがらせ。とそちらでも大活躍。
なお設定上は主人公がベリアルの羽を拾い、(恐らくルリアが召喚の際に)自分の姿を投影しているだけらしい。ルリアはベリアルと同格とされる星晶獣から託された白い羽を持っていた時期があったため、その境遇上主人公とルリアは対となっている。
その事もありベリアルを所持しているとマイページで向こうから語りかけてくる。ただまぁその幻影に関しては好きにしていいと言っており、おそらくそれは事実であろう。 使いこなせるものなら使ってみろという挑戦のようにも思えるが。

バブさん(仮名)?
CV:小西克幸
『「失楽園」』にて初登場した男。
メッセージ欄には「黒衣の男」と表記されているが、ベリアルからは「バブさん」と呼ばれている。
かつては星の民の最高評議会の一員であったが、ルシファーの計画に加担した事でルシフェルによって赤き地平へと追放。
そこで幽世の軍勢と戦い続けた事で不滅を滅する力を手に入れ、2000年越しにルシフェルへの復讐を果たした。
ベリアルと行動を共にしており、パンデモニウムでの戦いの際には周りで大戦闘が起きているというのに呑気にチェスをしたりと大物っぷりを見せていた。
しかし結局の所、互いに利害が一致していた為共にいただけであり、最終的には利用するつもりであった為、絆も何もない関係である。
そして『「000」』にてベリアルに対して遂に反旗を翻すも、突如現れた彼の切り札に不意を打たれ脱落。
その後サンダルフォンが覚醒の際、覚醒したサンダルの羽に映る4人の天司、そしてその後ろに彼に力を貸しているように見えるような描写をされた為ネタにされている。詳しくはイベントをプレイしよう!
大それた事を言いつつも目的が『世界征服(意訳)』とすんごく単純な上に言動が小悪党のそれを超えないが、手負いの状態でランスロット、アルベール、シャルロッテ、ノイシュ、イルザを同時に相手にして怯むどころか逆に圧倒するほどの力を誇る。
最終的にはルシファーの研究成果を得た(これもベリアルの策略であった可能性が高い)カリオストロの手によって封印されてしまったが。
やたらと相手を「羽虫」「小蠅」呼ばわりしたり、羽手裏剣を飛ばす「ブラック・フライ?」という技から本名は「蠅の王」こと「ベルゼバブ?」ではないか?という声もあったが、『「000」』では最後まで明かされる事はなかった。しかし……
詳しくは本人の項にて。

ルシファー?
CV:櫻井孝宏
ルシフェルそっくりの顔をしたフードを被った男。星晶獣の生みの親である星の民。
過剰なまでに知識・知性を求め、研究と実験にのみ興味を持つマッドサイエンティスト。
空の民の進化を促す事を目的としてルシフェルを始めとした天司と呼ばれる存在を作ったが、その過程で世界が創世神と呼ばれる存在による予定調和で動いている事に気づき、それに叛逆すべく堕天司と呼ばれる存在を組織して全てを破壊する『終末』を計画するもそれを看破していたルシフェルに討たれた。
…かに見えたがベリアルの手によってルシフェルの胴体を利用する形で復活。
当初は半覚醒状態であったが、ベリアルと黒衣の男の戦いの最中についに覚醒した。
黒衣の男を一瞬で消し飛ばし追ってきた主人公一行をベリアルに任せ、遥か上空に存在し唯一『終末』の干渉を受けない神の塔『エテメンアンキ』と呼ばれる建造物を排除すべく向かう。
そこに待っていた『預言者(ルシオ/ヘレル・ベン・サハル)』と呼ばれる神の意思の代弁者をも撃ち倒し『エテメンアンキ』を壊す力のコアとして吸収。
『漆黒の十二枚羽』となって主人公一行をも圧倒するも、最期は仲間を守りたいというサンダルフォンの決意に呼応するようにルシフェルの遺した羽根によって純白の六枚羽を新たに顕現させ、『色とりどりの十二枚羽』となったサンダルフォンと主人公達の手によって再度討たれた。
ベリアルの策によってトドメこそは刺されなかったものの、吸収され機をうかがっていた『預言者』によって次元の狭間へと飲み込まれ、呆れたような声とは裏腹に不敵に笑うベリアルと共に異次元へと消えていった。
預言者をオリジンとして作られた存在らしく、姿が似ているのはそのため。
曰く、無意識下には完全体である預言者の姿が刻み込まれていたらしく、それ故に完璧な存在を求めて自身もとい預言者そっくりなルシフェルを作ったらしい。決して中の人が同じだからという理由ではない。
なぜかマルチバトル時の特殊攻撃時の台詞「まずはお前からだ、死ね!」がネタにされている。

ネハン
CV:近藤隆
6周年イベント『こくう、しんしん』にて初登場したアッシュグレイの髪のエルーンの青年で、シスと同じカルム一族の出身。
冷静沈着な運命論者で、シスによってカルム一族が崩壊した事もシスを恨むでも無く「一族の持つ業と歪みによる運命の帰結だろう」と考え、シス自身には罪はないとしている。
しかし、それでも一族を皆殺しにしたシスに対する憎しみだけは切り離す事が出来ず、秩序の騎空団に対し彼を告発するなどの行動に出る。

暗殺業を生業としていた一族の中では身体能力に優れておらず代わりに一族秘蔵の薬学の知識を叩き込まれていたが、奴隷としてマフィアのマガザンに買われた際に小間使の少年を助ける為にその知識を用いた所を目撃されてしまう。
その知識が功を奏し若くしてマガザンの製薬部門技術長に上り詰めたが、「生きる為とはいえ薬学の知識を晒し、剰えそれを麻薬精製に用いた事で、本当の意味でカルム一族を滅ぼしたのは自分ではないのだろうか」と苦悩している。
調査に立ち入った島でムゲンと出会い、強大な力を持つが故に遠ざけられた先の島が風土病に襲われ両親を含めた島民が全滅した彼にシスの影を重ねたのか、精神的に幼いままのムゲンの親代わりをいつしか務めるようになった。
マガザンの崩壊後は一族の郷に戻り、彼の呼び出しに応えたシスに対し一騎打ちを申し込み、一族の成人の儀式で用いられる「入神湯」を用いて渡り合うが敗北。その後はシスの「生きて欲しい」という願いに応えアフェールという街で薬師として隠居するが、何者かに襲撃され重傷を負ってしまう。
主人公達が訪れたタイミングが襲撃直後で発見が早かったため一命は取り留めるが、そのまま昏睡状態に陥りムゲン共々星屑の街で預かられ、リアルタイムで約1年後の『こくう、しんしん』復刻開催中に光属性リミテッドキャラとしてグランデフェスに実装、フェイトエピソード内で覚醒を果たした。
しかし、実装された立ち絵の彼はロフストランド・クラッチを携えて左目を眼帯で覆うなど、左半身に異常が生じているようであり……

性能としては超短期戦特化型のサポーター。50%追撃、与ダメ5万上昇、確定TA、バトル開始時にフロントに自身がいる場合ガッツ効果を自身以外の3人に付与するなどてんこ盛りだが、全てのアビリティにデメリットが付随する。
そのデメリットも非常に重く、1アビは弱体耐性100%ダウン、2アビは下限を突破して防御70%ダウン、3アビは最大HPの30%低下とパーティー全体の寿命が大幅に縮む。
ネハン本人も病み上がりのためかサポートアビリティで回避率こそ高いものの、最大HP20%及び防御力30%ダウンのデメリットを常時抱えているので被弾を許すと一気にHPを持っていかれかねない諸刃の剣。
リミテッドジャンヌを始めとした素殴り特化のキャラクターと合わせたセットプレイ前提のアビリティ構成のため、装備やキャラクターがある程度揃った中~上級者向けといった性能。

エビフライ
2018年末開催イベント「年年歳歳」で初登場した女性フライデー?(CV:今井麻美)が引き連れているエビフライ。
……何を言っているのか分からないと思うかもしれないがまんまエビフライ。しかもリアリスティックな色合いで描かれているので非常に美味しそう。

フライデー女史曰く「金色の星が輝く日は仕事を早退する"プレミアムフライデー"を広めたいが、誰も話を聞いてくれない」と一行に話しかけてくるものの、
あまりにも突拍子もない話だったので主人公達もやんわり話を終わらせようとするが、その際いきなりエビフライを呼び出し、エビフライから油を撒き散らして村に放火。
歳神であるヴァジラの家にも延焼し、あまりにも身勝手過ぎる行いに主人公達はエビフライと戦う事になる。
因みに正式名称は「リート・ジョン of ァンタスティック・ライフ」。
外見は足がついたまま(恐らく殻を剥かずに)こんがり黄金色に揚げられたエビフライだが、HPが75%を切ると変形しバーニアらしきものを噴射しながら滑空している伊勢海老になり、
エビフライ状態の時は最低限頭だけは取っていたようなフォルムなのに頭が復活する。
既にエビフライという枠から逸脱しているものの、更にHPが50%を下回ると、今度は甲殻類の趣を残し、腰回りにエビの尻尾付近の意匠を残したスマートな人型ロボットになる。どういう事なの……
しかも特殊攻撃であつあつの油を飛ばす、エビフライをぶつけてくる、火炎放射する等のやりたい放題無法地帯。
なお、エビフライは可変式らしく人型から最初のエビフライ形態に戻れる。更に大きさは人1人が余裕で跨がれる大きさで衣は熱々との事。

ガチャピン&ムック
2017年12月21日から開催されたゆく年くる年キャンペーンにて、騎空士達にも何の事前説明もなく突然グラブルに現れた緑色の恐竜の男の子と真っ赤な雪男。
最大100連ガチャが無料で引けるルーレットの脇に添えられており、プレゼントボックスに回復アイテムとしてガチャピンのエネルギーボールとムックのプロペラが放り込まれていた為騎空士達は困惑。
当時のTwitterトレンドにも入り、「今まで帝国とかとドンパチ出来たのはガチャピンのお陰」と記憶の捏造に走る騎空士まで現れる始末。後のコラボであながち冗談でもなくなってしまった。
それ以降、無料ガチャのルーレットが開催されるたびにガチャピンとムックのコンビが現れるようになり、ガチャピンとムック=無料ガチャの象徴として扱われるようになり、
その後はガチャピンとムックが冠番組を持つようになったので流石にお役御免か…と全空が落胆の色に包まれかけたが2018年ゆく年くる年キャンペーンに続投する旨が冬のグラブルフェスで示唆され歓喜に沸いた。
「グラブル」が先鞭を付けたような無料10連ガチャが年末年始などに乱舞し、群雄割拠のソシャゲ界に於いても、ガチャピンとムックが出るだけで沸くソシャゲはグラブル位なものだろう。
節目節目に来訪する常連と化しているせいか、公式生放送でも「あいつら」と呼ばれる程度には定着してしまった。

そして2019年10月27日。『ぐらぶるTVちゃんねるっ』にて木村Pの口から同年12月に正式コラボが行われる事が発表、まさかのガチャピンプレイアブルキャラクター化が決定した。いままで正式じゃなかったのか…
2019年末と2020年始はルーレット後にランダムで登場し、じゃんけんで勝てばガチャ回数2回となる。某サッカー選手程じゃないが負ける事も多い。
ちなみに声優は非公開。

なお年末年始と2か月後の周年イベント時にしか登場しない為その後9ヶ月位ご無沙汰する計算となる。もっと出て来てもいいのよ


SEとCV:山下大輝
猫の一匹である。マジで猫である。ゲーム的には種族不明だが明らかに猫です。
2019年1月末のシナリオイベント「猫島狂騒曲(ミーツェノス・ラプソディ)」の後仲間になる。その際ルリアに名前を考えて貰い?、選んだ名が彼の名前となる*11
レアリティはR相当だが、サブメンバーに置いておくと防御UP+たまに奥義ゲージアップ。
前線に出てきても味方の奥義ゲージアップ、もしくはミゼラブルミスト+魅了と、まぁまぁ悪くない。一応攻撃できるし回復がメインとはいえ奥義もダメージはある。
戦闘中は猫の鳴き声のSEしか出さないが、イベントに置いては割とイケボで喋ってくる。
戦闘中の彼は可愛い猫ちゃんなのだが、その性格は人間嫌いですぐ文句を言うくせに、自分では行動に移す事ができない若い男。
という事もあって少し受け入れがたい所はあるが、イベントを通じて少しは成長したので、見守っていきたい所。
なお、年齢は1歳とちょっとなので、騎空団では生まれたばかりのドラゴン「ベス」の次に若いメンバーとなる。
ちなみにバレンタインキャンペーンでは、猫のみチョコではなくキャットフードを送れる仕様になっており、キャットフードはそのまま動物保護団体へ寄付されるようになっていた。

メグ?
CV:黒沢ともよ?
2020年7月末のシナリオイベント「わたしの愛しのアウギュステ」に登場した少女。
見た目は活発な少女だが、どこか引っ込み思案で思い込みが激しい性格。そしてミーハー。
いつしか白馬の王子様と結婚するのが夢と豪語する普通の女の子。
「行くだけで自慢できるリゾート地」であり、子供の頃からの憧れであるアウギュステ島へ旅行するためにカフェのバイトに精を出していたが、目標額に届いた事もあり遂に旅立つ事となった。
しかしそこには女子グループのリーダー格のまりっぺというエルーンがおり「行くだけで自慢」する訳にはいかなくなった。
そんな中彼女は訪れたホテルの100万人目の客となり、そのホテルの特別なコースを楽しむ事となる。
…しかしそこではカツウォヌス?捕獲のための作戦(要するに「薫風、白波を蹴立てる」のイベントの一部始終)が行われており、運悪くカツウォヌス?の群れに襲われトラウマ化以降は部屋に引きこもって初の旅行を終えた
それ以降もアウギュステに何度も旅行に行く羽目になった挙げ句行く度に災難にあい、やがてそんな災難を起こしている*12「例の騎士団」がトラウマになってしまう。
シェロカルテやアニラとの出会い、美味しい料理や快適なホテル。そして綺麗な海…と全く楽しめなかった訳ではないが、行く度に災難にあっていていつしか絶対にアウギュステに行くもんかと決意するようになる。
…しかしそんな中デンキンナギに襲われ感電し溺れるも、アルベールという如何にも絵に書いたような王子に出会う。しかしアルベールに不足がある訳ではないのに何故かときめく事がなかった
そしてメグは気付いてしまった。アウギュステが楽しめないのは自分が弱いからだと考えた彼女はならば自分が強くなればいいと考え覚醒
今まで勤めていたカフェをやめ山ごもりし、通信教育を元に鍛えまくった。
こうして今までの無力な少女であったメグは消え。筋肉モリモリで全身に多数の傷跡があり、左手にナイフ、右手に鮫を装備した女戦士として生まれ変わったのであった。
まりっぺ「そうはならんでしょ……」
但し根は普通の少女なのでツッコミどころの塊のくせにツッコミ役になる事も…。

フェルルカ
CV:福圓美里?
サービス開始以降、ネモネ・メルゥ姉妹の長女として存在だけは匂わされ続け、2020年11月末のシナリオイベント「パリウリ・パラライハ」で登場を果たしたエルーンの少女。
好戦的な一族に生まれながら戦闘能力は皆無で、自由奔放過ぎかつ適当な妹2人に振り回され続ける苦労性で泣き虫。更に極度に緊張してしまうと気絶してしまう悪癖まで持っているため、周囲から呆れられている。
しかし外交能力は幼い頃から高く評価されており、女王候補であったメルゥが村から失踪してからは半ば押し付けられる形で弱冠20歳という若さで故郷クフアの女王(アリィ)に就任してしまう。
就任以降は他国への侵略行為の禁止、それに伴い必要なくなった戦騎獣(クフア・タイカ)の飼育禁止、腕に自信のある者は島の外へ傭兵稼業に就かせて外貨を獲得し、観光客向けに地元料理の味付けを変更をさせ、鼻先同士をあわせる伝統の挨拶ハレマエを禁止するなど、絵に描いたような戦闘民族だった一族を平和的な方法で空の世界へ馴染ませようとした。
…しかし、その政策は表向きは成功を収めていたが実態は怖がりで泣き虫な自分自身を守るためであり、村の平和的な発展を都合のいい言い訳にして自分にとって怖いものを遠ざけるためだった。*13特に幼少期からのトラウマである戦騎獣に関しては村中から完全に排除し、村から離れた島の片隅へ追放する徹底ぶり。
芯の通って正しいと信じた物事は中々曲げない頑固な性格も相俟って、それを少しでも否定あるいは真実を指摘されると軽いヒステリックを起こして視野も著しく狭くして「自分は間違っていない」と屁理屈を捏ねる始末であった。
だが、フェルルカ自身それらに疑問を抱いており、「古臭くて危険なものだから」と旧型の騎空艇を解体してしまったと嘘を吐いた時ラカムに「フェルルカがやっている事は、頭ごなしに古いものを危険なものと決めつけている事」*14と指摘され、
更に変貌してしまった村を見たメルゥとの軋轢、2人の間を執り成そうと奔走するネモネ、「一方的に排除しておきながら自分達の都合で助けを求めに来るなんぞ都合が良すぎる」という戦騎獣一族の罵声と親交、伝統を根底から否定された事で反旗を翻した元老院との争いで考えを改め、方針を見直して古き良きクフアの文化を取り入れた政策へと転換。イベントを通して1人の女王として成長する姿が描かれた。


*1 とはいえ彼女は確かに暗躍したが、トリッド統一王国は限界を向かえており、彼女がいなくとも遅かれ早かれ滅んでいただろうと推測されている
*2 外見ヒューマンのロゼッタを除くと、初のヒューマン以外の種族となる
*3 有志の調査で「自分にテンション付加時連撃率UP」というのが判明している
*4 しれっとビィは魔法を使えないという何気に重要な設定が明かされた
*5 一応、誕生日の時は出てきてくれる
*6 奥義ダメージと上限上昇が大きく上がる
*7 その際、ガチャを引くのに使用する宝晶石が2000程いる
*8 マナリア魔法学校イベント初出の魔力アシスト自転車。推進力に炎系魔法を利用しているため扱うには炎系魔法の操作能力に長けている必要がある。ビィもケッタギアは作ってもらったが魔法が使えないためまさかの特注足漕ぎ式。
*9 バブさんが殺したようにも思えるが、どちらにせよ死んだ彼女には目もくれなかった
*10 長くなるため詳細は各々調べてもらうとして、本作には与ダメージが一定値に達すると著しくダメージの伸びが減衰するポイントが複数設けられており、与ダメージの固定値上昇はそのポイントを強行突破してDPSを伸ばす数少ない手段である
*11 ルリアノートやボイスでは名前に関係なく「猫」と呼ばれ、明記される
*12 実際の所は解決に動いているのだが、外から見たらコイツラが騒ぎを起こしているようにしか見えない
*13 しかも、自分から遠ざけた理由に耳を傾ければ「衛生的じゃないから」「危ないから」など非常にあやふやであり、方針転換が急過ぎた事も元老院の反感を買う原因となった
*14 この旧型の騎空艇はラカムが見た事がないクフア固有の型式であるため、「観光資源として展示すれば更に外貨獲得のチャンスを得られた」とも指摘を受けている