散弾銃

Last-modified: 2024-05-13 (月) 23:15:34

登録日:2009/07/12(日) 05:46:32
更新日:2024-05-13 (月) 23:15:34
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散弾銃(ショットガン)とは、銃器の一種。

概要

銃身にライフリングが無く、一度の射撃で複数の小さい弾を撒き散らす散弾を発射できる銃。

一瞬にして面を制圧でき、殺傷力が高いことから普及しており、狩猟用では素早く動く野性動物を仕留めるために、
警察では道路から迫ってくる犯罪者を迎え撃つために、軍隊ではとっさの遭遇戦や室内戦、ドアの錠前や蝶番を破壊する際に…と、様々な用途に用いられる。
また散弾だけでなく、用途に応じて様々な弾種を放てる。が、日本では馴染みが薄いので主に使われる散弾から「散弾銃」と訳された。ショット=散弾ではないので注意。

もちろんストック(肩当て)で殴られたらたぶん死ぬ。
銃の肩当ては最初期から鈍器に使う事も想定しており頑丈だったが、近年の銃器の肩当ては伸縮機構が組み込まれたり中空にして銃のメンテ用具が内蔵されたりして、「ただの木やプラの塊」ではなくなってきており、鈍器として殴るには適さないものも増えた。
だが散弾銃は後述の事情から古ぶるしい木と鉄の銃が現代でも一般に利用されており、
ニンゲンをぶん殴って堪える頑丈さを保っているものが少なくない。

大抵のゲームでは距離で威力が減衰する超近距離武器とされ、そのイメージから遠距離に対応できないと思っている人も多い。
しかし実際は射手からみて50mあたりが最大効果距離だったりする(12ゲージの場合)。

歴史の長い枯れた技術の銃と見なされる一方、意外に穴も多い。
特に欠点とされるのは弾の大きさから装弾数・携行弾数ともに少ないという点。
装弾数はチューブマガジンやボックスマガジンで七、八発程度、ドラムマガジンでもせいぜい二十発。
同様に装填にかかる時間も他の銃より長くなりがち。欠点を補うため各社知恵を絞っている部分でもある。

また近年、防弾チョッキ?を装備した敵に対し決定力不足になる可能性も問題になってきた。
日本名「散弾銃」の通り、もっともよく使われるタマはやはり散弾。だが近年は場末の貧しいチンピラですら防弾チョッキ?を着るようになったため、
一発一発の弾が小さく軽くアーマーを貫通しにくい(出血ダメージを与えにくい)*1散弾は、
軍・警察用としてはやや立場が弱くなってきている。

種類

大きく手動装填、セミオート、コンバーチブル、フルオートに分かれる。
手動装填式やセミオートはライフル?などに比べても民間の所持規制が緩い傾向にあり、民間人が手にしやすい銃というイメージを持たれることも。
コンバーチブルやフルオートは基本的に軍隊か警察用で、特にフルオートに関しては民間人の所持は一切認められていない。

  • 手動装填
    人力で動作させる関係上構造が単純で信頼性が高く、安価でもあるため未だに需要が高い。
    ボルトアクション式狙撃銃?が未だに使われているのと似たような理由である(あちらは命中精度などの理由もあるが)。
    警察機関などで特殊弾を使う場合でも手動装填のほうが多種類の弾薬に対応できることが利点となる。

    • 単身元折式
      ブローニングBT-99やファルコ410*2などの単装単発銃。
      連発はできないが軽量なため、今も現役で使われている。
    • ポンプアクション式
      レミントンM870やイサカM37などが有名。
      手動装填の散弾銃では特に普及しており、ロスの警官でさえポンプアクションを好む。
      理由は簡単で、例えばあなたが犯罪を犯し、逃げているとしよう。もちろん銃も、ナイフ(武器)も持っている。パトカーのサイレン?そんなもの、どこ吹く風。
      しかし散弾銃独特のポンプ音を思い出してほしい。どこからともなく聞こえてくる、「がしょん」という恐怖。同時に覆い被さる威圧感。
      それらは形容しがたいいたたまれなさを煽るだろう。つまりそういうことだ。

      ……というのももちろんあるだろうが、実際は手動装填の利点である信頼性を維持しつつ特に素早く操作できることが評価されているため。*3
      弾を込める際は、ポンプ部分(フォアエンド)を引いてない状態で、大抵は引き金前方、排莢口下部に空いた穴から押し込む。

    • ボルトアクション式
      東北の猟師とゴールデンカムイの二瓶鉄造?が愛用する村田式単発銃が有名。散弾銃としては珍しい形式の一つ。
      村田銃はもともと帝国陸軍が軍用ライフルの銃身を削ったものを民間に払い下げたのがはじまりで、その後は民間でも製造が始まって安価な猟銃として日本中で広まった。
      現在は後述のダブルバレルやセミオートの散弾銃に取って代わられ、周辺用具も生産中止されたためあまり見ることがない。

    • ダブルバレル
      連装銃。上下2連*4と水平2連*5があり、それぞれ銃身の配置だけでなく様々な点で違いがある。
      クレー射撃では照準を外さずに2連射する必要があるため、装填動作を挟まず連射できる上下2連が基本、ベレッタSO-5など。
      一応セミオートでもできない事は無いらしいが、上下2連のほうがレスポンスが機敏で、
      たとえミスファイヤしたとしても1、2発めのどちらかは確実に発射できるので得点に響きにくいので好まれる。
      狩猟用でも同じく信頼性を理由にダブルバレルを使うことが多い。国内では特に法規制の関係でポンプアクションやセミオートを使う意味が薄いという面もある。*6
  • セミオート
    民生用として狩猟や競技などで使われるものが圧倒的に多い。
    構造が簡単で価格や扱いやすさも簡便なのが利点。ブラウニング オート5?やレミントンM1100などが有名で、日本でも豊和のフジ・スーパーオートが生産されていた。
    基本的にセミオートでしか撃てず、反動やガス圧を利用し次弾装填するので反動が大きくなったり、銃にあった弾を使わないと排莢不良が起こる欠点もある。
    現代の日本で散弾銃と言えば民生セミオートか二連散弾銃のどちらか。
    後述のフルオートを民間用にセミオート化したモデルもあったりする。
  • コンバーチブル式
    セミオート装填と手動装填を切り替えられる散弾銃。
    弾を選んだり排莢不良に悩まされるセミオートの欠点と連発の難しい手動装填の欠点を補える優れものだが、その分機構が複雑で価格も高い。
    基本的に軍や警察が主なユーザーではあるものの、民生用としても出回っていることがある。価格は普通のセミオートの倍近い値段なので需要は少ないらしい。
    有名な銃はフランキ社のSPAS12(ターミネーターでT-800がぶっ放してたり某メイドが傘に偽装しているアレ)などがある。
    まあベネリM3もセミ・ポンプ切り替え可能で、なおかつ安価で信頼性も高いので、SPAS12は趣味の領域だったりするが。
  • フルオート
    比較的新しいものになると、AA-12?などフルオートの散弾銃も作られている。撃たれる方はたまったものじゃないが、使う方にしても敵をミンチにする必要はないのであまり普及していないようだ。
  • ソードオフショットガン
    ソウドオフ、ソーンオフとも。
    ストックもしくは銃身、或いはその両方を切り落としたモデル。
    犯罪者が隠し持ちやすいように改造したのが始まりと言われており、多くの国で民間人の所持を禁止されている。合法の存在としては概ね警察・軍用。
    後述する「絞り」も無いため弾丸が大きく拡散し、不意打ち以外では室内戦の様なシチュエーションなどで至近距離の敵を葬るか、
    施錠されたドアを破壊する(いわゆるマスターキー)以外に用途はない。あくまで携行性・隠匿性・至近距離での取り回し重視の仕様。
    なお、勘違いされやすいがソードオフとはSawed-off(のこぎりで切り落とした)という意味。Sword-off(剣で切り落とした)ではない。
  • 独自路線
    「マガジンチューブ式だと再装填が手間、かといって着脱マガジン式だと弾倉が縦に延びて取り回しが最悪」「ポンプアクションだとレスポンスが遅いが、セミオートは信頼性が低い」「そもそも弾が大きいので装弾数に限界がある」「反動が大きいので素早い連射にそもそも向いてない」など、散弾銃は銃器としては普及しているもののなかなか課題が多い。
    そのためそういった問題を解決しようとする熱意と独自路線を突っ走るユニークさが奇跡の合体事故悪魔融合を遂げた結果、とんでもない変態銃?を生み出しててしまうこともある。
    リボルバー弾倉を装備してしまった「SIX12」「RDIストライカー12」、弾倉すら無くなった「メタルストーム MAUL」等々。

弾薬?

基本的に散弾銃は銃弾として、紙やプラスチックケースで散弾を包んだショットシェルを用いる*7
発射後の薬莢は、禁猟区でもない限り山道を歩いていれば思いの外簡単に見つけられるだろう。
以前は鉛の弾が使われていたが、狩猟用の弾薬は環境汚染を懸念して鉄やタングステン合金の弾丸が普及しており、狩猟用途での鉛散弾(レッドショット)の使用を禁止している国・地域も少なくない。
散弾銃と実包の口径は番号で表記され、10番、12番と数字が大きくなるにつれて口径は小さくなる。

番号と口径の関係(折り畳み)

弾の重量を基準にした規格であり、「1÷(番号)ポンドの鉛を球形にしたサイズ」で表される。
例えば12番(12ゲージ)なら、12分の1ポンドの鉛を球体にした時の直径=0.729inch=18.5166mmとなる。
数字が大きくなればなるほど弾の重量が減っていくため、口径が小さくなっていくわけである。
ヤード・ポンド法?の外にいる人間からするとややこしく見えるが、番号はそのまま「1ポンドで(番号)発入っている」という意味であり、鉛玉を買うときに「◯番の鉛玉を△ポンド売ってくれ」という具合で取引しやすいように考えられたものらしい。

番号口径[inch]口径[mm]
4番0.9925.2
10番0.7719.7
12番0.7318.5
16番0.6616.8
20番0.6215.6
24番0.5814.7
28番0.5514.0
32番0.5313.4
36番0.5112.9
40番0.4912.4
.410口径0.41010.4

#table_zebra(table01,#eee,#fff)
※数字は端数を四捨五入したもの。

現在は12番(12ゲージ)の散弾銃が多く、それらは12ゲージ実包を用いる。
もちろんここで抜けている番号(2番とか8番とか)も規格としては存在しているが、それ用に作られた銃が殆ど無い。
4番とかになるとそれもう銃じゃなくて「砲」じゃないのかって口径なのだが、実際手持ちで撃つのではなくパントガン等の据え付けて使うようなシロモノになってくる。
マンガ「砲神エグザクソン」では1番ゲージ散弾が使用されるシーンがあるが、当然人間ではなく治安ロボットが運用している。

.410口径は番号で呼ばれることが無く、「ヨントー」「フォアテン」「.410ゲージ」「410番」等と呼ばれている。
サイズとしては.45ロングコルト弾等とほぼ同じ太さとなっており、トーラスの「ジャッジ」やS&Wの「ガバナー」など両方に対応した銃や、スラッグ弾を使ってライフル的に扱われる銃もある。

  • バックショット
    鹿撃ち用の散弾。「Buck(牡鹿)」を撃つための散弾なので「BuckShot」。
    一般によく使われる弾で、0バック、1バックと数字の増加に伴い弾丸の直径が小さくなる。
    よく聞くのは00(ダブルオー)バックだろう。
  • バードショット
    鳥撃ちまたはクレー射撃用。
    小さな銀玉のようなものが大量に詰まっており、これはなぜかF号、T号、BBB号、BB号と続き、そのあと1、2と続く。数字の関連はすべて同じ。
    小粒の物は総称として「ダストショット」とも呼ばれる。
    さらに粒が小さい拳銃用(主にメンテがし易いリボルバー向け)の「ラットショット/スネークショット」なる弾薬も有る。
    主に小さい上に動きが素早く狙って撃ち難い蛇や鼠、プレーリードッグなど害獣退治用に使う。
    この手の小サイズ散弾は殺傷力は比較的低いものの、それでも誤って人に撃った場合数十発から数百発もの弾が体内に残り、処置/手術には非常に手間がかかる。
  • スラッグショット
    「一粒弾」とも呼ばれる。文字通り大きな弾丸が一発だけ入っており、強大な破壊力を持つ。
    銃身にライフリング無いから回らない、安定用の羽もない、先端も尖ってないなどの諸条件から有効射程はそれほど長くない、というか近距離での重さと飛翔エネルギーでの破壊力重視の弾。
    物によっては弾の方に螺旋溝が切られて回転力がつくようになっているが、これはこれで銃身内側にキズをつけるのでメンテが大変。
    一粒弾に対応した銃身で撃たないと危険なので注意。中にはスラッグショット専用に設計された銃などもある。
    人間の頭部を粉々に吹き飛ばす威力なので、対人制圧にはオーバーキル。熊のような大型の猛獣を仕留めるために使われる。
    もちろん、ヒトガタかつヒトより丈夫なイキモノを仕留めるのには有効。吸血鬼?や強化ゾンビを殺るのにどうぞ。
  • 特殊弾
    大口径のため、弾に複雑な機構を組み込む余裕があるのも、散弾銃ならでは。
    腔圧が低いとかカートリッジの全長が長いとかで手動装填の銃でしか使えない弾も多く、使用の際には銃との相性に気を遣う代物でもある。
    • 非致死性弾
      相手を殺さないための弾。
      暴徒鎮圧等でおなじみのゴム弾や催涙弾をはじめ、ネット(網)やビーンバッグ*8等々…。
    • フレシェット弾
      粒弾の代わりに小型のダーツ状の弾をバラ撒く。
    • テーザー弾
      スタンガンの機構を組み込んだ弾。的に刺さると放電する。
    • ドラゴンブレス弾
      可燃性の粉末を発射して火球を叩きつける。
      字面は物騒だが、パーティークラッカーの様な用途に用いるらしい。

大砲用散弾

散弾銃ではないが、大砲用の散弾もある。

  • キャニスター弾
    口径も威力も散弾銃とは比べ物にならず、一回の発砲で数百発の子弾が近距離・広範囲にバラ撒かれる。
    ハンパない初速のおかげで重機関銃と同等の威力があり、食らった歩兵はミンチよりひでぇ目に遭う。
    但し撃ち出される範囲内に味方が進軍してたりすると味方殺し率も高くなるので近年での使用は控えらえ気味。
  • ぶどう弾
    ブドウの様な小弾を幾つか詰めた砲弾。標準的なものは帆布製の袋に小弾9発を詰めていた模様。
    対人用途が主だったキャニスター弾に対してこちらは近距離対艦用。
    キャニスター弾は第二次世界大戦頃まで使われていたが、こちらはそれより早くに姿を消している。
  • 榴散弾
    榴弾(=爆発する砲弾)を拡散させる砲弾。言わば大砲から撃ち出すクラスター爆弾。
    基本的に対人用であり装甲目標には効果は薄い。
    第一次世界大戦から第二次世界大戦の頃にはよく使用されていたが、現代ではほぼ使われない。
    なお読み方の所為で誤解されがちだが「硫酸弾」ではない
    一説にはバイオハザードシリーズの硫酸弾はこれと間違えたものとも。

絞り

散弾の広がり方は銃口がどの程度絞られているか(すぼめられているか)によって変わり、これを「絞り(チョーク)」という。
これによってしばらく固まって進み、そして散らばるといった位置調整が微妙にできる。
前出のクレー射撃用2連銃は、奥に向かって飛ぶクレーを撃ち落とすため、最初に発射する方と2発目の方で絞りを変えることもある。

創作物におけるショットガン

現実で広く使われており、日本の銃の中では最も手に入りやすいため、創作でもよく出てくる。
特にゾンビ?ものでは確実にゾンビを仕留められる武器の筆頭であり、なおかつ民間人が持てる武器では最大火力とも言える必需品。
ゾンビ以外でも人外の化物を相手にするときにはよくお呼びがかかる。

FPSなどのアクションシューティングゲームに登場すると、至近距離の敵を吹き飛ばしつつ葬ることができるという凶悪な長所と
遠距離ではただのおかざりでインパクトウェポンにもならないという、銃器らしからぬ極端な性能になることがほとんど。
FPS史ではDOOM II?に登場した伝説の水平2連こと「スーパーショットガン」あたりが近距離特化銃の先駆けとして有名。
しかし先述の通り若干離れた距離が本来の射程という特性が再現されることは少ない(主にゲーム上の都合)。

ショットガンを二丁拳銃/二挺拳銃する豪快なスタイルもまれによく見られる。

余談

  • レバーアクションの「ウィンチェスターライフル」はライフルであって散弾銃ではない!*9
    ウィンチェスターM1887*10とその改良型のM1901などウィンチェスター社製レバーアクション散弾銃自体は存在する。
    なおレバーアクションは散弾銃と相性が悪く、レバーアクションを採用した散弾銃は非常に少ない。
  • アメリカ?のスラングで「ショットガン・マリッジ」というと所謂"できちゃった婚"のことを指す。由来は妊娠した娘の父親が彼氏にショットガンを突きつけて「責任をとれ!」と迫る様から。
  • カードゲームにおいて、手に持ったカードの束から複数の場所に1枚ずつカードを配り、すべての個所に配ったらそれに重ねるようにまたカードを配り……という手順を手元のカードが無くなるまで繰り返し、出来上がった複数のカードの山を1つに纏めるシャッフル方法を「ショットガンシャッフル」(またはディールシャッフル)と言う。

    だが、漫画遊☆戯☆王?』で異なるシャッフル方法(リフルシャッフル)をショットガンシャッフルと説明したせいで、日本国内では間違った知識を持つ者も多い。『遊☆戯☆王』では(リフルシャッフルの方を)「カードを痛めるぜ」と非難されているが、本来のショットガンシャッフルは極力カードを傷めないことを目的としたシャッフル方法である。
  • アメリカンフットボールには「ショットガン」というフォーメーションがある。レシーバー(パスを受け取る人)を多くし、彼らがプレイ開始と同時に一斉に散らばっていく様を散弾に見立てている。
  • 元内閣総理大臣(現財務相)の麻生太郎氏は元クレー射撃のオリンピック日本代表。
  • 日本において浅間山荘立てこもり事件の折に使われた為、一度に装填できる弾の数に制限がある。他にも散弾銃を使った凶悪事件のたびに、ただでさえ厳しい銃器規制がさらに厳しくなるので、散弾銃の所有者は踏んだり蹴ったりである。
  • アメリカではBB号バードショットと同サイズの弾を使う空気銃が「BB Gun」と呼ばれており、それらで使われる弾*11を特に「BBs」と呼んでいる。
    後に発売元の企業が規格を変え、弾のサイズが変わるとともに商品名も変更したが「BBs」という呼び名は残り続けている模様。
    確証はないものの、日本国内の遊戯銃の弾を「BB弾」と呼ぶようになったのはこの「BBs」というスラングに由来する…という説もある。




追記・訂正は適宜任せた。


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*1 1997年にアメリカで起きたノースハリウッド銀行強盗事件が代表例。防弾チョッキを装備した犯人は、警察官のショットガンで被弾したが痛みに耐えてひるまず暴れ続けた。もっとも、貫通しなくとも被弾の衝撃はプロボクサーにぶん殴られるレベル。そんなのに耐えるような異常状態の人間を前提に重装備するべきなのかどうかもまた問題。
*2 ネット上では「ファルコM410」とか「ファルコ410ST」とか「ファルコ410番」とか「Falco.410」とか呼び方が揺れている。そもそもファルコアームズ社が型番を設定していない模様。
*3 ボルトアクションやレバーアクションと違い、引き金から手を離さずに操作できる。セミオートは構造上装弾不良が起こりやすく、一発ごとの反動も大きくなりがち。
*4 「Over and Under」とか「Over/Under」とも呼ばれる
*5 「Side by Side」とも呼ばれる
*6 国内では装填数が弾倉2発+薬室1発=最大3発に規制されている
*7 ちなみに村田式などの黒色火薬を使う古い銃では真鍮薬莢を使う場合もある
*8 所謂「お手玉」の様に金属や樹脂の粒が詰まった袋
*9 先述の「.410口径のショットガン」として登録される機種もある
*10 ターミネーター2でT-800が撃っているのがこれのソードオフモデル。
*11 直径約4.5mmの球形金属弾