星のカービィ!も~れつプププアワー!

Last-modified: 2024-05-23 (木) 22:47:26

登録日:2012-01-28 (土) 16:32:36
更新日:2024-05-23 (木) 22:47:26
所要時間:約 11 分で読めます


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Tag: 星のカービィ 漫画 コロコロコミック 小学館 谷口あさみ ギャグ時々バトル漫画 公式が病気 谷口カービィ ネタ(しかない)ナイト 関西弁デデデ 野田 目田内藤 メタ発言 顔芸 愛すべきバカ達 キャラ崩壊 もーププ キャラが豪華 谷口マルク HAL研の石田さん も~れつプププアワー! カービィ漫画 月刊コロコロコミック 別冊コロコロコミック コミカライズ 意外と泣ける作品 たまに涙腺崩壊 稀にシリアスあり 敵も味方も変な奴 稀に感動あり 笑いあり涙あり



さあ!!よってらっしゃい見てらっしゃい、
ここはもーれつに平和な国、プププランド!!
おかしなおかしな一日が、今日も始まるらしいのだ!



『星のカービィ!も~れつプププアワー!』とは『星のカービィ』を題材にした、谷口あさみのギャグ漫画。


【概要】

本作は『星のカービィ デデデでプププなものがたり』の後釜作として、月刊コロコロコミックで2006年12月号から連載が開始された。

連載当初の反応(閲覧注意)

 
しかし、連載当初はカービィファンからの評価は賛否両論だった。

主な理由として、
①キャラクターの大幅改変・キャラ崩壊
②他のコロコロの漫画と同様に下ネタ有り
③2006年以降の作品が題材のため『参上!ドロッチェ団』以前のキャラが登場しない
(クールスプークとグリル、ダークマターは例外。クールは『夢の泉』、グリルは『きらきらきっず(SFC版)』からの出演。ただしダークマターは『あつめて!カービィ?』のミニゲームに登場し、ロボプラではクローンが登場したので微妙)
④前作(ひかわカービィ)への思い入れ + それが終盤にかけて作画が崩れる不穏な終わり方であったこと

結局のところ、④が大半を占めている。
特にひかわカービィで育った世代には「カービィ漫画=ひかわカービィ」というイメージが強く、どちらにしても叩かれていたのは必然だろう。
もちろん、ひかわカービィ・谷口カービィ両方好きな人も沢山居る。
ひかわカービィとは別の作品と考えて、谷口カービィも楽しんでみよう。

『デデデでプププなものがたり』はカービィとデデデ大王が巻き起こす騒動がメインで、シニカルな時事ネタなども取り上げられていたが、
『も~れつプププアワー!』ではメタナイトがネタキャラ化してレギュラー入りし、心温まる友情物語や熱い戦闘シーンが入っていることや、メタ発言?が特徴。

マルクが初登場し、プププランドを征服しようとデデデ大王達を爆弾と共に監禁してカービィと激戦を繰り広げる「プププランドが征服される!?(前後編)」や、
ギャラクティック・ノヴァ?シャドーカービィ?ブラックデデデ?ダークメタナイト?が登場する「襲来!シャドー軍団」などは
いつもの本編とは打って変わってシリアス展開で、マジモードのカービィ達を見ることができる。

別コロの長編には『スーパーデラックス』『鏡の大迷宮』『夢の泉の物語』の要素が出てくる。
作者のコメントによると、事前にHAL研?とアイデアを交わし合っていたらしい。



コロコロコミックへの漫画の連載は、2016年10月号への掲載をもって終了となった。
連載期間は9年11ヶ月間。歴代のコロコロコミックの作品の中では8番目、
星のカービィを題材とした公式の二次創作漫画のなかでは4番目に長い。
(ひかわカービィは12年7ヶ月で、コロコロ内6番目、カービィの漫画では2番目)

この終了に伴い、本作の後続作として同年度の11月号から『星のカービィ ~まんぷくプププファンタジー~?』(作:武内いぶき)の連載が開始された。


【登場キャラクター】

ご存知ピンクの悪魔。今作では何故か八重歯がある。
天真爛漫な性格で「アハハハハ」と笑う。口癖は「~なのだ」。某ゴールデンハムスターとか日本一バカなパパ?とか言わない。
食欲旺盛で能天気なのは原作と変わらず、食べ物が絡むと活発になる。
コピー能力?〇〇!」と叫ぶだけで変身できる「銀河にねがいを?」仕様だが、たまに吸いこんでコピーすることもある。
全裸のように見えるが、実は大量の服を着込んでいるらしい。女装が趣味で、その度に誰かから惚れられている。
何故か歌が上手い。(やっぱりマイク状態になると壊滅的だが)
基本的物事に関して(特に食べ物と睡眠)執念深く、ポジティブ思考かつ、困った時でもノリでその場を何とかしようとするが、自分を親だと思い込んでいる鳥の世話をしたり、マルクやタランザ、クレイシアなど原作では敵ポジションの彼らと普通に関わっていることから、仲間思いや世話好きといった一面を目にすることも。
落ち込む時はあるが、すぐに平常運転に戻ることが多い。
普段はボケ役というのもあって、ドロッチェやメタナイトとの対決ではネタ方面の技で戦うことが多い。でも自らの身に危険が迫っている時には強い。
マジモードではコピー能力を駆使した、俊敏で華麗なアクションを披露する。

  • デデデ大王?

お馴染みカービィの永遠のライバル。今作ではアニメ版寄りの嫌味な性格で、何故か関西弁で喋る。
連載開始直後はドロッチェ団の存在で完全なサブキャラ扱いだったが、2巻終盤からレギュラーに返り咲いた。
笑い声は「なはははは~!」
プププランドの人々を「庶民」と呼んでおり、連載初期は住民から敬語を使われていた。
ファミレスのオーナーや美術館の館長もやっている。
どちらかというと常識人でツッコミ担当だが、カービィへのツッコミはハンマーを使った殴り飛ばしやバックドロップなどかなり過激。
カービィとは意地悪したり意地を張り合ったりしているものの、基本的には仲が良いツンデレ。
マジモードではカービィとメタナイトにも引けを取らないほどの戦闘力を発揮しており、なんだかんだで信頼し合っているためかチームワークは抜群。あと自称の公式や独裁者だったアニメ版よりも、プププランドの大王としての自覚もしっかりあり、マルクの計画にいち早く気づいていた。
 

  • メタナイト?

カービィのもう一人のライバル。アニメ版以降の作品のためレギュラーとして登場。そのため原作では活躍しないTDX編などでもその姿が確認出来る。
今作ではかっこよさを勘違いしたキザなナルシストと化しており、ハイテンションなノリで何故かルー語で喋る。
登場する度に薔薇の背景でキラキラと決めポーズをする。そして付いたあだ名は「ミュージカル野郎」。
自称「愛と勇気のメタナイト」。口癖は「ヘイ、ユー」「オーマイガー」。
笑い声は「フハハハハ!」
初登場時にカービィと対決して以来ライバル視するようになったが、その時からキザでナルシストなところは変わっておらず、その後はカービィに散々な目に遭わされている。
仮面が外れたときはトイレットペーパーで素顔を隠し、カービィから「目田内藤」と呼ばれてしまった。その回で紆余曲折あってカービィから焼きそばを貰ったのだが、結構気に入ったのか、夏祭りの回で焼きそばを買っていたり、大長編終盤では、こちらの世界の食べ物を知らないダークメタナイト?が焼きそばを食べているシーンがあった。
立ち直りの早さとメンタルの強さは数あるメタナイトでも髄一。女の子にはモテる模様。
勝負事には負けられない性格で、華麗な技と剣さばきを見せるも、「普通すぎる」と言われる始末。
その結果隕石が接近中にも関わらずどじょうすくいをした。(後にこれは、カービィにメタナイトダンスと名付けられ、その後の話にも何回か登場している。)
普段はアニメ版の天然設定を引き伸ばしたようなボケキャラだが、マジの勝負の時は「マッハトルネイド」などの原作でも用いた必殺技を使う。

  • マルク?

宇宙を放浪しながら星を破壊して楽しむ凶悪宇宙人。ゲーム版に比べてツリ目でキリっとした顔。何故か手がある。
目的のためなら手段を選ばない残忍な性格でプライドが高く、時々浮かべるゲス顔が特徴。語尾に「なのサ」をつける。
笑い声は「ヒャハハハハ!」
気紛れでポップスターを訪れ、カービィと『ドラゴンボール』ばりの決闘を繰り広げた。
ガチになると原作に似た形態になり、マルク砲やカッター攻撃、ブラックホールなどを使う。
一方の日常回では手からビームを出していることが多い。
最後はカービィの頭突きで崖から転落しそうになったのをカービィに救われ、再戦を約束して去っていった。
ちなみに戦闘前にカービィのリンゴを破壊していたが、4巻のカバー裏を見ると…?
それからも暇つぶしに何度かプププランドを訪れている。ツンデレなのでどちらかというとベジータ?系である。
メタナイト以上に、勝負事には負けられない性格。基本的な立場としてはツッコミが多い。

  • バウファイター

通称「バウ」。今作のツッコミ担当の一人である格闘犬。マイペースでシニカルな皮肉屋。
カービィに代わって主役になろうとするメタナイトに「お前には主人公としての素質がない!!」と酷評するなど厳格な面も見られる。
バトル回では解説を務めることが多い。マルクが初登場した時は自己犠牲も厭わないなど度胸がある。
元カノがカービィそっくりな女の子で、カービィを女装させてアイドルに祭り上げようとしたことがある。
原作のような格闘技を使う機会は多くなく、メイン武器は「オヤジギャグ」であり、雪だるまのチリーを「寒い」と言わせたり、周囲全体を氷漬けにしたりと強い。

  • クールスプーク

通称「クール」。ツッコミ役の一人でサングラスをかけたてるてる坊主のような外見。
しっかり者な性格。
驚いた時にはサングラスを突き破って目が飛び出るシーンも多い。
大会系の話ではバウと共に実況役をしていることが多い。
メインの中では唯一『夢の泉の物語』から登場しているキャラ。

  • ガオガオ

友達思いで心優しい性格。やや気弱な一面もある。リアル化するとイケメンになる。
一時期凶暴で好戦的な性格に豹変。プププランドを征服しようとしたが、
その野望とは「毎日朝寝坊するし、トイレの後手を洗わずにご飯を食べる」という実にしょーもないものだった。
頭のトンガリを焼き芋と思われたり、道標としてナックルジョーに毛を全部抜かれたことも。
初版13巻の表紙でUSDXのシミラと同じ目に遭っている。

洞窟大作戦編から登場。ごく普通な性格の男の子。
洞窟を彷徨っていた時にカービィと激突して気絶し、カービィにヘルパー召喚された。
カービィと友達でいると約束した後はレギュラー入りした。カービィがボケ役のため基本的な立場は他のメンバーと同じくツッコミ役。
普段は鼻は描かれていないが、リアル化すると鼻が現れる。その時には、鼻水を垂らしていることが多い
仲間思いの良い奴。

  • エリーヌ

クレイシア?から逃げ出すためにセブントピア?からプププランドにやってきた妖精。ちょっとおっちょこちょい。
クレイシアを説得して以降はプププランドで暮らすことになった。
ひかわ版におけるアドレーヌチュチュ?ポジションの女の子キャラだが、驚いた時は楳図かずお風の顔芸を披露した。

  • ブリッパー

カービィが作ったプールに住んでいる魚。
敵キャラの犠牲者になる事が多い。
焼肉?の食材にされたことも。
あと水のない所に長い間いたりそもそも水分不足だとひからびるため
カービィと外出する際は必ず金魚鉢に入る。しかも1匹しか入らない上
何故かスピンの手裏剣が本人(本魚?)にも当たってた。

  • ドロッチェ?

ドロッチェ団のボス。一人称は「オレ」。
原作のカリスマ性は何処へやら、コンビニ経営やお宝強奪等をして一攫千金を狙うが、カービィにより全て失敗に終わる。
そのため極貧生活を強いられている。1巻の第2話ではコンビニの店長をやっていた。
メタナイトなどのキザやクールなキャラを見ると拒否反応を起こして嘔吐する。
3巻(『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』が発売した時期)から出番が減り、一度完全に空気?化した。(4巻巻末の時点でカービィとバウに忘れられている。)
6巻の『あつめて!カービィ』編でゲーム同様復活してからは、他のキャラクターたちと同じくらいの立ち位置でバランス良く登場していた。

  • スピン

ドロッチェ団のしたっぱでツッコミ担当。
体が小さく、語尾に「チュ」を付ける。やっぱり足が早い。

  • ストロン

ドロッチェ団のしたっぱで肉体派。
大食いキャラでボケ担当。
語尾に「も~」をつけることが多い。

  • ドク

ドロッチェ団のしたっぱでメカニック担当。典型的な老人口調。UFOみたいな物で移動する。本体は弱い。

  • ドロシア?

魔法の鉛筆で世界中を自分の芸術品に変えようと企む魔女。ゲームの復讐要素や不気味さはオミットされている。
本作ではずっと通常体のソーサレス姿。大きなツリ目の美人で、「オーホホホ」と高笑いする高飛車キャラ。
デデデ大王と部下を絵に変えるが、カービィとの魔法の鉛筆の争奪戦の末敗北。
しばらく音沙汰がなかったが、台詞はないものの綱引き大会にデデデチーム側として参加した。

  • マホロア?

宇宙征服を企む彼方からの旅人。原作と同等かそれ以上に腹黒かつ外面のいいぶりっ子キャラ。
一人称は「マホロア」か「ボク」。普段はキャピキャピしているが、キレると粗暴な口調になって「怒ってない」とごまかす。キレてないですよ?
メタナイトからは「宇宙船を持っているとかミステリアスな見た目とかが自分と被っている」と敵視されている。
本性を現し再建したローアでプププランド破壊に乗り出すも、偶然カービィが蹴った小石で破壊され未遂に終わった。
それからは手のひらを返したようにカービィ達と友好的に接している。

  • ギャラクティックナイト?

宇宙から来た最強の騎士。粗野な性格で、語尾に「オラオラー!」と付けるなど言動はチンピラそのもの。
一人称は「オレさま」か「オレ」。
女の子とスイートが大好きで、フラれた総数は101回。夢は女の子との結婚とスイートを食べること。
カービィのロールケーキを奪おうとするが、バウに女装させられたカービィに一目惚れし、
突然いなくなったのを「自分に惚れて照れている」と勘違いして探し続けることになった。
最終話目前ではメタナイトに濡れ衣を着せ、彼を公開処刑させた。

  • タランザ?

浮遊大陸フロラルド?からプププランド征服のためにやってきた。
一人称は「ワタシ」で語尾は「~のね」、「クフフ」と笑う。ゲーム以上のドジっ子。
カービィのビッグバン吸い込みに敗北後、部下のセクトルディと共になぜか定住しそのままレギュラー化。
元々プププランド征服には乗り気ではなかったようで、セクトニアが改心して誰よりも喜んでいた。
日記が趣味で、大概なんらかの内容をリアルタイムで綴っている。
紅茶、ドーナツ、セクトニアが大好き。セクトニア限定でドM。その為ファンには「Mンザ」の通称が付けられている。
手が6つもあり、それぞれを独立させて役割分担できるので、作者が「自分が一番なってみたい」というキャラ。
6つある手の内のひとつにスポットが当てられた話が存在する。

  • クィン・セクトニア?

浮遊大陸フロラルド?を支配する女王。一人称は「わらわ」、語尾は「~じゃ」。のじゃ系で声優が大本さんだが破壊王?は関係ない。
プププランド征服のためにタランザを送り込んだ張本人だが、突然心を入れ替えたと言って支配計画をやめた。
カービィ以上にキラキラ目で、少女漫画のヒロインのごとくキュートな乙女キャラを心がけている。原作のクールビューティさは微塵もない。
しかし突然平和アレルギーを発症して暴れ出すと共にブチギレた顔芸を披露したり、カービィを食べようとしたりと悪役時代の影響が濃い。あと力も強く、スタンプで城を破壊したり、ケーキの切り分け時レイピアでポップスターを破壊したことも。
タランザとはいじめっ子といじめられっ子のような関係だが、なんだかんだ上手くやっているらしい。
どうしてこうならなかったの極致。

  • スキッドランス

カービィが作ったプールに住んでいるイカ。
最初はカービィに追い出されかけたが現在は定住している。ただ何故か本人(本イカ?)の居住空間が生まれた。

  • 秘書スージー?

ハルトマンワークスカンパニー社長秘書。ギャル的言動の現代っ子だが仕事熱心。アイスと社長が大好き。
いきなり侵略に来て「邪魔者は消えちゃえ!」とウィスピーボーグをけしかけてくるが、カービィに愛用のマシンを壊されてしまった。
その後3ヶ月かけてプププランドを侵略しようとするが、ワニが自分の上に落ちてきたり社長に会議すっぽかされたりと散々。
現在はプププランドに定住中。

  • プレジデント・ハルトマン?

ハルトマンワークスカンパニー社長。
口調は原作に近い。
侵略業だけでなく色々な製造業に手を出している大金持ち。初登場でいきなりカービィを社員に勧誘した。
社員の食事のサプリメントの真の効果を発見し『マッチョ!サプリ』として売って大儲けした。
そして、会議をすっぽかしてでもカービィに飲ませようとした。
現在はプププランドに定住中で『チリー特製溶けにくいかき氷』などを買い占めている。
記憶は戻っていないもののキャラが濃く、初登場回の煽り文は「社長、キャラ濃すぎ!!」だった。実はヅラ。
どうしてこうならなかったの極致その2。

  • [[ダークマター>ダークマター族(星のカービィ) ]]

「こんな平和な田舎、あっというまに支配できそうだな…」
「このダークマターさまの手にかかれば、銀河の支配も3日とかかるまい!」

カービィ達と対峙する謎の存在。今回は剣士姿で登場。
ハルトマン社長と関わっていない事から『星のカービィ2』に出演したダークマター本人と思われるが…?

笑劇のネタバレ
「おぬし…。それ本気で言ってるのか?」
「え?」
「この漫画今回で最終回だし、残り3ページしかないぞ」
「えっ!!」

実際は『カービィをつかまえたら、この漫画の主人公になれちゃうゾ☆』鬼ごっこの最中に登場して、上記の通り「残り3ページ」で登場した。
ナックルジョーにも「あと3ページで銀河支配すんの?」と言われた挙句、(ゲーム登場順で言えば)後輩であるはずのマルクに
残りページ少ないのに、コマ数使ってんじゃねぇのサ!新人!」と一蹴された。

「丸坊主にされた」ひかわ版とは対照的に、谷口版のダークマターは「ラスボスとしての風格を保ちつつ登場したものの、マルクに一瞬でやられてしまう」
という、ひかわ版とは別の意味で印象を残したボスキャラになった。

  • リック
  • カイン
  • クー

今作では登場しない…が、20周年記念の回にて
シルエットで1コマだけ登場、カービィにエールを送った。

  • パンま

今作オリジナルキャラクター。
マジックで殴り描きしてスクリーントーンを適当に貼ったデザインの怪魚。カービィの妄想に過ぎなかったが、実際にいることが判明した。
名前の由来は、「春のモーレツパンまつり」というパンの祭典をぎなた読み?して「春のモーレツ『パンま』釣り」と読んでしまったことに由来する。
 

  • 谷口あさみ

『も~れつプププアワー!』の作者。
菅笠と着物という田舎臭い外見が特徴。時々カメオ出演している。
おでんの具で好きなのは大根。あとスルメ好き。
連載初期から自分の好物や仕事場についてネタにしている。

【世界観】

今作のプププランドは田舎という設定ではあるが、
後に「ドロッチェイレブン」「デデーズ」「プププデンキ」といった私営商業施設が建てられて徐々に発展している。
また、プププランドの裏側は日本のお台場に似た大都会になっている。


【用語】

  • 大食い大会

記念すべき第1話で行われた大会。
優勝賞品はプププ丼…だが、中身は白飯・メロン・チョコシロップ・イクラ・ウニ・生クリーム・コーンフレーク
もはやゲテモノを通り越している。

  • [[宝剣ギャラクシア>宝剣ギャラクシア(星のカービィ) ]]

5万年前に創られたありがたい剣。充電式。
メタナイトが去年(2005年)の12月に落とした直後にデデデ大王が拾い、もーれつ博物館に展示した。
現在はメタナイトが所持している。

  • 愛と正義のメタナイト も~れつセレブアワー!

あまりに堕落しすぎたカービィ達を見かねたメタナイトが考案した企画。
バウ曰く「少女マンガみたいなタイトル」。
内容は…

  • 宿題が終わるまで晩飯抜き
  • 塾や習い事は朝から晩まで
  • 毎日テストを行う
  • 毎日メタナイトの像に忠誠のキスをする
  • USDXメタナイトでゴーDX?」だけプレイする

というものだった。
もちろんバウ達がドン引きしたのは言うまでも無い。

  • コロコロ31年分

お宝を探すためにプププランドを離れることになったドロッチェ団にカービィがプレゼントしたもの。
カービィ曰く「熱い思いがこもっている」が、ドロッチェや読者から言わせると「厚くて重い」
その重さは宇宙に飛び立った宇宙船を軽々とプププランドに引き戻すほど。

  • 願いの叶うキャンディー

カービィが道端で偶然拾ったキャンディ。
全て舐め終わると願いがかなう。
そのため、このキャンディをめぐってスマブラばりの激闘が繰り広げられた。

  • も~れつ温泉

カービィたちが訪れた温泉。
美肌、美顔効果のある…というより、某少女?漫画のような絵柄になる「メタナイト湯」。
男らしくなる…というか、某スパイ漫画某世紀末漫画のような暑苦しい劇画タッチになる「男湯」。
入浴した人の人数が数百人に増える「あなたの魅力が100倍になる湯」がある。
デデデ大王もこの温泉に来ていたが、体が「マインクラフト」や「ぼくチロ!」のように四角くなっていた。
ちなみにこれらの効果はシャワーを浴びれば元に戻る。

  • リアルすごろく

カービィがデデデ、メタナイト、マルクを誘って遊んだすごろく。
コマに描いてある内容の出来事が実際にプレイヤーの身にも起こる恐ろしいすごろくで、
作中ではカービィが「人生のスタート」に戻ったことで、他のプレイヤーが数十年待たされることになった。
こんなものをどこで入手したのかは不明。

  • 魔法のステッキ

ただの木の棒。カービィが見つけた、「とんでもない魔法の力がある」という木製の杖。
というよりは、カービィの言う用途的には何にでも使える便利な棒であり、
最終的に使用者のカービィが負傷した際には、松葉杖として使われた。

  • マッチョ!サプリ

製造元はハルトマンワークスカンパニー。
本来は社員専用のサプリメントだったのだが、社員にされかけたカービィが「一粒二粒じゃ足りない」と
大量に摂取した結果、栄養の摂り過ぎでマッチョになったことから一般販売を開始した。
この時のカービィは軽く3箱は食べている。そりゃマッチョになりますわ…


【余談】

コロコロコミックでの連載終了後の同年11月28日に、第13巻が発売され、単行本としてはこれが最後となった。

第1話には、きらきらきっず(SFC版)のグリルが、カービィ関連の作品には実に約18年ぶりの登場を果たしたということで反響を呼んだ、「グリルがやってきたのだ!!」、第4話から第8話には、ロボボプラネット編のエピソード、最終話(第11話)の後には、特別描きおろしが収録されている。

特別描きおろしでは、暇を持て余したカービィたちが似顔絵ゲームをし、突っ込みに入ったデデデ大王によって、クリスマスパーティーの準備をさせられる。カービィは招待状作りを担当。

表紙絵はそのパーティーを実際に楽しんでいる様子なのであろう。そこにはこれまでに作中に出た、ほぼすべてのキャラクターが描かれている。コックカワサキは書き忘れられた。



作者の谷口あさみは、2018年8月10日に自身の公式Twitterを開設し、そこで改めてファンに対してお礼を述べている。
Twitter上では自身の近況発信や短編漫画の公開などをしており、も~れつプププアワー!が終了した現在は、別の漫画雑誌で漫画家としての活動を継続している一方で、競馬の横断幕のイラストや、小学生向けの漢字ドリルの挿絵を描くなど、イラストレーターとしての活動も多い模様。

その後、2019年12月から販売が開始された絵本シリーズ「いつでもカービィ」では文章を担当し、も~れつプププアワー!以来3年ぶりに公式でカービィのメディアミックス作品に携わることになった。

また、同氏はこの絵本シリーズの第1巻・第2巻の発売日に、自身のTwitterアカウント上に原作準拠の絵柄で描いたカービィ、マルク、タランザ、そしても~れつプププアワー!未登場のグーイ?の集合イラストを投稿し、シリーズの発売をお祝いしている。




「おい、カービィ!! 前を見ろ!!」
「ぶつかるぞ!」
「だいじょうぶ!! またコピー能力で…」





「コメント欄にぶつかるぞ」
「この項目はここまでだったのだー!!」


「めちゃくちゃやでー!!」
「もう絶対カービィには追記・修正させん!!」



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