桂宮治

Last-modified: 2024-03-17 (日) 00:00:32

登録日:2022-02-16 (水) 15:25:00
更新日:2024-03-17 (日) 00:00:32
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Tag: 落語家 6枠 笑点 笑点メンバー項目 活発 毒舌 実力者 鼠色 黄緑色 天才 落語芸術協会 若手大喜利 努力家 東京都 品川区 セールスマン 桂宮治 鼠色→若草色 若草色 好楽師匠のマブダチ←あくまでネタ たい平師匠の天敵←あくまでネタ 円楽師匠に毒を盛った←あくまでネタ 抜擢真打 愛すべき天才 チームマカロン 戸越銀座 一之輔師匠のライバル←あくまでネタ 濃すぎるキャラクター性



私の場合、落ち着かなきゃいけないのが一番大事なことです。
好楽さんの場合は話にオチをつけることが大事だと思います。

桂宮治は日本の落語家である。

概要

本名は宮利之(みやとしゆき)。東京都品川区出身。
3代目桂伸治の弟子で、落語家としては落語芸術協会(芸協)に所属している。

化粧品のセールスマン(しかも営業成績が非常に優秀なトップセールスマンだったという)として勤務していたが、偶然ユーチューブで目にした桂枝雀の落語に衝撃を受け、落語家になる事を決意。
その為、結婚披露宴の当日に無職になったとしばしばツカミで使っている。

2008年に31歳で入門と他の落語家に比べると遅咲きながら、セールスマン時代に培った巧みな話術で二ツ目時代から頭角を現していた。元々笑点の派生番組である『笑点特大号』内の若手大喜利?のレギュラーとして出演していたが、2021年末に突如発表された林家三平の卒業による後任メンバーとして昇格した。

笑点における概要

若手大喜利メンバーとして

前述通り、2010年代に入ってからは『笑点特大号』内の若手大喜利内のレギュラーとして、ほぼ常時出演をしていた。席順としては2枠(司会者席から2番目)、着物の色は主に鼠色か青系。
若手大喜利ではたい平と似たとにかく明るく活発なキャラクターを押し出している。

また、その時点で2児、後に誕生した長男も含めれば3児の父であることから娘や息子をネタに挙げた親バカ全開の回答、わざとらしいレベルの司会者ヨイショネタ、三平を小バカにしたり他の回答者をイジる毒舌系の回答を言うことが多かった。
実際に2019年8月8日の「特大号」の挨拶にて大月秩父戦争を『ミジンコの背比べ』呼ばわりした結果、司会だったたい平の怒りを買い、座布団を回収させられる。
しかし、座布団を回収しに来た座布団運びの春風亭一花の頭を叩いたためにその回の最中はいい回答をしても冷遇されまくり、終いには半泣きになったこともある(自業自得)。

若手大喜利のレギュラーとして年に2回ほど地上波で放送される若手メンバー対大喜利メンバーの対抗大喜利への参加回数も多く、2019年5月に放送された回では大喜利メンバーのたい平が(この時点ではあくまでネタとして)三平の後釜に入ったらどうか、という回答を行ったこともある。

大喜利メンバーとして

2022年元日、前年末に卒業が決定していた林家三平に代わる新笑点メンバーへ晴れて大抜擢されることが発表された。
抜擢前から後任は宮治ではないか、という声が各方面から上がっていたが、笑点の出演者をはじめとする番組関係者の口は非常に固いことが知られており、放送までその情報が外部に漏れることは決してなかった*1
元日の放送終盤に宮治の加入が発表された際には、自宅からリモート中継で登場した。
…が、落語好きや笑点好きのファンたちからはともかく、世間の知名度がまだまだ無いという事ですぐに登場させるわけにはいかないと判断され、日本テレビの情報・バラエティ番組へ番宣ゲストとして出演し、知名度を上げてから1月23日の笑点に登場するという日テレお得意の「引っ張り&番宣ゲスト作戦」という謎ミッションをさせられる羽目になった*2
一部番組では収録日時が前年末だった関係から笑点新メンバーだと明かせずに参加したので、「ゲストに来た知名度ゼロの落語家を見るビートたけし?の目が冷たかった」と本人は自虐している。
1月23日の放送にてついに笑点の舞台上に登場し、前述のミッションをクリアしたということで晴れて正式メンバー入りが決定した。

宮治加入に際しては席順も30年ぶりに変更。かつてこん平→たい平が座っていた6枠(最も上手側)に座る事となり*3、これに伴って番組自体も一部リニューアルを実施している*4

本家大喜利のキャラクターは「明るくて元気が良くてやかましい」という位置づけで概ね固定されている。
若手大喜利と同様、わざとらしいレベルで司会者や他の大喜利メンバーをヨイショしたかと思うとオチや解答でこきおろす、といった落差の激しいリアクションで笑いを取っている。
また、「一番若手なので一番中身が薄い」というイメージを逆手に取り、隣りにいる「元からキャラが薄い」好楽といい勝負というネタもお約束となりつつある。
一方で座布団を理不尽に取られたときなどは声を荒げて派手なリアクションでやかましく突っ込んだり、毒を吐いて露骨に不満そうな態度を見せるのもお約束。
「座布団を取られたときのリアクションで見せ場を作る」というところは回答者時代の昇太と共通する部分がある。

初登場回では新入りという立場を出しつつ隣の好楽をイジったりするなど、早くも罵倒合戦の輪に加わるという積極性を見せている。
また、たい平と一緒に山田のクビネタを行った結果後ろから派手に突き飛ばされたり、偶然とはいえ宮治が加入した直後に6代目円楽が脳梗塞の治療とリハビリにより休養に入り*5、昇太とたい平も新型コロナウイルスに感染した事からたい平や若手メンバーから『宮治が円楽に毒を盛った』『昇太とたい平には菌をばらまき、怪しまれないように自分も犠牲になった』*6というどこかで聞き覚えのあるようなネタでイジられるようになるなど、番組全体に新しい風を吹き込んでいる。
更に司会の昇太も若手大喜利の司会出身で勢いの良い回答者を転がすのに長けており、勢いのある宮治が全体を活気付けたことは結果的に相乗効果を生んでいる。
円楽の休演及び逝去後は、彼の十八番であった政治ネタを取り入れた回答を収録中一度は答えるようになった。

大喜利初登場時は、大喜利内で着用する色紋付の仕立てが初回放送までに間に合わなかった為、登場から2週間は違う着物を着用していた。
初回放送では最初ということもあったのか前任の三平同様に黒紋付袴で、1月30日放送では寄席などで使用する自前の着物で参加していた。
そして、2月6日の放送でついに色紋付がお披露目され、歌丸が回答者時代に着ていたものに近い若草色*7に決定した。
視聴者からは「歌丸師匠の色を受け継いだ!」と非常に大きな反響が寄せられた。
そのカラーリングから好楽と合わせ、たい平から「チームマカロン」と呼ばれている。
2023年からはプライベートでも友人でもある春風亭一之輔?*8が加入。以降はかつての歌丸VS小圓遊や歌丸VS6代目円楽を彷彿とさせる応酬を繰り広げ、笑点名物とも言える罵倒合戦が新たな展開を迎える事となった。

2022年12月4日の放送では加入1年目にして初めて座布団10枚を達成した。宮治の10枚達成の際には、宮治が加入した時から順次行われていた番組の変革の一環として新たな演出が導入されており、まず9枚目に与えられる座布団が10枚達成へのリーチという事で布地と柄を反転させたリーチ座布団なるものに変わり、10枚目は厚みを増した金色の座布団が与えられる事となった。そして宮治が両方の座布団の獲得第1号となった。

なお、大喜利メンバーが日テレの番組に出演する場合は大喜利で着用する色紋付を着用しているが、宮治の場合は自前の着物で『THE突破ファイル?』などに出演する事がある。

本業

基本的に古典落語を中心に演じているが、前述通り巧みな話術と明るい高座で人気を博している。
二ツ目に昇進した2012年には若手落語家の登竜門の1つである「NHK新人演芸大賞」にて大賞を受賞した他、これ以外にも演芸関係の賞を多数受賞している。
また、自身が所属する落語芸術協会で二ツ目の落語家・講談師11人*9と結成していたユニット『成金』は大人気を博すなど、話題に事欠かなかった。
そして2021年に真打昇進した際には、芸協では会長を務める昇太以来29年ぶりとなる抜擢で真打昇進という筋金入りの実力も持っている。
なお、この昇進には抜かれる人の立場への思いやりから抜擢真打昇進に否定的な考えを持っていた先代会長の歌丸が死去したことや、後任の会長が抜擢昇進の昇太であったことも偶然の巡り合わせとはいえ結果的に幸いしたと考えられる。

余談だが、真打昇進の際の披露パーティー・披露興行は新型コロナウイルスの流行により様々な制約の中行われることになり、特に披露パーティーでは緊急事態宣言期間中に実施されたため、料理は持ち帰れるように弁当の折詰になったり、乾杯は酒を持たずにエア乾杯になるなど、通常より大幅に経費が削減された状態での開催であった。
そのせいか、真打昇進の際の一連の行事でぼろ儲けした*10などとイジられることも多い。
そして、都内の各寄席で行われた真打昇進披露興行には師匠の桂伸治をはじめとする一門の落語家達や『成金』メンバーだけではなく、普段寄席に出ることのない落語立川流・円楽一門会所属の落語家や、はたまた笑福亭鶴瓶?月亭方正?など上方からも大勢の落語家や芸人達がゲストとして駆けつけるなど、宮治の人柄が浮かばれるものとなった。

名言・名回答集

いずれ多くなりそうなので格納、若手大喜利時代からの経験が『笑点』にもそのまま上手く活きている回答が多い。さすが天才!

家族におもてなし…

30歳のときにYouTubeで初めて落語を見まして、「日本にこんな面白い芸能があるんだ!」と思って、結婚式の日に会社を辞めて、落語界に飛び込みました。45歳になった今、ここに座っています。自分の人生がもう、わけがわかりませんが、ここに、いられる理由は、人との出会いと、運が良かったからだけだと思います。これからも、人との出会いを大切にして、運を引き寄せて、皆さんに喜んで頂けるような、そういう大喜利メンバーになりたいと思います。桂宮治、どうぞよろしくお願いをいたします!
初登場回の挨拶。寄席の挨拶のような台詞かつかなり長めだが、「これからも~」以降を若干早口気味で進めつつ、それでも明瞭に喋りつつ、しっかり30秒以内に収めている。さすが喋りのプロ。

この裏にいらっしゃるのがミスター座布団運びの山田隆夫さんです
はい、私がミスター座布団運びの山田隆夫です
皆さんが何を言ったってこの人がいなかったら笑点は成立しないんだぞ!
(勝手に宮治に座布団を2枚渡す)
こら、こら!こら!!
(山田と握手)
こ…こら!!
先生、僕はたい平師匠とは扱いを変えていきますから
たい平さん、宮治君の2枚持ってって
あの…今わかりました、山田さんについてもいいことはないんですね
察しが良いな
初回でわかるって偉いね
偉い偉いw

やっぱり、笑点の『縁の下の力持ち』って、山田隆夫さんのことだよね!
そうそう!
うっそぴょーん!いなくても困りませーん!
(宮治を突き飛ばす)
この席は、こういう要員なんですねw
それ、(誰もが)通る道だからw

(司会者・回答者ともに茶摘み娘に扮したお題にて)
ねえ、ちょっと、昇子。昇子。若い芽だけ残して、古い芽は全部摘んじゃいましょうよ。
そうよね~!
『笑点』も古い芽は全部摘んで、若い芽だけ残した方が良いのよ。
(籠を宮治に投げつける)
うるせーバカ野郎!
古い芽が怒った!
煩い!

お館様、一向一揆です。
まことか?
すっぴんのIKKO(一向)さんが鬼の形相で攻めてきました。怖さ、どんだけ~!

(スナックのママになって客を励ますお題にて)
ちょっとあなた~、また種子島でロケット発射失敗したんですって~。でもそんなの気にしない気にしな~い
そうかな?
今から打ち上げ!パーッとやりましょう!
おおー!上手い!
(木久扇に向かって)あれ、なんでロケット打ち上がらないんですかね?
重いから
(一同ズッコケる)
ちょっと! ちょっと!w 木久子!w アタシの答えより面白いこと言わないで!w

(腕時計をちらちら見る仕草をする)
どうしたの?
心配だな~。時計を見て思い出したんだけど、長身(長針)の親友が病身(秒針)の奥さんを残して単身(短針)赴任するんだよ。
山田さ~ん!1枚、…座布団1枚持ってきて!
笑点メンバー1年目にして(加入後一年足らず)座布団十枚達成!商品は本人の希望で「家族におもてなし」。

(司会者が東京駅駅長、回答者が東京駅駅舎に扮したお題にて)
僕の駅舎…レンガにしといて良かったです~!
そうだね~!
長男が藁、次男が木で造ったから、狼に食べられちゃったんだ。
こぶたの家かよ。
ブーブー。

今年は『SPY×FAMILY』という漫画が大人気だった!でも、来年は。
(BGM:ベートーベン『運命』)
小遊三師匠の『コソ泥×FAMILY』というのが話題になると思う!
コソ泥なんかしないよ、やるんならどっとやるよ。

(春風亭一之輔がなぜ笑点メンバーになったのかというお題にて)
なぜ一之輔さんが笑点メンバーになれたのか。これ本当の話なんですけど、私が日テレの偉い人にお願いしてあげたからです。 川上くん! 本気だよ
はははwww
本名で呼ぶなよ!ドキドキすんだよ!
(宮治を指差しながら)いま宮治だけが、僕たちは「なったのか」って言ったのに、「なれたのか」って結構上から目線だよ
(たい平に同調する)
そこ、すいません!あの~、ゲストに一之輔兄さん来たときもそうですけど、タッグ組むのやめてもらっていいですか!? そこをかいて僕を責めてくるんですの
なんて生意気なんですよ
生意気、生意気
あ~!やりづらくなったなぁ~! こっちにもねぇ!いるんだよ味方……、(好楽を見て)弱いよ!弱いよ味方が!

「酒飲んで 本音がポロリ ポロリかな」 あの~これなんで言ったかっていうと、この間一之輔兄さんと飲んでたんですけど、本気で昇太師匠のこと「あの司会チョロいなw」って言ってましたよw
なに言ってんだよ!お前!
山田さーん! あの彼(一之輔)の二枚持ってって
イェーイwww
えぇ!?
二枚二枚。 はい、一之輔さん
いやこれ本音で喋んなきゃダメですね。「昇太さん やな人威張り 威張りかな」
山田さん。もう一枚持ってって
なんで?

(アクリル板を使ったお題にて)
このアクリル板を使って、日本刀を作りました!
どうなりました??
『飛沫の刃』と呼ばれてます。

(モニターに映し出された歌丸が「帰ってきたぞ」
ここで一句『一度でいいから 経験したい 歌丸師匠の名司会』
(顔を顰める)
やっぱレベルが違うらしいですからね
1枚取って
だろうね、だろうね
はい、一之輔さん
「帰ってきたぞ」
「どの面下げて」って宮治が言ってましたよ
山田さん、宮治さんの1枚取って
いやおかしいって、司会は小さいなぁ

「帰ってきたぞ」
歌丸師匠聞いてくださいよ。今の司会者座布団全然くれないんですよ!
山田さん、宮治さんのきれいに持ってってちょうだい
あれ?乗り移った!?歌丸師匠乗り移った今
こんな感じだったんですか?
「きれいにしちゃって」だ
「きれいにしちゃって」だ、だから手が「きれいにしちゃって」だw
あの本当に言ってよいですか?(建て替えを控えた国立演芸場の板の舞台上は)痛いですねこれ

(同じ漢字を三回使って小噺を作るお題にて)
(『治』の字を見せて)浮気をしたらしいんです
ん?なんですか?
『治』まぬ怒りの妻の鉄拳、受けて宮『治』は全『治』三ヶ月
はははwww
いや~、気をつけましょうね
ね~w、ねぇw
よくないよ
はいじゃあ、宮治さんいってみよう
はい。(『亭』の字を見せて)落語界を表していますね
なんですか?
落語が凄いよ三遊『亭』。凄い人いっぱい古今『亭』。どうしようもないのが(一之輔を指して)春風『亭』!
(昇太を見ながら宮治を指差す)
(昇太も「春風亭」であることに気づいて)あーっ!!あーっ!!あぁーっ!!
山田さーん! 一枚取って!!
結果俺は板の間の人生!

『驚く木久扇』、「カバと喧嘩」。

追記・修正は大抜擢された方がお願いします。



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*1 言うまでもないが宮治当人にも口外厳禁が言い渡されており、三平卒業発表後、文化放送のラジオ番組に出演する関係で同社の定例社長会見に出席した際に「5年、10年後に話があれば…」と後任メンバー入りを否定する発言をした記事が残っている。また、後述の春風亭一之輔からは公表前に「次はお前だろ」と半ば圧をかけられるような形で問いただされ、正式発表後に「やっぱりお前だったじゃないか」と言われたエピソードがあるが、そのわずか1年後に今度は6代目円楽死去に伴う後継メンバーの件で立場が逆転して「新メンバーは一之輔兄さんなんでしょ?」と宮治が問いただしたという話を一之輔加入初回の挨拶で披露している。
*2 新笑点メンバーが加入から程なくして日テレの他番組にゲスト出演するのは過去に前例があったが、これはその逆。なお加入後も各番組へのゲスト出演は継続している。
*3 これについて、本人は「定位置でいつも通りの収録の中に新参者の自分が入るよりも30年ぶりに新しい席になってフワフワしている中に入って行くという体は有難い」と語っている。
*4 代表的なものでは画面右上に大喜利のお題の固定表示を開始。また、演芸終了時のCM前テロップも1992年から長く使われていた「引き続き大喜利をお楽しみください」から、その日の大喜利の見どころを表示するようになった。
*5 円楽は8月に高座復帰を果たすも、同月下旬に肺炎で再入院した後9月30日に既往症の肺癌で死去した為、円楽と宮治が並んで大喜利に出演できたのは結果的に宮治加入後の初回収録2回分に終わり、宮治が若草色の色紋付姿で円楽と舞台に並ぶ事は叶わなかった。
*6 2022年2月前半に宮治自身も家族が陽性になったことからみなし陽性と診断され、笑点の収録をリモートで行った事があるため。
*7 明るい黄緑だが、こちらは歌丸が着用していたものに比べて鮮やかな色合いのものとなっている。
*8 年齢は宮治が上だが、大学卒業後すぐ弟子入りした一之輔の方が噺家としてのキャリアが長く真打昇進も早い為、普段は宮治の方が「一之輔兄さん」と呼んでいる。
*9 メンバーには神田伯山(当時は神田松之丞)、柳亭小痴楽、若手大喜利内でレギュラーとして共演している春風亭昇也らが居た。当初から真打昇進者が出たら解散と決めており、香盤が最年長の小痴楽の真打昇進と神田松之丞の真打昇進及び伯山襲名にあわせて解散した。解散はしたものの、年1回ペースで成金メンバーが集合する落語会「大成金」を開催したり、メンバーが寄席のトリを取った際には共演するなど活躍し続けている。
*10 通常、昇進披露パーティーを行う場合の経費は当人持ちであり、来客からのご祝儀で収支均衡、下手をしたら赤字で終わることもある。