IT系/リファレンス/DOSコマンド/at

Last-modified: 2020-09-26 (土) 15:45:32

at

指定された日時にコマンドやプログラムが実行されるようにスケジュールするコマンド。
at コマンドはWindows8およびWindows Server 2012以降では廃止されている(代わりにschtasks コマンドを使用する)。

用例

  • 現在登録されているATコマンドを表示
    at
  • ID1の登録内容について詳細を確認
    at 1
  • ID1のスケジュールを警告なしに削除
    at 1 /delete /yes
  • 指定したバッチファイルを本日18時に実行
    at 18:00 C:\StartBackup.bat
  • 画面を表示させた状態で、毎月1日1時にxcopyコマンドを実行する
    at 01:00 /interactive /every:1 cmd.exe "xcopy \\Server1\Share\* D:\Backup /D /S /R /Y /I /K"
  • Server1上でセッション情報を毎日2時に取得してServer2に保存するするよう登録する
    at \\Server1 02:00 /every:M,T,W,Th,F,S,Su cmd.exe /c "net session >> \\Server2\log\netsession.txt"

書式

at [ComputerName] Time [options] Command
at [ComputerName] [id] /delete [/yes]

options

\\ComputerNameリモートコンピュータを操作する場合は指定。
/deleteスケジュールされているコマンドを削除。
/yes/deleteと一緒に使うことで確認せずに削除。
/interactiveジョブ実行中のログオンユーザとの対話を許可。
/every:DAY毎週・毎月など定期的に実行する。日付省略時は作業日が登録される。
/next:DAY指定した曜日・日付に一度だけ実行する。日付省略時は作業日が登録される。

説明

指定された日時にコマンドやプログラムが実行されるようにスケジュールするコマンド。
at コマンドはWindows10では廃止されている(代わりにschtasks コマンドを使用する)。

  • コマンドの実行には管理者権限が必要。
  • コマンドを使用するには、「スケジュール(task scheduler)」サービスが実行されている必要がある。

関連

  • schtasks

参考リンク

その他メモ