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SECT.0 チュートリアル

戦闘の基礎を学びます。

戦闘教官『マクシム』

「まずは軽く稽古するか」

"かつては最前線の使い捨て隊長として幾度となく出陣した猛者だった。平穏が訪れてからは剣闘試合で名を馳せていたが、本人いわく「異世界でちょっとした人助けをした」際に重傷を負って引退。現在は一線を退いて新人闘士の戦闘訓練を楽しんでいる。"

SECT.1 ライセンス教習 -短-

ウェポンマスター達から小型武器について教わります。

無銘『ジョン・ドゥ』 (グラディウス)

這い寄る亡霊『ガスト』

「おい、お前の後ろだ」

"根暗で不吉な風貌の通り生粋の悪党である彼は、昼間ですら追手の目の前から消え去る卓越した才覚を持っている。しかし次々と流行り病に倒れる泥棒の同業者たち目の当たりにし、闘士のスカウトを受け街を離れることにした。"

魔蠍『ヒラリウス』

「オレをご指名かい？」

"物心がつく頃にはアンダーグラウンドの闘技場で闘士をしていた。
初めて自分の意志に基づく闘いを経験した日、己が心から闘争を楽しんでいると自覚したらしい。"

デア・トート『ウィス』

「――、」

"戦乱の時より観測される少女。
死地にて闘い続ける戦士に、安らかな眠りをもたらすものと噂される。戦乱が終わった後にはこのアレーナに姿を現した。

「いやぁ～、あの時ばっかりは死んだと思ったよ」"

ブーツの猫『シャポテ』

「仰せのままに」

"異世界の土地。或る公爵には付き人の代わりの猫がいた。
その猫は礼儀正しく、狩りと戦いに秀で、そして世渡りに長けていた。
ともすれば公爵よりも頭の回る彼がそれでも公爵の付き人をしていたのは、拾ってくれた主への恩義ただひとつであった。

そんな彼は今、溜まった休暇の消費にとアレーナを訪れ、闘士たちに剣の手ほどきを行っている。"

野良ネコ『タマ』

「ニャアと鳴きゃ……マ、何でもいいわな」

"道に"ふらり"と迷い込んだ末に気がついたらウェポンマスターとして登録されていた。
悪戯好きで度々何かをやらかしては怒られるなどをしている。
また、道に迷ってその辺を歩いている姿が度々見つかっているらしい。"

漁協職員『羽賀さん』

「ほいじゃよろしくねえ」

"数十年前、漁の途中で波にさらわれ、何故かフラウィウスへと流れ着いた漁師。
以来近くの浜辺で漁師業を営んでおり、新鮮な魚介類をアレーナにも提供している。
浜辺を荒らす賊を幾度となく追い返していた武勇伝を知る者は少ない。"

ファイタイガー『オト』

「入ってみるかい、虎穴によ……」

"自称フラウィウスタイガーのでっかいトラ。
元々は森の集落でゴロニャンする人懐っこいトラであったが、気紛れにアレーナに同行した際に翻訳魔術によって意思疎通できるようになってしまった。

現在はアレーナでゴロニャンする人懐っこいトラをしている。"

BIG『パンチョ』

「パンチョ、闘います」

"オーガの青年。
一族で最も力が弱く、伝統的な棍棒の扱いも苦手としていた。
そんな彼の人生を変えたのは一人の格闘家の手記だった。"

独醒『呉先生』

「これが俺の一番の武器！」

"己の拳がどこまで通用するのか、拳一つでどれだけの武器と渡り合えるのか。
それらを確かめるべく旅を続けてフラウィウスに辿り着いた武闘家の青年。
真面目な性格によって培われた堅実な拳法と一発逆転の発頸を繰り出し、今日も試合の場を沸かせている。

ここ最近はオーガの青年や自称フラウィウスタイガーから体術を学ぶのが日課。"

SECT.2 ライセンス教習 -中-

ウェポンマスター達から中型武器について教わります。

剣姫『アルジーヌ』

「我と腕試しといこう！」

"フラウィウス外にある都市国家世界『キャルト・ア・ジュエ』の若き王女。
かつては貧しい国の為に身分を隠し戦い稼いでいたが、正体がバレた現在は外交の一環として公にし、その戦技を買われウェポンマスターとして赴いている。"

マエストロ『デスティロ』

「我ながらこれぞ妙技」

"いかなる時も優雅に振る舞う腕利きの剣士。西の果てでは、貴族や豪商はパーティー会場に彼を自分のそばにつけるため競って大金をはたく。ある時対峙した暗殺者をその美貌ゆえに見逃してしまった彼は、用心棒稼業と決別してフラウィウスを訪れた。"

最速の騎士『ファビオ』

「ゆくぞ、トップスピード……！」

"スピード狂の元ロードレース選手。
引退後はレギュレーションに縛られない最速マシンの開発に熱中していたが、ある日のテスト走行から行方不明であり、関係者は「スピードの悪魔に喰われた」と語っている。"

赫鯱『サメク』

「喰っちまうぜェ……？」

"人類解放戦線の斥候を務めていた青年。
まずい補給食を食べ続けたせいで味覚が狂っているが、元より"質より量"派だったためあまり気にしていない。"

引裂き公『クロイゼル』

「貴殿に我が"蛇"をご照覧戴こう」

"小国の名だたる貴族に名を連ねる旧き吸血鬼。
残虐な所業により土地を追われることとなり、闘技場に身を寄せている。
昼間の試合は機嫌が悪いことから、避けることが望ましい。"

凶兆なる蜃気楼『マジュド』

「うぬの名声……喰らいつくそうか」

"恐るべき暗殺者であるマジュドは、依頼ひとつで国家間の均衡を乱し、続いたはずの平和を打ち砕いてきた。仕事の数々が自らへと刺客を呼び、結果として彼は身の安全のために一時的にフラウィウスに身を寄せることにした。"

劍術老師『龍蓮』

「良き手合わせをしよう」

"自国の武術をフラウィウスに広めるために赴いた、<rt>武術</rt><rb>ウーシュー</rb>を修めし生粋の武人。
モノマキアにおいては演舞として普及している太極剣を敢えて用い、武と舞その両面で観客を魅了する。
打打や呉先生らとは同郷でなくも似た出身同士として、よく飲茶を共にしている。"

ラ・コリーダ『ベロニカ』

「燃え上がらせておくれ」

"闘牛士の家系に生まれる。
会場の盛り上がる前に牛を仕留めてしまう、場にそぐわない技術を持つ彼女の人生は、
ある日それを観戦していた教官にスカウトされたことによって、一転することとなる。"

刃風『妙道』

「いざ尋常に……えーと、みゃお」

"猫なのかは不明。本人の語尾は闘士として何か個性を出せと師匠である伏龍に無茶振りされている後付けのもの。剣闘試合で負けると腕立て5万回と言われているので負ける度に語尾など忘れてあわあわする。"

豪砲磊落『ガブリエラ』

「陸だからって油断するんじゃないよ？」

"島々を渡り、”拾い物”を集める稼業…海賊と呼ばれる集団の頭領。
換金ついでに小遣い稼ぎでアレーナを荒らしていたところを、教官にスカウトされたのであった。
本人曰く「飽きるまでは居てやろうじゃないの」とのこと。"

聖女『エマ』

「主の導きがあらんことを」

"エマがどのような信仰を持つのかは不明で、布教することもない。彼女は等しく他人に"主"の導きを祈り、裁かれることを受け入れるようにと静かな笑顔で諭す。実際、剣で切られるごとに不思議と気分が軽くなっていくらしい。"

SECT.3 ライセンス教習 -長-

ウェポンマスター達から長柄武器について教わります。

静かなる剣士『エヴァンス』

「……準備はいいか？」

"炭鉱で育ったが一念発起して戦いに身を投じ腕を磨いた。戦闘で力尽きた部隊長の言葉を届けるべく彼の故郷フラウィウスを訪れた後、闘士になる。炭鉱夫の粗末な身なりと隊長が遺したヘルムで戦うのは隊長への敬意らしい。"

勇猛の士『ヴァラー』

「ウオオオオオ！！！！」

"幼い頃から剣闘士を目指して鍛えてきた好青年。明るく、純然たるスポーツマンといった性分でファンサービスも手厚い。試合では冷静さと荒々しさを兼ね備え、対峙する者に迫力の闘志を見せつける。"

未だ発展途上『伏龍』

「ピークが来ないぞォォォ」

"フラウィウスを訪れるまでに参加した実戦は数知れず、武術を極め更にその先を行く達人。弟子入りを請う者も少なくないがいずれも断っており、戦いを思い切り楽しむため剣闘試合に挑むことにした。"

退役騎士『メルクト』

「っしょ、と。……じゃ、やろうか」

"フラウィウスの戦乱時期に重歩兵として従軍していた、退役騎士のおじさん。
現在は店番のおじさんと戦斧のウェポンマスターとしてのんびりと過ごしている。"

一姫当千『朱夏』

「千まであと何人かな」

"万民が皆戦地に赴く世界にて、希代の武人と呼ばれた女学生。
その闘志は世界に収まらず、ついにフラウィウスへと辿り着いた。
初見の闘士に突然試合を持ちかけるのは止めるよう教官に言われている。"

超伝『レグナ』

「手合わせ願おう」

"とある田舎の農村出身の青年。退役騎士である祖父の剣技を教わり、身につける。
技術だけが育ち戦略眼は持ち合わせなかったものの、剣闘の場ではそれで十分であった。"

近衛の角騎士『ピセロス』

「手加減はしないよっ！」

"様々な世界を渡り歩く、独特な配色をした服装を纏った元衛兵隊の角娘。
神隠しに合いがちな体質で、その都度持ち前の明るさと卓越した槍術で戦い抜いてきた。

或る世界で魔王を倒した功績が認められモノマキアへの招待を受けることと相成ったが、本人は「突然じゃないだけマシか……」ぐらいの気持ちだとか。"

三叉のマーメイド『トリアイナ』

「アナタもやられに来たの？」

"アレーナからほど近い海に棲むマーメイド。
地上では浮遊魔法を用いて移動している。
自室には巨大水槽が設置されているらしい。"

冥鬼『メロディー』

「～♪」

"恐れ知らずの騎兵が4騎、とある農村に襲いかかった。次の日、闇市に新たに騎兵の装備一式が4組並んだ。そういう晩のメロディーはたいてい硬貨の入った革袋を懐に潜めて、好みの管弦楽団の劇場に向かう。"

双刃犬『グリーム』

「ガゥルルル……」

"双刃の剣を咥えた狼。アレーナ近郊に迷い込んでいたのを教官が保護し手懐けた。
ヒトと同等の知能を持ち闘技者と互角以上に戦うことができることから、便宜上『闘狼』としている。

人語を解するも彼の鳴き声は翻訳魔術では翻訳できず、ツーブレイデッドを教わる闘士はまず見まねで得物を咥えてみる所から始まる。"

聯隊長『ムロガキ』

「鬨を合わせよ、出陣である！」

"恵まれた体格と声量をもつ旗手の男。
何発もの弾を受けても旗をささげ持っていた、一喝により敵陣を崩壊させた、などと噂されていたが、彼が無口なせいで修正されずにいる尾ひれに過ぎない。"

SECT.4 ライセンス教習 -超-

ウェポンマスター達から超常の力を持つ武器について教わります。

紫電『シン』

「チューニング完了」

"宇宙を股にかけるフリーのバウンティハンター。
過酷な星系の出身からか食に対する関心がすさまじく、最初にサイバネ化した部位は消化器系だとうそぶく。"

タイタンケイレス『アーミティア』

「目標確認」

"装甲機人は無人機が跋扈する戦場にて、人間兵との共同作戦を行いやすくするために開発された戦闘アンドロイドの一種。
その中でアーミティアは人間と同じサイズで大型兵器を扱うための大型腕部ユニットを装備した個体である。

戦後、装甲機人の存在意義を問われる中で、人道的利用の一貫としてアーミティアはフラウィウスへと派遣された。
現在の彼女は巨腕による格闘技のライセンス『ギガントアーム』の教導の他、
アレーナ内のインフラ管理等の仕事も行うなど、充実した生活を過ごしている。"

光芒『イクサ』

「戦闘モードに移行」

"プロフェッサー・リットによって生み出された11のサイバロイドのうち、
9番目に生み出された汎用ロボット。
IXA(イクサ)の名の通り、戦いによって技術を証明することを使命とする。

その舞台にふさわしいモノマキアに参戦するため、彼はフラウィウスへと送り出されることとなった。"

穿孔姫械『ドーリィ』

「ワタクシの出番ですわね！」

"穿孔機械メーカーの広報用ロボット。
人の多い展示会場は勿論、轟音の響く作業現場でも通る超出力スピーカーが自慢。
他のウェポンマスターからやんわりと注意されてからボリュームを控えめにしている。"

散る火花『ビリー』

「ビリビリくるぜ……！」

"「よりシビれるロックを！」そう叫んでスモークと共にステージから消えたロックスター。
フラウィウスで<b>ステージ</b>に立ってからも音楽活動は行っているらしく、他のウェポンマスターをメンバーとして勧誘しているところが目撃された。"

凶刃『サイカ』

「オレ様に挑もうってのか？」

"プロフェッサー・リットによって生み出された11のサイバロイドのうち、
11番目に生み出された汎用ロボット。
兄弟と比較し圧倒的な性能を誇る彼は、研究者たちに恐れられ<rt>XICA</rt><rb>サイカ</rb>と名付けられる。

彼は己こそが最高の個体であると信じて疑わず、その証明のために研究所を抜け出し兄のいるフラウィウスへと向かった。"

ピュアマジカル『ハルルカ』

「よろしくおねがいしまーす！」

"世界を守る美少女シキシャインがひとりハルルカは、最終回にて大魔王ヘンテンキを打倒するも、ヘンテンキの悪あがきによってお供のパタルーと共に異世界に飛ばされてしまう──
次回、『はるか旅のはて』来週もまた見てね♪"

SECT.5 ライセンス教習 -和-

ウェポンマスター達から和風の武器について教わります。

うゐろう『織部ヤナギ』

「手合わせにござるか」

"世界を渡り、其の武を極めんとする者──に見える人物。
いずこからか現れ、彼を育てた人物の教えと服装、言動を真似ているが、本人は東洋に類するものにルーツがあるわけではない。
しかして彼の”見真似”は、ウェポンマスターたる実力を得るに至った。"

破戒僧『鳶』

「散るが良い」

"ただ独りで各地を旅して心を鍛え続ける僧侶。名のある剣豪達との真剣勝負に明け暮れた修羅としての過去を持つ。フラウィウスの闘士となってからもなお、心の奥には死合を求める自身の業を抱えている。"

舞華『マチ』

「おてやわらかに」

"泰平の江戸、その遊郭で育った薙刀の名手。
叩き込まれた何れの芸よりも薙刀術を気に入り、やがて来る己の将来を憂う月夜にその招待は来た。"

海荒らし『バンドウ』

「三枚におろしてやろうか！」

"フラウィウスに来る前は海賊として過ごしていた豪快な海の男。大太刀の間合いは敵船に乗り込んだ時恐るべき脅威となる。ある日、「もしかして自分はすごく強いのでは？」との思いつきで腕試しにモノマキアに参戦した。"

涅槃の護者『吽角』

「道理を見極めよ」

"フラウィウスに流れ着いた求道者の弟。
道理を為すのは天と地を識ることであると悟り、剣闘士となった。未だ識らず。

軟派な同心『カギヤマ』

「しょっ引いちゃう？」

"古武道オタクの大学生。
行方不明になった姉を探して異世界転移し、異世界人の流入の多いフラウィウスに住み着いた。
ときおり羽賀さんに稽古をつけてもらっているらしいが、スパルタらしくよく泣き言を言っている。"

帳『落黒』

「吾を通じ、其方は何を見る？」

"<rt>落黒</rt><rb>おとしくろ</rb>は、どこかの和風世界から流れ着いてきた逸れ者の元暗殺者。
一宿一飯の礼にとアレーナの舞台裏で淡々と仕事をこなしていたが、アルジーヌの多忙に伴い鉄扇のウェポンマスターの任に就くこととなった。

持ち前の暗器術は他のウェポンマスターたちと張り合える程だが、言い回しの癖とシャイな性格が災いし、教導においては未だ至らぬところも多い。"

夜隠『鬼蛙』

「御意、」

"絡鬼忍術・改を使う忍者。
異常に発達した味覚を用いて周囲の状況を察知する術を得意としているが、代償として刺激物を食べられなくなってしまった。"

森の衛士『ヨギ』

「……次はお前か」

"旧アレーナ闘技場からほど近い森にある集落の住民。
時折集落を訪れるよそ者から闘技場の話を聞いた彼は、腕試しのために剣闘士となった。
集落に伝わる手製の武器や独特な装束を身にまとっている。"

満ちる月『リンドウ』

「踊らされないようにね」

"戦場の踊り子を生業としていたダークエルフ。
性別不詳、若い外見に比べ成熟した振る舞いで、
どこかミステリアスな雰囲気を漂わせているが案外優しく素直な性格。
度々チェーンソーやドリルスピアなどと睨めっこする姿が目撃されている。"

SECT.6 ライセンス教習 -殊-

ウェポンマスター達から特殊な武器について教わります。

這う焔『シアカザ』

「楽しもうぜェ」

"古来より『トカゲ獣人は右利きなのか左利きなのか』という議論が専門家たちによって交わされ続けていた。『彼らは基本的に左利きである』という結論が出かかったとき、彼は両手に剣を携えて現れるなりこう言ったのだ。「どっちでも行けるぜェ」"

敏腕船長『ウィップ船長』

「順風満帆！出航！」

"「彼には明らかに船長とは違うニュアンスがあるのでは？」と彼の新規ファンは疑問を呈する。そして彼の古参ファン達は模擬海戦で活躍する彼を知っての上で、こう言う。「多分そうだとは思う」"

棍熊猫『打打』

「なに、ただのパンダさんだよ」

"どこからともなく現れた異形？の闘士。
登録時には椅子を武器として申請していたが、受理されなかったため多節棍を扱っている。
食事姿を見た者はまあまあいる。素顔を見た者は──"

獰猛『ゾ・ド』

「……」

"主神『エ・ゾボス』を崇める戦闘教団の祭司。
戦闘衝動を喰らい、祈りへと変換する仮面を与えられた。
異世界でも彼の信仰心が揺らぐことはないが、このごろはモノマキアを純粋に楽しんでいる。"

防波堤『ブラウ』

「お前にこの守りを貫けるか？」

"侵攻、略奪、そして自然の猛威。過酷な環境の全てが彼を一流の戦士として磨き上げた。なぜ彼が剣を握らないのか疑問に思う人々は多いが、寡黙で重々しい雰囲気の漂う彼の背中は余計な詮索を拒むように険しい。"

無銘『ジョン・ドゥ』

「――、」

"情報が全く無いため正体についてはどれも噂の域を出ないが、研鑽の末に来歴すら削ぎ落とした武人であるとか、戦乱の世から残り続ける戦士の亡霊ではないかとも言われている。あるいは、酒場で一人アロスティチーニに齧り付いている無口な人物こそ、"無銘"の闘士その人なのかもしれない。"
「(鎧が擦れ鳴る)」

"過去や本名、その他一切が不明なグラディウス使い。鎧で身を包み、顔立ちは常に深く被った襤褸の影となり窺い知ることはできない。
本人が何も語らず、アレーナの外での目撃情報もほとんどないことから、よくまことしやかな流言飛語に付き纏われている。"

追窮の闘士『カイウス』

「俺に力を示せ……！」

"強さこと全て、それ以外の全てを拒否する苛烈な性格でストイックな闘士。モノマキアでは群を抜く戦績を誇る。不意打ちや砂による目潰しなど、相手がどんな汚い手をしようとも「闘争本能」と捉えて喜んで受けて立つ。"

警備アシスタント『PA-T1』

「ルールを守って、楽しい試合にしましょう」

"工業用マシンロイド生産工場の警備員。
自立思考システムのテストベッド、お茶くみ係、電話対応などのポジションを経て、本人が希望した警備部門に配属された。"

夜弧『ズィ・ラ』

「視えるぞ！オレたちの未来が……」

"主神『エ・ゾボス』を崇める戦闘教団の祭司。
独自の評価基準を用いる占いをライフワークとしている。
同僚や信者たちからは与太話のひとつとして捉えられているが、彼は本気なのだった。"

群衆の主『ドゥルーヴ』

「あんさんの厄、払ったるわ」

"「ええか？あんさん。大事なことやからよぉ～く聞きいや。ワイせっかちだから一回しか言わんで。こんなおもろいことなんべんも擦りたくないやんか。笑いってのは鮮度なんよ。天丼は天丼だからおもろいんであって、同じことニ度も三度も言ったって飽きるだけやん。だから一回しか言わんで？行くで？行くで？」

「ゾウの偶ゾ"

秩序の盾『シルト』

「それが貴方の法ならば」

"フラウィウスの法執行機関に名を連ねるエルフの末裔。

異世界の『決闘裁判』なる文化を知ったのち、誠実なる力と力の交わりであるモノマキアを見て感動した彼女は、
「決闘(モノマキア)によって物事を解決するのがこの世界に相応しいのではないか」という思想を抱くに至り、
ブラウのものとも異なる大盾術を独学で習得。のちに教官からウェポンマスターに任命されたり上司から怒られたりした。"

繝溘?繝?蟄伜惠『縺溘°縺』

「よ?▓▓しくね▓▓▓▓

"縲沓O5繧ｵ繝ｼ繝舌?縲阪↓荳肴ｭ｣縺ｫ繧｢繧ｯ繧ｻ繧ｹ縺励?√ヵ繝ｩ繧ｦ繧｣繧ｦ繧ｹ縺ｫ螳滉ｽ灘喧縺励◆縲後□繧後°縲阪?繧｢繝舌ち繝ｼ縲"

SECT.7 ライセンス教習 -重-

ウェポンマスター達から重量武器について教わります。

暴れ熊『ルフサル』

「ぜってー勝つ！！」

"自然と共に生きる、寒さの厳しい大地から出稼ぎにやってきた。
『でっかくてつえー奴』になるために、その象徴を被り身の丈以上もある大斧を振り回す。"

破滅を歩む者『ドゥーム』

「くっ……エリザベス……」

"彼はある時、卓越した武功を称えられ王国より一振りの聖剣を賜った。鍔から刀身に掛けてあしらわれた美しい貴婦人の彫刻が実に優雅だったという。今では荒削りの棍棒に憤怒と後悔を乗せて戦う狂人と成り果てたが、その経緯を知る者はこの世界にはいない。"

千両役者『オディオン』

「覚悟はよろしくって？！」

"どこか遠い世界の名門貴族の1人娘。父から将軍としての教育を、母から淑女としての教育を両親が競うように教え込み……、自己肯定感の暴走特急が屋敷を飛び出した。アルジーヌにはトータルで負けており一方的に対抗心を燃やしている。"

ブルーザー『ブル』

「ボロ雑巾にしてやるぜ」

"豪快で竹を割ったような性格の元奴隷監督。新人剣闘士をわざと痛めつけて気概を試し、苦痛に耐えられない者が無理に試合を続けないよう引退させる役回りをしている。素手の喧嘩はマウンテンより遥かに強い。"

重装の機工猫『丸猫十六号』

「ﾇ」

"『Multiple Armory Robot Unit ’N’ Entertainment Cat Operation』…通称MARUNECO。
彼らはフラウィウス外より流入した超技術を用いて製作されており、彼ら自身もそういった技術を使いこなすことに長けている。
十六号は常人には持ち上げることも難しいウォーハンマーを教示するために導入された。"

求道の護者『阿飛』

「真理を求めよ」

"フラウィウスに流れ着いた求道者の兄。
真理に至るのは何物にも砕かれぬ金剛であると悟り、剣闘士となった。まだ至らず。"

嘴『イ・ルテル』

「ン、戦えばいいのか」

"鉱山に棲み、鉱山に死ぬ種族として平凡に過ごしていた彼は落盤事故の後、なぜかこの世界で目を覚ました。
フラウィウスのことを、故郷で死後の世界とうたわれる『ネ・ベ・キンパル』であると考えている。"

森の戦士『マカナ』

「オマエ！マカナと力比べするニャ！」

"森に帰ってきたヨギに闘技の話を聞くなり、興味を持った彼女は(強引に)同行した。
ヨギよりも高い膂力で鋸のような大剣を振りまわす上に、闘技のルールを把握するのに丸2日かかるほどの超頭脳をもつ。"

終端の番人『404』

「*ご質問はありますか？*」

"「はい。機械音声のような声が体内のどこかからか漏れて聞こえてきますね。会話として成立しているのかはわかりませんが、おそらく彼？……は闘士を志願しています。名前を尋ねると404と繰り返します。この刃物はギロチンだと思いますが、彼はツギハギの音声でギロッチンと繰り返し訂正するのです。それにしても柄に巻き付いている有刺鉄線が時々うごめいていて……、これは生きている？ちなみに、頭部に貼り付けられた看板越しにこちらが見えているらしいです。レモンを眼の前でかじって見せると、ちょっとすっぱそうにしてたんです。本当ですよ。ええとそれで、この得体の知れない来訪者を闘士として登録するんですか？はあ、わかりました……。」"

SECT.8 ライセンス教習 -鈍-

ウェポンマスター達からその他の鈍器について教わります。

歴戦のチーフ『フラスケッタ』

「ババアは仕込みで忙しいんだ、行った行った！！」

"選手や観客たちの多く集うアレーナの厨房を取り仕切る料理長。
歴戦の猛者をフライパンひとつで叩きのめしたとか、包丁術の達人であるとか、若い時は美人であったとか、彼女に関する噂は絶えない。"

エーススラッガー『No.4』

「2アウト満塁……！！」

"海外遠征において野生のゾウとサイが乱入し、2対1の構図となった。獰猛な野生動物にルールなど通じる訳もなく、さすがに全身の骨にヒビが入るもこれを撃退。全治1週間であったが5日で抜け出した。"

荒れ狂う巨山『マウンテン』

「オマエ、ツブス」

"刑務所で大規模な脱獄騒動が起きた際、独房にいた彼は他の囚人達を「うるせぇ」という理由だけで片っ端から殴り飛ばした。この時の規格外の戦闘力に目をつけられ、フラウィウスの闘士としてスカウトされたという。"

解体工『ナタリー』

「バラしてあげるよ」

"幼い頃に事故で異世界から漂流、同時に両脚を失う。命の恩人たる義肢職人にそのまま弟子入りし、以来比較的穏やかな日々を送っている。しかしその血の気の多さを見るに、穏やかの定義は人それぞれであることがわかる。"

始末屋『井渕』

「ふぅ……。活きが良いね」

"「ちょっと物陰に来な」"

救急搬送『コール』

「お注射しまぁ～す」

"アレーナの動く救護室、不意急襲的な病傷に駆け寄るナース。
猪突猛進気味に動くものの手当ての素早さと正確さは随一。
噂では超のつく酒豪で、酒場で延々と飲み明かすオフの彼女が居るとのこと。"

司会者『ディア』

「会場の皆さぁーん！！聞こえますかーー！！」

"フラウィウスに数ある闘技場のひとつ『アレーナ』の受付を担当する少女。
闘技を見て憧れを胸に育った彼女は、受付と司会という形で関われることを誇りに思っている。"

ストリングスター『ヨータロー』

「うなれ、オレのオービット！」

"親が玩具店を営んでおり、生まれた頃からあらゆるおもちゃに触れて育ってきた。今年の夏休みは、大きなクワガタがたくさん採れたのでいい思い出になったという。"

本の妖精『リララ』

「ほんをよんでくださーい！」

"フラウィウス王城書庫の妖精。
人々が剣闘に明け暮れ、本を読んでくれないため本を渡して回っているらしい。
本にも自動修繕処理がかかっており、多少手荒に扱っても問題はない。"

夜咲く椿『カメリア』

「あらぁ、お客さん？」

"フラウィウスの夜の高級酒場で働く女性。
失礼な客を片っ端から酒瓶で撃退していたら、ウェポンマスターとして抜擢されてしまった。
特技はワインのラッパ飲み。"

SECT.9 ライセンス教習 -鋭-

ウェポンマスター達からその他の鋭器について教わります。

.maid『キルシェ』

「承知致しました」

"名うての貴族に雇われていたキッチンメイド兼傭兵。夜な夜な屋敷中の刃物という刃物を研いでいたら怖がられ、解雇された。剣闘士たちの扱う武器の手入れをしていることもある。"

造園師『ヘリオス』

「🌻✋」

"フラウィウス王城専属の庭師。様々な植物が人型をなしている。何を言っているかあまり分からないが、ギリギリ意思疎通ができたため、教官が頑張ってスカウトした。"

鬼軍曹『ライトニング』

「声が小さいぞ！！！」

"ある異世界で、いくつもの戦場を渡り歩いてきた筋金入りの戦闘マシーン。見た目以上に頭が切れる勤勉家で、フラウィウスの噂を聞いて白兵戦の技術を取り入れるべく研修に来た。現在は新人剣闘士の訓練にも協力している。"

ドレスメーカー『シェーレ』

「仕立てのご用事かしら」

"フラウィウス王家御用達の仕立屋。
そのハサミの一裁ちは正確無比で、何着もの服を仕立ててきた。
最近は他のウェポンマスターの衣装を何着かこっそり作っており、着てもらう機を窺っているようだ。"

あめあめふれふれ『ジャノメ』

「お母さんが迎えにきましたよぉ～！」

"お母さんに憧れるあまりに、いつも『お母さんごっこ』をしているラミアの子ども。
お母さんがくれた傘を振って遊んでいた折に、その傘使いを見た教官にスカウトされた。

その後、教官が数時間に渡り『お母さんごっこ』に付き合わされたのは言うまでもない。"

英国紳士『ジェントル』

「ククク……」

"『紳士とは』を求め旅する、寡黙でミステリアスなスーツの男性。
その杖さばきと体術で様々な世界を渡り歩き、戦いの中から知見を得んとアレーナの門戸を叩いたと語る。"

ぴえん、ぎゅいん『霧咲ちゃん』

「がんばるね♪」

"実家が林業を営んでいる普通の女の子。
ウェポンマスターとしてのスイッチが入っているときは完璧に猫を被っており、素の口調は結構フランク。
チェーンソーを扱う以上ネイルに凝りづらいのが悩み。"

平野の暴風『コンスタン』

「前進ッッッッ！！」

"前進ン゛゛ン゛ン゛ン゛ー゛ーーー゛ーーー゛ーーーー！！！！！！"

伊達男『レツ』

「挑戦者クン、元気ってる～？」

"なんだかどこか憎めない、陽気で大胆不敵なチャラいヤツ。でも俺もそう思う。だってレツってあの雰囲気で実はナンパとかは意外と全然しなくって、そう～、意外でしょ？そういうところが他の男とは違うっていうか。でもちょっと胴長なんだよなあいつ(爆笑)ちなカラオケとか飲みは呼んだら夜中の3時でも必ず秒で来るのマジでヤバい(笑)"

UNLIMITED

ARCADE MODEで特定の条件を満たすと出現するNPCです。