SCP-CB/SCP-050-CB

Last-modified: 2023-06-08 (木) 13:37:00
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アイテム番号:SCP-050-CB
オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル

SCP-050-CBはサイト-151██の幅4×7mの高さ4.2mの個室に収容されねばなりません。

キーボードカルマ・イベントの発生を避けるため、彼に接する担当職員は3時間毎にランダムに交代します。SCP-050-CBの収容個室外部から監視するようにしてください。そして、担当職員はSCP-050-CBの目を3秒以上凝視しないようにしてください。

SCP-050-CBは高通信性のコンピュータを与えて下さい。

説明

SCP-050-CBは30代のオールバックでサングラスを装着している日本人男性の姿をした人形実体である。
本名は██・███で、財団に確保される前はシンガポール共和国████市に在住していました。

SCP-050-CBは異常性を秘めているため、接触の際は注意が必要です。

SCP-050-CBは基本的には饒舌ですが、必要に応じて口を閉じることがあります。しかし、[編集済]と[編集済]の言葉のみイベント及びその他のインシデントを直接引き起こす要因となり得るため、彼とのインタビューは見送られています。

一説では「彼の容姿は三頭身の男性」「髪色が4色の20代の好青年」「銃を扱う戦争の勝利者」等言われており、当初は根拠の薄い俗説として十分な検証が行われませんでしたが、2016/■/■■、████博士が興味本位でSCP-050-CBの身体測定をしたところ、三頭身は真っ赤の嘘で、髪色も赤髪一色、前文2つは真っ赤なデマである事が判明した。しかし、銃を扱う戦争の勝利者についてはエージェント████が遭遇しており、実際の記録に残っている。

以下は、SCP-050-CBを確保したときに回収した、彼との関連性が強い物品の一例です。より詳細なものについては別紙を参照してください。

番号説明
SCP-050-CB-A-1
600px-FAMAS_dsc06877.jpg
SCP-050-CBがかつて愛用していたと思われる銃。形状は非異常性の一般的なFA-MAS銃。[編集済]
SCP-050-CB-A-2
cyma_mp5short_mag_003.jpg
SCP-050-CBが使用していた弾丸。製造先████。SCP-050-CB-A郡の中でも厳重に収容されている。
SCP-050-CB-A-1の中にSCP-050-CB-A-2を入れて射撃する実験を行った結果、[編集済]%br;片方が一般的な物で実験を行った結果、[編集済]が発生し、SCP-050-CB-A郡に変化した。

補遺

キーボードカルマ・イベント

SCP-050-CBの目を3秒以上凝視した人物はSCP-050-CBに追跡されます。
SCP-050-CBに確保されるとその1ヶ月以内に発生します。

後遺的な特徴として、完全にSCP-050-CB-Bと化した人物は、イベント終了直後に████化され、異常性を持つようになります。また、自身が「精神障害」であると認識し、その後は最初から精神障害を持ち合わせていたかのように振る舞います。
又、SCP-050-CBへの友好的行為感も強く現れ、自身から見て彼を信用しない人物に強い嫌悪感を示すようになります。

SCP-050-CB-Bの後遺的異常性に対して、如何なるクラスの████も効きません。そのため、現在財団はそれに対する良案を模索している状況であり、SCP-050-CB-Bの収容の目処はたっていません。

幸いにもSCP-050-CB-Bは物理的な害の影響を人物には与えません。

発見経緯

SCP-050-CBの異常性の最初の発現は、2010/██/██、████での紛争にて偶発的に起きました。
2013/██/██、この日は始めてキーボードカルマ・イベントが発生した日であります。

イベント発生による認識災害によりSCP-050-CB-B-1が誕生しました

SCP-050-CB-B-1が居住していたと思われる家で発見された物品

番号説明
SCP-050-CB-B-1-A-1
FNDi7bmUUAIfZxj.jpeg
一般的な米、SCP-050-CB-B-1がイベント発生による認識災害を受ける直前に作られたと思われる。栄養素が非常に少ない。[編集済]
SCP-050-CB-B-1-A-2一般的な缶詰のツナ缶、SCP-050-CB-B-1-A-1の上に中身を入れて食べる予定だったと推測できる。異常性は確認されず、回収の翌日処分された。[編集済]

以下は、イベント終了の3日後にSCP-050-CB-B-1に対して行われたインタビューの記録です*1

インタビュー記録2013/██/██

対象:SCP-050-CB-B-1
インタビュアー:エージェント・C

序:ここに記載されているインタビューの内容は、████████という有料のコンピュータゲームを通して会話したものである。

補足(2013/██/██):SCP-050-CB-B-1には[編集済]の名目でインタビューに参加させたため、本人はインタビューの意図を知らない。


<記録開始>

エージェント・C:インタビューを開始しますか。

SCP-050-CB-B-1:(気を一瞬取り乱して)あぁ、はい、お願いします。

<SCP-050-CB-B-1、気を取り直す、その後、数秒の沈黙>

エージェント・C:ーそれでは、あの日、貴方の自宅で何があったか詳しく教えてくれませんか?ーこの1週間は有給休暇を取られていたとのことですが?

SCP-050-CB-B-1:(咳を一回して)はい、あの一週間は俺の久々の有給休暇で。この頃は会社が荒れていてなあ…。

エージェント・C:苦労なされてるんですね、この度はご苦労様です。

SCP-050-CB-B-1:はい、結構精神が疲れますからね。せっかくだから旅行に費やすんじゃなくて、家で飯を作っていようと思ったまでです。

エージェント・C:では、自宅ではどの様に過ごされたんですか?

SCP-050-CB-B-1:うんまあ、過ごすと言ってもパソコンに面と向かってゲームをすることくらいが大半だったかな。

エージェント・C:なるほど。ーでは、████という[編集済]について詳しく教えて頂けませんか?

SCP-050-CB-B-1が再び気を取り乱している様子>

SCP-050-CB-B-1:あの~、さっきから気になってたんだけど、な、何で俺が取り調べされてるみたいな感じになってるんですかね?話が全く違うーというかあなたは本当に[編集済]の人なんですか?

エージェント・C:(遮る様に、速く厳しい口調で)貴方の質問に答えるとすれば答えはノーとだけ言っておきましょう。さあさあ、気持ちをこらえて████について教えなさい。

SCP-050-CB-B-1:わかりました、████さん(SCP-050-CBの通称)について教えたら良いんだろ。

<数秒の沈黙>

エージェント・C:単刀直入に聞きますー貴方を[編集済]した経緯について詳しく教えてください。

SCP-050-CB-B-1は激しく取り乱す>

SCP-050-CB-B-1:(焦りと恐怖に怯えた口調で)な、何を言ってるんですか!?████さん(SCP-050-CBの通称)が俺を[編集済]した?あの████さん(SCP-050-CBの通称)が[編集済]を!?違うよ!

SCP-050-CB-B-1:あの人は俺に楽しい人生を与えてくれたんだよ![編集済]のお前に何が分かるんだよ!?

エージェント・C:どういう意味なのですか?

<数秒間の沈黙>

SCP-050-CB-B-1:黙れ![編集済]!ー(████████をログアウトしようとする)

エージェント・Cが立ち上がり、SCP-050-CB-B-1の所持していたと思われるコンピューターの電源を切る>

SCP-050-CB-B-1は以降反応無し>

<記録終了>


インタビュー終了後、混乱状態に陥ったSCP-050-CB-B-1のPCをエージェント・Cが回収し、████博士がデータ処理を試みて偽記憶の植え付けを試みたが、効果はなかった。


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Tag: SCP-CB 男性 人型 認識災害


*1 補足:当時はまだ二次的災害について検証中であり、上記の三つは認知されていなかった。