201系

Last-modified: 2024-05-04 (土) 23:02:26

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201系とは国鉄が製造しJR西日本とJR東日本が所有する直流通勤型車両

概要

1960年代後半から抵抗制御に代わる省エネ・省メンテな制御方式としてチョッパ制御が注目された
1960年代から鉄道車両に使用可能な大容量の半導体素子の開発や1973年のオイルショックに伴う省エネの機運が高まったのもチョッパ制御の採用を後押しした
日本のチョッパ制御車は1969年に導入された営団地下鉄(現東京メトロ)6000系試作車、阪神7000・7010形を皮切りに国鉄でも103系・101系を使用したチョッパ制御の試験が行われた
1970年代後半になると101系の老朽化が進み新形式電車の機運も高まったことで1979年に試作車5両2編成の10両が製造されることになった
車体は普通鋼製で前面に黒い鋼製のパネルをはめ込んだ「ブラックフェイス」となっている
制御方式はチョッパ制御で最高速度は100km/h

先行試作車

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1979年に登場した編成で900番台に属している
営業開始日は同年8月20日で5月13日には原宿駅の宮廷ホームで展示会が行われた
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量産車との違いは乗務員扉の直後の戸袋窓があるかないか。ある方が試作車である
1983年に量産車化改造がされ国鉄末期には中央総武線各駅停車へ転属
JR化後は京葉線に転属になり2005年に廃車となった

量産車

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1981年から中央線快速・中央総武線各駅停車・東海道山陽緩行線に導入され
試作車から改良を行った
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1984年からは国鉄の財政悪化の影響としてコストダウンしてヘッドマークを撤去するなど設計変更を行ったのが軽装車
量産車は中央線快速に895両、京阪神地区に63両、中央総武線各駅停車に60両が導入された

廃車・引退

201系の廃車は2005年10月の試作車の廃車を皮切りにJR東日本では豊田車両センターに保存されているクハ201-1以外は廃車されておりJR西日本でも大阪環状線に323系が導入されたのを皮切りに廃車が開始
2019年には大阪環状線から引退し大阪環状線編成(LB編成)は全車が廃車・転属され関西線向け編成も2020年のND603編成が廃車され2023年までに全車が廃車される予定でまさかの先輩である103系より先に引退してしまうのだ103系は播但線がある限り不滅

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