221系

Last-modified: 2024-05-04 (土) 22:56:05
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1989年に登場したJR西日本の近郊型電車。
※ここはカオスバトルWikiですので詳細はWikipediaをご覧ください。

概要

国鉄分割民営化後、JR西日本が初めて設計及び製造した形式である。
車体は普通鋼製で制御方式は界磁添加励磁制御。*1片側3ドア、座席は転換クロスシート。最高速度は120㎞/h。
競合私鉄に対抗するため快適な居住性と高速走行性能を実現させ、大量かつ集中的な投入が続いた。
↓登場時の姿

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当初より東海道山陽緩行線の新快速の運用に就いた。1994年に後継形式の223系が登場してからは最高速度が130㎞/hに向上したため221系は新快速の運用から撤退した。

体質改善工事

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↑221系NC613編成*2
2012年より体質改善工事が開始された。
主な改造内容は、

  • 前照灯をハロゲンライトからHIDライトに更新
  • 前面右上に行先表示器を設置
  • スカートを強化
  • 転落防止幌の設置(ただし奈良所属8両編成は増結を行わないため設置しない)

など。*3
現在は全ての編成が改造を終えている。

プチリニューアル?

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↑種別表示器が幕からLEDに交換された編成
2023年3月くらいから種別表示器がLEDになっている編成が見られるようになった
体質改善と同時に種別表示器がLEDに交換されるケースは過去にもあった221系は体質改善後も幕のままだったなんでいきなり種別表示器をLEDにしたのだろうか?
当然鉄オタたちは「わけがわからないよ」とか「あと何十年使い倒すつもりだよ」とかある意味当たり前な反応が出ている
さらに別の車両でも最近になって種別表示器がLEDになりだしている

運用路線

  • 網干総合車両所本所:北陸線(長浜~米原)・琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線・山陽線(姫路~相生~上郡)・赤穂線(相生~播州赤穂)播但線
  • 吹田総合車両所京都支所:湖西線草津線嵯峨野線/山陰線(園部~胡麻)
  • 吹田総合車両所奈良支所:奈良線おおさか東線大阪環状線JRゆめ咲線(桜島線)大和路線*4和歌山線万葉まほろば線(桜井線)

カオスバトルでは

初出は恐らくムスカ大佐破壊神

他作者の扱い

青霊夢【京急1500形BLUE SKY TRAIN】:カオスバトル06で参戦。京急新1000形19次車?を倒したが、ラクティスのデスノートに名前を書かれてやられた。
東武快速:カオスバトルNo.2から参戦。以降、度々登場している。*5

※何か情報あれば追記をお願いします。

  • 界磁添加励磁制御
  • 警笛
  • ドア閉め:東武快速オリジナル

運用離脱について

網干総合車両所の編成については、225系100番台の投入により離脱し転属が進行しつつあり、間もなく完全に撤退するとのこと。

余談

京都鉄道博物館1階に221系の運転台モックアップが展示されている。ちなみに未更新時代の姿となる。*6

コメント

Tag: 鉄道 電車 JR西日本 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県


*1 界磁添加励磁制御は元々211系の製造に際して開発されていた。205系などでも採用
*2 東武快速が天王寺駅で撮影。NC613編成は奈良所属の6両編成。2001年より網干から奈良へ転属し、大和路線などで運用。2021年に車両を改番
*3 改造内容が評価され、グッドデザイン賞が授与された
*4 大和路線は、関西本線のうちJR難波~天王寺~奈良~加茂を指す。加茂~亀山は関西線が通称で、非電化区間。亀山~名古屋はJR東海の管轄
*5 No.2と短編カオスバトル其の1では嵯峨野線の車両だったが短編其の4以降は奈良所属の車両を出している。
*6 京都鉄道博物館の前身、交通科学博物館で運転シミュレーターとして使っていた運転台に客室部分を付け加えたモックアップである。実車とは多少異なる