もう一人のマリオネット

Last-modified: 2008-09-23 (火) 00:29:43

もう一人のマリオネット/さいとうちほ

183 名前:もう一人のマリオネット[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 21:52:59 ID:???

バレエの発表会で演技の才能を発揮した少女七海は、 劇団の若きオーナー・神(じん)に
目をつけられ劇団に入団します。 神との恋愛模様を展開しつつ演劇稽古を中心に序盤は話が進む。
異色な才能を発揮する七海は早々に主役をゲットして、贔屓だと 苛められたりするも頑張って
本番を迎えられました。しかし当日になって相手役の男が神に反感を持っていて 逃げてしまい、
昔とった杵柄で神が舞台に立つことになります。

途中までは調子よかったものの、途中で神の様子が豹変。別人のようになり舞台を混乱に落としいれます。
七海の頑張りで なんとか幕を引けましたが、神は二重人格であることが発覚。
その後も頻繁に別人格の不良兄ちゃんが出てきてしまい、 優等生の神の人格は徐々になりを
潜めていってしまいます。実は二重人格の正体は、神の双子の兄弟の健(たける)でした。
神さん大スキーの七海のおかげで神は消えずにすんでいたのですが、 そのうち健が七海に本気で
惚れてしまい、七海も知らず健に 惹かれ始めてしまいます。
そのため神はますます引っ込んで いってしまいピンチ。


生き別れの双子だった神と健は、別々の場所に住んでいました。 健の家が火事になったとき、
丁度健を尋ねていた神は健と炎の中で相対。本当の神は死に、健は神の人格に成り代わったというのです。
二人は対決し、次に七海の前に現れたのは神でもあり健でもある青年でした。
お互いの人格が融合した二人に両方にハートを 飛ばしていた七海はラッキーです。よかったね。


おわり  


ちょっとうろ覚えで失礼。間違いあったらどなたか補足ヨロ