ザ・ワールド・イズ・マイン

Last-modified: 2008-12-09 (火) 15:36:18

ザ・ワールド・イズ・マイン/新井 英樹

99 名前:マロン名無しさん 投稿日:04/06/18 23:33 ID:???
やっちゃいけないこととやっていいことの区別が付いてない、
命には平等に価値が無い、を信条にしているゴッツイ連続殺人鬼がいて、
そいつのある種純粋な"強さ"みたいなのにあこがれた一人の常人がいて、
その常人はゴッツイ殺人鬼を独り占めにしたって勘違いして
どんどん増長していくんだけど、結局常人は常人でしかなくて
それ相応の報いを受けた挙句地獄を見る羽目に。

ゴッツイ殺人鬼のほうはずっと一緒に行動してた前述の常人のことなんて
実は全く気にすら留めてないような人間で殺して殺して殺し続ける。
そんな彼にも唯一心を許した女性がいたんだけど
そいつが警察官に過って撃ち殺されてしまい、彼はひとしきり慟哭した後姿を消す。

んでその後姿を現したときにはなんか悟った風になっちゃってて
無意味な殺しとか暴力とかはなくなってんだけど、
カリスマ性だけは過剰なまでに肥大していて世界中が彼のとりこになる。
んで、支持者とかこいつの言葉を拡大解釈したがる
テロリストなんかが日本中のみならず世界中にあふれ出しちゃう。



100 名前:マロン名無しさん 投稿日:04/06/18 23:39 ID:???
時を同じくしてヒグマの化け物ヒグマドンってのがいて
そいつは殺人鬼が日本殺戮行脚をしてる最中
ちょくちょく挿話的に、これまた日本中をパニックにしてる様が描かれてたんだけど
自衛隊の頑張りによってなんとか捕獲され、アメリカに輸送されることになる。
そいつはアメリカに輸送される最中に、
海の真ん中でどんどん巨大化していってて
アメリカはそいつに核ミサイル五発を打ち込んだりする。
この辺どう解釈するかはわかれると思うけれども、
まぁ主人公たる殺人鬼の拡大と偶然にもこいつの巨大化が合致するのは
なんらかの寓話的意図をはらんでいるのやもしれん。



101 名前:マロン名無しさん 投稿日:04/06/18 23:40 ID:???
んでそのあと、カリスマは病気で死んじゃうんだけど
その死体はハッキングされたロケットで宇宙に打ち上げられる。
カリスマの死後、カリスマのシンパによって核戦争が引き起こされて世界は滅ぶ。

カリスマの死体は何年か何万年か何百万年か後に
外宇宙の名前の無い星にたどりついて、それからさらに数億年、
そのカリスマの死体のタンパク質だのなんだのから進化した新たな生命が生まれ
それからさらに数億年後、その生命が文化を持つに至って最終回

「神はあなただ」

みたいな話。意図的に省いた部分も多いから、読める機会がありゃ読むといいと思いますよ。



601 :マロン名無しさん:2008/11/08(土) 14:25:53 ID:???
>>537
既女板にレス来てましたよ。
このマンガは読んだことないので内容が合ってるかは知らないけど、一応コピペしときます。

> 183 名前:可愛い奥様 :2008/09/22(月) 03:37:44 ID:pegLYGnS0
> >>162
> サムとシゲは両方あかねが好きだったと。
> 高校時代から一目惚れ同士とわかってシゲは身を引いてロサンゼルスに留学。
> 曲もサムの兄がサムとシゲの差金でサムの兄に電話で何度も匿名でバヨリンで曲を聴かせて、
最後はサムから楽譜をもらってサムが作った曲だとわかったと。
> スゥ姉さんはシゲの兄を追いかけて鎌倉へ、むつみはさだまさしをおいかけて長崎に旅立つ。
> 最後にさえがはじけて遊び人になったのがなんとも~



602 :マロン名無しさん:2008/11/08(土) 15:09:39 ID:RFkNJWjY
さだまさし!?
どういう漫画なんだろうな・・・w



603 :マロン名無しさん:2008/11/08(土) 15:15:32 ID:???
>>601
あまりの脈絡のなさに笑ったwなんでさだまさしw
600 :マロン名無しさん:2008/11/08(土) 01:00:08 ID:???
ザ・ワールド・イズ・マインの、モンの悲惨な過去とはどんなものだったのか
教えてください、あと流氷の上に全裸でいた理由もお願いします



642 :マロン名無しさん:2008/12/08(月) 15:18:40 ID:???
>>600
モンの母親は、田舎から東京に出てきて派手な生活をしていた女性。
とうぜん男性関係も複雑。誰のものとも知れないモンを身篭り、
両親への反抗や父親候補達への当て付けからか、出産。
しかし出生届も戸籍登録も行わず、ネグレクト状態で今まで通りに
男性を取り替えながらろくに家に帰らない生活を続ける。
そのうち、母親はヤクザの男と心中。親戚も戸籍も存在しないモンは
幼くして天涯孤独になり、そのまま住んでいた家を後にする。
(この間、当然モンは周辺住民や子供たちから激しくいじめられており、人間的な生活を送れていない)

その後、山中で暮らす頭のおかしい強姦空手野郎に拉致されたモンは、そこで
サバイバルの技術を叩き込まれながら生活するも、空手野郎はモンを放置して
警察へ自首。その後、モンは各地を転々としながら、本能のままに成長していく。
(ちなみに、そのころからクマのぬいぐるみを所持。まだ生きていた頃の母親が、ゴミ捨て場
 から拾い上げ「死ね」の言葉と共にモンに渡した)