メタモ☆キス

Last-modified: 2009-04-26 (日) 19:37:11

メタモ☆キス/おもて 空良

293 :メタモ☆キス:2009/04/25(土) 23:54:58 ID:???
メタモ☆キス(おもて空良)

主要キャラ
・滝 虎花丸
主人公。中学2年。
入れ替わり体質を持つ家系の末っ子。おとなしく優しいが地味。七緒のことには熱くなる。
・東山 七緒
虎花丸の運命の相手で入れ替わってしまう美少女。虎夏に片思い。
弓道部のエースで勝気で明るい人気者。虎花丸と同じクラス。
・滝 虎夏
虎花丸とは双子の兄弟。クールなイケメンでモテるが、誰に対しても本気にならない。
滝家では虎夏のみ入れ替わり体質ではない。2人の入れ替わりのことも知っている。



294 :メタモ☆キス:2009/04/25(土) 23:56:02 ID:???
田舎の祖母の家に幼少時から預けられていた虎花丸は祖母の死により実家に戻ることとなった。

上京してきた矢先に駅で運命の相手である七緒と出会い頭にぶつかり偶然キスをしてしまい、姿が入れ替わってしまう。

入れ替わりは運命の相手としか起こらない。元の姿に戻る方法は再度相手とキスをすること。

但し入れ替わったその日の内にキスしなければ一生その姿のまま。
ただ一度戻ることが出来ず絶望していた際に
自分だけ家庭内で特殊な体質がないことに疎外感とコンプレックスを持ち、
嫉妬した虎夏が寝ていた七緒にキスをしたところ何故か入れ替わりが解けた。

虎夏は入れ替わり体質はないものの虎夏も特殊な力を持っていたのだった。



295 :メタモ☆キス:2009/04/25(土) 23:57:07 ID:???
その後も何度もぶつかった拍子にキスで姿が入れ替わってしまいドタバタ劇が生じる。

2人の性格はむしろ入れ替わったほうが男らしい・女らしいといった感じになるため元の外見は良いことも手伝い、普段よりもモテる。

七緒は子供の頃に1度だけ田舎で遊んだ男の子が虎夏だと思っていて虎夏のことが好きだったのだが、
結局その子は虎花丸のほうだったことも判明。

また2人が入れ替わりにもめげずに頑張る姿を見て、今までいい加減だった自分を省みて考えを改めた虎夏は
急に海外に留学してしまう。



296 :メタモ☆キス:2009/04/25(土) 23:58:25 ID:???
虎夏がいなくなったことに七緒はショックを受けるが皆がいるので立ち直っていく。

虎夏がいなくなったこともあり双子の虎花丸も「優しくて話しかけやすい。顔もよく見ればいいし」と
急にモテるようになっていく。
それが何故か面白くない七緒。
同じ部活に所属したこともあり毎朝七緒は虎花丸を家まで迎えに行ったりと段々と距離を縮めていく2人。



297 :メタモ☆キス:2009/04/25(土) 23:59:35 ID:???
だがここで問題が生じる。

『運命の相手以外の手段で元に戻ると、副作用により運命の相手に関する記憶のみが消えていってしまう。
それには期限があり初めての入れ替わりから10ヶ月で消える』といった内容を
祖母が書き残したメモを家族が発見してしまう。

ちょうど2人が出会ってからそろそろ10ヶ月。
実際に少し七緒に対する記憶が怪しくなっていく虎花丸。

一時帰国で戻ってきた虎夏も「記憶がない相手とじゃ張り合いがない」と協力を惜しまず、
家族皆が必死に覚えておくように尽力するものの段々あやふやになっていく。



298 :メタモ☆キス:2009/04/26(日) 00:00:36 ID:???
虎花丸は七緒に記憶がなくなりつつあることを告げようとするが、
心とは裏腹に「初めて出会った時から好きだった」と告白してしまう。
照れもあり慌てて返事も聞かずに虎花丸は走り去っていく。

翌日皆で遊ぶ約束をしていたこともあり七緒は虎花丸にどう反応しようか悩むが、
肝心の虎花丸が待ち合わせ場所にやってこない。

結局1日待ってもこないので自宅に押し掛けると
「君、誰?」といった反応が返ってくる。

遂に虎花丸は七緒のことを完全に忘れてしまったのだ。
七緒はショックで怒りが収まらない。



299 :メタモ☆キス:2009/04/26(日) 00:02:23 ID:???
そこに海外をふらふらしていてたまにしか自宅に戻らない虎花丸の父親が帰宅する。

父親は虎花丸を連れてまた海外に行くと宣言。
家族は止めるが
「2人は一度離れたほうがいい。もしも本当に運命の2人なら大丈夫だ」と言い、結局虎花丸は転校してしまう。

それから数年後。

虎花丸が帰国するということで迎えに行った七緒は偶然誰かとぶつかりキス。
その相手は虎花丸だった。
お互いまた入れ替わってしまい相手である自分の姿を抱きしめて「俺達前にもこんなことがあったよね」

END