竜童のシグ

Last-modified: 2008-09-22 (月) 12:43:53

竜童のシグ/野口賢

814 名前:竜童のシグ[sage] 投稿日:2006/07/31(月) 22:10:06 ID:???
短い話なんで最初から最後まで簡単に説明してみる。

時は戦国時代。とある国、月島領に一人の少年がやって来る。
名前はシグ。金色の髪をした不思議な少年だった。
月島領は一年前領主が百鬼丸という忍に殺されて以来、治安は荒れ放題。
シグはそこで一人で暮らすちっさい女の子、ユキと知り合いになる。
ユキの父親は先代領主の剣術指南役だったが、一年前百鬼丸に殺されていたのだ。
悪漢に父親のことで虐められていたユキを助けたりしてる内に二人は兄妹のように仲良くなる。
シグの正体は竜童九戦鬼と呼ばれる伝説的な忍集団の一人で、
百式拳闘術と呼ばれる無敵の暗殺拳の使い手でもあった。
そんなシグの師匠でもあり兄弟子でもある豪鬼という名の友人を探しに来たのだという。
シグとユキ、二人で仲睦まじく暮らしてる内に、豪鬼が死んでいるという情報を耳にする。
一年前領主を殺した百鬼丸に豪鬼も殺されたというのだ。
真偽を確かめる為、シグは単身城に潜入する。
そこで待っていたのはかつての仲間でもある竜童九戦鬼の面々だった。
訝しみながらかつての仲間を死闘の末倒し、遂に天守閣に辿りついたシグ。
そこに待っていたのは百鬼丸と名を変えていた豪鬼だった。
終わることのない戦国時代に終止符を打つため、敢えて魔道に堕ちてでも天下を取ると語る豪鬼。
それを受け入れられないシグは豪鬼と激突する。
その頃、シグが一人で城に行ったことに心配したユキは雪が降るなか一人迎えに行く。
だが、ユキがシグに会うことはなかった…。


そして十年後。
十五歳になったユキは道場に孤児達を集めて養いながら暮らしていた。
そんなある日、ユキに懲らしめられた悪党達が子供達を人質に取って道場を襲う。
手も足も出ないユキだったが、そこに一人の男が乱入する。
金色の髪をして、不思議な拳法を使うその男は、十年前生死不明になっていたシグだった。
こうして二人は再会したのだった。終わり。



816 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2006/08/01(火) 00:10:38 ID:hu8He9Sv
長文ありがとうございましたmm
最初、「食べてすぐ寝たら牛になるよ」みたいなセリフはありますでしょうか
たびたびすみません



817 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/08/01(火) 01:54:55 ID:???
第一話でユキがそういうセリフいってまふ