アントーニオ

Last-modified: 2020-08-28 (金) 17:01:55

アントーニオとは、「愚者の贈り物/憂愁覆う聖鐘」のキャラクターである。

基本情報

スペル:Antonio
年齢:25歳くらい
人種:イタリア人
種族:怪物(モンスター)(半機械人間(フランケンシュタイン))
誕生日:4月1日
星座:おひつじ座
身長:176cm
体重:66kg
血液型:AB
一人称:「私」(素が出ると「僕」)
好きなもの:女神と崇める少女側近二名、ピザやパスタ等簡単な食事
嫌いなもの(こと):『フラン』全員、フランと呼ばれる事
住んでる所:平行世界(アナザー)(ほぼその日暮らしの毎日)
たい焼き:
「"早く失せろ、でなきゃ容赦しない"。それがへの答えだ」
元ネタ:アントーニオ(名前の由来:『ヴェニスの商人』)、ホレイショー(武器名:『ハムレット』)
イメージcv:戸田恵子
備考:『フラン』
キーワード:『盲信』

キャラ概要

別名「大人フラン」(本人にそう呼ぶのは勧めない)、「マフラン」、「ニオ様」。

「完成された少年の概念」である筈のフランが何らかの理由で成長した姿。常に微笑のマスクを被っており、飄々とした態度や紳士然とした口調は、さながら腹の中の獣を包み隠すかの様な含みがある。

武器は大剣『ホレイショー?』と魔術(魔法)攻撃全般(彼曰く"奇蹟")を無効化する体質。『フラン』としての能力は一部失活している(正確には失活しているのでは無く、前述した特異体質の維持にキャパが使われている為に制限が掛かっている状態)が、その戦闘能力は高く、鞘に納めたままでも多数の相手を薙ぎ払う事が可能。また、彼の特異体質は、魔術攻撃が主流の正史世界(メイン)の神・死神・悪魔達にとっては天敵(尚、魔術エネルギーを身体強化に用いた物理攻撃が主である北欧神には通用しない)。

平行世界(アナザー)の荒んだ生活に順応しており、火を通せば大体のものは食べる事が出来る(料理の腕前は素人。教えれば出来る)。葉巻(銘柄は『ロミオYジュリエッタ』を好む)や酒(ウォッカの樽を開ける(空ける)程であり極めて強い)、女の味に長けており、『フラン』の面影は殆ど無い。

荒廃した平行世界(アナザー)で生きる手段は奪う事のみ。彼は自分と少女が生きられる道を探し続け、本来知り得ない筈の正史世界(メイン)の存在を知り、彼らの持つ約束された幸福を手酷く奪ってやろうと決意した。彼は願う。"赦されない"様にと。多くの民の命を奪い、堕落して生きた自分には相応しい手酷い末路(バッドエンド)が必要なのだから。

たった一人の"女神"の為に、彼は今宵も闇に堕ちる。安寧の地・正史世界(メイン)を二人だけの物とする為に。

『フラン』との関係(ネタバレ折り畳み)

彼はマキナ?が稼働停止する直前に『フラン』に選ばれた最後の『フラン』メイザース達により半壊状態だったマキナは、彼に『フラン』全員分の記憶とその末路を見せた。彼は自身が救われない事よりも雪音を救えない事に絶望し、他の『フラン』達が選ばなかった"奪う"生き方を選んでSlaughterと和解(吸収し、自身の糧に)した。そして崇拝という名の盲信により、雪音に神格を与えて女神にする事でほぼ永久的に生き続ける事が可能にした。その代償故か彼女は意識を失い昏睡状態に陥っているが、彼にとっては瑣末な問題である。