『フラン』

Last-modified: 2020-05-17 (日) 13:53:30

『フラン』とは、概念の一つである。

概要

ウラヌスに創られた悲劇製造機・マキナ?により概念世界(シナリオ)構築権限で用いる「完成された少年の概念」。最初のフラン体(プロトタイプ)から分離した存在を最初のSlaughter体と定義する。

要は「強制主人公化システム」。対象者は記憶を失い、顔、身長等が固定され、少年様の見た目になる(フラン化)。※三賢者の様な例外は存在

手足の武器化や『扉』による世界の自由な行き来(同時空内のみ)等、様々な能力が有る。また、肉体の3分の2を損傷すればSlaughterという状態になり、驚異的な殺傷能力を得る(肉体の治癒が完了すれば解除される)。

『フラン』に該当するキャラクター

※はマキナを介さずフラン化した者
フラン
フラン(旧)
ダンテ
アルル=アリギエーリ?
せんちゅ?
カルマ
アントーニオ

『フラン』ではないが、その権能を扱えるキャラクター

メイザース…プロトタイプ(フランゼロ)
ヘシオドス…ある意味メイザースと同一人物
クロノス=サトゥルヌス創造主?により能力を与えられている

※メイザースは『フラン』の鋳型であり、『フラン』に含まれない『フラン』達がたい焼きなら、彼はたい焼き器である。

ネタバレ折り畳み

対象者を必ず悲劇的な結末を迎えるようにプログラミングされた概念。フランが命を落とせば、その魂は何処かの世界の誰かの器に適当に上書きされる。死という絶望を抱え、自己を形成出来るものを剥奪された彼らの末路は言うまでもない。

これを停止させるにはマキナの破壊かプログラミングとは矛盾するフランが生きて幸福になる事が条件。だが、物語の結末は、必ず恋人の少女は死に、世界かフランのどちらかが滅びる(世界が滅びる事でフランの命は救われ、フランが死ぬ事で世界は救われる)様に設定されているため、体が救われても心が救われなかったり、その逆になる事もある為に困難とされる。
後にが前者の条件を達成した為に停止。