Pathetique

「ソナタ」とは楽曲の形式の一つ。ソナタと名のつく曲は慣習的に３、４つからなる楽章から構成されており、その第１楽章は「ソナタ形式」と呼ばれる構成を持つ。このPathetiqueは3つの楽章からなるものの第1楽章からの抜粋になる。
特にピアノ独奏によるソナタを「ピアノソナタ」という。他にも、これが管弦楽の構成だと「交響曲」と呼ばれたりと、楽器構成ごとに呼び方が変わったりする。
Etude,Rapsody等、多くの作曲家により作曲されるジャンルの中でソナタは最も規模が大きいものとして知られ、バロックから近年に至るまで膨大な数の楽曲が存在する。実際、Etude Collectionの楽曲は、Pathetique、Turkish March、Moonlight、Piano Sonata No.3と15曲中4曲がピアノソナタからの抜粋であり、その影響力の高さがうかがえる。

ただピアノソナタは一楽曲としての巨大さ（Pathetiqueだと17～19分ほど）から近年では絶滅とは程遠いが衰退し、ソナタの中でも小規模の形式、通称「ソナチネ」と呼ばれる作品が好まれるようになった。
なお、Deemoにも最 強 の ソ ナ チ ネが存在する。