Cave adaptation

翻訳/Cave adaptation

翻訳元	DF2014:Cave adaptation
翻訳元 Rev.	Revision as of 02:34, 6 January 2016
最終更新バージョン	0.43.05

　Cave adaptation - 洞窟適応

　Cave adaptation はドワーフが Outdoor (屋外) で十分な日光を浴びず、地下で長期間に渡って過ごすことにより発症します。Cave adaptation を発症したドワーフが Outdoor で日光を浴びた場合、２つのネガティブな Thought を抱く場合があります。

• irritated by the sun (太陽のせいでいらいらした)
• nauseated by the sun (太陽光により吐き気を催した)

　後者はより重度な Cave adaptation によって発生し、大量の Vomit の引き金となります。このとき、有能な兵士さえ一瞬無防備な状態となります。

　発症しているドワーフが地下にとどまる限り、Cave adaptation は問題になりません。

予防

　Cave adaptation は定期的に Outdoor で日光を浴びることで予防できます。Outdoor のタイル上に Meeting area や High traffic area? を作成すれば果たせるでしょう。

　Inside (=屋根の下) かつ Light となっているタイル上は Cave adaptation を進行こそさせないものの、回復させることもないため注意が必要です。

　一度でも太陽光にさらされたタイルには太陽光がそのまま残り、Light と表示されます (訳注: Dwarf Fortress 特有の現象)。しかし、Cave adaptation の回復には太陽まで (垂直方向に) 遮るもののないタイルが必要です。

• ドワーフが Dark タイルにいる場合
  • 1 tick? 毎に Cave adaptation 1 増加 (最大 800,000)
  • 403,200 tick? で１年なので２年弱で最大まで進行する
• ドワーフが Outside タイルにいる場合
  • 1 tick? 毎に Cave adaptation 10 減少
• ドワーフが Outside タイルにいて、太陽が出ている (Rain・Snow? ではない) 場合
  • 進行が 604,800 (1.5 年相当) 以上の場合
    • ドワーフは Nausea (悪心)、 Dizziness (めまい)、 Pain (痛み)、 疲労*1を覚える
    • ... was nauseated by the sun recently. (... は最近太陽によって吐き気を感じた) という Unhappy Thought を抱く
  • 進行が 403,200 - 604,800 (1 - 1.5 年) の場合
    • Dwarf は Dizziness の状態になり、軽度の Pain と疲労を覚える
    • was irritated by the sun recently (... は最近太陽によってイライラした) という Unhappy Thought を抱く
  • 上記以外 (Cave adaptation が403,200未満) の場合、悪いことは何も起きない

治療

　Cave adaptation はドワーフに Outdoor タイルで日光浴させれば治療できます。
　しかし、Cave adaptation を起こしたドワーフはネガティブな Thought を抱くため、こういった場所は Statue やその他のものでよく装飾しておいたほうが良いでしょう。こうすることにより、Cave adaptation によって発生するマイナスの Thought をプラスの Thought で十分に埋め合わせられます。

　重篤な Cave adaptation に対する治療の進捗状況は Thoughts and preferences? から確認できます。ある程度の太陽光を浴びせると、重度の Cave adaptation から (訳注：いきなり全快するのではなく) 一旦軽度なものに移行するからです。
　詳しくは Personality trait? を参照してください。

　地下生活に適応しきってしまったドワーフも、９週間と少しの間屋外で日光を浴びせ続ければ治療できます。

　注意：Cave adaptation に罹るのはドワーフのみです。非ドワーフの傭兵を要塞に受け入れ、屋外戦闘に使うことも検討してください。日光から受ける苦痛によるペナルティはドワーフの戦闘能力を著しく損います。(v0.42.01以降)

解釈

Deus Machina による 科学的説明

　地下では、光が弱く空気循環が非常に少ない。そのためドワーフは暗視能力を発達させ (Plump Helmet はβカロテン豊富！) 、顔面の毛嚢はそよ風の動きに敏感になり、ひげでトンネルの曲がり角を察知できるようになる。
　地下深く潜れば潜るほどドワーフは目に頼らなくなり、ひげ依存に適応していく。
　これが非常に敏感になりゆく結果、ドワーフが地上に出ようものなら風は色とりどりのストロボも同然となる。
　毛嚢を刺激すること素面で見るピンクフロイドショーの如く、嘔吐をもよおすに至る。

　中にはこうした超ひげ依存への対処法としてひげ剃りを提唱するものもあるが、こういう連中はエルフの回し者として地下空洞調査隊に徴用されるのが常である。