長老

Last-modified: 2009-07-14 (火) 15:00:30

613 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 15:46:18 ID:FL3uMN70
登場人物
長老:「撒き餌ミスラは俺の孫」と言い切るエル爺
俺:エロ樽
姫:タル♀LSリーダー。LS崩壊の元凶その1
従者:姫命のヒュム♂。LS崩壊の元凶その2
姐御:効率厨ミスラ。LS崩壊の元凶その3
尻:自称まったりエル♀
その他大勢

これはオフ会とプロマシアの呪縛がもたらしたLS崩壊の物語である

 

 

619 名前:613 :2009/06/25(木) 16:03:48 ID:FL3uMN70
俺がFFを始めたのはジラートが出てすぐの事だ
ある日ウィンダス港を徘徊し、釣りギルドの辺りに行くと…ケツを突き出し水面を覗くミスラがいた
この雌猫俺を誘ってやがる…!早速背後をうろつきつつSS激写
一通り撮影を堪能した俺は、主観視点の見抜きでスッキリしようと思った…しかし
???「そこのちっさいの…婦女子の尻をしげしげと眺めるもんじゃないぞ」
Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)なななエスパー?!
振り返ると、首の長い爺が釣り糸を垂れていた
俺「やだなぁ…そんなことするわけないじゃですか^^」
首を振りつつ爺が言う
???「もっとケツを上げやがれこの雌猫がぁ!とかチャット垂れ流してた…sayだったらGM呼ばれる」
あれ?そういやこの人俺と同じ色のパールつけてる?
???「初めまして、だな。わしは○○。LSでは長老って呼ばれてる」
それが俺と長老の出会いだった

 

 

622 名前:613 :2009/06/25(木) 16:30:44 ID:FL3uMN70
話は少し遡るが、俺がこのLSに入ったのは数日前のこと
たまたまPTを組んだ姐御に、パールをもらったのだ
10人ほどの雑談LSだが、もらった時には長老はインしてなかった様である
長老「ケツばっか眺めてないで釣りでもどうだね」
言いながら長老は、渓流竿とゴカイを俺にトレードしてきた
せっかくなので隣で釣りをしつつ話をする
長老はLS設立当初からいるメンバーだが、誰もメインジョブを知らない謎の釣り人だった
常時アノンな上に、そもそもウィンダス港以外で見かける事がないのだ
姫や姐御も何度か聞いてるらしいが「わしは只の隠居爺」とはぐらかされたとの事
装備で判断しようにもマッパだし(´・ω・`)

このLSで過ごすうちに1つ分かった事がある
キャラの影響もあるだろうけど、クエやミッションの情報に詳しく、説明も丁寧
時にLSメンを嗜める彼は、正しく長老に相応しい男だった

 

 

633 名前:613 :2009/06/25(木) 16:53:14 ID:FL3uMN70
他の登場人物にも軽く触れておこう
タル♀は生粋のピクミン白。従者を巧く使って主催させたり貢がせたりと姫っぷりも尋常じゃなかった。
幸い俺はしがないエロタルだったおかげで姫に狙われる事なく、普通に過ごせてた
ヒュム♂は生粋の直結ナイト。後から聞いたがタル♀のエロ写メ目的で付き従っていたうらやm…けしからん男
LSの中でも突き抜けたLVの廃人で、また典型的なネ実脳でもあった
姐御は俺にパールをくれたミスラ暗黒。とにかくLV上げが大好きで、俺もよく引っ張り回された記憶がある
ただ金策は面倒らしく、長老に金をせびっては、バストアサーディンをもらってた
他のメンバーはあんまり印象に残ってないが、殆どがヒュム♂…つまりはタル♀に引っ張り回されてたと思う

そんな中で長老は、インすればウィンダス港から動く事もなく、落ちるまで釣り糸を垂らし続けていた
ヒュム♂「釣りばっかで飽きない?wこのゲームLVとアイテムないとつまらんでしょwwww」
長老「LV上げとアイテム取りが楽しいならそうしてるじゃろ。楽しいと思わんからこうしてるんじゃ」
タル♀「渋い趣味だよね^^私はお洒落したいからLV上げて色々装備してみたいけど^^;」
姐御「長老~またギルちょーだいー」
長老「余り物のサーディンやるからトレードしてこい」
姐御「(´;ω;`)」
俺「ジュノ競売のエル♀もいい尻してるなぁ…」
それなりに楽しく、揉め事もない平和なLSだったが…一人のエル♀が入ってきた頃から不穏な空気が流れ始めた

 

 

640 名前:613 :2009/06/25(木) 17:26:58 ID:FL3uMN70
そのエル♀を拾ったのは意外な事に長老だった
エル♀「長老さんのお誘いで入りました。よろしくお願いします^^」姐御「あらw長老の倉庫?w」
長老「ドラゴン倒すの手伝ったんじゃ。LS無かったし誘ってみた」
エル♀「長老さんすごい強かったですw私回復してるだけでした^^;」
ヒュム♂「6人いればすぐでしょww」
エル♀「いえ私と長老さんの2人でした」

「「「「「な、なんだってー!!!」」」」」

タル♀「長老ってばなにげにテクニシャンだったの?^^;」
俺「長い人生で培った手練手管でドラゴンはおろかエル♀まで落としたのかyp!」
長老「さり気なくエロキャラにせんでくれ」
…人の手伝いはともかく2人でドラゴン倒しただと…?
話を聞いたところ「連続魔」を使い「両手に片手剣」との事で長老は「赤/忍」で手伝いに行った事が分かった
だが問題はそこじゃない
俺「長老いつLV上げ行ってんの!?」
長老「お前さんらが知らん間に…じゃなたぶん」
いやたぶんてなんだyp!

 

 

643 名前:613 :2009/06/25(木) 17:46:38 ID:FL3uMN70
とにかく長老が単なるマッパ釣り人でない事が判明。しかも当時のLSメンからするとすげー腕前
(今考えると割と普通に出来るらしいがw)
この出来事が発端でタル♀と姐御のアプローチが始まる…が長老はスルースキルも青かった
クエやBCの助言はしても一切手を貸さず、またLV上げの誘いにも乗ることなく
長老はウィンダス港で、ただ釣り糸を垂らし続ける
エル♀は恩があるからか気が合ったのか、たまに長老の横で釣り糸を垂らしていた
一方俺は2人に付き合うフリをしつつ、エル♀の尻を激写していた

たまにタル♀やミスラが「エル♀はよくて私の誘いはダメなのか」と皮肉めいたことを言ってた
長老は「誘われて釣りをしてるわけじゃない。エル♀が遊びにきてるだけじゃろ」などとスルー
「一緒に遊びたいならお前らも釣り道具もってこい。たまには息抜きもいいぞ」と追撃したり…2人ともこなかったけど
タル♀・ミスラ・エル♀の間で激しい攻防があったんだと思うが、表向きは平和だった
しかしその平和も一気に崩れる…それはプロマシアの呪縛発売前の出来事だ

 

 

645 名前:613 :2009/06/25(木) 18:05:50 ID:FL3uMN70
ある日、姐御がオフ会やろう!と言い出した
前々からLSメンが近いところに住んでるのも知ってたし、一度くらいリアルを見てみたい俺はすぐのった
まぁぶっちゃけ俺だけでなく、他の参加者もお目当てがあった…そう、長老のリアルだ
嫌でも好奇心がくすぐられる。決していやらしい気持ちじゃないんだ!
エル♀「そう言えば長老さんってオフ会これるんですか?」
長老「間に合えばの。当日連絡入れるから、無理ならわし抜きで」
うはwwwwwwwww素っ気ないwwwwww
そんなこんなでオフ会当日。集まったのは俺・タル♀・姐御・エル♀・ヒュム♂…あれ長老は?ねぇ?長老は!?
ヒュム♂「実はオタメンってオチで、適当にメールしてこないんじゃね?」
360℃どっから見てもオタメンのピザが言うなwwwwwwww
そして集合予定から30分…
姐御「あーきたきた!」
一斉に姐御の指差す先にいたのは…え?あれ?(゜Д゜)
人が振り向くのも気にせず大声で「長老ー!!」とこちらへ誘導する。ヤメレwwwwww
???「えーと…長老って叫ぶのは止めて欲しいです…○○オフ会のメンバーさんですよね?」
俺含めてみんなポカーン…だが姐御はさも当然と言う様に彼に頷いた
姐御「んじゃみんな揃ったし行こうか?あぁ一応自己紹介してね」
???「はぁ…リアルでは初めまして、ですね。長老です」

照れ臭そうにそう言った彼は、どう見ても二十歳そこそこの兄ちゃんでした

 

 

650 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 18:24:39 ID:FL3uMN70
オフ会は俺が考えているのとは全く違うベクトルで盛り上がった
いや「長老をいじるオフ」って意味では正解なんだが…
なんせ今まで「ヴァナであんなだしおっさんだろうな」と思ってた長老が二十歳そこそこ
しかもなんか爽やか系のややイケメン風味。女性陣の食い付きがパネェwwwwww
長老はヴァナでのスルースキルは高かったがリアルはそうでもなく、質問の嵐に困惑気味
姐御「もう長老って呼ぶのも悪い感じだねぇw○○クンって呼んだほうがいい?」
長老「むしろそっちのが恥ずかしい^^;今まで通りでいいですよ」
タル♀「いやいやもったいないってホント!どうせならキャラ作り直しちゃえば?w私たちフォローしちゃうしw」
おいこらタル♀wwwwwwwヒュム♂のヘイト上げんなwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とか思ってたら急に長老が席を立つ「なんか気分悪いんでトイレ」…ん?なんかおかしい
姐御「写メもらった時はホントにこの子が?!とか思ったけど実物のが良いわぁ」
タル♀「ちょwwwww私にもよこせwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
エル♀「不覚にもときめいちゃうw」
おwまwえwらwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
そんな女性陣をよそにヒュム♂はピザオタから闇の王へ転生しそうな不機嫌顔。まぁこっちはほっとくとして
俺「連れション」などと言いつつ席を立ちトイレへ…って長老トイレにいねぇw
とりあえず店の外に出て周りを見ると「俺さんこっち」と長老が手を振ってた

 

 

657 名前:613 :2009/06/25(木) 18:42:37 ID:FL3uMN70
俺「何してんのwwwwww」
長老「いやなんかノリについてけないっていうか軽く引いた…」
なんという爺wwwwwwwいやリアル若いけどwwwwwwww
長老「なんで女ってあんなやかましいんですかねー男同士でバカ騒ぎしてるのと全然違う」
俺「いやいや長老が若くてイケメンだったら食いつくだろーwwww」
長老「…リアルはリアル、ヴァナはヴァナですよね?」
いやまぁそうだがそのギャップで女性陣狂喜乱舞なんだぞと言いたかったが黙ってた
たぶん分からんだろうし
俺「んでぶっちゃけ誰が君の好み?wwwwwwん?wwwwwwwwwお兄さんフォローするよwwwwwww」
呆れた様な苦笑いっぽい様な顔をしながら
長老「俺さんはまんまエロタルっぽくて安心します」
と答えやがったwまんまってなんだよwwwwwwwwwwww

>>656
タル♀:himechanと言うよりobachan
姐御:細身ヒンヌー系。愛嬌のある顔立ち
エル♀:ヤグーd
ついでに俺:タルタr

 

 

662 名前:613 :2009/06/25(木) 19:04:15 ID:FL3uMN70
とりあえず「今度いいとこ連れてってやっからw」と長老を宥め一緒に席へ戻る
その後も女性陣の追撃は止まなかったが、多少落ち着いたのかスルースキル発揮で右から左へ流す流す
ただ押しの強さに負けたのか、メアドだけは持って行かれてた(俺も長老とメアド交換)
終盤ヒュム♂がガメラと化して大騒ぎになった以外は、盛り上がってオフ会終了
(どうやらヒュム♂は不機嫌だったのではなく、飲みすぎなだけだった様だ)
カラオケに行こうと言う話もあったが「家族が心配するので」と言う長老の一言であっさり解散
にしても二十歳そこそこで家族が心配するておまwwwwwwwwwwwww
とか帰りの電車で思ってたら長老からメール。?と見てみると
「理由がちょっとアレだったけど、あぁ言えば引き下がってくれると思った」だそうでwwwwww策士wwwwwwww

~そしてオフ会翌日~
タル♀「○○クン一緒にBC行こう♪」
エル♀「たまには違うとこで釣りしませんか?」
姐御「長老~ギル貸しt」
…ある意味予想通りだったが、恐るべき事に今まであまり長老に絡んでこなかったその他大勢まで
「長老リアルイケメンってホント!?」と食いついてきたwwwwwww
おまえらwwwwwwwwwそっとしとけよwwwwwwwwwwwwww
元から長老は口数の少ない方だったが、これ以降更に口数が減って行く。ちょっと心配してた
プロマシアの呪縛発売はもう目の前だった

 

 

668 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 19:30:22 ID:FL3uMN70
そしてプロマシアの呪縛発売
LV制限・無駄なお使い…その他もろもろの要素による阿鼻叫喚の地獄絵図がLSで展開された
そんな中LSメンの間に微妙な派閥が出来上がっていく
タル♀派:ヒュム♂・エル♀・そこにヒュム♂の廃人フレ達が加わったミッション進行派
長老派:正確にはミッション諦めた派とでも言うのか…その他大勢はこちら側だった
タル♀とエル♀は事あるごとに長老を誘っていたが、彼がウィンダス港から動く事は無かった

更に姐御が急に合成を始めだした
今まで金策すらせずにサーディンをせびっていた姐御が…である
俺「姐御が合成…何があった*1)」
姐御「いやあんまりギル貸してーばっかだったせいか長老に怒られた」
そりゃ怒るだろwwwwwwwwwwww
長老「手間はかかるけど素材から拾ってきて合成品を競売に出せば食事くらい賄える」
姐御「うぅ…めんd」
長老「今まで渡してきたサーディンの数は…」
姐御「【許してください。】(⊃д⊂)」
あんたどんだけもらってたんだwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ともかく、長老に怒られたからかイケメンパワーの効果か…姐御は長老の隣で座ってる事が増えたのである

 

 

673 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 19:56:54 ID:FL3uMN70
気がつくと変な噂が立ち始めていた
曰く「姐御が長老をたらしこんだ」だの「長老がエロ写メ目的で姐御に合成を教えている」だの…
ねーよwと俺は思っていたが、心の琴線に触れる風景を激写する事に命を賭けていたのでそれどころではない
そのうち変な噂どころか「オフ会にきた長老は替え玉」と言う話まで持ち上がる
おいおいwwwwwwwwだれだよwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ヒュム♂「大体あんなイケメンがFFやってるわけねーってwオフ会メンバー騙されてるよ」
エル♀「そこまでしないんじゃないかな…来なければいいだけじゃない」
タル♀「イケメンアピールしとけば食いつくじゃないw」
おまえらかピザデブwwwwwwwwwアンドwwwwwwwwobachanwwwwwwwwwwwwwww
つーか食いついたのはおwwwwwまwwwwwwwwwwwえwwwwwだwwwwwwwwwww
さすがにこれは俺のライフワークにかまけてる場合じゃねぇ!俺は長老にtellをする
俺「長老。えーとそのなんだ…」
相変わらず釣り糸を垂らしているだろう長老にどう言ったもんか…
長老「いいっすよ俺さん。気にしてないです」
いつもの爺口調でなく、素の口調で返事してくる。やっぱり長老の耳にも入ってたらしい
長老「替え玉出席とか言い出す人達に言うだけ無駄でしょうし…ただねぇ俺さん」
俺は黙って長老の言葉を待つ
長老「最近思うんですよ。オフ会出なけりゃ良かったのかなってw」
語尾の「w」が何故か痛々しく思えた

 

 

680 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 20:13:44 ID:FL3uMN70
俺もどうにかしてやりたいがどうする事も出来ず…
長老が釣り糸を垂らすウィンダス港へ顔を出す事が多くなった
もう一人の噂の主である姐御も噂を聞いていたが
姐御「ほっときゃいいよwむしろたらしこめるならそうするわw」
tellでこっそり「長老一人になったら何か寂しそうじゃんw」とか言ってたのを今も覚えてる
とにかく姐御は相変わらず長老の隣で座る日々を過ごしていた

一方のタル♀はプロマシアミッションでギスギスしていた。主にギスギスしてたのはヒュム♂のフレだが…
エル♀は大人しかったが、1つ進める度にタル♀とヒュム♂の苦労話だか自慢話がウザかった
ヒュム♂「そういや長老プロマシア進めてないの?w」
タル♀「姉御ちゃんや俺クンとウィンダスでだらだらしてるからやってないでしょw」
エル♀「ちょっとやめなよ…」
ヒュム♂「いやー事実っしょ」

さすがに俺もイラッと来て何か言おうとした時、不意に長老が口を開く
長老「うるせぇヒュム♂。オフ会で吐いたゲロ詰め直されてーのか?」
長老に大魔神が宿った瞬間だった

 

 

690 名前:613 :2009/06/25(木) 20:30:16 ID:FL3uMN70
これからが本当の地獄だ…そんなベジータさんが脳裏をよぎった
実際地獄だったのはヒュム♂とタル♀である
何せ「オフ会に行った人間しか知らない情報」を絡めた罵詈雑言の嵐
挙句の果てにプロマシアミッションから始まりジョブの立ち回りや装備にまでダメ出し連発
誰も止めなかった。と言うより止められなかった
ヴァナでは長老、リアルはイケメン、しかし裏に秘めた激情…阿修羅マンがそこにいたのだ
ヒュム♂「ちょっと落ち着けってw冗談だから…」
ログが一旦止まったところで何とかヒュム♂が落ち着かせようとするが…
長老「そういやアンタ帰り○○線から××駅まで乗ってったっけ?」
俺もしらねーぞそんなことwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
長老「正直【疲れました。】リアルどころかヴァナでも付き合いきれねっす」
そういうと長老はその場に座り込んだ。俺と姐御が慌てて引き止めるがどうしようもない

長老「姐御に俺さんごめんw」
sayで一言だけ残して長老はログアウトしていった

 

 

700 名前:613 :2009/06/25(木) 21:10:22 ID:FL3uMN70
「長老は阿修羅マンだったでござる」事件の翌日
携帯にメールが届く。長老からだ…件名は「ありがとう」
慌てて本文を見るとURLとDLキーと思しき文字列…どっかのうpろだ?
帰宅後メールにあったURLに飛びDLを始める
ファイルはどうやらプレイ動画?らしく、画面の前では長老がエモを交えながら語りだす
オフ会以降すっかりLSはおかしくなった。自分のせいではないと思うけど、やっぱり行かなきゃ良かったと
隠居爺プレイで楽しんでたのになんでかなぁと…そこでちょっと目から汗が出た
でも俺や姐御と3人で過ごしたウィンダス港の時間はとても楽しかった。爺に孫二人出来た気分だったと
長老「そんな爺から孫にプレゼントがあるんじゃよ!」
いや急にテンション上げるなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

ところで俺は暗/白と言う謎ジョブを生業としていた
長老はそんな俺に使って欲しいと倉庫からホーバージョンを送ったという…なんで倉庫?
姐御にもプレゼントがあるのでwktkしてポストを覗くんじゃぞ!と言っていた
どうでもいいけど凝り性だな長老wwwwwwwwwwww
しかし最後になって、長老はどうでもいくない事を言い出す

長老「わしはもう疲れた。隠居することにするわ」
そこで動画は終わった

 

 

702 名前:既にその名前は使われています :2009/06/25(木) 21:21:27 ID:FL3uMN70
俺は慌ててインするが長老はいない
タル♀「えっと俺クン…昨日はあの」
俺「後にしてくれobachanwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ババァより長老の安否だバカwwwwwwwww
LSリストにもいないサーチしてもいない…俺は競売にダッシュして何度か間違えつつ長老の名前を入れる

ブブッ

そんな感じの音で弾かれる…え?なにこのドッキリ…
再度入力してもブブッと言う音と共に名前入力に戻される
やだ…なにこれ…入らないって…え?長老いねぇの?消えたの?
そこにヒュム♂がへらっとインしてきた
ヒュム♂「いや昨日はびっくりしたw長老マジギレしてたねw」
俺「やかましぃわこのゲロ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりの出来事にまともにチャット出来なかった事だけは覚えてる
それでも長老がヴァナからいなくなった事
きっかけはオフ会から始まったしょーもない噂だと言う事は分かってもらえた様だ
気付けばヒュム♂もタル♀もLSリストからいなくなってた。ログアウトしてた

それから1ヶ月ほどの間にエル♀、ヒュム♂のフレ、タル♀、ヒュム♂がLSを離れ、最後には俺と姐御しか残らなかった

 

 

709 名前:613 :2009/06/25(木) 21:43:30 ID:FL3uMN70
変なとこで区切っちゃうがちょっとサルってくるwwww

姐御と(元)長老も一緒だぜwwwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

753 名前:613 :2009/06/26(金) 00:53:59 ID:NSLYfbTg
>>745-752乙であります(´・ω・`)ゞ
長老編
>>613 >>619 >>622 >>633 >>640 >>643 >>645 >>650 >>662 >>668 >>673 >>690 >>700 >>702
~続き~
姐御は長老が姿を消してから、前にも増してLV上げにのめりこんでいた
不思議な事にそれまで「絶対上げない」と言い切っていた白魔道士である
姐御「長老からのプレゼント…装備出来ないともったいないしね」
なんだ何もろたんだ?…と思い聞き出してみたところ銘入りバーミリオクローク!
長老裁縫職人だったのかよwwwwwwそれよりいつ裁縫上げてたんだよwwwwwwwwwwwwww
俺のは何で銘入ってねーんだyp!とかまぁ色々思ったわけだが、姐御の白上げに納得
姐御「いつか戻ってくるかなー長老。それまでには装備出来るよーにしとかないとw」
俺「だなぁ…案外名前変えて戻ってきてるかも?wwwwwwwwwwww」
正直あれだけすっぱり止めた長老が戻ってこないだろう。けど気休めでも頷いておいた
ちなみに長老のメアドは、オフ会メンバー全員が知ってたのは前述の通りなんだが…
阿修羅マン事件のメールを受け取って以降、どうやら変更したらしく、返信するも届かなかった
フレ登録してたのでPOLからメッセを送るも、これまた返事無し
完全に長老は消えてしまったのだ。孫の様だと言ってくれた俺と姐御に贈り物を遺して…

そ う 思 っ て い た 時 期 が 俺 に も あ り ま し た

 

 

757 名前:既にその名前は使われています :2009/06/26(金) 01:13:09 ID:NSLYfbTg
姐御がLV上げに勤しむ一方、俺はライフワークである激写の旅を続けていた
長老がそうであった様に、俺が楽しいと思える事をしていくのが長老への礼だと思ったからだ
…いやエロタルだからじゃないyp?(´・ω・`)

さてそんなある日、俺はふと懐かしくなってウィンダス港へやってきた
撒き餌ミスラを激写してる時に長老と会ったんだよなぁ…そうそう今みたいに裸の爺が釣りしてたっけ…ん?
一瞬とは言え見間違えたのも無理はない。裸の爺が撒き餌ミスラの右側で釣り糸を垂れていた
俺「あーびっくりした。長老の定位置で釣り糸垂らしてる爺がいるわw」
とsayで誤爆する俺wwwwwwwwwwwwwなにしてんだwwwwwwwwwwwwwwwww
俺「みすw」
???「また撒き餌ミスラのケツ眺めてんすか俺さん」
Σ(゜д゜|||) 
(⊃д⊂)ゴシゴシ
( Д )          ゜ ゜
見知らぬ爺は俺の方を向くと/grin。「どもw」と軽い調子で挨拶してきた
おまwwwwwwwwwだれwwwwwwwwなにがwwwwwwwwどうなってるwwwwwwwwwwwwwwww

 

 

763 名前:613 :2009/06/26(金) 01:30:52 ID:NSLYfbTg
爺「あーちょっと待っててもらえます?なんかこのキャラだと長老モード入っちゃうかもなんでw」
俺「姐御!姐御!今すぐ港きて!!!!ウィンダム!!ウィンダム!!長老!!!」
姐御「ウィンダムってなに?それより今長老って言った?!」
俺「い い か ら は よ こ い Σ(゜Д゜)」
慌ててカプセル怪獣の名前を連呼する俺。テレポ→チョコボで猛ダッシュの姐御。そしてログアウトした爺

(ミスラのケツを眺める俺…それに突っ込む爺…そして爺の発言…間違いないよな)
ポルナレフ気味な俺…どう考えても長老だ。けど待ってろって?キャラ他にいたのか?なんでフレリスに出てないんだ?
程なくして姐御が到着し、とりあえず状況を説明した
姐御「状況は分かったけど…肝心の相手はどこ?それ本当に長老なの?」
俺「少なくとも俺がこいつのケツ眺めてたり激写してたのは長老しか知らないって!」
姐御は俺を叩いた
???は俺を叩いた
不意に姿を現すカッパwwwwwwwwwwwwおまwwwwwwwwだれwwwwwwwwwwwwwwwww
カッパ「あれ?姐御まで…まともかく…お久しぶりw」
姐御「え?だれ??」
カッパ「長老?キャラ的に孫かな?w」
おまwwwwwwwwwwwwwwwwこーひーwwwwwwwかwwwえwwwwwwせwwwwwwwww

 

 

773 名前:既にその名前は使われています :2009/06/26(金) 01:57:14 ID:NSLYfbTg
ポルナレフが二人な状況で、自称「長老の孫」なカッパが俺と姐御をPTに誘う
長老(の孫)「3人揃うの何ヶ月ぶりですっけ?うわーなんかなつかしw」
なにひたってんだよwwwwwwwww説明しるwwwwwwwwwwwwwwwww
姐御「キミ一昨日くらいPT組んでない?見覚えあるんだけど…名前」
長老(の孫)「あ、覚えてました?wカザムでマンドラやりましたねー」
やだwwwwwwwwwなにこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
完全にポルナレフな俺と姐御を前に、長老(の孫)は語り出す

長老は「元凄腕冒険者」と言うコンセプトで生まれた事
そしてそれを忠実に再現出来て満足してた事
更にはPC版を買った時に空き垢があったので「どうせなら孫キャラでも作ってみよう」と思い始めた…などなど
ちなみに長老を消してからはしばらくFFはやってなかったが、孫垢なら分かるまいwと再開したそうだ

姐御「でも長老は消しちゃった…んだよね?」
長老(の孫)「オフ会から何か女性陣怖かったし、ゲロ男裏tellウザイし結構イライラしてたんで消しましたw」
なんというアッサリwwwwwwwwwwwwwwwwwww気持ちはわかるがwwwwwwwwwwwww
俺「いやいやwwwwwww俺ら止めたんかとwwwwwwwwwメアド変えてるしwwwwwwwww」
長老(の孫)「そういや新メアド教えてませんねw二人とも前のまんまですか?」
このクソガキwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とにかく長老は戻ってきた。えらい軽いノリだけどwwwwwwwwwwwwしかも若返ったけどwwwwwwwwwww

 

 

779 名前:613 :2009/06/26(金) 02:26:59 ID:NSLYfbTg
長老が長老(の孫)に転生してから時は流れ…
(数時間前の会話)
俺「…アルザビウーツ揃ったのに胴がでねぇ」
姐御「バフボスがスカディ25落とさない…」
長老(の孫)「二人とも詩人あるし野良潜り込めるんじゃないすか?w何ならバフ主催しますよ?」
若返った反動か、長老(の孫)はあっと言う間に俺達を置き去りにしていった
アグレッシブと言うか…長老時代になかった強引さに引っ張られ、俺と姐御も空や海へ到達出来た
しかし「時間拘束だるすぎっすw」と裏には全く手を出さない長老(の孫)wwwwwwwフリーダムwwwwwwwwwww
どう考えてもぷろましあの方がだるいだろwwwwwwwwwwなにこの矛盾wwwwwwwwwwwwwwww
長老(の孫)「出来るとこ一人でやれば後は楽っすよwめんどいっすけどね」
そっすねwwwwwwwwwwwwでもおまえすげぇよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

すっかり解き放たれた長老(の孫)だけど、俺は知ってる
時折ウィンダス港で釣り糸を垂れている事。その横で姐御が合成してる事
けど二人は知らない。こっそり俺が姐御に惚れていた事
クヤシクネーヨ!ヽ(`Д´)ノなんだかんだでお似合いだしな!…(´;ω;`)ヴワッ
とりあえず…俺と姐御と長老(の孫)は元気です

おしまい


*1 ((;゜Д゜