恥パール

Last-modified: 2009-08-13 (木) 18:17:26
 
 

初めてのリンクパール

851 名前:既にその名前は使われています:2009/05/14(木) 22:26:20 ID:YjO1uvQR
■登場人物(全員同じLSのメンバー)
・俺
  タル♂(リアル♂)。FF始めたばかりの初心者。FF以前はMOなネトゲとかやってた。
・リーダー
  エル♂(リアル♂)。俺をLSに誘ってくれた人。LSのリーダー。
  以前リアル都合でFFを引退したがキャラを作り直して最近復帰したらしい。
  LS自体も作ってから日が浅いとのことだが「LSメンバーをどんどん増やすぞ!」
  と意気込んでおり勧誘活動に余念が無い。
・謎メン
  ヒュム♂(リアル♂)。ほぼanonでいつも1人で何かやっている。謎だ。
  口数が少なく無愛想だが悪い人ではないようだ。
  リーダーの古い知り合いらしく、リーダー曰く「あいつは・・・凄い奴だ!」
  何が凄いのかはさっぱり。
・姫
  ヒュム♀(リアル♀っぽい)。
  LSの紅一点。俺と同じくFF初心者らしいが俺よりはちょっと先輩。
  ネトゲはFFが初らしくチャットで顔文字あまり使わないところとか
  初々しくて良い良い良い(残響音含む)。

 

一見普通の新興LSだが、あんなことになるなんて・・・。

 

 

852 名前:851:2009/05/14(木) 22:42:49 ID:YjO1uvQR
レベル上げPTが解散した際、PTメンの1人がパールを付けてない俺に
声をかけリンクパールをくれた。それがリーダーだ。
LSの名前は・・・英単語を組合せたオサレ系?らしいが微妙に綴りが間違ってる。
いや、何か元ネタがある固有名詞なのか?ググってみるが何もヒットしない。
さりげなくリーダーに聞いてみる。

 

俺「リーダーさん。LSの名前ってどんな意味ですか?何か元ネタとかあるんですか?^^」
リ「ふふふ。ヒミツw」

 

「ヒミツ」じゃないよ。どうみても綴り間違ってますよ。これは恥ずかしいよ。
罰ゲーム?これは新手の罰ゲームなの?と言いたい気持ちを抑えて

 

俺「そうですか。なんだろう^^」
リ「そのうち分かるよw」

 

そのうちじゃなくて今すぐ分かってくださいよ!あなたが!恥ずかしい間違いに!

 

つづく

 

 

853 名前:851:2009/05/14(木) 22:46:22 ID:YjO1uvQR
俺は初めて貰ったパール、略して恥パールを付けているのが
なんとなく恥ずかしくなり恥パールを外している時間が多くなった。
ほどなくして別のLSの人からもパールを貰い
自然とそっちのLSに居ることが多くなった。

 

ある日ラテーヌ高原でちまちまソロで獲物を狩っていると
カバンがいっぱいになったことに気づいた。

 

俺「恥パール邪魔だなぁ。でも、初めて貰ったパールだし
  そんな記念のパールを簡単に捨てていいのか・・・?」

 

2秒程迷った末、俺はラテーヌ高原の谷底深くに恥パールを投げ捨てた。
さようなら恥パール /welcome 大羊の毛皮

 

おわり

 
 

裏話はこちらに-10話>>323

 
 

ジュノにて・・・

922 名前:851:2009/05/15(金) 01:51:47 ID:Nx03mKNM
マジでこのままスレ終わりそうな勢いなので今のうちに投下。
>>851-853が意外に好評?だったのでちょっとだけ後日談を。

 

俺はレベル20になりチョコボクエを受けるため徒歩でジュノを目指すこととなった。
新しいLSで仲良くなったフレが道中を護衛してくれるという。
フレ「途中からまれないようにインビジとスニークかけるね。
   効果が切れそうになったらログに出るからチャットで教えて。
   『@イン』とか『@スニ』とか一言でいいから。万が一絡まれたら俺が倒すから大丈夫。」
何て頼もしいんだ!

 

インスニを掛けなおしてもらうときは今かかっている効果を手動で切る。
今では当たり前にやっていることだが当時は中々スムーズに出来なかった。
俺「@イン」「@スニ」「あ、ごめんもう一回」「うわ、モルボルこえぇ~」
などと、苦労したがジュノに着く頃にはすっかり慣れて、
危険を察知したら素早く「@~」と打てるようになった。

 

つづく

 

 

924 名前:851:2009/05/15(金) 01:53:57 ID:Nx03mKNM
初ジュノ!ていうかFFってこんなに人多かったのか!
(当時アトルガンは未実装でジュノがヴァナの中心だった)
様々なシャウトが飛び交い活気のある街だ。歩いているだけでwktkが止まらなかった。

 

興奮冷めやらぬまま、フレの案内で主だった施設・NPCの場所などを教えてもらった。
そして、ちょうど下層のチョコボ乗り場近くに連れて行かれた時だった。
見覚えのあるパールを付けた一団が目に入ってきた・・・恥パールLSのメンバー達だ!

 

恥パールLSは何も言わずに抜けてきた。既に恥パールはいくえ不明だし
声をかけられたりしたらどうしよう。パール捨てたとか言えない。気まずい。

 

俺「@イン」
フレ「えっ」

 

おわり

 
 

かくれんぼ

221 名前:既にその名前は使われています:2009/05/16(土) 23:09:01 ID:ZS6oeAt2
■登場人物(全員同じLSのメンバー)
・俺
  タル♂(リアル♂)。FF初めて1年を過ぎ1ジョブカンスト間近。
  ミッションもそこそこ進めている中堅?プレイヤー。
・その他雑兵A~C
  『俺』の愉快な仲間達。

 

まったり空気のLSにて、暇だから『かくれんぼ』でもやろう!という流れに。
「なにそれ」「おもしろそう」「今時かくれんぼかよw」などなど
意見はあったが強行することに。会場はサンドリア全域(4エリア)。

 

第1のルール「かくれんぼ中は/names off」
第2のルール「かくれんぼ中はサーチ使うな」
第3のルール「かくれんぼ中はチャット自由」
第4のルール「かくれんぼ中に○○分経過したらサーチ解禁」

 

こんな他愛もない遊びが阿鼻叫喚の地獄絵図になろうとは・・・。

 

 

222 名前:221:2009/05/16(土) 23:12:58 ID:ZS6oeAt2
かくれんぼが進むにつれ乗り気じゃなかったメンバーも楽しみ始めた。

 

普段誰も行かないような路地裏に隠れる者。
自キャラの小ささを活かして物陰に隠れる者。
NPCにぴったり重なって同化する者。真似してはみ出るガルカL。
守衛のコスプレをして堂々とNPCに紛れる者。

 

各自工夫を凝らすようになり、本当に楽しかった。
鬼がCに回った頃には隠れ方も巧妙になり、中々見つからない。

 

つづく

 

 

223 名前:221:2009/05/16(土) 23:14:41 ID:ZS6oeAt2
C「全然見つからねー」
A「探しかたが下手なんだよw」
B「そっちじゃないよ。こっちこっち。」
C「何?この近くなのか?」
B「さぁ?w」

 

時間はどんどん過ぎていく。
C「1人も見つからない」「分かった。みんな同じ場所に隠れてるんだな!」

 

その頃、俺+A~Bはボヤカニを叩いてスキル上げをしていた。

 

おわり

 
 

パーティメンバーがいません。

752 名前:既にその名前は使われています[] 投稿日:2009/06/07(日) 03:46:16 ID:567zxsAS
■登場人物
・俺
  タル♂(リアル♂)。すっかりFFにはまり深夜までレベル上げにいそしむ有様。
・NAリーダー
  とあるレベル上げPTで会ったNAリーダー。
・NAメン&JPメン
  とあるレベル上げPTで一緒にレベル上げをすることになったメンバー達。

 

■あらすじ
 NA/JP混成のPTでレベル上げをすることになった俺。狩場はクロウラーの巣。
 適正レベルよりはちょっと厳しい感じだがなんとかなるかなー。
 と思ったがそれは大きなミステイク。お前の口癖だったな。ダリルよ!

 

 

753 名前:752[] 投稿日:2009/06/07(日) 03:49:05 ID:567zxsAS
どうも俺以外のJPメンは英語があまり分からないらしく
俺が通訳代わりになってNAリーダーの指示をJPメンに伝える流れになった。
いや、実は俺もオンラインゲー(特にFF)の英略語を予習していただけで
日常会話とかさっぱりだったんだが

 

JPメン「<俺>さん英語分かるんだ。すごいなぁ^^」

 

とか言われてしまったので引くに引けない状況になってしまった。

 

狩場へ着くとNAリーダーがテキパキと指示を出す。何となくフィーリングで訳す俺。
「JP戦さん。NAシと一緒に釣りお願いします。」
「NAメンが『inc』って言ったら敵を釣ってください。」

 

PT崩壊の足音はすぐそこまで来ていた。

 

つづく

 

 

754 名前:752[] 投稿日:2009/06/07(日) 03:53:20 ID:567zxsAS
早速NAシが芋を釣ってくる。なぜか別の通路から芋を釣ってくるJP戦。
「no!」NAリーダーが叫ぶ。スリプルをかける俺。フルレジ。ですよねー。
ただでさえ適正より厳しい敵なのに2匹とかsYレならんしょこれは。

 

そしてあっけなくPTは全滅。あまりに不甲斐ない結果にNAリーダー激怒。
いろいろ汚い言葉を発している。英語苦手な俺だけど、これなら分かる。
俺「なんかリーダー怒ってるみたい。」
JPメン「なんて言ってるの?」
俺「何やってんだよこのド素人が みたいな」
JPメン「なんだよそれ!」
その後も俺は分かる範囲で罵詈雑言を同時通訳した。それが俺の役目だったから。

 

NAリーダーの切れ具合に嫌気がさしたのか他のNAメンはレイズも待たずに
ホームポイントに帰っていった。すっかりヒートアップしたJPメンもそれにならう。
俺「ちょ、みんな落ち着いて」
パーティメンバーがいません。

 

おわり

 
 

ダイジェスト

926 名前:既にその名前は使われています[] 投稿日:2009/06/08(月) 00:43:41 ID:kI3WfqN7
■登場人物・俺(以下略)
ひどい話だけど今となっては笑い話で済ませてほしい話をダイジェストで

 

・フレ(♀キャラだけどリアル♂)とsayで昼メロ並の痴話喧嘩(のフリ)をして遊んでいたら
 通りすがりの人に本気で心配されて痴話喧嘩(のフリ)を仲裁された。
 「演技でした」とか言い出せなくてどうやって収拾つけるか裏tellで相談して切り抜けた。

 

・アトルガン実装直後マウラ→アトルガンの機船が出発待ちで大混雑している中、
 sayで「まもなく、セルビナ行きの船が出発します」とか偽アナウンスをして
 赤の他人を何人もマウラに置き去りにした。
 いや、NPCに話せば確かめられるし、実際は未遂に終わったはず。
 群集が混乱する中、俺は新大陸への旅路を満喫していたのでよく覚えてません。

 

・人気NMの取り合いに勝ったが、お目当ての品はドロップせず。
 くやしかったのでドロップした振りしてライバルを派手に煽って帰った。

 

 

927 名前:926[] 投稿日:2009/06/08(月) 00:45:10 ID:kI3WfqN7
だいたいこんな感じ。
画像

 
 

禿

223 名前:既にその名前は使われています  投稿日:2009/06/21(日) 03:45:13 ID:vLC4fcqP
■登場人物
・俺
  サンド出身のヒュム♂。レベルは10台前半でサポ無しパール無し。
  見るからに初心者っぽいがそれは世を忍ぶ仮の姿。正体はヒミツ。
・禿
  ブブリム半島で<俺>と出会ってしまった不幸な禿ガルカ。

 

■あらすじ
 なんだかヴァナ生活に疲れてしまった俺。
 気分転換に倉庫キャラで新たな冒険の旅に出たのだが・・・。

 

 

224 名前:223  投稿日:2009/06/21(日) 03:47:29 ID:vLC4fcqP
はい。現場の<俺>です。ただいまセルビナからマウラへ船で移動してきました。
マウラに来たことに特に意味はないです。
もっとレベル上げてサポ取り→ジュノ→チョコボというのが定石かもしれませんが
そんな型にはまった生き方は冒険ではありません。風の吹くまま気の向くまま!
早速マウラからブブリム半島に出て獲物を探します。

 

いました。ガルカです。禿ガルがこちらに近づいてきます。

 

俺/say「あのー」「すみません」
禿「?」

 

立ち止まってくれました。釣り成功です。

 

俺「たすけてください」
禿「どうしたの?」
俺「道に迷ってしまって。セルビナから初めて船に乗ってここまで来たんですが
  浮かれて釣り竿と釣り餌を買ったら帰りの船代が無くなってしまいました。」

 

つづく

 

 

225 名前:223  投稿日:2009/06/21(日) 03:49:32 ID:vLC4fcqP
あるあ・・・ねーよwwwと自分でも思いましたが
ここはあえてベタなネタでいってみたいと思います。だって冒険だもの!

 

禿「・・・釣り竿とか売っぱらえば、帰りの船代くらいにはなるんじゃない?
  ていうか船代くらいならあげようか?」

 

いいえ、お金は一銭も頂きません。わたしの取り扱う品物はココロ、人間のココロでございます。

 

俺「せっかくここまで来たから、ウィンダスとやらに行ってみたいんですが・・・
  道が分からなくて><」
禿「・・・」

 

絶句です。そりゃそうです。

 

禿「サンド出身でしょ?ウィンダスまで行ったら、しばらく帰れないかもよ?」

 

正論です。船代を釣り道具に換えてしまうようなアホの子が
こんな低レベルで故郷から遠く離れてしまったら野垂れ死にしかねません。

 

つづく

 

 

227 名前:223  投稿日:2009/06/21(日) 03:54:07 ID:vLC4fcqP
いや待て!これは真面目に心配しているようにも見えますが
きっと何か理由を付けて俺を追っ払いたいだけに違いありません。

 

俺「そうですか。一度ウィンダスを見てみたかったんですが・・・。」
禿「・・・まぁいいか、そこまで言うならヒマだしウィンダスまで案内するよ」

 

予想外の展開です。俺&禿は一路ウィンダスに向かうことになりました。

 

禿「この辺りはゴブがいるから気をつけてね」
俺「*1

 

黙々とウィンダスを目指します。それにしてもこの禿、明らかに怪しげな俺のことを
もっと詮索してくるかと思いましたが、何も聞いてきません。
俺が初心者でないことに気づいているんだろうか・・・?
沈黙が続きますが、こちらから話を振ってボロを出すわけにもいきません。

 

つづく

 

 

228 名前:223  投稿日:2009/06/21(日) 03:58:59 ID:vLC4fcqP
そんな葛篭を続けていたらあっという間にウィンダスに着いてしまいました。

 

禿「到着~」
俺「本当にありがとうございます」
禿「じゃあね。ごゆっくり」

 

禿は一度手を振るとそのまま去っていきました。
ふふふ、ばれているかどうかはさておきミッションコンプリートです。
俺のこの倉庫キャラは間もなく役目を終えて削除されることでしょう。
お前は無駄な時間を過ごしたのさ、ざまぁwwww

 

(´・ω・`)

 

(´・ω・`)・・・

 

(´;ω;`)ブワッ

 

おわり

 
 
 
 
 
 
 

*1 *2
*2 ゜Д゜;