フアンフィ宇宙船墜落事件

Last-modified: 2024-05-10 (金) 20:10:08

この項では、フアンフィ宇宙船墜落事件の概要と内容、ゲームにおいての登場の仕方について記載する。

概要

フアンフィ宇宙船墜落事件は2137年7月12日に南アメリカのペルーフアンフィ近郊にて未確認生命体が搭乗していた小型の宇宙船が墜落した事件のことを指す。
また、7月16日には宇宙軍第373大隊第2中隊がこの宇宙船に対する調査を行った。(下記第1次フアンフィ宇宙船調査隊)この調査中に部隊所属の1名が行方不明になり、このことから「フアンフィ宇宙船調査隊員消失事件」とも呼ばれた。

ロボットによる調査

7月13日午前8時にはペルー政府が隕石が落下してきたとして、フアンフィ周辺地域に非常事態宣言を発令し緊急の避難活動が行われた。そんな中で同日中には国際連合軍の偵察機により宇宙船の落下地点が発見された。しかし、落下による衝撃で大きなクレーターができているのみで熱源を遮断する材質であるためか宇宙船内部の熱源を探知することは不可能であった。そのため、ロボットを使用した調査を実行に移した。14日未明にペルー政府がロボットによる無人探査について承諾し、午前6時からフアンフィから50km離れた地点からドローンによる偵察と誘導によって宇宙船の調査を行った。しかし、調査開始から3時間後およそ宇宙船落下予測地点から8km程度の場所で突如として映像・GPS機能が遮断され、観測が不可能となった。そのため、ロボットによる調査は何らかの電波障害により通信が遮断されたとして正午には調査の中止した。その後、偵察機によってロボットの最終位置情報地点の観測を行ったものの探査機の痕跡はなく、森の中であったため通常のカメラによる発見も困難であった。

調査に使用されたロボット・探査機

・2足歩行型ヒューマノイド2体
α:ライフルを装備し目線カメラと赤外線解析装置による観測が可能であった。
β:電動ノコギリを装備し、音響装置と物質判別装置による調査が可能であった。

・自立飛行型観測機1機
2体の地上を歩行するヒューマノイドに対して位置情報・周辺情報を共有し目標までの誘導を行う。

・無線誘導型ドローン1機
赤外線カメラによる周辺の捜査と観測機に対しての命令を伝達する中継器の役割を持っていた。

第1次フアンフィ宇宙船調査隊

第1次フアンフィ宇宙船調査隊は2137年7月15日宇宙軍第373大隊第2中隊所属隊員から編成された調査部隊で翌日の16日にフアンフィ宇宙船の調査を行った。
これは、ロボットによる調査が不可能であったため有人調査を実行する必要があるためである。
隊員は中隊長を含む合計28名で構成され、本部隊の目的は宇宙船の発見と未確認生命体との接触及び捕獲、その他不明物品の回収などを主任務とした。

部隊構成

中隊長:岩本和也 中尉
第1小隊(10名):小隊長1名(岩本中隊長兼任)、ライフル装備兵5名、小型レーザー照射機装備兵2名、火炎放射器装備兵1名、観測/通信員1名
主任務:部隊の護衛、捕獲援護・制圧担当、本部との通信

第2小隊(8名):小隊長1名、ライフル装備兵1名、小型レーザー照射機装備兵1名、捕獲機材輸送班合計5名
主任務:生命体の捕獲機材の輸送と捕獲後の輸送

第3小隊(10名):小隊長1名、ライフル装備兵2名、物品回収班4名、写真撮影班2名、科学者1名
主任務:宇宙船の調査、周辺地域などの写真撮影、不明物品の回収・輸送

装備品

・個人携行ライフル×11挺
・小型汎用拳銃×科学者・物品回収班・写真撮影班以外の全員分
・F7型携帯用指向性レーザー照射銃×3挺
・携行用火炎放射器×1挺
・汎用小型有線ドローン×3台
・中型有線探査機×1台

内容

ゲーム内での扱い

・ゲーム内では初めての宇宙人との接触記録として登場し、主人公A時では第1次フアンフィ調査を実際に行う。
・主人公B時では、主人公Aによって撮影・回収された記録などを基に謎を解くことになる。「第1次フアンフィ宇宙船調査記録」として登場