草紙会話19~20

Last-modified: 2015-07-07 (火) 21:36:31

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19

(未)お月見、麒々と
草紙説明
名前
 セリフ
名前
 セリフ
 
名前:一言     
名前:一言     
(未)真実と想像力
草紙説明
名前
 セリフ
名前
 セリフ
 
名前:一言     
名前:一言     
(未)見抜く力
草紙説明
名前
 セリフ
名前
 セリフ
 
名前:一言     
名前:一言     
(未)結婚相談
草紙説明
名前
 セリフ
名前
 セリフ
 
名前:一言     
名前:一言     
蓬莱事変
この事件は、後に広く伝えられることとなる…
刑天剣姫
 やっほー!
 何食べてるのー?
月見 蒼麟
 月餅だよー?食べるー?
刑天剣姫
 ありがとうー!
 ぱくっ!おいしいー!
月見 蒼麟
 でしょー。
 今度、蒼麟も作ってみようと思うんだ!
刑天剣姫
 えー!これ作れるの!?
 あたいにも教えて!
月見 蒼麟
 いいよー、今度、一緒に作ろ!
刑天剣姫
 それじゃぁ、色んな人集めて、
 宴会しちゃおうよ!
月見 蒼麟
 賛成! がんばろうね!
刑天剣姫
 あたい達なら、きっとすごいのができそうだよね!
 
刑天剣姫:おいしいものをみんなで作って食べると楽しいよね!     
月見 蒼麟:蒼麟ってば頑張っちゃうんだから!     
繰り返す
このお話は繰り返し読むことができます。
ガネシュ
 ヤット、デキタゾ! ダンゴ!
 オツキミ! ダンゴタワー!
シヴァ
 キャハハッ!ガネシュ上手!
ガネシュ
 ダンゴ、カサネル、カザル、ウマイ!
 
 スコシ、ツキミテ、
 ソノアトタベル
シヴァ
 でもなんかこれを見てると…
 …うずうず…
 …うずうずうず…
ガネシュ
 シヴァ、ドウシタ?
シヴァ
 て~い!
ガネシュ
 ア…ダンゴ…クズレタ…ダンゴ…
シヴァ
 キャハハッ!
 この崩れ方のほうが綺麗ー!!
 キャハハハハハッ!
ガネシュ
 クズレタラ…マタ…タテナオス…
 ナンドデモ…クリカエス…
 
シヴァ:キャハハハハハッ!てーい!     
ガネシュ:アマリ…ナンドモ…クリカエシテミナイデ     
柿食えば
おいしい季節になりました。
太公望
 ん?
 婆さん、そんなとこで何してんだ。
鹿寿
 婆さんとはなんじゃ。
 これじゃよこれ、お前さんも食うか?
 ほれ。
太公望
 柿じゃねぇか! うまそうだな。
鹿寿
 ほほ。旬な物を食べるのが、一番じゃの。
太公望
 でも…どこからそんなものを…
 ま、まさか…この庭の木からじゃ…
鹿寿
 ふ、ふっふっふ…
申公豹
 柿どろぼうさーん! 待ってくださいー!
 人様のものを盗むなんて…
 って…犯人は…太公望だったんですか!
太公望
 お、俺じゃねぇって!
 この柿は、そこの婆さん…
 
 って、いねぇ! どこだ!?
 …み、見当たらねぇ!
申公豹
 ふふふ…、最近の柿泥棒の犯人は太公望…。
 老君様に…報告しなくちゃ…です。
 
鹿寿:若いの、すまんの!     
太公望:いや、俺は盗ってねぇし、食ってもねぇ     
申公豹:老君さまー!また太公望の仕業でしたー!     
勝負の秘訣
とっておきの秘訣を伝授する鹿寿。
ヴィシュヌ
 くそぅ、どうしたら強く…
 あいつに勝てるんだ…
鹿寿
 特訓とはいい心がけじゃのう。
ヴィシュヌ
 う、うわぁ!
 いつの間に!
 びっくりした…
鹿寿
 若いのぅ。
 じゃがな、そんなに気張って強くなれるんかの?
ヴィシュヌ
 勝てる方法を知ってるのか?
 なぁ、教えてくれよ。
鹿寿
 ふふ、それはな。
 「とりあえず逃げることじゃ」
ヴィシュヌ
 なんだよそれー。
鹿寿
 「逃げるが勝ち」という言葉があるじゃろ。
 つまり逃げた時、お主はすでに勝っているんじゃ!
ヴィシュヌ
 そう言われてみれば…確かに…。
 うん、次の勝負はいける気がする!
 
 じゃあな!
 さっそく試してみる、ありがとな!
鹿寿
 …
 ……
 冗談だったんじゃが…な。
 
鹿寿:す、素直すぎるのがいけないんじゃ…     
ヴィシュヌ:待てよ、勝負から逃げてたら勝てないんじゃ…     

20

夜長の三貴神
また籠ってしまった天照大神に大苦戦
須佐之男
 おーい、天照ー。
 いつまでそこで籠ってるんだー?
天照大神
 ぐす…
 知らないわよ! もう。
須佐之男
 いやぁ、本当、団子食ったのは悪かったって!
 謝るし、頼むなら吐き出してやるから。
天照大神
 そんなのいらないわよ!
 放っておいて!
須佐之男
 なぁ、もう月も出てないし、そろそろ出てきてくれよ。
 …ほら、月読からも何とか言ってくれ。
月読
 そこで私ですか…
 天照、今宵は虫達が集う風情のある夜ですよ。
 秋の夜長、でしょうか。
 
 これは、こおろぎたちでしょうかね。
 ころころ~♪ちろちろ~♪
須佐之男
 ンヒ、ンッヒッヒッ!
 まさか! お前が! 虫の鳴き真似を!!
 ヒッヒッヒー!!ヒーヒー…は、腹が痛い…
月読
 …少し笑いすぎですよ…
 …もう…やめます…
須佐之男
 ンッヒッヒッ!
 そういうなって、もう一回やってくれよ。
 上手かったって。
月読
 固くお断りします。
天照大神
 ちょっと!
 私を無視して勝手に盛り上がらないでちょうだい!
須佐之男
 お、やっと出てきたか。
 ほら、持ってきたからこれでも食おうぜ。
 おっと、吐き出したやつじゃないぜ、新品だ。
天照大神
 あ…お団子…
須佐之男
 月はないけどな。
 せっかくだから月読でも見ながら団子食おうぜ!
月読
 お団子は頂きますが、その案には一部、同意いたしかねますね…
 。
 
天照大神:お団子…おいしい。     
須佐之男:まったく、今回も大変だったぜ。     
月読:貴方達といると、風情を感じなくなりますね。     
うさぎが作る物
様々な伝説がある月のうさぎが作る物
百花仙子
 月のうさぎさんは、何を作っているのでしょうか?
白嫦娥
 お餅よ、仙子ちゃん。
 丁寧につくられた餅はね、
 白くて柔らかくて…おいしいの…
 
 そう、まるで私みたいにね。
 味見…してみる?
百花仙子
 白嫦娥様にそ、そんなこと言われたら…
 私とろけてしまいそうです…
黒嫦娥
 ふぅ…
 相変わらず、貧相な発想だこと…。
 
 うさぎが作ってるのは
 伝説の媚薬に決まってるじゃない…。
 どんな相手もイ・チ・コ・ロ…
 
 これさえあれば…
 好きな人はもちろん…
 ああ、敢えて嫌いな人に使うのもいいわね。
 
 憎い相手が…私という魅力の奴隷になる…
 あっはははは…
 そう考えるとぞくぞくするわね。
百花仙子
 黒嫦娥様…す、すごい…刺激的です…
黒嫦娥
 んっふふふ…
 仙子…あなたで試してみても…いいわね…
 どうなっちゃうのかしら…?
月見墨麟
 …
 あの三人なら、こんな感じでしょうか…。
 蓬莱もなかなかですね…にへら。
 
百花仙子:私には…どちらも魅力的に…     
白嫦娥:女の魅力は美しく、そして包み込むような優しさよ!     
黒嫦娥:相手を従えてこそ、女の魅力というものよ。     
ご褒美
刑天剣姫達がずっと欲しかった物
刑天剣姫
 炎帝お姉ちゃん!
炎帝
 どうしたの?
刑天剣姫
 今回はあたい達が
 蚩尤お姉ちゃんの代わりにお手伝いしたから、
 お人形ちょうだい!
炎帝
 あら、これが欲しいんですの?
刑天剣姫
 うん!
 いつも蚩尤お姉ちゃんがもらってるお人形。
炎帝
 いいですよ。はい、どうぞ。
 大切にするのよ。
刑天剣姫
 ありがとうー!
 後で戦姫にもあげてよね!
炎帝
 はいはい、分かりました。
 用意しておくから後で呼んできてね。
刑天剣姫
 はーい! すぐ呼んでくる!
炎帝
 あれだけ荒々しく戦う剣姫ちゃんも
 やっぱり女の子なのね。
刑天剣姫
 …えへへ。
 なんだか蚩尤お姉ちゃんに近づいた気がする!
 
炎帝:あんなに喜んでくれると嬉しいわ。     
刑天剣姫:本当にいつか、蚩尤お姉ちゃんにも勝てちゃうかもね!     
治療の仕方
治療にはこれが一番?
炎帝
 ごめんください。
 薬草をお届けにきました!
スーリヤ
 あら、いらっしゃい。
 いつも助かるわ。
炎帝
 いえいえ、ここに置いてきますね。
スーリヤ
 ありがとう。
 炎帝さんの家の薬草はよく効くから
 お注射だって捗るわ!
炎帝
 ありがとうございます。
 でも、塗り薬に使ってるものと思ってました。
スーリヤ
 あら、薬の真の効果を発揮するにはお注射が一番なのよ。
 1にお注射、2にお注射よ!
炎帝
 は、はぁ。
スーリヤ
 具合が悪くなったら、
 お注射してあげますのでいらしてね。
炎帝
 は、はい。
 またその時はよろしくお願いしますね。
スーリヤ
 うふふふ…
 お注射…お注射…
 
炎帝:私もお注射のお勉強してみようかしら     
スーリヤ:お薬はお注射が一番ね     
予感
好き嫌い関係なく、感じることもあるものです。
天照大神
 悪寒が…
 この感じ、最近変だわ。
弁財天
 ~♪
天照大神
 ちょっと、その演奏止めなさい!
弁財天
 え?ダメなの?
天照大神
 ふぅ…
 やっぱりその曲だったのね。
弁財天
 おかしいわね。ウズメはノリノリだったのに。
天照大神
 う、うずめ!?
ウズメ
 あ・ま・て・ら・す・ちゃ~~ん!
 
 あら?
 確かに天照ちゃんの気配が…
弁財天
 ほんのついさっき、ものすごい速度で逃げていったわよ。
天照大神
 い、いやな予感が的中したわ…
 
弁財天:あの二人、本当にお互いを感じてたりして     
天照大神:あ、危ないところだったわ…     
奏でる
ノリやすい人、ノリにくい人がいるといいます。
弁財天
 芸術の秋ね。演奏が気持ちいいわ。
白虎
 いいですね。
 集中力が高まりそうな曲をお願いします。
弁財天
 あら、おやすいご用よ。
 行くわよ。音量は大丈夫?
 
 ~♪
白虎
 いい感じですね。読書にぴったりです…
弁財天
 ~♪(悲しい曲に転調よ)
白虎
 …た、ただの実用書なのに…
 なぜでしょう…
 な、涙が止まりません…
弁財天
 ~♪(ちょっと大人なムードにするわよ)
白虎
 …た、ただの実用書なのに…
 妙に官能的に見えてしまいます…
 だ、ダメです。それ以上は!!!!
弁財天
 ~♪(普通に戻すわよ)
白虎
 い、今までのはなんだったんでしょう?
 普通に読めます…。
弁財天
 (この子、ウズメ以上に面白いわね)
 
弁財天:今度はどんな曲調にしてみようかしら     
白虎:こ、この読書法は失敗でした…     
たゆまぬ努力
春夏秋冬、怠ってはいけないのです。
プリパス
 秋といえば訓練の秋よ!
 インドラ、怠らぬよう気をつけなさい!
インドラ
 はっ。かしこまりました…
 しかし、他の季節では怠っても良いのでしょうか?
プリパス
 う…そ、それは…
 だ、ダメよダメ!
インドラ
 は、はい…
プリパス
 冬は厳しい寒さに堪えなくてはならない。
 訓練が必要よ!
 
 春は…気が緩みやすい季節。
 訓練が必要よ!
 
 夏は…夏バテなんてもってのほか!
 訓練が必要よ!
 
 秋は……えーと…えーと…
 な、何にもないけど訓練が必要なのよ!!
インドラ
 はっ。さすがプリパス様。
プリパス
 そうと決まればついてらっしゃい!
 さっそくやるわよ!
 
プリパス:いつでも訓練よ訓練!     
インドラ:私も見習わねば!     
神無月
神はいるのに神無月
月読
 おや?珍しいお客様ですね。
 何かご用でしょうか?
窮奇
 お主が何でも知っているという月読じゃな?
 ちと聞きたいことがあるのじゃが…
 
 どうして神様はいるのに、
 「神無月」なんていう月があるのじゃ?
月読
 ………
窮奇
 どうしたんじゃ?
月読
 …実は、諸説あるようですが、
 私も正解は存じあげないのです。
 
 何せ私も一応、神の身なもので…
 神がいない状況を体験したことがないのです。
窮奇
 月読も知らないことがあるなんて
 大事件じゃな。
月読
 買いかぶりすぎですよ。
 しかし、個人的な考えではありますが…
 
 この時期は「食欲の秋」とも呼ばれるほどです。
 実りの収穫で忙しく、
 お祭りする暇がないのでは?と
窮奇
 ほほう、さすがは月読じゃの。
 ここまで旅した甲斐があったものじゃ。
月読
 それを聞くためだけに、
 わざわざここまでいらしたのですか?
窮奇
 カカッ。さすがにそこまで酔狂ではないぞ。
 観光ついでじゃ。
月読
 (酔狂だという自覚はあったのですね…)
 
月読:今度じっくり調べてみましょうか     
窮奇:不思議じゃのう。神はいるのに神無月。