2人用模擬戦ルール「3の倍数で逆転するやつ」
準備
戦闘開始時に、各プレイヤーは赤(先行)か青(後攻)のどちらかを選択します。
色は必ず両者で異なる色を選択してください。
また、先行後攻による有利不利は存在しません。
迷ったらお互いにダイスを振って赤と青を決めます。
赤を10の位・青を1の位として、大きい方が赤で小さい方が青です。(慣例的に00は100として見ます)
戦闘(ラウンド)
戦闘はラウンドに区切られています。
各ラウンドでは各プレイヤーが交互にダイスを振りながら進行していきます。
ラウンドの進行は
①攻撃
②結果判定
③防御
④ラウンド終了処理
の4ステップで進行します。
①攻撃について
攻撃プレイヤーは下記のルールにもとづいて決定します。
・第1ラウンドは赤色を選択したプレイヤー
・第2ラウンド以降は「前ラウンドの防御プレイヤー」
攻撃を行わないプレイヤーはこのラウンドでは防御プレイヤーとして扱います。
両プレイヤーが前ラウンドでポイントを取得していた場合は、「前ラウンドでダイスを振っていないプレイヤー」がダイスを振ります。
ダイスを振る場合は攻撃の描写をしながら行ってください。
②結果判定について
この模擬戦ではダイス結果に応じてポイントを獲得します。
赤と青のダイスのうち、高い数値の色のプレイヤーは、出目と同じだけのポイントを獲得します(ダイスの数値差ではありません)
ゾロ目の場合は出目と同じポイントを両者が獲得します。
※「0」は「10」として扱います。
③防御について
防御プレイヤーは結果判定に応じて描写を行ってください。
・ポイントを獲得した場合は、攻撃を防いで反撃できた
・ポイントを獲得できなかった場合は、攻撃を受けた
・ゾロ目だった場合は、お互いになんらかの攻撃を与えた
④ラウンド終了処理
攻撃プレイヤーがお互いのポイントを計算して宣言します。
例:【赤5:青8】
余裕があればかっこいいセリフを言ったりダメージ描写をしてもいいです。
ここまで終わったら次のラウンドへ移行し、規定ポイント(後述)に先に到達したプレイヤーが勝利となります。
ただし逆転ラウンドでは上記のルールとは異なる処理を行います。
逆転ラウンド
3の倍数のラウンドは逆転ラウンドとして扱います。
逆転ラウンド:3,6,9,12,15,18,21,24,27…
逆転ラウンドでは、「現在の合計ポイントが低い方のプレイヤー」のみが攻撃を行います。通常ラウンドと同様に、攻撃を行わないプレイヤーはこのラウンドでは防御プレイヤーとして扱います。
合計ポイントが同じ場合は、両者を攻撃プレイヤーとして扱います。(同時に両者が防御プレイヤーでもあります)
攻撃プレイヤーは攻撃描写と同時にダイスを振り、赤ダイスと青ダイスの高い方をポイントとして獲得します。
例:出目が「赤4,青9」だった場合は9ポイント
なおゾロ目の場合は15ポイントを獲得します。
防御プレイヤーはダイス結果に合わせて描写をします。
両方が攻撃していた場合は、お互いにリアクションします。
うまいことやってください。
通常ラウンド同様、攻撃プレイヤーがラウンド終了時に両者のポイントを計算して宣言してください。
両者が攻撃プレイヤーだった場合はうまいことやってください。
決着
ラウンドを繰り返し、規定のポイントに先に達した猟兵が勝利します。
・ショート:30ポイント(2時間くらい)
・ミドル:40ポイント(3時間くらい)
・ロング:50ポイント(4時間くらい)
両方が同時に規定ポイントに到達した場合は、合計ポイントが高い方の勝利。
もし規定ポイントを超えた時点で同じポイントだったら引き分けです。