AIのスキル使用順序
※本記事は検証と推測による記述となります。
まとめ
- スキルは 「回復」 「補助」 「攻撃」 の順に優先される。
- 「回復」 の中では範囲対象スキルの方が優先される。
- 「攻撃」 は雑魚戦では範囲対象が優先、ボス戦では単体対象が優先される。
- 分類が同じスキル同士はCTが長い方が優先される。
- 分類もCTも同じスキル同士はスキル1など上の方が優先される。
- 一部のスキルは使用条件が設定され、それを満たさないと使用しない。
概要
- AIのスキル使用順序は、一定の規則性の下に優先度が設定されそれに従う。
- 優先度はスキルの 「分類」 「CT」 「セット位置」 により決定される。
また判断の優先順位は上記の順序の通りとなる。 - CT中などで最優先スキルが使用不能の場合、次点のスキルを使用する。
- 優先度はスキルの 「分類」 「CT」 「セット位置」 により決定される。
- スキルを使用するにあたり、使用条件が設定されているスキルがある。
- 使用条件を満たさない場合、そのスキルは使用せず次点のスキルの使用判定を行う。
- 全ての所持スキルが使用不能、または使用条件を満たさない場合は通常攻撃を行う。
- 実は最も優先度の高い行動は通常攻撃である。
ただし使用条件が厳しいため、実際に優先されることは稀である。- 使用条件としては、画面上の敵を通常攻撃で全滅できる状況が設定されている。
- 通常攻撃のダメージ予測は、連撃やクリティカルを考慮しない。
- あくまで画面上の敵の全滅のため、後続の有無は不問である。
結果として戦闘が継続する場合でも、回復や補助を怠る可能性がある。 - 余談だが、この仕様は同社の別ゲームからの流用だと思われる。
- 使用条件としては、画面上の敵を通常攻撃で全滅できる状況が設定されている。
スキルの分類に関して
- スキルは 「回復」 「補助」 「攻撃」 の3種に分類され、この表記順に優先される。
- 回復はヒールなど直接HPを回復するスキルとなる。
また、回復の中でもサークルヒール等は範囲回復として更に高い優先度を持つ。- 使用条件としては、単体回復はPT内魔神のHP減少、
範囲回復はPT内魔神2人以上のHP減少が設定されている。- 範囲回復は1人のために使用されることはない。
- キュアのPT内魔神が毒状態であるなど、独自の使用条件を持つ回復スキルもある。
- 2人以上のHP減少時に範囲回復が使えない場合は、
自身の回復が優先され、次点が残HP比率の低い魔神となる。 - 回復と攻撃を同時に行うスキルの分類は、スキルによって異なる。
- 特に規則性はない模様。
回復:ドレイン、ブラッドムーン
攻撃:ケルビムアロー、エンジェルフォール
- 特に規則性はない模様。
- 使用条件としては、単体回復はPT内魔神のHP減少、
- 補助はプロテクションなどバフ効果を付与するスキルとなる。
ただし攻撃が付随するバフスキル、オンスロートやマルチショットは攻撃スキルとなる。- 使用条件としては、対象の内1人以上が同効果以上のバフの未適用が設定されている。
- PT全員がLB大城護障壁の効果中であれば、プロテクションなどは使用しない。
ただし1人が死亡から蘇生などで効果を失うと使用するようになる。 - PT全員がLB大城護障壁の効果中であっても、シールドスラッシュは使用する。
これはシールドスラッシュが攻撃に分類されるためである。
- PT全員がLB大城護障壁の効果中であれば、プロテクションなどは使用しない。
- サークルリジェネのPT内魔神の少量のHP減少など、独自の使用条件を持つ補助スキルもある。
- 独自の使用条件を持つ補助スキルは、バフ適用状況を考慮しない。
- 使用条件としては、対象の内1人以上が同効果以上のバフの未適用が設定されている。
- 攻撃はファイアなどダメージを与えるスキルとなる。
また、攻撃の中でもはインプロージョン等は範囲攻撃として別途優先度を持つ。- 雑魚戦では、範囲攻撃の方が単体攻撃よりも優先され、
ボス戦では、単体攻撃の方が範囲攻撃よりも優先される。- 雑魚戦とボス戦の区別は、現在戦闘中の敵により決定される。
ただし腕試しのボス2体同時は雑魚扱いの模様。
- 雑魚戦とボス戦の区別は、現在戦闘中の敵により決定される。
- 使用条件は雑魚戦の範囲攻撃にのみ設定され、それは敵が複数体存在することとなる。
- 雑魚戦では範囲攻撃を敵1体のために使用することはない。
- バフ効果やデバフ効果を伴う攻撃も、特に区別なく攻撃に分類される。
- 雑魚戦では、範囲攻撃の方が単体攻撃よりも優先され、
スキルのCTに関して
- 単純にCTが長いものほど優先される。
- CTの長さは全ての補正を含めて判断される。
このためスキル補正のある装備を持つとそのスキルの優先度が下がることもある。- ☆3オンスロートの剣を強化すると、オンスロートの優先度が下がりすぎて、
AIがオンスロートを主力スキルの後で使用するなどの問題を引き起こすこともある。
- ☆3オンスロートの剣を強化すると、オンスロートの優先度が下がりすぎて、
- CTの長さは全ての補正を含めて判断される。
スキルのセット位置に関して
- 単純にスキル1、スキル2と番号の若い方が優先される。
- このためスキル1とスキル2の位置を入れ替えるだけでもAIの挙動が変化することがある。
実例
- N宝珠 ストラス : ウォータ、インプロージョン、ファルコンサークル
- 所持スキルは、単体攻撃、範囲攻撃、補助となる。
- 1.PT魔神の内1人以上が行動速度上昇の効果を得ていない場合、ファルコンサークルを使用する。
- 2.雑魚戦であれば範囲攻撃のインプロージョンを、ボス戦であれば単体攻撃のウォータを使用する。
- 雑魚戦におけるインプロージョンは敵が複数体存在することを使用条件に持つ。
このため敵が1体しか存在しない場合は、優先度次点のウォータの使用判定に移る。
- 雑魚戦におけるインプロージョンは敵が複数体存在することを使用条件に持つ。
- 3.雑魚戦であれば単体攻撃のウォータを、ボス戦であれば範囲攻撃のインプロージョンを使用する。
- R魔杖 バルバトス : ヒール、ハイヒール、サークルリジェネ
- 所持スキルは、単体回復、単体回復、補助となる。
また単体回復同士ではハイヒールの方が基本的にCTは長い。 - 1.PT魔神の内1人以上がHP70%未満(推定)の場合、ハイヒールを使用する。
- ☆3ハイヒールの小杖を装備してCTがヒールより短くなるとヒールを優先して使用する。
- 2.PT魔神の内1人以上がHP70%未満(推定)の場合、ヒールを使用する。
- 3.PT魔神の内1人以上がHP80%未満(推定)の場合、サークルリジェネを使用する。
- AIが初手サークルリジェネをするのはHP減少が20%~30%(推定)の間となり、
範囲攻撃で30%(推定)以上を受けた場合、単体回復を優先という悠長な手順を選ぶ。
- AIが初手サークルリジェネをするのはHP減少が20%~30%(推定)の間となり、
- 所持スキルは、単体回復、単体回復、補助となる。
- R大槌 ムルムル : アーマーブレイク、リジェネブレイク、ファイナルストライク
- 所持スキルは、単体攻撃、単体攻撃、単体攻撃となり、分類による優先度を持たない。
またCTも全て35sでありCTによる優先度にも差がない。 - 分類による優先度とCTによる優先度に差がないため、スキル位置による優先度が採用される。
結果として アーマー → リジェネ → ファイナル の順で使用する。 - ☆3アーマーブレイクの大槌Lv1を装備した場合、アーマーブレイクのCTが短くなり優先度が下がる。
結果として リジェネ → ファイナル → アーマー の順で使用する。 - ☆3アーマーブレイクの大槌Lv1と☆4ムルムルの大槌Lv1を装備した場合、
アーマーブレイクとファイナルストライクのCTが短くなり優先度が下がる。
結果として リジェネ → アーマー → ファイナル の順で使用する。
- 所持スキルは、単体攻撃、単体攻撃、単体攻撃となり、分類による優先度を持たない。
コメント
- 敵の弱点属性を識別する攻撃スキルは、識別しない攻撃スキルより優先度が低い 例:スキル1アッシュライト35、スキル2コスモゲートでは、コスモが先でアッシュが後になる -- 2020-09-23 (水) 21:49:23