無題 Name としあき 13/07/06(土)02:06:22 No.9610492 del
■設定■
アイシィ・ヒェーレンド
人間と魔族の争いから離れた辺境の村で、平和に暮らしていた１４歳の少女
寒色を基調にした魔導士風な服装で、白と青の混じった長髪が特徴
氷のように冷淡な性格だが、魔族との争いを憂えており、強い使命感を持っている
父親はかつて『氷原の騎士』と呼ばれた氷槍使いで、アイシィは彼から氷の魔法を教わった
しかしある日いきなり、魔王直属の精鋭軍が村へ攻め込み、家族も村人も殺されてしまう
父の必死の助けで辛うじて難を逃れたアイシィは、焼け跡となった村に一人の少年を見付けた
村の真ん中にある木の下でいつも座っていた、村の誰も正体を知らない不思議な少年だ
聞けば、彼は家出して人間界へ紛れ込んだ魔族の王子であり、村が滅ぼされたのは彼のせいだと言う
自分から全てを奪った元凶が目の前にいる――だがアイシィは何の感情も示さずに淡々と告げた
「申し訳なく思うなら私に付いて来て。私は何も諦めていない、だけど私だけでは力が足りない」
少年は涙を拭いながら小さく頷き、差し伸べられたアイシィの手を取った
そして旅に出た二人は、魔族と人間の在り方を模索し、やがて世界を大きく変えることになる
無題 Name としあき 13/07/14(日)17:55:32 No.9638534 del
