御花崎・桜香(おはなさき・おうか) |
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戦国時代に生きたとある田舎大名の姫君
白い肌と赤みがかった頬、大きな胸と六尺(180㎝)の偉容を持つ
口の悪い者は「牛姫様」と陰口を叩くが、それを知っても豪快に笑い飛ばす明るい気性である
病弱な当主(桜香の兄)率いる落日の名門を踏み潰そうと
隣国からの大軍が領内に侵攻した際は祖先伝来の大鎧を着て陣頭指揮を執り
大薙刀で敵将を次々と切り伏せ、挙句は馬を投げ飛ばして雑兵を蹴散らす活躍ぶりを見せた
やがて戦がなくなった頃には行き遅れとなっていた桜香は尼となり
家督を継いだ兄の遺児と手紙をやり取りしたり村の子供らと鞠つきをする静かな余生を過ごしたという
09/02/15(日)10:13:56 No.13293627