間宮本線

Last-modified: 2025-06-29 (日) 02:07:27
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恵須取駅に停車中の特急よもぎ?
[添付]
鉾部駅
起点駅西能登呂岬駅?
終着駅奥端駅
区間間宮本線(能登呂駅?恵須取駅間宮落石駅?奥端駅
軌間狭軌
電化方法全線非電化
最高時速時速130km
総距離905.5km*1
総駅数178駅*2

概要

間宮本線(まみやほんせん)は樺太道好仁市西能登呂岬駅?から真岡市真岡駅?落石市間宮落石駅?を経て奥端市奥端駅に至る路線である。
建設中の区間を含めれば日本一の長さを誇る。
樺太西海岸の経済を支えており、戦前の樺太西線時代からロシア時代を経て現在に至る。
西柵丹駅?間宮落石駅?間は本来2043年に開通予定だったものの工期が遅れ2046年に開通し、間宮本線が全通した

歴史(ここでは樺太西線時代やロシア時代、亜多華線なども含む)

・樺太西線時代
1920年10月11日:樺太庁鉄道西海岸線本斗駅 - 真岡駅間開業[1]。
1921年11月1日:真岡駅? - 野田駅?間延伸開業。
1928年
11月1日:湯ノ沢駅新設。
11月15日:豊真線開通。手井駅?が接続駅となる。
1929年12月13日:真岡海岸支線真岡駅 - 浜真岡駅(貨物線。1.8km)開業。
1930年
6月15日:野田駅?- 追手駅?間延伸開業。
11月1日:追手駅?-泊居駅?間延伸開業。
1934年8月11日:鵜巣駅新設。
1935年7月20日:本斗海岸支線本斗駅?- 浜本斗駅間(貨物線。1.3km)開業。
1936年9月1日:南阿幸駅、南麻内駅、姉内駅、中真岡駅、宇遠泊駅、南蘭泊駅新設。
1937年
6月1日:杖遠駅新設。
12月1日:泊居駅?- 久春内駅?間延伸開業。
1938年6月15日:本古丹駅新設[3]。
1941年12月1日:南阿幸駅、南麻内駅、姉内駅、湯ノ沢駅、中真岡駅、宇遠泊駅、本古丹駅、南蘭泊駅、杖遠駅、鵜巣駅休止。
1943年4月1日:南樺太の内地編入にともない、樺太庁から鉄道省に移管。休止駅は、正式に廃止となる。
1945年8月:ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、全線がソ連軍に接収される。
ロシア時代
1946年
2月1日:日本の国有鉄道の路線としては廃止。
4月1日:ソ連国鉄に編入。
2019年
9月1日:ホルムスク駅 - イリインスク駅間が1520mmに改軌。
2020年:残りの区間が改軌予定。
樺太編入後
2029年6月23日-間宮本線として名称を変更し、久春内駅?恵須取駅間宮落石駅?輪籍駅?間が開業する。
2030年4月10日-豊原駅より真久線経由で恵須取駅を結ぶ特急なよし?の運行が開始。
同日-豊真線(宝台区間)の開通までの間の対応として、間宮本線泊居駅?経由で大回り運行をする特急みずきの運行が開始
2031年4月2日-恵須取駅西柵丹駅?輪籍駅?奥端駅間が開業する。
2032年4月12日-真岡駅?より真久線樺太本線経由の敷香駅までの特急とどろき?の運行が開始する。
同日-真岡駅?(一部本斗駅?)より恵須取駅までの特急海馬?の運行が開始する
2033年1月8日-亜多華線?区の建設開始。
2033年9月23日-特急みずき豊真線宝台新線?開通に伴い真久線久春内駅?経由から宝台新線?ルートに変更。所要時間が大幅に短縮される。
2035年8月20日-亜多華南線区間(西柵丹駅?幌渓駅?)の沃内駅?までの区間の工事が北宗谷トンネル?の開通により終了する。
2036年1月20日-亜多華北線区間の間宮落石駅?世郎駅?間の工事が終了する
2036年4月5日-沃内駅?安別駅?間が安別トンネル?の開通による工事が終了する。
2036年7月18日-亜多華北線区間の世郎駅?三原駅?間の工事が終了する
2036年6月23日-敷香駅より真久線間宮本線経由の真岡駅?行き特急海馬?の運行を開始する。
2042年9月21日-間宮本線の未成区間が工期の遅れを理由に開業時期を2043年から2046年に延長する
2046年4月10日-間宮本線の未成区間である西柵丹駅?間宮落石駅?が開通し、間宮本線の全区間が正式に開通する
同日-快速おっちし?(恵須取駅間宮落石駅?)間の運行が開始される

駅一覧

◯=電化Ⅱ=複線レ=非電化Ⅰ=単線
駅名駅間距離電化区間線路数接続線
西能登呂岬駅?0km
能登呂駅?1.7km
白主駅?3.2km
宗仁駅?15.9km
北宗仁駅?4.6km
南利良駅?7.6km
利良志内駅?5.2km
北利良駅?5.6km
樺太十和田駅?4.6km
南木歳駅?4.5km木歳線?
木歳駅?5.1km
南名良駅?6.7km木歳線?
南内幌駅?7.1km
内幌駅?8.2km
南気主駅?3.0km
気主駅?2.6km
南本斗駅?1.6km
吐鯤保駅?4.8km
本斗駅?2.4km本斗線?
遠節駅?4.1km本斗線?
阿幸駅?6.0km
麻内駅?5.9km
知根平駅?5.7km
多蘭泊駅?3.2km
大穂泊駅?5.6km
広地駅?3.5km
明牛駅?6.9km
手井駅?3.5km豊真線
真岡駅?2.3km豊真線
北真岡駅?2.9km
幌泊駅?7.0km
楽磨駅?2.7km
蘭泊駅?2.6km
藻白帆駅?2.3km
羽母舞駅?8.4km
登呂駅?6.0km
仁多須駅?5.3km
登富津駅?4.8km
野田駅?5.0km
久良志駅?5.8km
小岬駅?9.5km
追手駅?10.8km
杜門駅?7.8km
泊居駅?8.0km泊居鉄道?泊居鉄道本線?
苫虫駅?14.1km
眞岡名寄駅?6.7km
和良駅?3.2km
南久春内駅?5.0km
久春内駅?3.9km真久線

運用

普通列車
主な列車の線区として西能登呂岬駅?好仁駅?本斗駅?であるが好仁駅から西能登呂岬駅まで行く普通列車は1日6往復しかない。好仁駅から本斗駅の普通列車は3時間に1本は必ずある。

本斗駅?真岡駅?の普通列車の本数は2時間に1本でほとんどの需要が快速や特急と言った方が良い区間である。
ちなみにこの区間は多蘭泊駅?などから日本海を眺めることができる。

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戦前の多蘭泊のアイヌ部落の様子をカラー化したもの

豊真線宝台トンネル?開通までは豊原~真岡の特急列車が少なからず走っていたが、現在は開通したことにより真岡駅?野田駅?間の特急列車を含む列車の本数が減っている。
そのため現在は1日9往復ほどしかなく普通列車しか停まらない駅は廃止することも検討されている。

野田駅?泊居駅?間もとても少なく間宮本線内で2番目に利用客数と本数が少ない区間である。
泊居駅?久春内駅?間は一番利用客数と本数が少ない区間であり、1日5往復(ほとんど朝夕)のみしか普通列車は運行されていない。そのため、ほとんどの利用者は特急海馬?を使用する

久春内駅?珍内駅?恵須取駅間は普通列車の需要はあまりないものの特急列車の需要が多い。特に豊原駅方面から真久線経由で久春内駅?から当路線を経由して恵須取駅に至る特急よもぎ?が運行されている。
2043年の亜多華線区間(西柵丹駅?間宮落石駅?)間の開通のため、快速なよしが急行なよし?に格上げされ、運転区間も恵須取駅西柵丹駅?から恵須取駅間宮落石駅?まで延長している。

間宮落石駅?有奴郎駅?間は豊原駅敷香駅からきた特急まみや?が多く走っているため普通列車の本数は最低でも3時間に1本となっている。
なおこの区間は快速列車などは運行されていない。

有奴郎駅?夏子駅?鉾部駅間は特急需要が多く特急まみや?特急のごま?黒縫線経由の特急だったん?が運行されているほか国際特急黒龍?国際特急シベリア?(国際列車)などが運行されている区間でもある。

鉾部駅万霧駅?間は鉾部発の特急樺北?が奥端まで運行されているため、特急列車は運行されるが普通列車の本数は極端に少なく1日5本のみとなっている。

万霧駅?奥端駅間は樺太最北の都市倍加留市があるため倍加留駅?奥端駅間の普通列車の運行本数は1時間に1本は必ずある。倍加留駅?からは快速列車も運行されている区間*3であり特急列車も運行されている。

快速列車
快速まおか?宗仁駅?より真岡駅?まで運行されている。

那爾隖駅?から奥端駅まで快速ばいかる?まで運行されている。

特急列車
線内では宗仁駅?真岡駅?間には特急のとろ?が、手井駅?真岡駅?(一部列車は北真岡駅?まで)の間に豊原駅方面からきた特急みずきなどが運行されており、手井~真岡間が一番多くの列車が運行されている。

真岡駅?(一部列車は本斗発)~敷香駅間には特急海馬?が運行されており、久春内駅?恵須取駅(一部列車のみ塔路駅?行き)間では豊原駅方面からきた特急なよし?が運行されている。

間宮落石駅?より鉾部駅まで特急のごま?
ちなみに敷香駅方面から対毛駅を経て対石線経由の特急まみや?も運行されている。

鉾部駅奥端駅間では特急樺北?運行されている。
ちなみに一部列車は那爾隖駅?田村尾駅?方面の遠回りルートを運行する路線も存在する。

寝台特急
対石線経由で間宮本線鉾部駅までの寝台特急だったん?や鉾部から間宮海峡線を通り満州民国富寧市?にある富寧駅?から伯力駅?や、長春駅?方面に行き、欧州や中東、東アジア方面への列車として国際列車が多く運行されている。

経由地

好仁市本斗郡?内幌村?真岡市真岡郡?小能登呂村?野田郡?野田寒村?泊居郡?泊居村?、同郡久春内村?、鵜城郡の各地域


*1 建設中の亜多華線などを含む
*2 建設中の区間含む
*3 なお起点駅は那爾隖駅?又は田村尾駅?