困った時には

Last-modified: 2023-08-09 (水) 05:30:54

詰まったな?と思ったら

はじめに

本作ロマンシングサガ2では、戦闘回数によって(勝利でも逃走でも関係なく)敵のランクが上がる、というシステムが取られている。
その関係上、敵を避けずにエンカウントしてから逃げる。あるいは装備開発や技の閃きが満足に出来ない序盤に戦闘を増やす等すると、現在戦力に対して余りに敵が強くなりすぎる等の問題が稀に発生します。
(特に本作は防具データがほぼマスク化されており、防御力として表示されるのは数ある属性の左端の一つだけという状態)
その為、出会った敵にいつものキックだろう、と思っていたら突然HPの数倍のダメージを貰う事も多々あり、やたらと難易度が高いと言うイメージの元になっています。
これらを回避する為には

  • 1、ジェラールが自由行動出来るようになるまでは流れに沿って進める。
  • 2、戦闘回避は極力シンボル自体を避け、逃走回数を抑える。
  • 3、最終手段として、やり直す
    (あるいはリマスターの場合、強くてニューゲームでやり直す)

等の対策を講じておく必要があるでしょう。最も、戦闘から逃げずに適正の敵を倒し、閃きが追いついていればここまで追い込まれることは滅多に無いので、そこまで心配する必要は無いかもしれませんが。

それでもこれは無理だ。と思ったら

恐らく、ここを見ているという事は何処かしらで詰まってしまったのかもしれません。そんな時は大体が必要な見切りの不足やストーリーの進め方、あるいは前項で触れた逃走の多さに寄るものかもしれませんね。
以下に、本作においてよくハマりやすいポイントを上げ、対策を述べておきます。

  • 1、最終皇帝男に設定し、PTメンバーもほぼ男のまま、テンプテーション見切りを所持せず、ラストダンジョンで最後の七英雄を倒した後、先に進む選択をしてセーブした。

無理です。他のセーブデータをロードして、せめて最終皇帝以外のメンバーを交代しましょう。

  • 2、強い武器、防具が拾えない。

本作では装備を開発する事でも、帝国の戦力を増強して行けます。開発時間は実戦闘回数に左右され、また、開発にはそれなりのクラウンが必要です。宝箱から取り切ってしまった時は、収入を得る為に戦闘する必要がある事には注意しましょう。
加えて言うと、一度の攻略で全ての武器、防具を開発するのはなかなか厳しいと思います。使わない装備を開発する、と言われた時は一度戦闘して戻ると再び開発する装備が変わっているので、欲しいものを選び作っていくのがいいでしょう。オススメは大剣です。

  • 3、何度やっても強い敵と戦っているのに、得意武器の目当ての技が閃かない。

本作では一部のキャラクターには、得意武器と閃きテーブルの違うパターンが存在します。また、同じ武器のテーブルにも関わらず、一部の技だけはもう一つのテーブルでのみ閃く、というパターンも存在します。
敵の閃きレベルが適正かそれ以上でも閃かない時は、同クラスでもそのキャラクターでは閃かない、あるいは、同じ得意武器の別クラスのキャラクターを採用してみるのもいいでしょう。
(例:忍者はほぼ体術を閃くテーブルが殆どだが、クワドラブルだけは同じ体術テーブルでも格闘家が持つテーブルだけが閃く可能性がある。また、一部のキャラクターは自称斧が得意と言うが、得意武器は槍、かつ、閃きやすいのは弓技などと言うパターンも稀に存在する)

  • 4、倒せなくはないが、敵が強すぎて即死する。

前述の通り、防具の表記が当てにならないため、何を装備させても即死する、という状態になるのは少なくありません。
そんな時の打開策はいくつかあります。まず、装備データを詳しく調べてみる。これならば適切な装備を行うことで改善するかも知れません。
また、敵に攻撃される前に倒せるほど、技、装備を揃えておく事も一つの手です。やられる前にやってしまえば被害は抑えられます。

しかし、ボス戦である七英雄はそういう訳には行きません。そんな時は、術に頼ってみるのも手です。
帝国大学、術研究所が揃っており、ある程度のマスターレベルが揃っているなら、炎の壁(一部属性攻撃を無効化、メイルシュトロームなどに有効)や、光の壁(全属性(物理含む)攻撃を半減)または金剛盾、ソードバリア等を使えば、絶望的な状況から抜け出すことも可能でしょう。クイックタイムは消費が耐えきれるなら使うのもいいでしょうが、つまらなくなるのでオススメしません。

  • 5、混乱や魅了等でパーティが壊滅する

これは比較的簡単です。これらの状態異常を与えてくる攻撃は、それに対応する「見切り」がほぼ存在するため、一人でも見切らせてしまえば次の世代からは怯えずに済むようになります。
催眠、凝視、有名なテンプテーション等は、対応する見切りさえ手に入れてしまえば、その行動はむしろ無防備なターンなのでチャンスに変わります。これらの見切りを覚えたい時は、霧隠れをしておく事で楽に入手出来ます。
しかし、それでも揃えきれない!という事もあるので、そんな時は装備によって精神耐性を上げることでも対応出来ます。具体的にはそれなりに頼りになる精霊石の指輪や、かなり耐性を上げられるソーモンの指輪(ただし、初回レオンか二回目のジェラールによるクジンシー討伐タイミングでのみ入手可能)に頼ってみてもいいでしょう。

  • 6、術研究所を作ったのに、欲しい術が無い/マスターレベルって何?

進行度にもよりますが、ある属性の術を使い込んで居ても最初に研究所で覚えられる術は精々三つ目で止まっていたりするのは、別段おかしなことではありません。
このゲームでは個人のステータスと同様に、ずっと引き継がれていく重要な要素として、マスターレベルが存在します。このマスターレベルと言うのは、その武器で戦い、技術点を得た時、個人に得られる物とは別に加算されて行き、その武器を扱える全てのキャラクターの基準点となる武器、あるいは術のレベルです。
(例えば、大剣マスターレベルがその時点で10あれば、大剣が得意なキャラクターは仲間になった時点で補正として+2を付けられ、12からスタートする、など。逆にそこまででも無いが使える、という場合は-2で8スタート、という事もある)
このマスターレベルはとても重要で、高ければその時点で即戦力として戦えるようになるだけでなく、皇帝として引き継いだ場合は全ての技能レベルをマスターレベル基準から補正込みで扱えるようになります。つまり、その分WPが加速度的に増えていき、皇帝として選んだクラスの武器以外にも扱えるなど、利点は様々です。
術の場合、更にこのマスターレベルが重要になり、一部の術では威力だけでなく、性能自体の強化(全体化等)、一定以上になると研究所で新たな術を覚えられる。研究所で合成術を研究できる(組み合わせる両方のマスターレベルが一定以上の場合)など、様々な恩恵を受けることが出来ます。
戦闘回数の増加は敵ランクの上昇を招きますが、こちらもそれに応じた戦力の増強を十二分に手に入れるチャンスでもあります。自分に必要なものの取捨選択を上手にして、強くなっていきましょう。

  • 7、陣形が増えない!/この皇帝イマイチだから止めれば良かった…

最初に覚えている陣形は、かの有名なインペリアルクロスとフリーファイトだけですよね。インペリアルクロスも弱くはないのですが、横一列貫通攻撃が痛かったり、陣形効果自体がそこまで魅力的でも無いかもしれません。
そこで、陣形を増やすことも目的のひとつとして、皇帝継承をしていくことになると思いますが、陣形は欲しいけれど、皇帝自体の能力には疑問が残る。ということも多々あると思います。
そんな時は、思い切って陣形を覚えた時点で皇帝を殺しましょう。この場合の殺す、と言うのはLPを0にする、か、全滅する、かのどちらかになりますが、個人的には一瞬で済むため、皇帝単騎のまま全滅、のパターンが時間短縮になるため楽だと思います。
勿論、欲しい陣形のクラスを入れたまま、現在の皇帝の死体をモンスターに殴らせて確実に次の皇帝にすることも、手段の一つなので、自分の好きな方法で皇帝を謀殺しましょう。
(年代ジャンプを挟まず、皇帝死亡で継承になった場合は、その時のパーティメンバーが優先して継承候補に上げられる。全滅の場合は、そのクラスに似た種類になりやすいと言われるが、細かいところまではわからない)
これによって効率的な陣形の収集が可能になります。楽しい謀殺ライフを送りましょう。

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