作品/オルガリム

Last-modified: 2021-08-12 (木) 18:17:27

概要

投稿者は流血患者氏。
同氏の前作世紀末オルガに引き続き、オープンワールドRPG「The Elder Scrolls V: Skyrim」を、オルガ・イツカを主人公にロールプレイする団長実況シリーズ。
こちらもSkyrim、鉄血のオルフェンズ、淫夢実況の3要素が一緒になった内容が色々と濃いシリーズである。
2019年4月25日に初回投稿、2021年4月21日に82話を以て完結

特徴

プレイの自由度が高いThe Elder Scrollsシリーズを舞台として、やはり多数のMOD(ゲームの非公式改造データ)を導入し、内戦とドラゴンの襲撃で混沌としたスカイリムの地をオルガ一行が冒険していくことになる。
有志の製作したMODにより、オルガの外見を模したキャラクタープリセット(前髪含む)、原作第2期でオルガが着用していた臙脂色のスーツや三日月の拳銃を再現した装備、死亡時にフリージアのサビが流れる機能などが導入されている。
また、世紀末オルガの世界とのつながりがあることも示唆されており、今作で仲間になるチャドとクーデリアは世紀末オルガの第47話までの出来事を経験したのちにSkyrimへ来たという設定である。(世紀末オルガ世界のオルガ曰く、「スカイリムに出張中」とのこと)

登場人物

  • オルガ・イツカ
    鉄血のオルフェンズにおける副主人公にして、鉄華団団長。
    世紀末オルガの主人公とは別個体という設定で、鉄血世界で死亡した直後に死刑執行直前の囚人としてスカイリムへと転生し、のちに人でありながらドラゴンの魂を宿す者『ドラゴンボーン』としての力に覚醒する。
    世紀末オルガでのオルガと比較すると、こちらの個体はまだ多少は真っ当な人間性を持っていると言えなくもないが、2話目の時点ですでに一般住宅への不法侵入と窃盗に手を染め、その後も日常的にスリを行っているほか、13話ではやはり人肉食に目覚めてしまうなど、こちらも鉄血世界のオルガとはかけ離れた行動を連発している。
    基本的な戦闘スタイルは、片手武器と左手の魔法を打ち出す拳銃を用いた魔闘士スタイルだが、状況によって弓や両手武器も幅広く活用している。
    中盤、オルガ一行のギルド修行編では盗賊ギルドに参加、盗賊に似つかわしくない派手で暴力的な手段を多く駆使しつつクエストを進めてギルドマスターに上り詰めた。
  • マクギリス・ファリド
    鉄血のオルフェンズの登場人物。
    流血患者氏がCreation Kit(MOD製作用ツール)で自作したフォロワーとして6話目で加入。
    彼もまた、世紀末オルガの個体とは別人物という設定であり、鉄血世界で死亡したのちに、オルガよりも半年ほど前の時点に転生しており、それ以降スカイリム各地を旅して見聞を広めていた。
    原作では養父からの性的虐待に強い憎悪を抱いていたが、今作では淫夢実況の音声素材の影響を受けてか、男同士で2人っきりになるシチュエーションに遭遇すると、夜のお誘いだと勘違いしつつ胸を躍らせることがしばしばある。
    戦闘スタイルはドワーフの剣(通称バエルソード)を用いた二刀流戦士で、銃弾が飛び交う中でフライパン片手に突撃させられていた世紀末オルガとは違い、剣と魔法の世界であるスカイリムでは火力・防御力を兼ね備えた頼りになる前衛として活躍している。
    ギルド修行編ではスカイリムの戦士団である『同胞団』に参加、実質的な指導者である導き手となってからは、同胞団内にアグニカの教えを浸透させて団員をバエル教徒にしようとしているようだ。
  • クーデリア・藍那・バーンスタイン(?)
    鉄血のオルフェンズの登場人物…?
    流血患者氏の自作したフォロワーとして、8話目から加入。
    世紀末オルガに出ていた同名のキャラと同一人物であり、本作内の紹介文で「自分をクーデリアだと思い込んでいる一般サイコウェイストランド人」と明言されてしまった。
    前作から引き続き下ネタ発言が多いキャラであり、仲間からは紅一点の女性というよりはヨゴレ芸人のような扱いをされることが多い。
    戦闘スタイルは典型的な魔法使いで、高火力・広範囲の魔法で敵をなぎ倒していくが、その効果範囲の広さが災いしてか味方への誤射の頻度も多く、特に敵に接近戦を挑むマクギリスが巻き添えになりやすく、よく敵対状態となって仲間割れを起こしている。
    ギルド修行編では魔術師大学に参加、新たなアークメイジ(大学の最高責任者)となってからは、核なき世界に核爆発の魔法を生み出す計画を立てているらしい。
  • チャド・チャダーン
    鉄血のオルフェンズの登場人物。
    流血患者氏が自作したフォロワーで、5話目から加入した。
    世紀末オルガのチャドと同一人物であり、前作最終話での衝撃の展開も経験済みである。
    今作でも鉄華団団員として団長に付き従うが、スカイリムでオルガ出会った直後に「ところで団長、人肉を食べたりしてませんよね」と確認するなど、前作でのオルガとの冒険がトラウマになっているような描写もある。
    相変わらず真面目で善良な人柄だが、2作続けてオルガという狂人と接し続けているうちに、
    (母親の遺体を埋葬するために旅をする男性に対して)「食べずに埋葬するなんて偉い!」
    (精神がイカれた人間にはかかわりたくないと言う男性に対して)「本当に完全にイカれた、というのは団長みたいな人のことを言うんだ。お前は本当の狂人を知らない」
    などの発言に見られるように、もはや相手のことを褒めているのか貶しているのか分からないほどに、他者への評価の基準がガバガバになってしまっている。
    戦闘スタイルは弓を用いた遠距離射撃を主体とし、接近戦では片手武器と小型の盾で戦う軽戦士。
    ギルド修行編では他の仲間の冒険をサポートしながらも、仲間たちがスカイリムの世界での社会的な肩書を得ていく中で、自分だけ取り残されていることに焦りと寂しさを感じていたが…
    35話以降ネタバレ

    とある事件をきっかけに、スカイリムにおける暗殺者ギルド『闇の一党』にスカウトされる。
    一党への加入当初は暗殺にストレスを感じていたものの、もともとの真面目な性格がおかしな方向に働いたのか、大小さまざまな任務を実直かつ着実にこなし続けたことで、戦士・暗殺者としての技量はめきめきと向上していった。
    また、精力的に任務に励んでいるうちに暗殺に楽しみを見出すようになっていき、
    「幸せそうな家族をぶち壊すのも高揚しますね」
    「ヒューマンデブリに人並の生活がわかるわけないだろ。俺がお前らの人生を壊してやる」
    「毒殺ですか。俺は刃物も好きですね。肉に刃がめり込む感触が好きなんですよ」
    といったサイコパスじみた発言が増えていく。
    最終的には闇の一党の新たな指導者となり、そののちにオルガたちと合流することとなる。
    オルガたちとの会話ではサイコな側面が見え隠れするものの、凄腕の暗殺者という実態は、修行前のチャドの善良な姿からほど遠いこともあってオルガたちには全く気付かれていない。

動画

関連項目

世紀末オルガ