作品/世紀末オルガ

Last-modified: 2021-08-12 (木) 18:20:05

概要

投稿者は流血患者氏。
オープンワールドRPG「FALLOUT4」を、オルガ・イツカを主人公にロールプレイする、いわゆる団長実況シリーズに分類されるゲーム実況プレイ動画。
単にFALLOUTと鉄血のクロスオーバーというだけでなく、淫夢実況の要素も色濃く混ざり込んだシリーズである。
2018年3月20日に初回投稿、2019年4月6日に47話を以て完結
その後、同氏の団長実況シリーズオルガリムのシリーズ展開の最中、「世紀末オルガ 外伝」として艦これのキャラクター鹿島を主人公とした番外編が2020年6月29日より2話投稿された。

特徴

前途の通り、FALLOUT、鉄血のオルフェンズ、真夏の夜の淫夢といった要素が一緒になったカオスな雰囲気の実況動画である。
もともと自由度が高く幅広いプレイが可能なFALLOUTシリーズであるが、本作は多数のMOD(ゲームの非公式改造データ)を導入し、さらに投稿者の流血患者氏の世紀末な判断に基づくプレイングの数々によって、この作品のオルガはカネと暴力への欲望の赴くままにボストンを席巻していく強烈なキャラクターとなっている。
他の多くの異世界オルガ作品と同様に、それなりの頻度でオルガが死亡するが、セーブデータからの再開という形で自然な演出で蘇生できるのはビデオゲームという媒体ならではの特徴と言えるかもしれない。

登場人物

  • オルガ・イツカ
    鉄血のオルフェンズにおける副主人公にして、鉄華団団長。
    この作品でも元々は鉄血世界で死んだ後にFALLOUTの世界に転生し、そこで妻子を得てから210年間冷凍保存されて、核戦争後の荒廃した世界で目を覚ますこととなった。
    妻を殺され、さらに一人息子のショーンを誘拐されたことで、ショーンの探索に連邦(コモンウェルス。現実世界でのボストンおよびその周辺地域)を冒険する…のだが、鉄血本編での義理人情に厚い性格はどこへやら、組織のリーダーとしての重責から解放されたせいなのか、オルガを頼ってくる居住地の住民には野ざらしの寝袋で生活させる、何かを依頼されればしつこく報酬の増額を要求し続ける、詐欺や恐喝を繰り返す、殺害した相手に食人行為を行う、人肉缶詰や麻薬を売りさばくなど、原作のオルガとはかけ離れたポストアポカリプスの権化と化している。
    一応、子供に優しいところと、上昇志向の強さは原作通りと言える。
    ある意味、この団長の姿こそがFALLOUT4世界の自由度の高さを最も満喫しているプレイなのかもしれない。
  • チャド・チャダーン
    鉄血のオルフェンズの登場人物。
    鉄華団の団員で、原作では団長の死亡シーンで肩を撃たれて泣いている人として異世界オルガファンの間で浸透している。
    流血患者氏がコンパニオン製作MODで自作したコンパニオンで、6話目から加入した。
    性格は原作に近い常識人で、鉄血のオルフェンズ時代からは変わり果ててしまったオルガにツッコミを入れつつ鉄華団団員として付き従う。
    真面目な性格ゆえに、略奪や虐殺などのオルガの行動に対して日々ストレスを溜めつづけている。
    そして…
    47話ネタバレ

    とうとうオルガがレイダー軍団のボスとして連邦の居住地を襲撃するという段階に至って、ついにチャドは精神崩壊を起こし、
    「ポストアポカリプスの時代においては自分よりオルガの方が正常な人間」
    「いつでも鉄華団を抜けられたのにオルガと一緒にいたのは、本当は心のどこかで自分も殺戮を楽しんでいたから」
    と思い込んでしまい、オルガの居住地襲撃に自ら積極的に加担するようになってしまった。

  • ライド・マッス
    鉄血のオルフェンズの登場人物。
    鉄華団の団員にして、異世界オルガファンの間では「タカキも頑張ってたし!」のセリフやRide on…のネタ等で知られる。
    チャドと同じく流血患者氏の自作コンパニオンで、8話目から加入した。
    加入した当初はチャドと同じくオルガの行動に苦言を呈する場面も多かったものの、他のメンバーと比べて幼いゆえに思考が柔軟なのか、オルガの行動に対して比較的短期間で順応しており、自発的に略奪や虐殺を行うことは無いものの、数々のオルガの悪事にも素直に付き従って無邪気に楽しむようになっていった。
  • 鹿島
    鉄血のオルフェンズではなく、ブラウザゲーム「艦隊これくしょん~艦これ~」の登場キャラクター(艦娘)。
    FALLOUTとも鉄血のオルフェンズとも関係ないキャラクターだが、8話目からライドと共に加入。
    最初はオルガが鹿島の衣装を着て視聴者サービスをするつもりだったものの、衣装MODに男性が着用した場合用のデータが入っておらず断念し、代わりに流血患者氏が鹿島本人のキャラクターを製作して衣装を着てもらうことになったという、製作過程からしてカオスなコンパニオン。
    そもそもがオマケ程度のノリで製作されたキャラで、加入からしばらくは拠点で留守番している回もあったのだが、動画視聴者からの反響が大きかったらしく、同行頻度が増えていき、最終的には彼女が主役の外伝が製作されるに至った。
    本編中ではオルガの残虐行為にドン引きするなどの描写が目立っていたものの、外伝では気に入らないことがあるとすぐ暴力に訴える、何度も報酬の増額を要求するなど、オルガの影響を受けて感化されたような行動を取っていた。
  • クーデリア・藍那・バーンスタイン(?)
    鉄血のオルフェンズの登場人物…?
    原作のクーデリアは鉄華団の一員ではなくクライアントという立場であり、彼らとの交流の中で家族同然の絆を育んで、鉄華団の発足から壊滅までを見届けた。
    やはり流血患者氏の自作したコンパニオンとして、14話目から加入。
    しかしながら、仲間を口汚く罵る、核爆発に性的興奮を覚える、頻繁に下ネタを挟むなど、原作のクーデリアからの性格の変貌ぶりはすさまじいものがあり、同行者の中ではオルガに匹敵するほどの狂人ぶりを見せつけている。
    あまりの性格の変化のせいで、「自分をクーデリアだと思い込んでいる一般サイコウェイストランド人」ではないかという疑惑すら同行者からも視聴者からも出始めている。
  • マクギリス・ファリド
    鉄血のオルフェンズの登場人物。
    ギャラルホルンの軍人にして、鉄華団の同盟者であるが、クーデターに失敗して死亡した。
    流血患者氏の自作したコンパニオンとして、18話目で初登場、19話目で加入。
    なにげに本作に登場する鉄血の登場人物の中では、オルガ以外で原作で死亡した唯一のキャラクターである。
    本作でも他の異世界オルガ作品同様頭バエルな側面はあるものの、頭のねじが飛んだメンバーが多いオルガ一行の中ではチャドと並んで常識人の部類に入り、彼が主役の32話目では報酬の釣り上げなどを行わずにクエストを進めている。
    原作で近接戦闘特化のガンダムバエルに乗っていたためか、戦闘時にはフライパンや刀を持たされて敵軍に突っ込む前衛兼オトリとして扱われることが殆どである。

動画

関連項目

オルガリム