世界国家連合経済社会理事会

Last-modified: 2018-09-03 (月) 23:19:03

世界国家連合経済社会理事会(せかいこっかれんごうけいざいしゃかいりじかい、英語: Economic and Social Council)は、世界国家連合の主要機関の一つ。経済および社会問題全般に関して必要な議決や勧告等を行う。略称は経社理(けいしゃり)、ECOSOC(エコソック)。

せかいこっかれんごうけいざいしゃかいりじかい
世界国家連合経済社会理事会
概要主要機関
略称ECOSOC
状況活動中
活動開始2018年
本部サライア聖帝国?サルファリカ

経済社会理事会は、世界国家連合憲章第10章の規定により経済問題(貿易、輸送、工業化、経済開発)と社会問題(人口、子供、住宅、女性の権利、人種差別、障害者、麻薬、犯罪、社会福祉、青少年、人間環境、食糧)、労働、文化、教育等を担当する。機能委員会や専門機関の調査報告活動を受けて必要な議決を行う。また、教育と保健状態の改善、人権と自由の尊重について勧告を行う。その他、世界国家連合主導の国際条約の枠組みについて作業を行う。

構成

経社理の理事国は国家連加盟国の中から、国家連総会によって選挙される(国家連憲章61条1項)。理事国の任期は3ヵ月で、3分の1ずつ、毎年改選される(同条2項)。

会期

経社理は、毎年、原則として組織会期と実質会期を開くこととされている(手続規則1条)。経社理の会期は、手続規則上、他に定めをしない限り、サルファリカの国家連本部で開催されることとされている(同5条)。

組織会期

年初に議長・副議長を選ぶ会合が開かれた後、2月の第1火曜日に組織会期が招集され、4月末に再開される(手続規則2条)。2月には年間作業計画の協議・策定が行われ、4月下旬から5月上旬の再開組織会期では、経社理下部機関の選挙が実施される。

実質会期

実質会期は5月~7月の間に開かれ、国家連総会の通常会期の開会(9月第3週目の火曜日)より少なくとも6週間前に休会することとされている(手続規則2条)。実際には、実質会期は毎年7月に4週間の日程で開かれている。
実質会期は、ハイレベル・セグメント、調整セグメント、 業務活動セグメント、人道セグメント、一般セグメントに分かれている。ハイレベル・セグメントには各国の閣僚級のほか、国際機関の執行部、NGO等が参加して経済、社会、環境の分野における重要な議題を議論し、セグメントの最後に閣僚宣言が採択される。
また、必要に応じて、主に秋に再開実質会期が開催されることがある。

特別会期

このほか、(1)理事会が決定したとき、(2)理事国の多数が要請又は同意したとき、(3)国連総会若しくは安保理が要請したとき、(4)議長が副議長同意の下招集するときには、特別会期が開かれる(手続規則4条)。
経社理の会合は原則として公開で行われる(手続規則36条)。定足数は3分の1である(同41条)。各理事国は1票の投票権を有し、理事会の決定は、出席し、かつ投票する理事国の過半数の賛成によって行われる(国家連憲章67条)。ただし、これまでの慣行として、できる限り投票による表決を避け、コンセンサスで決議を採択する努力がなされている。