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最終更新日時 | 2019-08-10 (土) 09:10:33 |
サライア国の政党
党員
軍事社会党指導者 | ||||
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ギネヴラン・アルダーレン | 54 | 軍事社会党指導者 | サルファリカ人 | 男 |
軍事社会党幹部 | ||||
名前 | 年齢 | 役職 | 民族等 | 性別 |
マリガル・フェリトロン | 52 | 軍事社会党第一議長 | サルファリカ人 | 男 |
ラキエル・バルツラー | 50 | 軍事社会党事務総長 | サルファリカ人 | 男 |
サマラ・カタリナ | 47 | 軍事社会党総務部長 | サルファリカ人 | 女 |
フェリシア・ヴァレントス | 33 | 軍事社会党財務部長 | サルファリカ人 | 女 |
ジュノス・エフォリ | 25 | 軍事社会党人事部長 | サルファリカ人 | 男 |
国家社会主義サライア労働者党指導者 | ||||
エーリアス・アドリス・ライカ | ??? | 初代総統 | 不明 | 女 |
ケスタ・デラ・ロメラス | 35 | 前総統 | グレヴィス人 | 男 |
タリオス・ヴィラ・アーディクラン | 29 | 現総統 | グレヴィス人 | 男 |
幹部 | ||||
名前 | 年齢 | 役職 | 民族等 | 性別 |
アッディラ・ペトラ・マティアラス | 34 | 党官房長 | グレヴィス人 | 男 |
ヒム・ベリア・アトラス | 29 | 党副官房長 | ガミラス人 | 男 |
ジルヴェスター・レーダーマン | 33 | 党財務部長 | ドイツ人 | 男 |
ラヴィア・ヨネス・クレテリア | 30 | 党広報部長 | ガミラス人 | 女 |
マディラス・ヴォルフェン・クロイツェル | 54 | 党保安部長 | リントレオス人 | 男 |
パロマ・サラミア・ジュノッシス | 49 | 農林水産管理部長 | サルファリカ人 | 女 |
マロトラ・ユラノ・アダマント | 43 | 商工業管理部長 | エーダール人 | 男 |
アンドロメダ・ガリシア・ゼーアドラー | 39 | 陸軍中央総司令官 | ガミラス人 | 女 |
ロメルダ・ラミア・ゼーアドラー | 42 | 航宙軍中央総司令官 | ガミラス人 | 女 |
ミランダ・ゾネス・ゼーアドラー | 42 | 空軍中央総司令官 | ガミラス人 | 女 |
フィリアス・アドミアス・ユンケルス | 60 | 軍事総轄長・軍隊総司令官 | テムラン人 | 男 |
カール・ベネオン・ヒムラー | 43 | 特務親衛隊長 | ドイツ人 | 男 |
シュウヤ・クロサキ | ??? | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)総隊長 | 日本人? | 男 |
レイスケ・オキシマ | ??? | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)副隊長 | 日本人? | 男 |
レイジ・サタケ | ??? | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)本部長 | 日本人? | 男 |
タイチロウ・カゲウラ | ??? | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)作戦本部長 | 日本人? | 男 |
ケレネウス・ヴィットル・アルビナス | 43 | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)人事本部長 | ラヴィリア人 | 男 |
レーヴェルス・フォン・シュヴァルツシルト | ??? | Schwarzen Schwert Schutz Staffel(SSSS)保安部総長 | ??? | 男 |
党概要
国家社会主義サライア労働者党(こっかしゃかいしゅぎサライアろうどうしゃとう)は、サライア国家社会主義銀河帝国の極右政党。かつてのナチス・ドイツのように一般的にナチス、または新ナチ党と呼ばれる。地球歴2017年8月9日に前身のサライア軍事改進党が設立され、当時の旧サライア民主共和国(現サライア国家社会主義銀河帝国)の右翼政党の先駆けであった。そして2021年の選挙によって、当時第一党であった民主党を抜き、議会の過半数を占め、政権与党となった軍事改進党は、指導者であるエーリアス・アドリス・ライカを首相として一党独裁政治を行った。そして、地球歴2024年にサライア民主共和国は現在のサライア国家社会主義銀河帝国へと改名。ライカは総統と名乗り、彼女の政策によって飛躍的に進歩した科学力によって齎された軍事力によって周辺の星系を併合し、様々な民族を取り込んでいった。現在も、サライアの第一党として活動を継続している。
思想
党内では、ライカの指導を絶対のものとして受け入れるという点においてはあまり異論はなかったが、新ナチ運動の内実は地域ごとの党組織や党職能組織、突撃隊、党有力者がその時々の状況に応じて勝手に活動していることが多く、統一された運動とは言い難い。全体的に見て、特にまとまった政策綱領のようなものはあまり存在しなかった。しかしそれが逆に党の各組織を競合的に発展させ、何故か運動にダイナミズムを与えていた。これは地方統治者に、担当地への愛着を持つ者が多かったという事もあったという。
この党は銀河大恐慌による社会不安や議会政治の混迷の原因を全て、極端な資本主義と共産主義に帰せ、強力な指導者が、同じように苦しむ多くの民族を導く「多民族共同体」を樹立することが必要であるとする単純なスローガンや運動が持つ若々しさは恐慌に喘ぐ国民に現状突破のシンボルとして広く訴えかけるものがあった。その中でも新ナチ党は自らを既存体制側政党と対決する基本的選択肢であることを示し、ナチス・ドイツと同様に、競合する他党を影響力を持つ社会的利害団体の傀儡に過ぎないと中傷して自らを唯一の国民運動と宣伝した。(その後第一党となった新ナチ党は、共産党等の各政党に対して中傷の件を秘密裏に謝罪した)
反同化主義・反浄化主義
新ナチ党は、宇宙に点在する特殊な生命体が掲げる、全ての知的生命体を自分達の繁栄の為の苗床の様に考える同化主義や、一部の種族が持つ、自分達の民族以外を不要と考え、完全に絶滅させるという浄化主義に対しては断固として反対し、真っ向からの対立を主張している。これらの思想は、多くの民族が同じように恐れている思想であり、新ナチ党の目標の一つとして、この二つの危険極まりない思想からの多くの民族の保護がある。これは新ナチ党の重要な目標でもある。
多民族主義・民族保護
ライカは、旧サライアに存在した極端な民族差別を問題視し、数多の民族の保護を党に提案。これは、ライカ本人がかつて各地を回った時に体験した事が基であり、決して軽視してはならない文化や伝統、技術を守り保護する為であった。そのため新ナチ党には、アーリア人至上主義を唱えたナチスドイツとは反対に、多民族主義と民族保護と言う思想が存在し、宇宙に存在する無数の民族と共存し、多数少数にかかわらず保護する事が目的であった。その為サライア領内では現在確認されているだけでも数百の民族が存在し、古代から続く伝統文化も殆どが消失せずに現在まで続いている。その為、ライカは地球歴2054年に『神聖リトリシアス白色銀河帝国』の『カデラシウス34世』から、銀河平和大星章を授与された。*1
党史
黎明期
地球歴1990年初頭に、サライア軍事改進党のさらに前身である軍事社会党がサルファリカ市*2にて結成された。当時サライアの猛将であったギネヴラン・アルダーレン将軍は所属していた政党から離反し、軍事社会党の指導者として活動を始め、軍事社会党は当初、共産主義、平和主義、裏社会に対抗する事を目的としていた。
当初のこの党の幹部の殆どは、アルダーレン将軍の親しい友人や商人、軍事関連の職人などであったが、党の思想が当時の国としては過激すぎた為に支持者は増えることはなく、党員は54名のままであった。
そこでアルダーレン将軍は新聞記者であるマリガル・フェリトロンと共に91年4月2日に、当時は地位の低かった若く活気のある兵隊に目をつけ『若年兵サークル』を結成し、サライア軍事改進党の基礎となる部分を作り上げた。そして同時にこの時、エーリアス・アドリス・ライカが傭兵団と多くの仲間を連れて党に加盟していた。
創設当初の党はわずか50人ほどの小さな政治的サークルに過ぎなかった。しかし党は右派組織サルファリカ労働者連盟や、ティロニッカ・アヴェイラッテル民間軍事協会等その他多くの右派組織の支援を受けており、マジオ・パネラのような旧サライア軍関係者も党員であった。第一議長フェリトロンやその背後にいたサルファリカ連盟の指導者は軍事社会党の崩壊や、裏社会による反国家的陰謀を防ぐため、閉鎖的なサークルの状態から政治運動に間接的な影響を与えることが望ましいと考えていた。党の集会は比較的盛況であり、毎週260人ほどの聴衆を集めていた。
軍事社会党でのライカの台頭
当時エーリアス・アドリス・ライカは大規模な傭兵師団を組織しており、軍事党には「興味があるから」という理由で接近したに過ぎなかった。だが、同党が91年3月末に開催した集会に参加し、アルダーレン将軍との殴り合いを含めた壮絶な論争を経て、傭兵師団を引き連れて入党。当初傭兵達は雇われたという名目の為党員には含まれなかったが、ライカによって『黒剣親衛隊(SSSS)』に改名され党に組み込まれたことによって、傭兵達は親衛隊員として党での地位を確立した。
ライカ自身は、党内で食事以外に特に何かを主張をすることはあまりなかったが、バカでかい声とその巨体が注目を集め、集会で演説*3を行っていき、その知識量と、掌に持つ軍事力から、党には必要不可欠な存在となっていた。
そして時が経ち、アルダーレン将軍が死去すると、ライカは党の新たな指導者として担ぎ上げられ、新指導者に就任。同時に党を改称し、サライア軍事改進党へと改めた。ここから、ライカを筆頭とする活動が始まった。
サライア軍事改進党
ライカが指導者となり、軍事社会党からサライア軍事改進党へと変化した党だが、当時の与党であった社会民主党政権が勢い付いてきた軍事改進党を危険視した為に、サルファリカ本星南半球の殆どの州では軍事改進党は禁止され、北半球でも禁止となっている州が多く、地方の州で勢力を拡大するにとどまっていた。そこでライカは傭兵団時代の稼ぎを使い、今まで以上に貧困層や労働者階級への支援を行う事で支持を獲得する方法をとった。これによって膨大な支持を得た軍事改進党は爆発的に党員を増やし、活動もより大規模なものになっていった。この時党員数は親衛隊員を除いて約三万六千人となっており、地方役人にも入党者が現れ始めていた。