この項目には、海田市帝國の鉄道の概要について記載する。詳しい情報に関しては各社のホームページを参照のこと。
概説
翠筠四年三月廿七日(1852年5月15日)の大空驛ー岩船駅(現・岩泉駅)間の開通を皮切りに、国策として全国に鉄道網が急速に敷設され、海田市帝國鐡道(現・林鉄道)や他の数多くの私鉄へと発展した。また、各都市圏には地下鉄や路面電車(軽便鉄道)が整備されている。世界に例を見ない規模で分刻み・秒単位のスケジュールで運行され、その規模、技術、運営ノウハウ共に世界最高水準と言われる。
定義
海田市帝國の法律では二本のレール(シーネ)を走ることのみが定義され、速さや大きさ等は細かくは規定されていない。(ケーブルカーは鉄道とみなされるが、トロリーバスは鉄道として扱われない。)また、車体を流用することを考え、軌間についてはいくつかの種類にまとめられている。
- 普通鉄道・・・軌間1067mm
- 高速鉄道・・・軌間1435mm
- 軽便鉄道・・・軌間762mm及び1067mm
- 特殊鉄道・・・規定なし(社内構内線やケーブルカー等。)
鉄道網
路線図
路線図には、普通鉄道・高速鉄道の路線を記載する。
凡例
赤線・・・帝國鉄道団
緑線・・・地方鉄道
青線・・・高速鉄道
黒線・・・私鉄
帝國鐵道団
以前、国有鉄道であった会社を総して呼ばれる。旧宮川国鉄のみは帝國鐵道団ではなく地方鉄道に含まれる。
地方鉄道
これには官営である場合(主に地下鉄。軽便鉄道は含めず。)や、帝國鐵道団を親会社に持つ大手私鉄に匹敵する規模をもつ鉄道会社を総する。
- 津澤地方鉄道
- 宮川地方鉄道
- 川俣交通
- 横口市営地下鉄
- 中部電鉄
- 桐原都市交通
- 大天鉄道
- 箭宮急行電氣鐵道
- 黒磯市交通局
大手私鉄
主に和暐國の大都市部や都市間鉄道として役目を果たしている。白波國や群馬國では私鉄ではなく、バス(ブス)により補完されている。これは海田市帝國連邦化前の各国の国策の名残である。
- 南海鉄道
- 山田急行電鉄
- 北宮鉄道
- 岩海急行鉄道
- 吉田鉄道
貨物輸送
複数社を通過することから、調整が容易な帝國鐵道団(及び国土省)が主に運用している。
- 白波鉄道
- 中山鐵道
速度
法的に速度は制限されない。しかし、車体の大きさにより普通鉄道は概ね130km/h以下で運行されている。高速鉄道に関しては顕平十七年現在、営業最高300km/hとなっている。
安全対策
鉄道各社とも、継続的に安全対策への投資を実施している。自動列車制御装置 (ATC) 、自動列車停止装置(ATS) などの基幹的な安全対策は以前より高水準にあったが、普通鉄道でも130km/hで駅を通過することも多々あり、手荷物の飛来が度々問題視されてきた。そこで、政府は国策として各社にホームドアの設置を急ぐよう要請した。